BLUE/RCサクセション -1981-

msnでブログを始める時、HNを何にするかはまったく迷わなかったのだが、
残念ながらそれは使用できなかった。
まぁ、最初から誰かが既に使っていると思っていたし、
更に似たようなものも腐るほどあるだろうと思ったそのHNはもちろんBLUEだ。
その意味だけど、色としては青空などの「青」では無いです。
表すとしたら蒼い月夜の「蒼」。
でも、僕のブログに遊びに来てくれている人達にはバレバレだろうが、
BLUEと名乗りたかった本当で最大の理由は、
RCサクセション81年の傑作アルバム『BLUE』からである。
よって "Blue1981" と名乗ることにしたのですね…。


RCサクセション(2005-11-23)
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さて、これはあまり言われないのだけど、僕が常々思っている事がある。
RCサクセションは続けて同じような内容のアルバムを発表しなかった…という事だ。
唯一『MARVY』と『COVERS』が兄弟的なアルバムであるが、
これ以外はまったくバラバラである。
良く言えばバラエティに富んでおり、悪く言えばメチャクチャである。
しかし、これこそがRCサクセションであったと思う。

そんな中でも群を抜いたハードなサウンドと演奏。
収録曲の素晴らしさと全8曲というあまりにもの潔さ。
まるで人間じゃ無いようなRCサクセションが、
今まで観たことも聴いたことも無いようなライヴを演っていた81年。
こんなときに発表されたのが、この名盤『BLUE』である。
スタジオ録音の新作だが、
実際には既にライヴではお馴染みになっていた曲を収録していたので、
一部のファンからは「また昔の曲を…」等と批判されたりしたらしいが、
少なくとも当時の僕の耳にはそんなことは入ってこなかったので、
それは大変よろしかったと思う。
まぁ、耳に入ってきたとしても、この音の前では関係ねぇけどさ。

「ロックン・ロール・ショー」のヘヴィさは、RC史上で間違いなくNo.1だろう。
良くもまぁこんな音を残したものだ。
古井戸の「飲んだくれジョニィ」を改作したのが「Johnny Blue」だと知ったのはかなり後だ。
もちろん両方とも好き。
三多摩地区に名所を作ってしまった「多摩蘭坂」。
初めてここを訪ねたときの感激は今でも忘れられない。
何と言ってもこの時のことを描いた曲を作ってしまったくらいだ。

この曲のイントロのチャボのギターの音が大好きだった「ガ・ガ・ガ・ガ・ガ」。
この曲の間奏のチャボのギター・ソロが大好きだった「まぼろし」。
この曲のチャボのロックン・ロールなヴォーカルが大好きだった「チャンスは今夜」。

「よそ者」は94年のGLAD ALL OVERのオープニングで演奏されたときは驚きと共に泣けたが、
このオリジナル・ヴァージョンの味わいは絶品。チャボのギターもいい。

ラストを締めくくる「あの娘のレター」は当時から好きだったが、今聴くと更にいい。
本当にいい。凄くいい。

さて、今までいったいどれほどのRCのレコード・レヴューを読んできたかわからないが、
僕の中でダントツで最高の内容を誇るものがある。
それは、清志郎本の決定版と言えるだろう「生卵」の中に収録されているもの。
ミュージシャンを中心に、様々な人がRCを含む清志郎のアルバムをレヴューしているのだが、
グルーヴァーズの藤井一彦氏が『BLUE』のレヴューを書いているのだ。
これはおそらくこれまで書かれた中で、更に今後に書かれるものをすべて含めたとしても、
僕の中ではこれを越えるものは出てこないと思う、それ程の内容である。
全部引用したいくらいだが、持っている人は改めて読んでみてください。
評論家ではなく、ファンが書いたものがいちばんです。

その藤井一彦に倣って、この記事を締めくくりたい。

  退屈なこの国に超名盤が届いた。ぼくは16才だった。


※このエントリーは、以前のブログ『Blueの雑記帳』に書いたものです。
  画像はすべて削除いたしました。
  ここから下は、当時頂いたコメントになります。


Blue1981
Anilineさん

>多摩蘭坂は行く機会逃してます

今はあまり清志郎風な感じじゃなくなっちゃいましたよ。昔のラクガキだらけの石垣があった時代のほうが良かったですね。ご近所にお住まいの人達には申し訳ないですけれど…。
でも、バス停の「多摩蘭坂」という文字を見たときの感動はRCのファンにしかわからない特別なものだと思います。
2006/06/24 12:50



Aniline
>nobuさん
はじめましてでいきなりですが、このアルバムは買って損はないですよ
買いましょ、今、丁度安いですからw 名盤揃いの中でも、充実度大です

