忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー 2009・5・9 オリジナルサウンドトラック

触れないままにしようかと思ったけれど、
どんなものであれ忌野清志郎の新作なので、やはりエントリーすることにした。


忌野清志郎,RCサクセション,THE TIMERS,忌野清志郎&2・3’S,忌野清志郎 Little Screaming Revue,忌野清志郎+坂本龍一(2009-07-29)
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発売前には、このアルバムについて本当にたくさんの意見をコメントと投票で頂きました。
あらためて感謝いたします。ありがとうございました。

さて、このアルバムに対しての僕の興味はただひとつ。
ZAKによるリマスターだ。

可能な限りの大音量でひと通り聴いた印象は、
RCサクセション…特に80年代初期の音源のリマスターが素晴らしいと思った。
『PLEASE』 『EPLP』 『BLUE』の収録曲がそれで、
特に「君が僕を知ってる」と「いい事ばかりはありゃしない」は、僕の耳には感動的に響いた。
あくまでも僕の印象ですよ…と断りを入れるけれど、
これまで聴いたRCサクセションすべてのCDの中でも、間違いなく最高だと思います。

タイトルやコンセプトが違っていれば…と書いても意味はまったく無いけれど、
それでも、それを書きたくなるCDである。
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清志郎の…そしてチャボのギター

FUJI ROCK FES.を観に行った方々からの情報から、
忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラでチャボが使用したギターが判明した。

  Fender ESQUIRE、クロッパーのサイン入りのピンクに塗られたあとがある、あれです

この夢風さんからの情報でギターが目に浮かぶ人は多いだろう。
ちなみに 『Char meets ???? TALKING GUITARS』 のサイトで、このギターの詳細を確認できる
僕の記憶では、これを80年代の半ば頃から清志郎はライヴで弾いていたと思うが、
このサイトにはこう書かれている。

  元々は春日博文氏から手に入れたギターで、
  RC時代にチャボが弾いていたこともある

さりげなく書かれているエピソードだが、少なくとも僕には重要なものだ。
だって、チャボが弾いていたこともある…どころか、
僕がRCを初めて観た1980年の時点で、このギター=チャボというイメージだったからだ。

春日博文から入手した清志郎のギターをチャボが弾いていたという話を知ったのはかなり後。
僕にとって、80年代初頭の仲井戸麗市と言えば、このギターだったのだ。
その証拠のひとつに 『RHAPSODY NAKED』 のライナーでは、このギターを弾くチャボが確認できる。

CIMG7544.jpg

さて、ライヴで演奏された最後の曲は「雨あがりの夜空に」だったそうだ。
やっぱり、どうしたってこの曲しか無かったんだろうし、この曲が相応しいのだろう。
そして 『RHAPSODY NAKED』 のDVDでも、
このギターでその「雨あがりの夜空に」を弾くチャボをバッチリ確認できる。

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こんなギターを、チャボはFUJI ROCKの " For清志郎 " のライヴで使用したのである。
僕にとっては、単に清志郎のギターをチャボが使ったということ以外に、
あの 『RHAPSODY』 の「雨あがりの夜空に」を弾いたギターだ…ということが加わるのだ。
観に行ってもいないのに胸がいっぱいになるわけだよ…。
実際にそのシーンを観たら…いやいや、どうなっちゃったんだろうなぁ。

1980年4月5日から2009年7月25日までは約30年、実に10,703日もの時間が経過している。
FUJI ROCKのステージでこのギターを手にし、Dのコードで強烈なあのイントロを弾いたとき、
チャボの中にはどんな思いが去来していたのかはわからない。
それでも、ひとつだけ確かだろうと思えることがある。

  オッケー、チャボ!

