愛と勇気のロック 50 / 中山康樹

還暦を越えたベテラン・ロッカーの近作を50枚選び、
中山康樹らしい文章でガイドした文庫書き下ろし。

個人的にもお馴染みのミュージシャンばかりだけれど、
このように、彼等がバリバリの現役だということをあらためて示されると、感動する。

ベテラン・ロッカーの「新作」名盤を聴け!…と本の帯に書かれているように、
誰もが知る過去の名盤を紹介しているのではなく、あくまでも最近作に絞られている。
2000年代より前に発表された作品は取り上げられていない。

このテーマは、以前ここでも取り上げた " ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか " と同じだ。
ミック・ジャガー、ジョン・フォガティ、エリック・バードン、ポール・マッカートニー、
ロジャー・マッギン、ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、エルトン・ジョン、ボブ・ディラン…。
このように、実際に両方の本でダブるミュージシャンも多い。

僕は50枚すべてを聴いたわけではないが、
読み終えた後には、聴いたアルバムはもう一度、
聴いたことが無いアルバムは聴いてみたいと思わせられる。

巻末の中山康樹×坪内祐三の対談も面白かった。
特に、ヴァン・モリソンの 『アストラル・ウィークス・ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』 や、
ルー・リードの 『ベルリン:ライヴ・アット・セント・アンズ・ウェアハウス』 を挙げて、
ライヴでの名盤再現が増えることを期待しているという話は共感した。
" 最近のライヴは長すぎる…つまりライヴの半分は昔の名盤LP1枚分を再現すればいい " という話。
これは楽しいと思うなぁ。

  最近はなんでライヴが長くなったんですかね?
  ブルース・スプリングスティーンが悪いんです(笑)

この話にも共感したけれど(笑)。
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SHIGERU NAKANO 50TH ANNIVERSARY THE COVER SPECIAL 新宿LOFT 2010.1.23

いくらこれだけのミュージシャンを集めても急造バンドには違いないし、
リハーサルの時間も十分にとることはできないだろう。
よって、必ずそのセッションが素晴らしい演奏になるというわけじゃない。
ましてCOVERというテーマのお祭りライヴだ。
めちゃくちゃとまでは行かないにせよ、グダグダになる可能性もある。
でも、そういうことがアタマでわかってはいても、期待してしまう。

Image1001231.jpg Image1001232.jpg Image1001233.jpg

マリを抜かしたANARCHY。
花田、池畑、井上、そして下山のROOSTERS。
ARBのKEITH。小暮shake武彦。
ここへPANTAに山下久美子までが加わる。
僕が思い入れを持つだけでもこれだけの人が出演するのだから、
期待するのも無理は無いでしょ?

仲野茂のBirthday Liveというテーマだったが、久しぶりのCOVER SPECIAL。
このライヴ・シリーズはこれまでも何回か開催されている。
※詳細はここへ → THE COVER WEB SITE

と言っても、僕自身が知っているのは88年の渋谷公会堂で行われたものだ。
実際に観てはいないのだけれど、これはライヴ盤にもなった第3回にあたる。
これ以降の開催も知ってはいたが、ライヴ盤も当時は良く聴いたし、
その出演者に清志郎がいたこともあって、渋公ライヴへの思い入れはそれなりに強い。

そんなイメージを持ちつつ、新宿LOFTへ。

さて、COVER SPECIALと言っても、例えば花田UNITが演奏したのは、
「She Does It Right」「Jumpin' Jack Flash」のDR.FEELGOODにROLLING STONES。
この他に「Leather Boots」「Girl Friend」というROOSTERSナンバーも演奏した。
※花田UNITはウエノコウジ(B)、武藤昭平(D)、花田裕之(G、Vo)の3ピース

これは他のUNITでも同様で、
ANARCHYもANARCHYを演ったし、決してCOVER100%ということでは無かった。
ただ、これは茂自身のリクエストだったようだ。
自分のBirthday Liveということで、
各ヴォーカリストに誕生日プレゼントとして1曲だけオリジナルを依頼していたらしい。
よって、ライヴではそのオリジナル曲の演奏に茂が加わるというカタチが多かった。

