軽井沢にて

例えば " ここだけの話 " というと、
ナイショ話や秘密とか他人に知られたくない隠し事とか、
人によってはどちらかというと良いイメージに思われない表現かもしれません。
ただ " ここだから言えるんだよ、話せるんだよ " という話や、
" ここだから聞ける話だなぁ " だとしたら…。

文字や文章だけでは同じように感じる人もいるでしょうが、少なくとも僕には似て非なるものです。
GalleryのFC TOURに参加して思ったことは、この " ここだから~ " ということです。

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『Gallery FC TOUR vol.4 in 軽井沢』 。
" 何があった " や " どこに行った " などを、特に並べて書き記すことはしません。
僕にとってはそういう旅行ではありませんでした。

参加した皆さんと過ごした " ここだから " の時間 。
それを共有できたことは本当に嬉しく、幸せなことだと思います。

チャボのDJ TIME。
特集のテーマは " 清志郎が好きだった意外な曲 " 。

ありがとう、チャボ。
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最初で最後の「雨あがりの夜空に」

何だか、遂この前のような気がするけれど、2007年のライヴだったのか…。

TVで放映された三宅伸治のデビュー20周年ライヴを友人が録画してくれたので、
この連休にそれを観た。
あの場では、「JUMP」以降はまったく冷静でいられなかったので、
こうして、あらためてライヴ全体をしっかりと確認できたことは嬉しい。

三宅伸治のイントロに続き、チャボに呼び込まれて清志郎がステージに登場する。
その後は何も言うことは無い。
興奮する。
部屋で落ち着いて観ていても、ただただ、興奮する。

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ところで、この日の「雨あがりの夜空に」だが、実は僕自身、初めての体験をしている。
RCサクセション時代はもちろん、1991年以降の清志郎のライヴでも、
それこそチャボがギターを弾く「雨あがりの夜空に」を僕は何度も観ているけれど、
この日の「雨あがり~」は、演奏中一度もチャボを観なかったのである。
こんなことはこれまで無かったし、僕自身の中であり得なかったことだ。
でも、僕の目は清志郎だけを追っていた。忌野清志郎だけを観ていた。
そんな最初で最後の「雨あがりの夜空に」なのである。

演奏中は、ただ " 清志郎! " とだけ叫び続けていただけで、何も聴いていなかった。
その証拠に、TVを観て清志郎が歌詞を間違えているのを知った。
ライヴ中は夢中で、そんなこと、まったくわからなかったなぁ。

ラストの全員による「たたえる歌」。
これまで僕が観た、こういった出演者全員でのセッションというものは、
あまりにもとっちらかっていることが多くて、素直に感動できたものはほとんど無い。
でも、この「たたえる歌」の感動的なセッションはどうだろう。
TVからでも、あの場のHAPPYな雰囲気が伝わってくるなんて、あまり無いことだ。
これだけHAPPYな音が聴けるということは、実際にHAPPYな音が出ているのだ。
こんなライヴは、僕の経験した中では、他には完全復活祭しか無い。
理由はひとつ。
言うまでも、そして書くまでも無いけれど、それは忌野清志郎だろう、やっぱり。

それにしても、本当にこのようなシーンを、
今後はもう生で観ることが、そして聴くことができないのかよ…。

全国民放FM53局&KDDI present 忌野清志郎 Rock'n Roll Radio Show! 2009.9.20

民放FM53局でOAされた清志郎の特番、『忌野清志郎 Rock’n Roll Radio Show!』。
たった2時間で、それこそ様々な清志郎ファンを満足させる番組作りは無理だろう。
番組ラストの「Oh!RADIO」にファンからのメッセージをかぶせるなど、
編集にもかなりの苦労があり、練られただろうことが伺われた。

ただ、かけられた曲のほとんどがRCサクセション。
そして番組のハイライトであっただろう仲井戸麗市のインタヴュー。
自分はさすがにもう泣かないだろうと思っていたけれど、
実際にRCを聴き、チャボの話を聴いたら、それはとても無理だったよ…。