この清志郎の合図が、チャボには絶対に聴こえていたに違いない。

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忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラ

FUJI ROCK FES.に行かないとはいえ、
やはり " 忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラ " でのチャボは気になる。
観に行く友人達に、一言でもいいから終わったら速報を…とお願いした。
とにかくチャボの様子を教えて欲しい…と。

15時50分頃、Sさんから " 今、苗場に着きました " と電話があった。

  " 浅野忠信とCharaが離婚するらしいけれど、何も同じ日に発表しなくてもいいのにねぇ "
  " しかも清志郎と同じレコード会社だし、自分も出演するわけでしょう "

実にスポーツ紙記者らしい話題だが、確かにその通りだと思う。
まぁ、そんなことは清志郎ファンにはどうでもいいことだし、気になんてしないだろう。

ライヴは、RO69…rockin'onの各ブログで、ほとんどリアル・タイムでメニューを知ることができたし、
誰が何の曲を演奏したのかも、大体ここで掴むことができた。
今では当たり前になっているとはいえ、
このようにほとんど同時にライヴの様子がわかるというのはありがたい。

渋谷陽一のブログを見た限りでは、出演前のチャボは元気そうだった。
ゲストが多いからどうなんだろうと思っていたけれど、バンドはNICE MIDDLEだし、
泉谷しげるや浜崎貴司のように、最近のチャボに近い人が多いことも幸いしただろう。
良かった。

さて、友人からの速報は、20:51に第一報を頂きました。
これ、ほとんど終了直後なんじゃないかな。ありがとうございます!

  チャボは清志郎のギター使用!
  唄やギターやアクションにとても思いがこもってました。
  すごく良かったです!

そうか、このライヴで清志郎のギターをチャボは弾いたのか…。
その話を聞いただけで何だか胸がいっぱいになるなぁ。
使ったのはハミングバードかなぁ…。
この件も含めて、そのうち詳しい情報は入ってくるだろう。

とにかく今は、早く次のチャボのライヴが観たいと思っている。
それだけだ。


※追記
 もちろん他にもチャボの様子を教えていただいた方々がいます。
 この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

特別になった「君が僕を知ってる」

友達とのメールのやり取りの中でこんな数行を最近もらった。

  なんだか94年の夏が思い出されてなりません。
  6月の渋公で、アンコールで突然チャボが出てきたときのあの地鳴りのようなどよめき。
  「君ぼく」がこれほど特別な曲になったのはあのときからですよね。

RCサクセションが止まった後の清志郎とチャボの共演で、
おそらく欠かさず演奏されている曲のひとつは「君が僕を知ってる」なんじゃないかと思う。
今では二人の共演の定番だし、RCの代表曲であり名曲であるし、
特別な曲に思っているファンも多いだろう…けれど、初めから特別だったわけでは無い。
この曲が特別になったのは、友達が言うように、間違いなくあの日からだと思う。

1994.6.25. 渋谷公会堂。
僕の席は 1階 13列 41番だった。

CIMG7540.jpg

このライヴは、嬉しいことに映像作品として記録されている。
もちろんチャボとの共演もそこには収録されている。


(2005-09-14)
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この作品は素晴らしいのだが、その編集が個人的には残念。
各曲がぶつ切りで繋がれているので、ライヴの流れを追って観ることができない。
だから曲の前後の様子をここから知ることもできないのである。
何も知らない人がこの作品の「君ぼく」を観たら、突然チャボの姿が映るのでびっくりすると思う。
そして、当然、友達のメールにある " チャボが出てきたときのあの地鳴りのようなどよめき " は、
あの場に実際にいた人の記憶の中だけなのである。

それでも、ここでの「君ぼく」は感動的すぎる。
観ることができる二人の絡みすべてが感激のシーンなのだが、凄いのは間奏以降だ。
ここから最後の " わかっていてくれる " のリフレインまで、
ほとんど清志郎とチャボしかカメラは映さないのである。

あと、ここでの間奏を弾くチャボはめちゃくちゃカッコイイんだよね。
ギターもこの曲をプレイするには珍しいグレコのチャボ・モデルだし。
肝心のプレイもいいよ、とっても。

