幻の男たち / 浅川マキ LIVE 1984

70年代のオリジナル・アルバムだけとはいえ、
浅川マキの音へこれだけのめり込み、加えて関連書籍を手にし、
更にネットでも色々と調べる日々が続けば、当然のようにこの作品にぶち当たる。
1984年、池袋は文芸座(6月)と、
京大西部講堂(9月)でのライヴを収録した映像作品だ。

浅川マキ
EMIミュージック・ジャパン
発売日:2004-12-08

この作品が制作された背景や、そのバンド・メンバーを含めての当時の音楽性。
そして彼女の音楽活動の中でしめる位置などについて詳しいことは把握できていないのだが、
そんな僕でも、ライヴ映像が作品として残されていることの重要性は理解できるつもりだ。

オープニングのシーン。
「淋しさには名前がない」が歌われているのだが、画面は静止画が続く。

僕は早くマキさんの姿を観たいのである。
生でなくとも、すぐにでもマキさんが歌う姿を観たいのである。
なのに、この静止画の編集は、実に3分ほど続くのである。

何という焦らし方であろうか。

そんな思いで画面を観ていた僕の前に、
これまで写真でしか観た事が無かった、あの、黒い浅川マキが突然現れる。

言葉が無かった。

それは感動…だったのだろうか。
それとも、別の感情だったのだろうか。
初めて観る、その姿に圧倒された。

中盤、京大西部講堂のステージ。
ピンスポットがあたる場所に登場するシーンの何というカッコ良さ。
痺れた。

アコースティック・ギター一本をバックにした「ハスリン・ダン」。
短いながらも強烈な印象を残す感動的な「それはスポットライトではない」。
後藤次利のベースが印象的な「町の汽船」。
そしてラストを美しく飾る「夕凪のとき」。
素晴らしかった。

バンドのメンバーをひとりひとり紹介し、
曲(「夕凪のとき」)が終わって観ることができる素敵な笑顔。
ヴォーカルや演奏の素晴らしさはもちろんなのだけれど、
僕にとってはラストで観られるこのシーンだけで、最高の映像作品と言える。
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