KYONO(Vo)、藤沼伸一(G)、寺岡信芳(B)、小林高夫(D)に茂が加わった「ノット・サティスファイド」。
さすがにこれは燃えた。
PANTA(Vo)、下山淳(G)、渡邉貢(B)、池畑潤二(D)のセッションは良かった。
このUNITがいちばん演奏がまとまっていたと思う。
※メニューは「Blowin' In The Wind」「Gimme Some Loivn'」「Hound Dog」「屋根の上の猫(with茂)」
そうそう、久しぶりにKEITHの元気な姿を観られたことも嬉しかった。
そして、何よりも僕が密かに期待していた組み合わせのセッションが実現したことが最高だった。

2008年の池畑潤二のBirthday Live
本当ならそこにいて欲しかった…いや、いるべきだったと思う人。
山下久美子。

そんな個人的思いもあったので、この日は池畑と久美子の組み合わせを期待していたのだ。
更に、91年の山下久美子バンドのギタリストであった花田裕之が加われば言うことは無い。
はたして、僕の期待は見事に実現した。
山下久美子のバックは、池畑潤二(D)、花田裕之(G)、EBI(B)、KASUGA(G)。
しかも、このバンドでいきなり「ロックン・ロール・ウィドウ」「飾りじゃないのよ涙は」の連発!
凄い選曲(笑)。
続けて茂のBirthdayということで、オリジナルの「Happy Birthday…To Me」。
演奏はともかく、久美子×池畑×花田を観ているだけで感激のセッションだった。
久美子UNITのラストは茂が加わっての「バスルームから愛をこめて」。
うーん、これは貴重なものを観せて頂きました。

トリを飾ったのは仲野茂UNIT。
メンバーは茂(Vo)、下山淳(G)、小暮武彦(G)、井上富雄(B)、武藤昭平(D)。
演奏したのは「Like A Hurricane」「Wild Horses」「蛍」「恋をしようよ」。
ちなみに「蛍」はシオンの曲で、上九一色村ヴァージョンとして演奏された。
ただし、2007年に観たOther works of Rock'n'roll Gypsies~楽宴祭~とダブるメニューもあり、
すべてが新鮮に感じられたわけではなく、その点では残念に思った。
更に演奏が止まったり(笑)と、決まらなかったところもあったけれど、
それでもさすがにこのメンバーがステージに立つ姿は壮観でした。

さて、アンコール。

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仲井戸CHABO麗市 LIVE 2009 [ I STAND ALONE(CD) ] -2010-

チャボの声とギター。
いくつかのB.G.M.と効果的なS.E。
そして観客の手拍子とコーラス、そして歓声。
これが、このCDを構成する要素である。

仲井戸麗市
EMIミュージック・ジャパン
発売日:2010-01-20

ギブソンのチェット・アトキンスにJ-45。
右手のストロークと左手の小指の動き。
リズムを刻む踵に、譜面台とノートを見つめる瞳。
天を指差す姿…。

聴き手は自分にとっての最高のチャボを思い浮かべることができる。
もちろんRCサクセションを、
そして忌野清志郎をそこに登場させることだって可能だ。
好きなだけ、できる。

映像を観るのではなく、ライヴ盤のCDやレコードを聴くということ。
それは、その人にとって最上級の映像を観ることと同じだと思う。

チャボのMCがカットされていることが、
同時発表のDVDと比べてこのCDの価値を落としているかと言うと、
まったくそんなことは無い。
絶対に無い。
あるわけが無い。

チャボの声とギター。
いくつかのB.G.M.と効果的なS.E。
そして観客の手拍子とコーラス、そして歓声。

これらが、このCDを構成する要素である…と書いたが、もうひとつ忘れていた。
それはあなたや僕と、清志郎とチャボ、そしてRCサクセションとの物語。
僕たちも君たちを知ってるということだ。
これだけでじゅうぶんだろう。

仲井戸CHABO麗市 LIVE 2009 [ I STAND ALONE(DVD) ] -2010-

もちろんCD、DVDの両方を手に入れた。
会社からは、とっととずらかった。
早く帰りたかった。
でも、同じくDVDを手にした日でも、あの日とはまるで気分が違っていた。

早く帰ってどうする…?
今すぐにでも観たいのか、聴きたいのか…?
自問自答を繰り返しながら電車に乗った。

誰にも邪魔されない席を見つけて腰を下ろし、CDを開封した。
車内での開封にはちょっとだけ躊躇ったが、
そこに込められているであろうチャボの思いに、僕は早く触れたかったのだ。

もう、大丈夫だろう…って思っていた。
もう、平気だよな…とも思っていた。
だって確実に時間は経っているし、
あんなに、あんなに、あんなにたくさん泣いたものな…って。