今、あらためて観ると清志郎はずーっとチャボの隣で歌っているんだよなぁ…。
終盤の " 何から何まで君がわかっていてくれる " と歌う二人のツー・ショットは、
当時から涙無しには観ることができないシーンだったが、今は冷静でいられないや…。

ミディアム・テンポのR&Bの最高傑作。
そして二人にとって、ファンにとっての特別な曲。
そんな曲を演奏する二人をとらえたこの映像は宝物です。

HOUSE OF THE MOON '09 仲井戸CHABO麗市 無国籍料理「月」 2009.7.17

千葉の船橋にある無国籍料理「月」という場所でのチャボのライヴ。
実はこれまで僕は観た事が無く、今回も足を運べなかった。

昨夜のタイマーズのエントリーのコメント欄に、夢風さんからちょっとした報告があった。
このように、僕が行っていないライヴの様子を知らせてくれることは本当に嬉しく、ありがたい。
と思っていたら、先ほどSさんからもコメント欄に報告があった。
せっかくなので、お二人からの報告をここに紹介させてもらいます。
それにしても、僕が観ていないチャボのライヴ・レポまで挙がるのは、さすがBlueの雑記帳(笑)。

     **********

  月にて(夢風さんより)
  テーマと関係なくてすみませんが、報告です。
  チャボは、S&Gに行かなかったそうです。
  「社会勉強にいきたかったけど、東京ドームじゃあなぁ。
  月で50日やれ!」とのことでした。

  「Stop The Music」、MANDALAでは慟哭にしか聞こえませんでしたが、
  今夜は、普通の(悪い意味でなく)ラブソングに聞こえました。

     **********

  7月17日 in 船橋「月」(Sさんより)
  夢風さんと同じく報告ですが、チャボのこの夜のライブも、
  当たり前のように後半は、清志郎との思い出話をしながら、RCの歌、追悼の歌が続きました。
  「清志郎の歌には、月がいっぱい出てくるんだよね。俺も月が好きです」と。
  以前もありましたが、「ハイウェイのお月様」を
  チャボの自宅で2人で作った話などエピソードを丁寧に話してくれてました。

  そして、夢風さんが感じたように、例えば「Stop The Music」なんかは、
  1、2カ月前は、心の悲痛な叫びに聞こえていたのに、
  この夜はれっきとした「作品」だったのです。
  思い浮かぶのは、清志郎ではなく、歌詞どおりに女性でした。

  散々、RCを歌い、
  アンコールでは「激しい雨」のイントロを弾きながら「RCサクセションが聞こえる~!!」と
  力強く叫ぶと、そのまま「雨あがりの夜空に」です。
  このつなぎは、まるで夢を見ているようで、武者震いしました。チャボは、客をあおりまくり。
  しまいには、最前列でノリノリの男性ファンを、何とステージに引き上げて、
  スタンドマイクで2人で歌ってしまった。
  (別に何も悪くなく、とても素敵なことなのに、舞台に上がるときと降りるときに、
  客席に何度も頭を下げて恐縮する男性ファン=何ともチャボファンらしい 笑)

  当然、客席では涙するお客もいました。
  でも、チャボはマンダラのときとは明らかに違いました。
  何というか、とてもとても大きなブルースを真正面から受け止めて、抱え込み、
  背負い込んで、生きていくという、強い意志を感じたのです。
  悲しんで、ふさぎ込んでばかりじゃ、
  先に逝った清志郎に悪いと思っているというのは、真実でした。

  実は、1年前。チャボが、清志郎にがんの再発の報告を受けたのは、
  この「月」でのライブの帰り道の車中でした。

  だから、僕は、チャボはトラウマになってるかも、もう「月」には来たくないのかもって、
  心配してました。数日前に、勝手に不安になったように。

  でも、この夜で、チャボが、僕らを引っ張ってくれていると確信しました。
  当然、僕らよりはるかに辛いわけですが、それでもステージに立つときは、
  引っ張ってくれている。正真正銘のブルースマンなのでした。