「あの娘のレター」なんて今聴いてもジンワリしちゃいます〜
昔、彼氏がブラジルに転勤になって(連れてって貰えず)、その後酷く私が
精神的に参ってた時、eメールじゃなく、MD入れてエアメールくれました。
一番印象的なエアメールで、この曲とイコールになっちゃってる位です。
「とても遠くから」届いた新記録、です今のところは。

多摩蘭坂は行く機会逃してます、何にもなかろうが行きたい場所です、RCのアビーロード!
「甲州街道は〜」を聴きながら甲州街道は何度も走りましたが、どの辺で
タバコをくわえる場所なのか悩むんですよ…ってホンット、どうでもいい話ですんません(笑)

2006/06/24 10:52



Blue1981
nobuさん

いやぁ~アルバムとしても持っていてくださいよ~(笑

確かに「多摩蘭坂」と「まぼろし」がポイントというか、良いアクセントですよね。たった8曲しか収録されていないのに、聴き終わると心地よい疲労感。昔からそんな印象なんですよ、これ。
2006/06/23 23:56



nobu
生卵読み返しちゃいました^^
そうですよね。BLUE・・。
めちゃくちゃカッコいいハードな曲の間に、せつないグッとくる曲があって。
どれも大好きな曲ばかりです。
なのに・・・私、このアルバム持っていないんですよ^^; だって・・。
この頃はリアルタイムで聴いていなくて、その後の、数多いベストやライブ版に、このアルバムの曲はほとんど入っていたんですもん。
今でも愛され続けてる曲ばかり。
やっぱりアルバムとしても持っておくべきかな。
2006/06/23 23:19
(http://ameblo.jp/nobu-s/)


Blue1981
Rainbowさん

もちろん色の「Blue」も好きです。でも、RCサクセションの「BLUE」なんです。

アルバムが発売された当時、「多摩蘭坂」という坂が実在するなんて知らなくて、「何て素敵なタイトルなんだ!」と思っていました。

もしRCのアルバムで人気投票をしたら、「シングル・マン」と最後まで一位を争うのがこの「BLUE」だと思います。私は迷わずに「BLUE」に一票を入れます。ただ、めちゃくちゃハードでヘヴィな音ですよ~。
2006/06/23 22:57



Rainbow
Blue1981さんというお名前・・・・

1981が西暦であろうことは想像できていましたが、
やはり色のブルーかと思っていました。

BLUEというアルバムがあったのですね。

多摩蘭坂という曲はこのアルバムに入っているのですか。
あちこちでその曲の名前に触れました。

大好きなんですね。
このアルバム。
ああ、このアルバムをすぐに聴きたいと思いました。

ありがとうございます。
嬉しい記事でした。
予習、させてもらいます。
2006/06/23 22:23
(http://ameblo.jp/rainbowgraf/)


Blue1981
和歌之介さん

コメントと共にトラバもありがとうございます。「よそ者」。 ”最後のバラードまで そばにいてくれる” の歌詞もいいですよね。

それと、RCサクセション・トリビュートイベント「或日作成SHOW!! Vol.5」の成功を祈っています。心から…。

2006/06/23 22:14



Blue1981
月見家さん

藤井一彦。清志郎のバックで弾いて欲しいギタリストNo.1です。「RESPECT!」でのちょっとしたプレイじゃ物足りません。頭脳警察が彼のギターによって更に新しい魅力が出たように、清志郎の曲はパワー・アップすること間違いなしですよ。

特にRCの曲を藤井一彦のギターで演奏する…。これを想像しただけで…。
2006/06/23 22:09



和歌之介
私も「BLUE」が一番好きです。
関連記事をトラバさせていただきました。

野音チケット、ぴあのプレリザーブははずれてしまいました…(涙)
あとはeプラスに願いを!

2006/06/23 16:37
(http://plaza.rakuten.co.jp/aruhisakuseishow/)


月見家
>グルーヴァーズの藤井一彦氏

偶然というのか、シンクロニシティというのか…実は今日、会社帰りの電車の中でグルーヴァーズを聴きながら、藤井一彦氏とRCのことについて思いをめぐらせていたばかりなんですよね。

なので、この記事を拝見したときには「おぉっ…」と驚いてしまいました。

まぁ、おたがい、野音のことが頭にあるせいで、心の中がどうしてもRCモードになっているからなんだろうとは思いますが…。

それにしても藤井一彦氏のことでカブるというのはレアケースかもしれませんね。
2006/06/22 23:40
(http://moon.ap.teacup.com/tsukimiya/)
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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