ライナーを取り出し、めくってみると、チャボのメッセージがあった。
チャボにとっての忌野清志郎とRCサクセション。
そして、あの日、2009年10月11日SHIBUYA-AXでのステージ。
短いながらもそれらへの思いが綴られた文章を読んで、心が揺さぶられた。

運良く、電車が駅に着いた。
まだ途中駅だったが、僕は降りた。
涙が出てきて困ったからだ。
周りに気付かれないように駅のホームでひとしきり泣いた。

メッセージを読んだ後、このDVDを今すぐに観たい…と思った。
しっかりと観なければ…と思った。

EMIミュージック
発売日:2010-01-20

これは素晴らしいDVDである。
あの日、チャボと過ごした3時間は、何て素敵な時間だったんだろう。
観終わった今、心の底から、本気で、間違いなく、確実に、ハッキリと、そう思う。
あの場にいられたことを、本当に幸せに感じる。

あらためて、ありがとう 清志郎。
ありがとう RCサクセション。

そして、ありがとう 仲井戸麗市。
ありがとう チャボ。

最高だぜ!

闇のなかに置き去りにして-BLACKにGOOD LUCK- / 浅川マキ -1998-

昨年の秋頃から暮れにかけて、
何故だか部屋に良く流れるようになったのが、浅川マキのCDだった。
それは1998年に発表した 『闇のなかに置き去りにして』 というアルバム。
本当に本当に良く聴いていた。

浅川マキ
EMIミュージック・ジャパン
発売日:1998-11-26

この作品は、ギタリストの土方隆行とのデュエット・アルバムと言ってもいい。
ほとんどがギターのみの演奏に浅川マキのヴォーカルが乗る。
ライナーには、レコーディング使用機材リストなんてものも記載されている。
こういうのが好きな僕は嬉しかった。
実際にここで展開される音楽も、ギターとヴォーカルのみという点でも参考になったし、
自分でもこんな音楽をやってみたいと強く思ったアルバムでもある。

CIMG7759.jpg CIMG7758.jpg CIMG7757.jpg

オープニングの「INTERLUDE」から、いきなり素晴らしい。
ES-335によるアルペジオと彼女のヴォーカルが聴こえてきた瞬間、ゾクッとした。
最初から、一発で引き込まれてしまった。

ただ、僕にとっての浅川マキと言えば、
やはり仲井戸麗市、下山淳という二人のギタリストとの共演が大きい。
これで僕が興味を持たないわけは無いのだが、
実は興味を持っていつつも、彼女のオリジナル作品を熱心に聴いた事は無く、
何かや誰かを通して接するということが多かった。
彼女のCDは入手困難だったことを差し引いても、
やはり作品に接してこなかったことは後悔している。

このアルバムの中でも聴きものだと思う「いい感じだろう、なぁ」という曲がある。
少し歌詞を引用する。

  ブルース 唄ったよな
  ボビー・ブルー・ブランド?
  ジョン・リー・フッカーだよな
  ローリング・ストーンズの「サティスファクション」
  ルー・リードは相変わらずだよな、いいよぉ!
  ほんと、ブルース口づさんじゃうよ
  港に佇んで
  出船 入船
  何も変わらない 僕は海を見ていた 
  そうだ、おまえは
  オーティス・レディングだったか?

浅川マキが亡くなった。
ご冥福をお祈りいたします。

Baby #1

もう知っている人も多いだろうが、いきなり大きなニュースが入ってきた。
忌野清志郎のニュー・アルバムが出るらしい。

まだ情報が少ないので、報道されている内容と、
過去の記憶と想像を頼りにするしか無いけれど、
現時点で、可能な限りこの新作を浮かび上がらせてみたいと思います。

では、知らされている情報の中から個人的に重要だと思われるキーワードをチョイスし、
それに沿って話を進めてみる。

●1989年
レコーディングされたのは1989年だそうだ。
この年に清志郎が発表した作品は次の通り。

・コブラの悩み/RCサクセション(映像)
・THE TIMERS/タイマーズ(アルバム)
・デイ・ドリーム・ビリーバー/タイマーズ(シングル)
・ロックン仁義/タイマーズ(シングル)
・ぞうのババール

RCサクセションは前年の88年に 『COVERS』 を発表。
そして翌90年を最後に活動休止。
微妙…というよりも、ハッキリと独特な時期であった。
そんなときに、RCサクセションでも無く、タイマーズでも無い作品を、
清志郎は残していたのである。