  これまで、フジロックに出るチャボというのが、
  個人的にはイマイチうまくイメージできなかったのですが、
  この夜を見て、はっきりと見えてきました。
  野音はないけれど、清志郎との夏の「僕たちの置き去りにされた約束」を、
  取り返しに行くんだなと。

  圧倒的に心に迫ってくるライブだったので、決して肩慣らしという意味ではないが、
  「1度しかない2009年夏」への、力強い足取りでした。

  これまで、チャボが清志郎への追悼をしてきたのは、
  あくまで自分のファンが来る規模のライブばかり。
  清志郎ファンが数多く集まるフジロックを、別の意味で意識しているのかも。
  今までとは正反対で、
  何だか、とんでもないライブになるんじゃないかという気までしてきました。
  共演者たちも誰も太刀打ちできない、すごいものを見せてくれる、そんなパワーを感じました。

  結構、苗場まで行くのはためらっている人も多いようですが、
  5月以降を新谷さんとのライブ以外をすべて見てきた僕が、
  知ったかぶり承知で言わせてもらうなら、フジロックは必見だと思います。

     **********

フジロックをはじめ、今年の一連の夏フェスに僕は行きません。
ただ、観に行く友人はたくさんいますし、ここを見てくれている人でも行く方々は多いでしょう。
その際には、そんな皆さんの感想やレポを、是非この場に書き込んで頂ければと思います。

すべての歌は同じさ。

このあいだ、kumukumuさんから以前書いたタイマーズの記事にコメントを頂いた
1stアルバム 『TIMERS』 のプロモ盤というのを僕は見たことが無いが、
どうやらそれに若林健次さんの漫画があり、
当時の予定では憂歌団をバックにLPを制作するはずだった…と書いてあるらしい。

コメントを読んだ時点では " おー、そうだったのかー " なんて思ったけれど、
何だかその漫画は記憶にあるぞ…とだんだん思い出してきたので、
いつものようにマイ・コレクションを探してみたら、あった。

僕が持っているこれはプロモ盤では無く、
当時、東芝EMIが販促用に作ったブックレットだと思う。

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このブックレットは、何故だか漫画のストーリーとは別に、
タイマーズの結成からデビューまでのHISTORYがキャプションで書かれているという構成。
そのHISTORYは、
これが本当かどうかわからないけれど面白いエピソードが結構あり、なかなか貴重だ。
例えばゼリーと名乗る前はジュレーだったとか、
トッピがギターに故・宮城宗典の写真を貼ってステージに出ていたとか、
アルバムを江戸屋レーベルから発表しようと考えていたとか…。

そして、確かにここには " 当初の予定では、インディーズから12インチ・シングルでデビューし、
憂歌団をバックにLPを制作するというものだった " と書かれている。
だいたいタイマーズ結成のきっかけが某FMでの内田勘太郎とゼリーの共演なのである。

ところで、1stアルバムのCDもレコードもピクチャー・ディスクだったし、
2枚切られたシングルもアナログ盤が出ていたし、ステッカーやブックレットもあるし、
シングル・カセットなど、見ているだけでも楽しいアイテムが多いのであるこの時のタイマーズ。

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そして、当時の宣伝コピー(ブックレットにはゼリーによる企画主旨と紹介されている)。
これが何とも深い一言でイカシていた。

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忌野清志郎 永遠のバンド・マン ミュージック・マガジン増刊

もちろんこんなことになってしまったからこそ出版された本である。
ただ、時間が経過していることもあるだろう、追悼色は薄く、非常に冷静な本だと思った。
だから 『ROCKIN'ON JAPAN 特別号 忌野清志郎 1951-2009』 と比べると、
出版の時期もあるだろうけれど、読後に受ける印象はまったく違う。
ちなみに " 冷静な " というのは良い意味で、だ。


