新谷祥子 マリンバ弾きがたり 1st Album 発売記念ライヴ「バイバイオータム!」 南青山MANDALA 2010.11.20

前回のライヴを観たときの感想に、僕はこんな風に記した。

  新谷さんのライヴが素晴らしいのは、観るたびに内容が毎回違うことだ
  もちろん似たような雰囲気ではあるけれど、伝わってくるものは明らかに違う

10月20日に発売になった1stアルバムのレコ発ライヴである。
普通に考えれば、その収録曲を中心にしたメニューになるだろうし、
もちろんお客さんの中にも、それを期待して来る人は多いだろうと思う。

Image1011201.jpg Image1011202.jpg

しかし、彼女…新谷祥子はこれまでのスタイルを変えることはしなかった。
1stアルバムの曲がメインということではなく、
あくまでも今の自分がやりたいこと、歌いたいこと、観てもらいたいこと、聴かせたい曲…を披露。
既に次を見据えたような、こういった彼女の姿勢に触れ、
" スゲェな、新谷さん " と感動したライヴとなった。

ライヴは、いきなり「Let It Be」「いちご白書をもう一度」「小さい秋みつけた」のカヴァー三連発。
既に彼女の世界に引き込まれるが、こういった流れは得意としているところだろう。
MCが入って一息つき、さて、アルバム収録曲が来るぞ…と思っていたら、
新曲が演奏されるのである。
肩透かしというよりも、ここで完璧に彼女のペースにハマってしまった。
後は目の前で繰り広げられるライヴに身を任せるだけである。

演奏する前に、その曲について、MCで詳しく話してくれることも多いので、
その曲の世界にすんなりと入っていけるというのも彼女のライヴの特徴だと思う。
よって、新曲や初めて聴く曲が演奏されても、構えるようなことなく、
それどころか、それなりに理解できてしまうことがあったりする。
この日もそんなライヴだったと思う。
中でも、隅田川の水上バスから作られたという「卑弥呼」が個人的に印象的な曲だった。

さて、そうは言っても、アルバム収録曲の素晴らしさは光っていた。
この日に演奏されたのは「黄昏ピーコック」「鐘は鳴る」「クレッセント」「冬の線路」の4曲。
当然、それぞれがアルバム・ヴァージョンとは姿を変えていた。
「黄昏ピーコック」は、ヴォーカル・パートがラフになった分、ワイルドでカッコ良かった。
「鐘は鳴る」は、マリンバのみのシンプルな演奏のためか、メロディの素晴らしさが引き立っていた。
「クレッセント」は、楽器を操る姿も見どころであったし、奏でられる音が絶妙で聴き応え抜群。

そして、この日のライヴのラスト・ナンバーとして歌われた「冬の線路」。
個人的にスタンダード化が決定しているこの感動的な曲は、
ふるさとというものを持たない僕のような人の心にも響く。
名曲と言うのは、こういう曲を指す。

帰宅後、彼女のCDを聴く。
ライヴの余韻に浸り、今後への期待が膨らむ。

素敵な秋の夜だった。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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