●小原礼
二人の繋がりや交流については、
当時も情報はほとんど無かったと記憶しているが、
例えば88年に小原礼のライヴに清志郎がゲスト出演したりと、
地味ながらも共演は知っていた。
そして、僕がハッキリと二人のコラボを意識したのは、
沢田研二に提供した共作曲の「KI・MA・GU・RE」だった。

報道によれば、88年に二人は意気投合したとある。
きっかけは何だったんだろう?
それにしても、繰り返しになるが、清志郎はRCでもタイマーズでも無く、
この独特な時期に小原礼とレコーディングをしたのである。
いったいどんな音を目指していたのか、とても興味がある。

●LA録音
何故、LAなのか。
そしてミュージシャンは誰だったのか。
これだけは詳細発表を楽しみに待とうと思う。

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Blues Made In Japan

実に懐かしいテープが出てきた。
82年の春頃かなぁ?
NHK-FMでオンエアされた憂歌団とRCサクセションの共演ライヴだ。

収録された会場はNHKの101というスタジオらしく、
糸井重里がコメンテーター(?)を務めている。
彼のコメントは、その時代なのか実に古臭く聞こえるのが逆に新鮮で面白い。
憂歌団についての話なんて、結構的外れ的でマヌケっぽいな。

当日のTOPは憂歌団らしく、
何とオープニングの前説…というかバンドの紹介をチャボがやっている。
これが実に当時の仲井戸麗市的でカッコイイんだよ。
文字にしてしまうと味気ないが、皆さん各自アタマの中で想像してみてください。

  NHK!
  Blues Made In Japan!
  Thank you、司会の小川宏です
  Yeah、hey、Ok!
  NHKだからよ、皆で上品に、やるわけねーだろ! Thank you!
  ラジオ、お聴きの皆さん、Blues Made In Japan!
  Ok!紹介するぜ、Ok!紹介するぜ、紹介するぜ、Ok!
  俺たちがずっと好きだった、偉大なブルース・バンド! Ok!
  日本が生んだ、偉大なソウルフル・ブルース・バンド! Ok!
  フロム関西、憂歌団! Ok、憂歌団!
  木村! 花岡! 島田! 内田勘太郎!
  Ok、憂歌団! 盛り上がってってくれ!

さて、肝心のRCと言えば、82年ということで充実した完璧な演奏。
初の武道館公演を終えた後ということもあるのだろうか、既に余裕すら感じられる。
個人的にも81年から82年の演奏がいちばん凄かったと思っているので、
こういった音を聴くと、まさにそれが裏付けられるようで嬉しい。

演奏された曲は次の通り。
憂歌団を意識してだろうか、渋めのメニューだったようだ。

1.ロックン・ロール・ショー
2.SWEET SOUL MUSIC
3.君が僕を知ってる
4.Johnny Blue
5.よそ者
6.上を向いて歩こう
7.blues ※憂歌団とのセッション

「SWEET SOUL MUSIC」と「君が僕を知ってる」はメドレーっぽく繋がれている。
それにしても、この時期の「君ぼく」の演奏はいいなぁ。

「Johnny Blue」の前に、清志郎が " OK、カモン、Johnny Blue! " と言うのだが、
こんな一言が、今の耳には実にカッコ良く響く。
もちろん、当時のライヴでの定番であった " Hey Hey、Johnny Blue ○発! " も挟まれる。
特にここを聴くと、その演奏の素晴らしさはもちろんだが、観客との一体感も含め、
当時のライヴが楽しかったということが、ラジオでも本当に良くわかる。

音だけはFMとはいえ、ラジオなのでショボイのは仕方が無いけれど、
それを補って余りある内容だ。
もし、NHK-FMにこういった音源が残っているのならば、
80年代のRCサクセション、未発表ライヴの集大成番組なんかやってもらえないものかな?

古井戸 加奈崎芳太郎 仲井戸麗市

嬉しいことに、今ではチャボにサインしてもらったグッズ類をいくつか所有している。
レコードやCD、DVDのジャケット、Tシャツ、本、ポストカードや販促用のポラなど…だ。
そんな中、やはり目の前でサインしてもらったものは思い入れもあるけれど、
実はそうでないモノのほうが、こういう言い方が当てはまるのかどうかわからないが、
個人的には気に入っているモノが多い。

今回はマイ・コレクションの中から、そんな代表的なモノを紹介します。
ただし、一点お断りがあります。
ここでのサインが本物かどうかが不明だということです。
いかんせん、目の前でしてもらったわけではないので、保証の仕様が無いのです。
でも、本物だという前提で話を進めなきゃどうしようもないので(笑)、
そこのところはよろしくお願いします。