OAされたインタヴューは、おそらく実際に収録されたものの半分くらいだと思う。
それでも、チャボの話はなぁ…。
特におおくぼさんと一緒に清志郎の写真を云々という話は、ちょっと辛かった。

小林克也が自身のブログで、こう書いている。

   気持ちの中では、もっと、とても個人的な追悼番組を聴きたいと思う。
   チャボがとつとつと心の中を語っていくだけでいい、みたいな

でもね、克也さん。
ラジオじゃないけれどチャボは既に、そして実際にそれをやっているよ。
この番組も含めて、あの日以来の行動を振り返れば、ずーっと " For清志郎 " なんだ。

     **********

聴いたよ、チャボ。
今年のFUJI ROCK FES.で歌われた「いい事ばかりはありゃしない」。

この歌とギター…。
すげぇな、チャボ。
最高だぜ!

     **********

かけてもらう曲として、「毎日がブランニューデイ」をチャボは番組でチョイスしていた。
残念なことに、これが二人の最後の共作曲なのだそうだが、
その曲作りのエピソードをインタヴューで明かしてくれていた。

曲の最後がなかなか決まらなくて、
チャボが " 最後は、ものっすごい嬉しい歌にしたいね " と言ったら、
清志郎が " あの、凄ぇ嬉しい結末を書いてきてくれた " そうだ。

   今日も朝が来て 君の笑顔を観て
   100%以上の幸福を感じる
   365% 完全に幸福

二人の最後の共作は、こんな最高のフレーズで結ばれている。

1970年。そして1963年から1966年。

ビートルズのリマスター盤は、ここでも書いたように 『LET IT BE』 から聴いた。


ザ・ビートルズ(2009-09-09)
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ジョン・レノンのセリフがスピーカーから聴こえてきて、
左chからポール・マッカートニーのアコギ、
そして間髪入れずにリンゴ・スターのバスドラ…。
ここまででわずか12秒。
バスドラの2発目が聴こえた瞬間で音が違うことがわかる。
たった十数秒で、僕は新しいビートルズを手にして良かったと思った。

「Dig A Pony」の演奏前の会話などもリアル。
「Across The Universe」のイントロのギターは、まるで目の前で弾いているよう。
「Let It Be」の間奏のギター・ソロはぞくぞくするほどカッコイイし、
「I've Got A Feeling」のベースも、「The Long And Winding Road」のオーケストラも…。
大感激だ。

その後は " そういやぁアタマからの4枚はステレオだったな " と 『PLEASE PLEASE ME』 を。

…!

もう止まらない、止められない。
あとは発表された順番に、『REVOLVER』 まで一気に聴いた。

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音がどうこう以前に、ビートルズを再び新しく聴けるということに興奮した。
しかもリマスターされた音は、僕のちゃちなステレオ装置ではもちろん、
CDラジカセで聴いても、その違いがハッキリとわかるのだ。

現時点では、大音量で66年までのビートルズと、70年のビートルズを聴いただけである。
何も余計なことを挟まずに、とにかく楽しんだだけである、新しいビートルズを。

で、今日はレコード・コレクターズ2009年10月号を買ってきてしまった。
帰宅途中に読んだだけで " アレが聴きたい、聴き比べたい、聴きなおしたい " だらけ…。
しかも、これから聴くのが 『SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』 以降なわけだ。
どうなっちゃうんだろう(笑)。


今回のリマスター盤は、マニアはもちろんだけれど、それよりもこれからビートルズを聴く、
または今回から本格的に聴いてみようと思っているような人にとっては素晴らしいと思いました。
これだけ丁寧にリマスターされた、実に現代的な音は、まさに21世紀型ビートルズではないかと。

マニアックに解説された本よりも、
例えばビギナー向けのガイド・ブックなんかを手にしてリマスター盤を聴き、
これからビートルズの世界に入っていける人を、何だか羨ましく思ったりします。