清志郎の日本ロック界での位置づけと評価…
というテーマで書いて欲しいと言われたという今井智子を初めとして、
各ライターによる清志郎論が序盤で7本も続く。
さすがにこれだけ続くと、書かれたテーマはそれぞれ違っていても、
正直読んでいて個人的に似たような内容に感じてしまったりしたけれど、
この分量だから読み応えはあるし、語られていることも興味深い。

完全に追悼ということを前面に出した誌面作りだったROCKIN'ON JAPAN 特別号。
何よりも仲井戸麗市のインタヴューがそれに輪をかけていた。
だが、こちらのミュージック・マガジン本にファンが期待していたのは、
おそらくチャボとは違った視点で語られるであろう三宅伸治のインタヴューだったろう。
僕もこれがいちばん読みたかった…が、初めに書いた " 冷静さ " をここにも感じてしまった。
その構成もあり、ある意味で拍子抜けするくらい淡々としたものだった。
でも、だから良くなかったということではなく、とても感動的なインタヴューになっている。

この他、過去のミュージック・マガジンに載った記事をまとめて読めるのは懐かしいし、嬉しい。
ただ嬉しいという感情は、出版理由を考えるともちろん複雑なのだけれど…。

ところで、オリジナル・アルバムを中心としたディスコグラフィも掲載されているが、
2005年9月号で特集された際に僕が指摘した箇所がここでも修正されていなかった。
この本で清志郎を知り、紹介されているCDを買う人もいると思うのだ。
それだからこそ、資料的な部分には十分に気を使って欲しかったところだ。
ここだけが残念。

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SIMON & GARFUNKEL 東京ドーム 2009.7.10

これまでも何度かここに書いたことがあるけれど、
僕は学生時代それぞれの時代でサウンドトラック盤が決まっている。
中学時代はBEATLESで、高校時代はRCサクセション。
そして大学時代のそれはBRUCE SPRINGSTEENとなっている。
一応、メインのテーマ曲も設定されているのだけれど、
決して特定のアルバムや曲だけだというわけでもない。

さて、大学時代を思い返してみれば、メイン・テーマはSPRINGSTEENだが、
その周りには当時の自分を彩るたくさんの音楽があった。
例えばそれはU2の 『WAR』 であり、POLICEの 『Reggatta de Blanc』 であり、
HEARTBREAKERSの 『L.A.M.F.』 であり…と、実に様々なアルバムが挙がる。
そんな中の1枚であり、しかもSPRINGSTEENと並ぶ重要なアルバムが、
SIMON&GARFUNKELの 『Bridge Over Troubled Water』 だ。


サイモン&ガーファンクル(2003-12-17)
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20代のある時期、死ぬほど聴いていた。
大好きだった。
70年代を代表する…というか全ロック史上、全ポップス史上でも必ず選ばれると思う名盤だし、
もちろん昔からほとんどの収録曲を知っていたけれど、それでものめり込んだ。
この淡いブルーのジャケットを手にするだけで、
タイトル曲のピアノのイントロが、
「The Boxer」のリフレインが、
「Bye Bye Love」の手拍子が瞬時に浮かび、聴こえてくる。
間違いなく、僕の人生のあるページのバックにかかるアルバムである。

S&G。
82年の初来日も、前回93年の来日も行けなかったので、
今回の16年ぶりの来日公演が決まったと知ったときは嬉しかった。
待望していた…というのとはちょっとニュアンスは違うけれど、
それでもあの名曲たちを生で聴きたいというのは、ハッキリしていたことだった。

会場が東京ドームというのはなぁ…と思ったが、とにかく雑念を消して楽しもう。
メニューには二人それぞれのソロ・パートもあるようだが、
そこ以外には知らない曲なんてきっと無いはずだからさ。

