夜会VOL.16 ~夜物語~ 本家・今晩屋/中島みゆき -2010-

ストーリー云々を超えて楽しめた 『夜会 VOL.15~夜物語~「元祖・今晩屋」』 であるが、
そのリニューアル版である 『本家・今晩屋』 が映像化された。

エイベックス・マーケティング
発売日:2010-10-13

中島発言から想像するに、再演ヴァージョンは初演と比べわかりやすくなっているようだ。
更に今回の映像作品にはセリフと歌詞が含まれた台本が付いているので、
じっくりとストーリーを追うことができ、理解するのに役立つかもしれない。

でも、それでも僕が今回の作品になった今晩屋を観て思うのは、
やはりストーリーを超えた、演劇化された音楽の素晴らしさだった。

これは、やばい。
本当に、やばい。

どちらかと言えば前半に多いが、中島みゆきによるコミカルな演技やセリフ。
これは不要だろうと思われるほど、後半のクライマックスがとんでもない。
生で観たときも感じたけれど、こうして家のモニターで観ても、
ここは変わらぬどころか、感動が更に増している。

歌われる曲は、アルバム 『DRAMA!』 に収録されていないものも含め、すべてが良い。
メロディ、アレンジなど、ほとんどすべてが、
僕自身は生理的に完全に受け入れることができる曲だらけである。
こんな作品に出会えることは、そうそう無い。
その意味で、僕にとって音楽的に素晴らしい作品となることは決定していたのだろう。
ツアーでもここで使われた曲を是非、披露して欲しいもの。

さて、冷静に観て感じ、思ったことのひとつに、舞台の美しさがある。
実際の会場とは違い、様々なアングルで鑑賞できるので、尚更。
青と赤の対比が素晴らしい。

それにしても「十文字」以降の展開は凄い。
他の出演者がステージにいても、ここは中島みゆきの独壇場だ。

「ほうやれほ」には、不覚にも泣いてしまった。
ラストで「百九番目の除夜の鐘」のフレーズが被さってくるところは圧巻。
そこから「十二天」に繋がる美しさと感動には言葉を無くす。
これまでの夜会やライヴをほとんど体験していない僕が言うのは、
何とも説得力が無いかもしれないが、それでも言いたい。
この「ほうやれほ」から「十二天」の流れは、中島みゆき史に残るのはもちろん、
夜会を代表するシーンのひとつになるのではないか。

ラストの「天鏡」に着地したときに感じる感動。
感動という簡単な言葉で書いてしまうけれど、僕のココロが動いた幅や大きさは半端ではない。

『夜会VOL.16 ~夜物語~ 本家・今晩屋』 。
傑作だと思う。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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