僕は清志郎のスペシャル映像を観たい

東京のラフォーレ・ミュージアム原宿で開催されている清志郎の個展が、この週末で終了する。
この後も名古屋と仙台での開催が決まっているが、まだ増えるかもしれない。

さて、結局僕は個展を4回観に行った。
その理由は、展示物の素晴らしさはわかっているうえでとお断りしておくが、
やはりどうしたって日替わりで放映されていたスペシャル映像が目的である。

初めて観に行ったのが日曜日。
その時のエントリーにも書いたけれど、映像のことは舐めていた。
“ どーせPVと既発映像を中心に編集されたもんだろー “ 的に。

実際に、展示物を順番に観ている最中、
会場に流れている音がうるさくて邪魔に感じたくらいだし、
それがスペシャル映像の音とは気付きもしなかったし、
更に音だけ聴いても凄そうだとは思いもしなかったし…だった。
まぁ、それだけ展示物に夢中だったわけだが。
それにしても、まさかあんな映像群だとは…。

それからは皆さんから寄せられた情報をもとに、絶対に観たいという映像を絞り、
日曜以外では、水曜、木曜、そして金曜と観に行った。
もちろん、選んだ最大のポイントはRCサクセションである。

結果、観た映像すべてが僕の期待を裏切らない凄いものばかりだった。
ただ、最初に観た 『BEAT POPS』 レコーディング・セッションのインパクトがあまりにも強く、
おかげでその後に観た82年住之江ボートレース場や83年ツアーのリハーサル映像は、
もう免疫ができてしまってそんなに驚かなかった程である。
あんなに凄い映像なのに。

ということで、ここでは個展の映像に絞り、個人的に書いてみたいと思います。
いつものように予想、想像、妄想、希望のすべて(笑)が入っていることはご了承願います。

●映像を提供したのは?
昔からRCのメンバーはステージをVIDEO撮影しチェックしていたことは有名なので、
そういう映像が間違いなく存在していたことは事実だ。
そしてその流れから、RC活動休止以後から最近までも撮影されていたと思うのが自然だろう。
ただ、それらがライブラリーとしてしっかりと管理されていたのかは疑問だ。
活動中に事務所も何度か変わっているので、そのたびに引き継がれていたのかも含め、
事務所サイドで保管及び管理が完璧にできていたとは思えない。
いや、保管すらしていなかったのかもしれない。
ということで、個展に使われたのはメンバーやスタッフが所有していた映像だと思われる。
もちろん清志郎個人が所有していたものも間違いなく含まれているだろう。

続きを読む

ビートルズがやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!

きっと、同じか似たようなタイトルのエントリーが今日は溢れかえっていそうである(笑)。
09・09・09のニュースからちょうど5ヶ月。
無事に二つのビートルズが我が家にやって来た。
というか、連れてきたんだけどさ(笑)。

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レッド・ツッペリンのときも、
ローリング・ストーンズのときも、
さらにキッスのときも、それぞれ興奮したものだが、それでもビートルズはやはり別格だ。
このシンプルなロゴのデザインが入った箱を見るだけで幸せな気分になる。

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さて、何てったってステレオとモノラルをあわせて29枚のCD。
何から聴こうかなぁ…なんてことを思うわけが無い。
迷うはずが無い。
初めから決めていたのだ、僕は。