さて、そのブツというのは、古井戸の2ndアルバム 『オレンジ色のすけっち』 だ。
手に入れたのは22~23年くらい前だろうか。
以前、このアルバムについて書いたときにも、サインのことや買ったお店について、
それぞれ少しだけ触れているのだけれど、画像は載せていないので、今回はあらためて…だ。

そのお店で、1stの 『古井戸の世界』 と二枚同時に見つけた。
新宿にあったトガワという中古レコード店だった。
両方とも買った。
もちろん、当時は1枚の値段は5桁だ(笑)。

CIMG7744.jpg CIMG7747.jpg CIMG7748.jpg
※2006年に出た紙ジャケCDも一緒に並べてみる。

ややジャケットと帯にダメージがあるけれど、かなりの美品だった。
所有していた人がとても大事にしていたのだろう。

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歌詞カードは当時らしくギター・コード付きの譜面。
ここには持ち主が書いたであろう2Capoとかコード名とかコメントが残されている。
こういうものはレコード・コレクターには嫌われるのだが、
何だか当時が沁み込んでいるようで、僕は気に入っている。

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手に入れた日は本当に嬉しくて嬉しくて、かなりの興奮状態で帰宅したことを覚えている。
そして、その興奮は、家でジャケットを開いたときに、更に大きなものとなったのであった。
だって、興奮しすぎてお店では検盤とかしなかったんだよね…。

このアルバムの中ジャケットを開くと、
左側に加奈崎芳太郎、右側に仲井戸麗市の写真があるのだが、
帰宅してジャケットを開いて驚いた。
それぞれの写真の上に、二人のサインが書かれていたのである。

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デコレの子守唄

" blueさんはこの本はご存じでしょうか? 付属のCDがとてもいいですよ " と、
昨年末に、浜田真理子ファンの方からメールで、ある絵本をご紹介頂いた。

デコレ村は、その盛り上がり当時に一応チェックは済ませていたつもりだったが、これは迂闊!
まったくのスルーだった。
2008年の5月に発売されていたらしい。

帯のコピーにはこうある。

  『デコレ村』 からちょっぴり泣ける物語と音楽(CD)をお届けします。

問題の付属CDは全5曲。 唄と演奏はデコレ村のブゥ博士。そう、浜田真理子である。
タイトル通り、子守唄というテーマで統一されているのだろうが、この収録曲が凄い。

「ブラームスの子守唄」
「竹田の子守唄」
「Summer Time」
「Hush A Bye」
「アザミ嬢のララバイ」

ご覧の通り、ブゥ博士の弾き語りを想像しただけで…という名曲が並んでいる。
確かこのうち2~3曲がMySpaceで試聴できたと記憶しているが、
それでも、ファンならばそれぞれをフルで聴いてみたいと思うだろう。

CIMG7743.jpg

もちろん僕も早速入手した。

「竹田の子守唄」は 『太陽に歌って』 に収録されていたライヴ・ヴァージョンかなぁ?
「アザミ嬢のララバイ」は、 『元気ですか』 に収録された「世情」とのメドレーとは違うのかなぁ?

オムニバス,奈歩,岩崎宏美,Bank Band,小谷美紗子Trio+100s,徳永英明,坂本冬美,槇原敬之,小泉今日子 with GOTH-TRAD,浜田真理子,福山雅治 FUKUYAMA ENGINEERING GOLDEN OLDIES CLUB BAND
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2006-06-14

CDを手に取り、こんなことを思いながらプレーヤーにセット。
流れてきたのは、本当に浜田真理子の声とピアノだった。

結論としては、僕の知る限り、この5曲はここでしか聴けないはずだ。
「ブラームスの子守唄」は1分間の美しすぎる ラララ~♪ だし、
「竹田の子守唄」はスタジオ録音で、既発とはまったくの別ヴァージョンだったし、
「Summer Time」と「Hush A Bye」は実に彼女らしい仕上がりで、これぞハマダ・カヴァーの真骨頂だし、
「アザミ嬢のララバイ」は「世情」とのメドレーではなく、単独曲としてのカヴァーだった。

当然、歌とピアノは素晴らしい。
言うことは、無い。
それにしても、ブラームスと中島みゆきを一緒にしてもまったく違和感を感じない。
浜田真理子…いや、ブゥ博士、恐るべし!