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夏の夜の空気は野音の匂い

夏と言えばエアコンは必需品だけれど、意外と団扇も重宝している。
職場でも自宅でも、すぐ手の届くところに団扇はセットされている。

去年から自宅で使用しているのは、デコレ村オールスターズのライヴでもらったものだ。

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ただ、これはちょっとサイズが小さいんだよね。
だから風力も当然弱いので、その分多く扇がないとじゅうぶんな風は来ないから、
体力を使わないといけない…という、あまり実用に向かないものなのです(笑)。

じゃ、何で使ってるの?…となるわけだけれど、
その理由は、その前まで使っていたものを、そろそろ休ませたいというのがあるんだよねー。
まぁ、団扇を休ませたいっていうのもアレなんだけど。
大事に大事に使ってきて、愛着もとてもあるけれど、
所々でボロが出てきているし、この辺でキリ良く引退させたいと思っている。

     **********

   夏の夜の空気はフェスが日本で行われる前までは、
   東京のロック・ファンにとっては野音の匂いだった。

渋谷陽一がブログでこう書いていた
こんな風に決めつけると、また何だかんだ言われんじゃねぇのかなぁ(笑)なんて思うけれど、
少なくとも、僕にはそれは当てはまる。

例えば、80年代のロック・フェスの会場と言えば、主に野球場だった。
横浜スタジアムや西武所沢球場
そういった場所で様々なバンドやアーティストと一緒にRCサクセションを観ていた。
でも、それは東京じゃ無かったんだ。
だから東京の僕のようなロック・ファンにとっての夏の夜は、
やはり日比谷野外大音楽堂というのがいちばんしっくりとくる。
そして、やはり野音で僕はRCサクセションを観ていた。

初めてRCを野音で観たのは1981年5月31日

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そして最後に観たのが1990年9月9日。

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この90年の野音ライヴでは、
観客に当時のNEW SINGLEである「I LIKE YOU」のプロモーション用団扇が配られた。
そうです!この団扇を、夏になると僕は自宅で使っていたのである。

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もう20年近くも経っているんだなぁ…。
でも、まだまだ現役だし、とても気持ちの良い風を生み出してくれるのでお気に入りなのだ。
未だにこの団扇で扇ぐと、あの日の野音の匂いと風を運んできてくれそうな気がする…、
なんて切ない気分になったりもするけれど。

そういえばチャボが言っていたなぁ " いい夏、来るぜ! " って。
今年は、この団扇を使うことにしよう!

仲井戸CHABO麗市・新谷祥子 THE Duet「ガルシアの風」 名古屋Blue Note 2009.7.4

2ステージあるとは言っても、その1回分はアンコールも含めて約90分。
普段のチャボのライヴの半分にも満たないコンパクト・サイズ。
それでも見応え、聴き応えのある素敵なライヴだった。

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オープニングは「Everyday I Have The Blues」。
ところでマリンバ入りでこの曲を演ったことってあったかな?
僕自身、初めてだったかも…ということで、
マリンバがプラスされたCHABO'S BLUESは新展開。
お馴染みのナンバーだったけれど、とても新鮮に聴くことができた。

続いて、新谷さんがチャボの曲でいちばん好きだという「BLUE MOON」。
何度聴いても何回観ても、この二人の「BLUE MOON」は素晴らしい。
「ホームタウン」も二人の共演では定番。
この2曲はもう持ち曲と言っていいんじゃないかな。
ちなみに、ライヴのラストは「ガルシアの風」だったのだが、
これも見事な仲井戸麗市&新谷祥子ヴァージョンとなっていた。

お次は、今度は僕が好きなチャボの曲でBEST3に入る「SUMMER SAMBA」。
時間の関係かショート・ヴァージョン(?)だったのが残念だったけれど、嬉しかった。

新谷さんが自身でヴォーカルをとるオリジナルは2曲披露された。
まず、アンコールで演奏された「冴えた月の下で」。
これは赤坂のライヴでも歌われたが、「BLUE MOON」と月繋がりで…と紹介されていた。
もう1曲は「ピクニック・ボーイ」というタイトルだと思うのだが、これは名曲でした。
この2曲を含めた新谷さんのヴォーカル物ってCDになっていないのかな?