音やヴァージョン違いをじっくりと楽しむのは後々にとっておく。
とにかく、まずはいちばん思い入れがあるアルバムから聴く…と決めていた。

僕にとって、新しいビートルズとして最初に聴くに相応しいアルバム。
それは僕の中学時代のサウンドトラック盤であり、
メイン・テーマ曲が収録されたアルバムでもある。

スピーカーから最初のジョン・レノンの声が聴こえてきた時、
いったい僕の中にはどんな感情が湧き上がってくるのか…。

さぁ、今夜は " ザ・ビートルズ " だ。

HMV The Beatles FESTIVAL 090909 HMV渋谷 2009.9.8

ビートルズの全オリジナル・アルバムのリマスター盤発売を記念し、
HMV渋谷でEVENTが行われた。

内容は次の通り。

・世界一高級な音響システムでリマスター盤の試聴
・トリビュート・ライヴ
・カウントダウン後のリマスター盤発売開始

このライヴの部分にチャボが参加するということで観に行った。

まずはマッキントッシュのオーディオ・システムによる、
これまでのCDとリマスター盤の聴き比べ。
このシステムと音量でビートルズを聴くということは、
おそらく今後もあるかないかわからないので、
その意味でも貴重な体験だったと思う。
特にビートルズのマニアが解説をするということはなく、
単なる聴き比べだったけれど、さすがに音の違いはハッキリとわかる。

試聴に使われたのは次の4曲。

  Please Please Me
  All My Loving
  Day Tripper
  Something

聴いた印象では、とにかくポール・マッカートニーのベースがカッコイイ!
これだけの迫力で聴こえるのは、ポール自身も聴いていて嬉しいのではないか。
また、リンゴのドラムもクッキリ、ハッキリと聴こえる。
よって、これまでのCDよりも、全体的にリズムがヘヴィに聴こえるんじゃないかと思う。
これは他の曲を聴くのも実に楽しみだ。
リマスター盤は、購入後にじっくりと聴いていきたい。

続いてはメインのライヴ。
出演は和田唱、曽我部恵一、仲井戸麗市の三人(出演順)。
全員がギターによる弾き語りだった。

後から知ったのだが、それぞれ持ち時間で2曲の約束だったそうだけれど、
トップの和田君は、短いのも入れると6曲も演奏した(笑)。
しかも比較的マニアックな選曲で、演奏も歌もバッチリ!
カッコよかったです。

●和田唱
「I'll Cry Instead」
「I Call Your Name」
「Rocky Raccoon」「Mother Nature's Sun」→この2曲はさわりだけ
「Got To Get To Into My Life」
「The Long And Winding Road」

続く曽我部君は歌をじっくりと聴かせる弾き語り。
" 今朝、事務所の小鳥が死んでしまった。だから「Blackbird」を歌うことにした "
こんなエピソードを披露していた。

●曽我部恵一
「Blackbird」
「Across The Universe」

そして仲井戸麗市。
たった2曲と言えども、二本のCHET ATKINSとアンプ持参のフル装備はさすがだ。
演奏はいつもの日本語カヴァーで演ったのだが、ビートルズ来日当時の話をMCで披露した。
僕はこれまで何度も聞いてきた話だし、ここにも何度も書いてきた話でもあるけれど、
実は聞いていて、またもやグッときてしまった。正直、もう少しで泣きそうになった。
チャボが語るビートルズ来日は、本当に琴線に触れる。

●仲井戸麗市
「All My Loving」
「While My Guitar Gently Weeps」

この他、司会のお笑いの部分はきっとどこかで誰かが書いてくれるだろう。

ごちゃごちゃとしたEVENTだったけれど、とにかく核になっているのがビートルズなので、
大きく変な方向に触れることはなかったように思う。
ただ、三人によるリマスター盤についてのトークがあればなお良かったのだが…。
時間が深夜に及んだために帰宅が大変だったことを除けば、まずまず楽しめました。

ただそれだけの一夜

昨夜遅く、Sさんがメールとここのコメント欄で、
チャボによる10月のライヴについて(おそらく業界関係者向け)の言葉を知らせてくれた。

一般のファン向けには 『I stand alone 仲井戸CHABO麗市 「僕が君を知ってる」』 のタイトル。
そして 『Birthday Live 59 years old 今年は独りでステージに立ち " 君 " に歌を捧げる。』 とあった。
しかし関係者向けには、ここに次のような一節が加わっていた。

続きを読む

THE DAY OF R&B 横浜スタジアム 1982.8.7

清志郎の個展で流されているスペシャル映像。
RCが映るシーンもいくつかあるのだが、僕には82年の映像が目立つ。
中でも 『BEAT POPS』 レコーディング・セッションのシーンがぶっ飛びものなのだけれど、
大阪は住之江ボートレース場での " THE DAY OF R&B " のシーンも最高だった。
「スローバラード」の前の清志郎によるMCを観ることができるのだが、
このわずかな短いシーンで、当時の空気や様子をバッチリと知ることができると思う。
※ここで一瞬だけ映るチャボがカッコイイ!