しかし、こんな作品がシークレットなんて、もったいないなぁ。

COUNTDOWN JAPAN 0910 幕張メッセ 2009.12.31

終演後、友達が " チャボ、やり切ったねぇ… " と言っていた。
僕も同じように思ったが、チャボ自身、自分がやりたかったこと、
やろうと思っていたこと、やらなければならないことなどは、本当にできたのだろうか。

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ラスト・ナンバーである「雨あがりの夜空に」の演奏を終えたチャボは、
手にしていたギターを放り投げた。
ライヴを通して何かに苛立っているようには決して見えなかったし、
怒りや悲しみの感情が必要以上に溢れ出ているようにも感じなかった。
でも、あの仲井戸麗市が、ギターを投げたのである。
そこに、何とも言いようの無いチャボのやり切れなさを見たような気がする。
最後の最後に、何かにぶつけなければならないモノが噴出したのかもしれない。
この2009年のラスト・シーンを、僕は忘れることは無いだろう。

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開演前、楽器のセッティングとサウンド・チェックの最中、
ステージ袖には渋谷さんの姿があった。
渋谷さんは自身のブログにこう書いていた。

  僕にとって特別なライブだった。
  今年の最後に本当にかけがえのない時間を持つ事が出来た

当然だろう。
チャボがここに来た理由のひとつ…というか、最大の理由かもしれないそれは、
渋谷陽一とロッキング・オン・ジャパンと清志郎だから…なのだから。

MCでも、チャボはそのことに触れていた。
僕にとっても、ロッキング・オン・ジャパンを通してのRCサクセション、
そして忌野清志郎と仲井戸麗市は重要である。
この雑誌が無かったらと思うと…いや、無かったらという仮定は存在しない。

チャボのMCには、ジャパンの記事を読んでいた当時から今までがフラッシュバックした。
それだけではなく、泣けた。
だから、このMCも演奏された1曲だと思うことにした。
渋谷さんには感謝したい。
このフェスにチャボを呼んでくれたことを。

オープニングの「よォーこそ」。
10月のAXでは、紹介されたバンドのメンバーはチャボ一人であったが、
この日は " 最高のヴォーカリスト "、
そして " 最高のソングライター " 忌野清志郎が加わっていた。
そうか、今夜は二人なのか…。

「君が僕を知ってる」は、もう清志郎とチャボの関係を歌った曲として決定である。
君は僕を知ってるし、僕も君を知ってるのだ。
わかっていてくれるのだ。

  上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 一人ぼっちの夜

日本の有名なロックン・ロールの歌詞が切なすぎる…。

「スローバラード」を歌うチャボは素晴らしい。
磔磔で3日間、歌ってきたとは思えないヴォーカルだった。

唯一歌われたオリジナル曲「夏の口笛」。
こんな曲が作品として残されてしまうことの悲しさや悔しさを、あらためて思う。

そして「雨あがりの夜空に」。

  オッケー、チャボ!

おー、そうだった。今夜は二人だったな…。

  雨あがりの夜空に吹く風が 早く来いよと俺たちを呼んでる

チャボはここではギターを弾くのをやめ、観客の皆と一緒に歌う。
上を向いていても、どうしたって涙はこぼれるのであった…。

磔磔の麗蘭、最終日の12月30日。
チャボは " 愛しあってるかい! " と叫んだと聞いた。
そして31日。
「雨あがりの夜空に」のラストでチャボはこう叫んだ。
" 愛しあってるぞ! " と。

聴き間違いでは無いと思う。
" かい " ではなく " ぞ " だった。
" 愛しあってるぞ! " だった。
清志郎、安心してくれ。

2009年は終わった。

2010年 A HAPPY NEW YEAR!

A HAPPY NEW YEAR!
新しい一年が始まりました。

今年は仲井戸麗市のAnniversary Year。
" GO !! 60 " ということで、早速1月から全国行脚が始まります。
チャボにとって、そして僕たちファンにとっても特別な一年になることでしょう。

2010年が、どうぞいい年になりますように。
今年もよろしくお願い致します。

P.S.
その、チャボのAnniversary Yearに合わせて、
2008年2月10日以来、休止していた掲示板を復活(ブログ・パーツとしても設置)させます。
ブログ以外でも情報交換などができればと思います。
例えば、全国各地の皆さんが観て感じた " GO !!60 " なチャボ。
そんなチャボの様子なんかも伝えて頂けるといいなぁなんてことも思っています。

※Blueの掲示板 " GO!! 60 "
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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