ある日出会った、大好きな男の子の話

未だに実感が無いと言いながらもチャボが語る…語ってくれる忌野清志郎。
去年はさすがに僕もそれを聞いたり読んだりするのは辛い思いをしたものだが、
最近はちょっと様子が違ってきている。
それを表せるうまい言葉を見つけられないので、
もしかしたら誤解を受けるかもしれないが、
チャボが語る清志郎が、何だか活き活きしているように感じることがある。

話の中でチャボは " キヨシ " と言う事も多いが、
この場合はほとんど " 清志郎 " か " 清志郎くん " に言い直す。
理由はわからないけれど、これはチャボの意志なのだろう。

そんな風に " 清志郎は、清志郎くんは " とチャボが語るエピソードの中の清志郎は、
その姿や動きを僕の中でハッキリと確認することができるし、
知らない時代の見たことが無い場面の初めて聞く話でも、見事に共有できる。
これはある時期から思うようになったことだけれど、本当に共有できるのだ。
いちいち そうなんだよ とか、わかるよ とか、俺もだよ とか、
そんなことがそれこそ数限りなくある。

ファンとしての思い入れと言われてしまえばそれまでだ。
でも、二人に対して持つこの思いは、
僕の中では間違いなくリアルだし、
絶対に他の誰であっても理解できないことだし、
更に僕と同じような人が何千人、もしかしたら何万人もいるだろうことも知っているから、
まったく気にしない。

そして、そんな中の清志郎(とチャボ)は、
いつも笑顔だし、楽しそうだし、嬉しそうだし…だ。
もちろん、それを感じる僕も、笑顔だし、楽しいし、嬉しいということだ。

チャボが清志郎を歌い語る…ということが、
どれだけファンの中に空いた穴や隙間を埋めてくれるのかはわからない。
でも、僕自身は去年の5月以来、
それらに助けられてきたし、今でも助けられているし、これからも助けられ続けるだろう。

新井敏記
スイッチパブリッシング
発売日:2010-10-20

SWITCH11月号に掲載されているチャボのインタヴューをまとめた記事が素敵だ。
LOVE さまざまな愛のかたち という特集の中で、清志郎へのそれが語られている。
ここでのチャボは格闘という言葉を使って現在の辛さを表現しているように、
やはり、まだまだなんだな…ということがわかるけれど、
この記事を読んだ僕自身は、吹っ切れたとまでは言い切れないが、
何だかそれに似た印象というか、感想というか、そんな風なことを思った。
こういう記事を読むと良く言われるし、僕も言うことはあるけれど、
明らかにそういう " 泣けたよ " というのとは違う。
ポジティヴで前を向ける思いを持つことができた。

清志郎の作品との距離。
今後どうしていくのか。

チャボはこんな風に言っている。

  自分が歌わなければ、ということでもないし、
  歌わないようにしよう、ということでもないから

この通りの気持ちなのだろう。
でも、チャボは清志郎を歌えるんだよ。
RCサクセションを歌うことができるんだよ。
だって、あなたは仲井戸麗市なのだから。

今後、その都度どういったカタチになるかはわからないけれど、
RCサクセションを、忌野清志郎を歌わない、語らないというチャボは、
絶対にあり得ないと思う。

チャボが言う自然な自分でいられたら…ということ。
清志郎やRCを歌う、そして語るということは、
チャボにとって自然なことだと僕は思うからだ。

P.S.
それにしても 『詩とファンタジー』 にチャボが寄せたコメントを、
まさか後にこんな風にチャボ自身が再び取り上げることになるとは…。
あれは、とても大きな意味を持っているコメントだったのかもしれない。
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No title

チャボが清志郎を歌い、語る・・・・・・

どれだけ、救われたか、助けられたか・・・

ファンは、皆同じですね。

チャボが歌えば、清志郎が見える・・・

とても自然な事・・・

それが自然ですよね。








SWITCH

チャボの言う「センス」に深く共感しました。
わたしは一ファンにすぎないけれど、清志郎になぜこんなに惹きつけられるかというと、詞、楽曲やヴォーカルはもちろんのこと、話したり書いたりする言葉、ファッション、楽器やカヴァー曲、表情やステージ上でのちょっとした動き、そして生き方にいたるまで、すべてに満ちている「特出したセンス」に魅了されるからなんです。

チャボのことを大好きでたまらないっていう顔で見ながら「お前のことはなんとも思ってないぜ」なんていう清志郎。
想像しただけで、幸せな光景ですね。

Re: GAKOさん


> チャボが歌えば、清志郎が見える・・・
> とても自然な事・・・
> それが自然ですよね。

はい、そう思っています。
今回のGO!!60ツアーや出演したEventでのチャボは、
私の想像や予想を超えてのFor清志郎でしたし。

Re: 夢風さん

> 「お前のことはなんとも思ってないぜ」

清志郎はこれ、間違いなく言うと思いますね。
そして、それをわかっているチャボ。
まさに わかっていてくれる です。

雲の上でのライブ、いい席とっといて。

私はRCを何度も一緒に観に行った友人が天国に旅立っておりまして
生きてたら今頃RCの話なんかして盛り上がりたかったんですが
彼女の方は“そういえばあんたによく付き合わされたわ”とか
(毎度毎度誘って地方から下宿の彼女には少々お財布大変だったたかも)
果てには“前向きに生きろ”(笑)とか言われそうな感じ。