ステージも中盤。
「Voltage」。
この辺のチョイスは、新谷さんの楽器を意識した選曲なのだろうなぁ。

コンパクト・サイズのライヴなので、7曲ほどで早くも本編クライマックス。
さて、ここで次の曲へ行く前の繋ぎでチャボがあるフレーズを爪弾いたのだけれど、
それが何なのかを理解するのに、僕は少々時間がかかった。

あの日から2ヶ月。
これを " 2ヶ月も " ととるか、" 2ヶ月しか " ととるか…だけれど、
個人的には " 2ヶ月も " という感覚のほうに振れていた。
5月にあれだけの追悼ライヴを行い、6月には梅津和時、三宅伸治ともそんなライヴを演った。
想いは消えないし、消えるはずが無いのもわかっているけれど、
チャボは今後もライヴでそういったモノを出していくのか…については、
僕はあまり意識していなかった。

話を戻すが、「Voltage」の後にチャボが弾いたのは「激しい雨」のリフだったのである。
そしてマイクを通さずに歌った。ハッキリと歌った。
RCサクセションが きこえる(なってた)…と。

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ROLLING STONES 2009 REMASTERED

ビートルズの09.09.09.まであと二ヶ月となった。
今年のメイン・アイテムはこれで決まりなのだけれど、
同じ年にローリング・ストーンズのリマスターまでが始まってしまった…。
何でまた…と思ったけれど、まぁ入手しないわけにはいかないのですねぇ(笑)。

今回リマスター盤としてリリースされるのは1971年以降にリリースされた14タイトル。
第一弾として 『STICKY FINGERS』、『GOATS HEAD SOUP』、『IT'S ONLY ROCK'N'ROLL』、
そして 『BLACK AND BLUE』 の4タイトルが5月に、
さらに第二弾として 『SOME GIRLS』、『EMOTIONAL RESCUE』、『TATOO YOU』、
『UNDERCOVER』 の4タイトルが6月に出ている。
これは最新アルバムの 『A BIGGER BANG』 まで続く(第三弾は7月予定)。

国内盤はプラ・ケースのSHM-CDで発売されているが、僕は輸入盤を入手することにした。
その理由は、ビートルズにまとめてお金をつぎ込むので、輸入盤のほうが安価ということがある。
更に、全14タイトルが収納可能なボックス付きの限定盤が発売されたからだ。
でも国内盤も全タイトル購入すると収納箱がもらえるんだけどさ(笑)。

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このように、第一弾の4タイトルとボックスがセットになっている。
埋まっているところは、今後リリースされるものが収納されるスペースだ。
ボックス自体はチープで、実際に手にすると安っぽい(笑)。
デザインも特に凝っているわけでは無いが、
良く見るとアルバム・タイトルの文字が上部表面にレイアウトされている。
紙ジャケの出来に代表されるように、こういったものは日本製には敵わないのは仕方ないね。

CIMG7500.jpg CIMG7501.jpg

さて、肝心の音ですが、これはなかなか良いんじゃないでしょうか。
中でも 『STICKY FINGERS』 と 『IT'S ONLY ROCK 'N' ROLL』 が特にいいんじゃないかな。
ただ、良いか悪いかじゃなくその人の好みだから、
一概にリマスターだから素晴らしいとは言えないんだけれど。
そして第三弾に当てはまるアルバムは、元々が音は悪くないと思うので、
70年代のアルバムに比べてそんなに音質の違いは感じられないだろうけれどね。

そうそう、『EXILE ON MAIN St.』 がありませんが、
単独でスペシャル・エディションとして発売されるようです。これも楽しみ!
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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