PLEASE/RCサクセション -1980-

僕にとっての『PLEASE』は、新生RCサクセションの実質的な1stアルバムだ。
もちろん『RHAPSODY』がこの前にリリースされていたが、
やはりライヴ・アルバムというのは異質な作品である。
早くスタジオ録音の新作を聴きたいと、当時のティーンエイジャー達は待っていたのだ。


RCサクセション(2005-11-23)
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このアルバムを買ってきた日のことは今でもハッキリと憶えている。
寒い日だった。
家に帰り、早速プレーヤーにレコードを乗せる。
歯切れの良いアコースティック・ギターのカッティング。
チャボのギターもG-2のピアノも心地よい。
そこへ清志郎のあのヴォーカルが「別れたりは しない♪」と歌いだす…。
あぁ、RCサクセションだぁ…。僕はこれを聴きたかったんだよ…。

友人から電話がかかってきた。こいつは僕にRCを教えた張本人である。

  友人「聴いてる?」
  僕「聴いてる」
  友人「どう?」
  僕「感動してる」

こんな会話だった。
そのときにかかっていた曲は「モーニング・コールをよろしく」だった。

今聴くとその音作りがかなりPOPだし『RHAPSODY』や『BLUE』と比べるとやたら軽いサウンドだ。
でも、それは今だからそう感じるのであって、
当時はそんな風に(少なくとも)僕は思わなかった。
だってこの音だからこその「ダーリン・ミシン」や「モーニング・コールをよろしく」だし。
「たとえばこんなラヴ・ソング」「SWEET SOUL MUSIC」なんかにも合っていると思う。
ただ、さすがに「いい事ばかりはありゃしない」と「あきれて物も言えない」は、
ヘヴィな音で聴きたかったけれどね。

まぁ音のことはともかく、
何よりもRCサクセション・クラシックスと言える曲だらけというのが最大の魅力だ。

  "このレコードは、すべてバンドマンだけで演奏されています。安心してご利用ください"

ライナーにクレジットされているこういったセンスもRCっぽさであり、当時は好きだった。
ちなみに『RHAPSODY』と『シングル・マン』にも同様のクレジットがあります。

そしてこのアルバムの価値を最大に高めているのが、
帯にも堂々とIncluding hit singleと書かれた名曲「トランジスタ・ラジオ」であろう。
何も知らずに聴いても耳に残るメロディとフレーズ、そして歌詞が散りばめられている。

 授業 サボる 陽のあたる場所 屋上 たばこのけむり 内ポケット
 彼女 教科書 ベイ・エリア リバプール…

最後の "君の知らないメロディー 聞いたことのないヒット曲" のリフレインは、
ずーっと evergreen だ。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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