『SWITCH』に書いてあること、とても理解出来た気がする。
一番近いところにいる清志郎ファンみたいなチャボ。
この世で出逢う事が出来た幸せなふたり、でもありますよね。
チャボが淋しい気持ちに陥ってしまわないように
助けてあげたいですね…

明日、武道館にチャボを観にいけることになりました。
それでMANDALAで言ってた、桜井さんのこと、
つい昨日ぐらいに思い出して…。
どういった流れなのか…初めてのライブ。

Re: tamaさん

> 私はRCを何度も一緒に観に行った友人が天国に旅立っておりまして

そうでしたか…。

> 『SWITCH』に書いてあること、とても理解出来た気がする。

tamaさんなりの受け止め方があるのでしょうね。

> 明日、武道館にチャボを観にいけることになりました。

おお!
私は行きませんので、チャボの様子を掲示板で知らせてもらえると嬉しいです。

読んでみます!

この雑誌、スルーしようと思ってました。
本屋でめくってみたものの、立ち読みする気にもなれず、気軽に読めるものではないなと…
買うか…んー、でも、どうしよう…高い…なんて(笑)悩んでやめたんです。

Blueさんの記事を読んで、このインタビュー読みたくなりました。ありがとうございます!
買って読んでみます。

「悩まずに買いなさい」と、Blueさんに言われそうですが(笑)

Re: ヒナさん

> この雑誌、スルーしようと思ってました。

スルー?それはいけません。
ファンならば立ち読みでも読むべき記事だと思います。

> 「悩まずに買いなさい」と、Blueさんに言われそうですが(笑)

ヒナさんみたいにこの記事だけで買うか…と悩む人はいるでしょうね。
でも、悩んでも買いなさい(笑)。

この雑誌

ノー・マークでした!
チェックしてこなくちゃ。

>" 清志郎 " か " 清志郎くん " に言い直す。

チャボの中ではキヨシなんだけど、みんなの前で話す時は清志郎って言わなくちゃ
と思ってるんじゃないでしょうか?
誠実な人ですからね(笑)

>自分が歌わなければ、ということでもないし、
  歌わないようにしよう、ということでもないから

これも作為的にならず自然体でやっていきたいってことですよね、きっと。




Re: LA MOSCAさん

> チャボの中ではキヨシなんだけど、みんなの前で話す時は清志郎って言わなくちゃ
> と思ってるんじゃないでしょうか?

キヨシだと、自分の中でリアル過ぎるのかなぁ…なんてことも思いました。

> これも作為的にならず自然体でやっていきたいってことですよね、きっと。

今は歌うことが自然なんでしょうね。

目に浮かびます

先日のAXでのチャボの話。
「清志郎には夏も似合うけど、冬も似合う。
冬に、オーバーコートを着て、マフラー巻いて、手袋をはめて…、レコードを片手に現れるんだ」って。
ゴキゲンなレコードを手に入れて、早くチャボに聴かせたくて…。笑顔の清志郎がホント目に浮かぶ。
そして、こういう思いを、清志郎が大好きな人たちと共有できることを嬉しく思います。

Re: keiさん

> 清志郎には夏も似合うけど、冬も似合う。

清志郎はマフラーが好きだった…って言ってましたね。
チャボにはこれからも色々な話を聞かせて欲しいです。

「あの日」から「現在(いま)」。

「あの日」以来、さまざまなシーンで清志郎を語ってきたチャボ。


「あの日」の直後からしばらくは、そういうチャボを見る度、聞く度に、寂しさやつらさ、悲しさや痛みで、胸がいっぱいになってしまう、そればかりでした。

が、最近はそればかりではなくなりました。

逆にあたたかさで胸がいっぱいになることのほうが多くなってきたような気がします。


それは、私たち自身の「清志郎の不在」に対する気持ちのありかたが、少しずつ変わりつつあるのかも、ということももちろんだと思うのですが、

(もちろん、今もそのような気持ちにはなれない、という方もいらっしゃるとも思いますが)

もしかするとそれは、チャボにしても同じなのではないかと思うのです。


チャボが清志郎を思うとき、悲しさや喪失感だけでなく、どこかあったかい気持ちになれるような瞬間が少しでもあるとしたら、私は嬉しい。



「不在」に対する寂しさや悲しさは、決して消えることはないけれど、それが薄らいだりちいさくなったりするならば、

たとえばそれは、「月の引力」により満ちたり引いたりする「海」のようなもの。
時化たり、凪いだり、
冷たくもあり、あたたかくもある。

「月」は清志郎…。


うーん。詩的。(笑)


なんだか、海に浮かぶ満月が見たくなってきました。
これから台風が来るっていうのに(笑)



こういうふうに夜な夜な清志郎やチャボのことを思い浮かべる、そのこと自体が、「愛」ですね。


Re: きよみさん

GO!!60ツアーが終わった後、10月は色々なことを思い返しています。
歌詞集 『My R&R』 の「Are You Alright?」以降を読み直し、
これらの曲を歌ったMANDALAでのライヴを思い出し、
2009年から2010年と自分なりに振り返ってみる…などです。
1年半という時間が長かったのか短かったのかは良くわかりませんが、
自分が去年とは違うところにいるという実感だけはあります。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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