82年のRCサクセションのライヴと言えば、やはりその 『THE DAY OF R&B』 だろう。
ということで、この週末に、あらためてじっくりと聴き返してみた。


RCサクセション,サム・ムーア,チャック・ベリー(2005-11-30)
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レコードとCDでは、残念ながらたった4曲しか聴くことができないため、
当時ラジオでOAされたものを録音したカセットテープまでも引っ張り出し、
更にチケットの半券を見ながら記憶を振り絞り、アタマとココロの中で再生してみた。
ちなみに僕が観たのは横浜スタジアムで、聴き返した音源もそのライヴなので、
大阪とは違う点もあるということをご了承頂きたいと思います。

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オープニングは「雨あがりの夜空に」で、本編ラストは「Sweet Soul Music」。
そしてアンコールのラストは「トランジスタ・ラジオ」だった。
この構成から、EVENT用のセット・リストだと思う人も多いかもしれないけれど、
調べてみると、実はこの日に限らず82年のツアーは「雨あがり~」や「ステップ!」で始まったり、
ラストが「Sweet Soul Music」や、何と「君が僕を知ってる」だったりと、
今の感覚では変化球なメニューのライヴだったんだよね。
ただ、僕自身は " 変化球だなぁ… " なんて当時は思わなかったんじゃないかな。

発表されている音源は 『THE DAY OF R&B』 収録の「君ぼく」「スロバラ」「Sweet Soul」。
そして 『BEAT POPS』 収録の「Summer Tour」の、合計4曲。
でも、未発表の曲に聴きどころが多いのがこのライヴなのだ。
例えば、後に定番にもなる「上を向いて歩こう」でのメンバー紹介。
これが、ここではまだとてもスマートで(笑)カッコイイし、
「モーニング・コールをよろしく」にサム・クックの「You Send Me」が歌いこまれていたり、
「いい事ばかりはありゃしない」がレゲエ(これは名アレンジ)だったり、
「トランジスタ・ラジオ」のリヴァプールという歌詞をメンフィスと歌っていたり…。

そして、何と言っても特筆すべきことは、
「トランジスタ・ラジオ」の終盤のリフレインを観客に歌わせるという、
RCのライヴとしてはとてもレア、かつ感動的な場面があったことだ。
これまでは客が曲を勝手に歌ったりするのは当たり前だったし、
「Johnny Blue」での " 36発! " とかはあったけれど…これ、わかるかなぁ(笑)…、
RCサクセション時代の清志郎が明確に客に " 歌わせた " 、
しかも「トランジスタ・ラジオ」を歌わせたというのは、
僕が観たライヴでは、もしかしたらこのときだけかも知れない。

更にもうひとつ忘れちゃならないのは、「君が僕を知ってる」が超名演だということだ。
歌と演奏の勢い、思いや想い、気合い、集中力、アレンジ、アンサンブル、テンポ…。
すべてが僕の基準で完璧だ。

この曲は清志郎のヴォーカル(と、終盤のチャボのコーラス)と、
チャボのギターが聴きどころで前面に出ているというのは間違いなく正しいと思うけれど、
ここでの「君ぼく」は、5人とホーン・セクションすべてがこれしかないという絡みを見せている。
チャボのギターが目立たないと言ってもいいくらいだ。
でも、それが素晴らしいし、それだからこそ素晴らしいと思うのだ。

全編を通してコーちゃんのタイコはめちゃくちゃカッコイイし、もちろんリンコとのリズム隊もタイト。
分厚いホーン・セクションも最高だ。
でも、僕がいちばん感動するのはG2である。
あらかじめ気にしながら聴かないと " どこにいるの? " 的な存在感かもしれない。
ただ、もうここしかないだろうというところで入ってくる彼のピアノは本当に素晴らしいと思う。
しかも、そのフレーズの良さと言ったら…。
この、ある種の切なささえも感じられるG2のピアノがあると無しでは、
この曲はまったく姿を変えるだろう。

  これがRCサクセションなんだよ!

