50年目のインタヴュー

ブログには書かなかったけれど、
2010年の最後にとても印象的なシーンを目にした。
幕張メッセでのCOUNTDOWN JAPAN、CHABO BAND。

2009年もそうだったが、セッティングのときに、
ステージ袖に渋谷さんがいるのが確認できた。
更に僕の位置からはメンバーが出てくるところが見渡せたのだが、
チャボはステージに出る前に渋谷さんと握手し、抱き合っていた。
あぁ、いいシーンだなぁ…って思った。
このシーンが未だに目に焼きついている。

     **********

遊びも含めて年末が忙しかったので、年が明けてからは特に何もせずにすごした。
本を読んで音楽を聴いて…といういつもの生活で、まったくお正月らしくない。
そんな中で、読書とは別に、ROCKIN'ON JAPAN誌上でのチャボのインタビューを読み返した。
結構、普段から頻繁に引っ張り出して読んではいるのだけれど、
久しぶりに見返した号もあり、なかなか充実した良い時間だった。

とにかく読み応えがあるものばかりなのだが、
何といっても僕にとっては1990年3月号に掲載されたインタヴューである。

CIMG8942.jpg CIMG8943.jpg

この号はRC SUCCESSION SPECIAL!と銘打たれ、
その内容は清志郎とリンコの対談によるRC20年史と、
仲井戸麗市4年ぶりのソロ・アルバム 『絵』 の全曲解説インタヴューの二本立てだった。
ちなみに、清志郎とリンコの対談は、後に単行本化された。

忌野 清志郎,仲井戸 麗市,小林 和生
ロッキング・オン
発売日:1991-02

仲井戸麗市の2ndアルバム 『絵』 。
ROCKIN'ON JAPAN1990年3月号のインタヴュー。
ツアー STILL ALIVE AND WELL。

この3つが僕に教えてくれたもの、
僕に気が付かせてくれたもの、
そして僕を肯定してくれたことは、
本当に本当に、とてもとても大きかった。
今の僕の半分を形成してくれた…と言っても、
もしかしたら大袈裟では無いかもしれない。

CIMG8944.jpg

雑誌に掲載された単なるインタヴューだが、
当時の僕には間違いなく人生のバイブルであった。
よって、僕にとって仲井戸麗市が決定的な存在になったのが、
まさにこの時期、1990年だった。

     **********

JAPANだけでなく、bridge誌も含めれば、
かなりのインタヴューを渋谷さんはチャボにしている。
それを80年代からリアル・タイムで読み続けてきているが、
これまではそれを、良い意味であまり重く考えた事はなかった。
何だか当然のことで、自然なことに感じていたようだ。

でも、COUNTDOWN JAPANのステージ袖で抱き合う二人を見たときに、
二人のあいだに流れるとてつもなく長く太い時間と、
クサイ言葉だけれど、友情を感じてしまったのだ。

2009年6月に出版された ROCKIN'ON JAPAN 特別号 忌野清志郎 1951-2009
ここでのチャボのインタヴューに、こんな発言がある。
渋谷さんの " 取材にチャボが応えてくれるかわからなかったけど… " を受けて、

  渋谷とキヨシの話すんのも…いいのかなあと思って、来さしてもらったよ 

今でもこれは凄いと思う。

同じインタヴューで渋谷さんは、
" 50年目のチャボ×清志郎インタヴューをやりたかったよね " と言っている。
もう叶わないことだけれど、でも、50年目の仲井戸麗市×渋谷陽一ならできる。
これは絶対に実現させて欲しい。

その前に、渋谷さんに是非、やってもらいたいのは、
2009年の10月 『I STAND ALONE』 から2010年のCOUNTDOWN JAPANまでを振り返る、
チャボのロング・インタヴューだ。
久しぶりに2万字インタヴューを復活させてもらいたい。
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チャボと渋谷さん

チャボについて書かれた文章の中で一番好きなのが、渋谷さんによる「works」のライナーです。
チャボへの特別な思いがあふれていて・・・。

ちなみに、清志郎について書かれたもので一番好きなのは、「ミスターハイファッション」清志郎特集にチャボが寄せた文章です。
どちらも2000年ですね。

Re: 夢風さん

> チャボについて書かれた文章の中で一番好きなのが、渋谷さんによる「works」のライナーです。

これは名文ですよね。
ファンはそれぞれが自分にしかわからないチャボを持っている…というのも、
そのチャボを他のヤツがわかってたまるか…というのも共感します。

> 清志郎について書かれたもので一番好きなのは、
> 「ミスターハイファッション」清志郎特集にチャボが寄せた文章です。

あぁ、私もここで引用しましたが、これも名文ですね。
音楽誌じゃないので、そんなに知られていないんじゃないかと思われるのが残念ですが。

1990年は…。

1990年のJAPAN1月号の渋谷さんによるチャボへのインタビューで、
まだ『絵』の制作進行中の時ですね、タイマーズについて話してたり
「解散はしないけどさ。RCっていうのはなくなんないんじゃないかな」とか
「…いや、清志郎がいればRCはあるからさ」だったり。

このインタビューには、清志郎他、花田くん、春日くん、パッパラーくん、ルーザー、泉谷、
大江、江戸アケミ(どなたでしたっけ)、早川義夫…と色々な名前が出てくる。
チャボもRCより他のことに多いに目を向けてるという感じがしますかね…。

日々の泡立ちの渋谷さんのあとがきには、メンバー脱退のことに関して
チャボに聞きたかったけど、断られたようで…。

どんな心境でいたのかな…チャボ…?って思いますね、これらを今読むと。

★Profileのところのrock'in onは持ってないです。すごい。。
まだJAPANがない頃は見開き2ページだけでもRCが載ってると買ってました。
でもよく知らない外国人アーティストの記事もエッセイみたいで面白いと
よく思った記憶もあります。。

Re: tamaさん

> 1990年のJAPAN1月号の渋谷さんによるチャボへのインタビューで、
> まだ『絵』の制作進行中の時ですね、タイマーズについて話してたり

この号もお正月には久しぶりに読み返しましたねぇ。

> 「解散はしないけどさ。RCっていうのはなくなんないんじゃないかな」とか
> 「…いや、清志郎がいればRCはあるからさ」だったり。

チャボは本当にそう思っていたんじゃないかな?
このときに抜けることはまだ決めていなかったと思うけれども。

> このインタビューには、清志郎他、花田くん、春日くん、パッパラーくん、ルーザー、泉谷、
> 大江、江戸アケミ(どなたでしたっけ)、早川義夫…と色々な名前が出てくる。
> チャボもRCより他のことに多いに目を向けてるという感じがしますかね…。

あぁ、そうなのかもしれませんね。
後から見て考えると面白いな。
ちなみにアケミはじゃがたらの人です。

> ★Profileのところのrock'in onは持ってないです。すごい。

記念すべき日本人アーティストが初めて表紙になった号ですね。

No title

ごぶさたしてます(^^)
「50年目の仲井戸麗市×渋谷陽一」いいですね。
2万字でも足りなさそうですね。
1冊特集号でもできそうな感じです(笑)

渋谷さんのブログにCHABOがでてくるときの記事が
さりげなく、でも、仲いいんだろうなぁと思わせてくれて好きです♪

Re: み~さん

> 1冊特集号でもできそうな感じです(笑)

あ、それ賛成です!
最初から単行本でもいいな。

> 渋谷さんのブログにCHABOがでてくるときの記事が
> さりげなく、でも、仲いいんだろうなぁと思わせてくれて好きです♪

あぁ、そうですね。確かにいいですね。
で、そこに載るチャボの表情もいいんだよなぁ。

ROJのインタビュー

93年の「DADA」発表時のインタビューも良かったですね。凄い「ロック・モード」の頃で。前向きでノッてる感じが伝わって来ました。85年のファーストソロの時の控えめな感じとは随分違いました。どちらのモードのチャボも好きですが・・・。一方、揉めに揉めたのは「風景」の歌詞についてでしたっけ?「ニジェールの手紙」について?かなり激しく意見を戦わせましたね。あれは渋谷さんだから出来たんだろうな。真剣勝負でした。

Re: デッカードさん

> 一方、揉めに揉めたのは「風景」の歌詞についてでしたっけ?「ニジェールの手紙」について?

ニジェールですね。bridge誌でした。
あれは読んでいてハラハラしたなぁ(笑)。
でも、いいインタヴューだったと思います。

渋谷さんとは・・・

Blueさんご指摘の通り、「ニジェール」での論争はbridge誌でしたね。rockin' on, ROCKIN' ON JAPAN, bridgeと続いて来ましたね。最初のBOOKの時はまだrockin' onでした。原口統三の話とかしてますよね・・・。渋谷さんとはラジオも思い出深いです。「DADA」の頃でしたか、「ラジオ」を弾き語りしてくれましたよね。「ウルフマン・ジャック・ショー」の後に「しぶやよういち、頑張れよ」、ラストの「She loves you,yeah,yeah,yeah!」の後には「ミュージックスクエア」(番組名)と特別に挿入される大サービスぶり。あれは良かった。「絵」の時のインタビューも印象深いです。「ホームタウン」の歌詞「ジェファーソンエアプレイン」を指摘され「ガンズ・アンド・ローゼスとどっちにしようかと思ったんだけど・・・」みたいな会話が楽しかったです。

Re: デッカードさん

GO!!60が終わった今、渋谷さんとゆっくり話をして欲しいなぁなんて思います。
いい話が聞けるんじゃないかなぁ。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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