と声を大にして叫び、このエントリーを終わる。

僕が君を知ってる

年末の京都、磔磔での麗蘭と同じように、
ファンが楽しみにしている " 仲井戸麗市10月のライヴ " が決定した。
ちなみにチャボの誕生日は10月9日。
実際にこの日に行なわれた年もあるので、
ほとんどのファンは10月のライヴを " Birthday LIVE " という認識でいると思う。

このようにチャボの誕生日(周辺)にライヴが行なわれるようになったのは21世紀以降。
ただし毎年のことでは無く、2003年、2004年、2007年は開催されていない。
ただ、2003年は 『'Fight'ing Guitar MAN』 TOURの集大成的なライヴが11月に行なわれている。

2001年 I am a MAN TOUR
2002年 Solo Night LIVE 『TIME』
2005年 CHABO GO! GO! [THE Duet]
2006年 [my way]
2008年 野郎共の競宴!!!

2001年と2002年のライヴはSHIBUYA-AXで観た。
これは 『TIME 2001-2003 -Feel Like Going Home-』 という映像作品になっている。
特に2002年。
ライヴの幕開けは「My R&R」。続けて「ガルシアの風」。
このオープニングは僕が観たチャボのソロ・ライヴの中でも、
もしかしたら、いちばん印象的だったかもしれないと言うほどの強烈なシーンだった。
そして本編ラストで歌われた「R&R Tonight」。
僕はこの曲をここで初めて聴いたので、これもやはり強く印象に残っている。

2005年は、この年に行なわれた共演ライヴの集大成。
全員で演奏された曲は、その楽器の種類もあり、このときしか観られない貴重なもの。
個人的にも、これまで観たチャボのライヴでも上位に来る感動的な内容だった。

2006年は、そのタイトル通りに自身のキャリアを振り返るような内容。
構成を古井戸、RCサクセション、麗蘭、ソロの各パートで分け、実に4時間にわたり展開された。
各パートの最初には、スクリーンに当時の社会情勢の映像が映る。
それに続いて、やはり当時のチャボの演奏シーンが映し出されるという演出だった。
この2006年は、あの7月13日があった年である。
このとき、スクリーンに映るRCサクセションをチャボはどんな想いで見ていたのか…。
アンコールでは「夜の散歩をしないかね」が歌われた。

記憶に新しい2008年は、エレファントカシマシ、泉谷しげるとの共演…いや競宴。
純粋にチャボを観たいと言う人には物足りなかったかもしれないけれど、僕は◎。
本当に久々に観たエレカシは、RCのカヴァーを含めて充実した演奏だったし、
泉谷しげるもオールナイト・ライヴをやりきった自信にみなぎる余裕の演奏だった。
チャボはと言えば久々CHABO BANDでの出演。これまた貫禄の演奏で素晴らしかった。
特に「スローバラード」と組曲にアレンジされた「雨あがりの夜空に」は嬉しかった。

こう振り返ってみると、チャボのキャリアの中でも重要なライヴが並んでいるのではないか。
10月のライヴは、きっとチャボにとっても特別なのだろう。

そして今年、2009年。

  I stand alone
  仲井戸"CHABO"麗市
  「僕が君を知ってる」

何とも意味深長なタイトルが付けられている。

" 僕 " はともかく " 君 " というのは誰を指しているのか。
そもそも、「僕が君を知ってる」というタイトルの意味は何なのか。

ファンとしては気になるところだけれど、
10月の渋谷で、チャボは答えを出してくれるに違いない。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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