アクロス・ザ・ユニバース

『アクロス・ザ・ユニバース』を観てきました。

この映画は、舞台版『ライオンキング』の演出を手掛け、
映画『フリーダ』の監督をしたジュリー・テイモアが、
ビートルズの曲を使用したミュージカルをやりたい…ということから生まれたそうです。
僕はその監督も知らなかったし、舞台も映画も観ていないので、
単にビートルズというキーワードのみで足を運びました。

リヴァプールから父親を探しにアメリカへ来た青年ジュード。
そこで知り合ったマックス。
そしてマックスの妹ルーシーとの恋。
大まかにまとめちゃえば、この三人を中心にした物語が、
60年代後半のニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジ周辺で描かれます。
もちろん当時ですからヴェトナム戦争の影響があり、
マックス自身、兵役でヴェトナムに行くし、ルーシーは反戦活動にのめり込んでいきます。

こういったストーリー全編にビートルズ・ナンバーが絡むのです。
その選曲や絡ませ具合がまた絶妙で、観て、聴いて楽しいし、思わずニヤリとしてしまいます。
特に、ジュードとルーシーがお互いに恋心を抱くシーンでは、
それぞれ「I’ve Just Seen A Face」と「If I Fell」が使われていて、ここの選曲は最高でした。

それと、一度観ただけでも、
細かいビートルズ・ネタが画面やセリフに散りばめられているのに何度か気が付きます。
これは他にも気付かないだけで、きっとたくさんあるんだろうなぁ。
こういった点を探すのも楽しみの一つかもしれません。今からDVD化が楽しみです。

また、仲間のミュージシャンがジャニス・ジョプリンとジミ・ヘンドリックスをモチーフに描かれているし、
U2のボノがドクター・ロバート役で出演して「I Am The Walrus」を歌ったりと、
ロック・ファンはビートルズ以外のネタでも楽しめます。
そうそう、地下鉄のエスカレーター下で「Come Together」を歌っているのはジョー・コッカーです。

これまでもこういった企画や、実際に映画もあったと思うけれど、
僕はそれらをすべて観ているわけではないので比べて云々と語ることはできません。
でも、この映画はオススメです。
これは、いいです。

ストーリーだけ挙げれば何てことのない話なのですが、
ビートルズの曲が加わって、かなりの見応えのある作品になっています。
これは監督をはじめ、制作側のビートルズに対する愛情や知識の深さによることが大きいと思います。
誰がやってもこうなるとは限りません。

物語がハッピー・エンドというのもとても良く、
ラスト・シーンでの「All You Need Is Love」には感動してしまいました。

それにしてもビートルズの曲の素晴らしさ!
何千回目のそれでしょうか、あらためて強く強く思いました。
久々にココロの栄養になるような、いい映画を観たなぁ。

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ARB 白浜久の時代

ARB 30th ANNIVERSARY、オリジナル・アルバム紙ジャケ化についてのエントリー最終回は、
白浜久在籍時の5枚。

CIMG6852.jpg

斎藤光浩はARBに完璧にハマった…と思っていた僕は、
これからバンドがどう転がっていくのか期待していた。
なのに、再びギタリストが交代するという知らせが突然耳に入る。
正直、” 何だよ、またかよ “ と思った。
加入するのは白浜久という男。

  それ、誰?

その時点でソロ・アーティストとしてアルバムを発表していたのだが、僕は彼を知らなかった。
おかげで一郎から光浩へチェンジするときの “ 大丈夫かよ “ という想いさえ抱くことができず、
ただ受け入れるだけだった。

僕が白浜久を観た最初は、光浩のときと同じくTV。
番組も同じく『ライヴ・ロック・ショウ』だったような気がする。
そのとき放映されたのは、光浩最後のライヴだったのかな…。
とにかく凌によるメンバー・チェンジに関するMCがあり、
実際に久がゲスト出演して「ROCK’N ROLLER(美しき宝者たち)」をセッションしたのだ。
ギター・プレイはあまり印象に残っていない。

久が在籍していた時期は、これまでのギター・バンドというイメージは後退した。
曲のクレジットはRyo&Hisashiとなり、とにかくPOPになった。
特に第一弾である『ONE and ONLY DREAMs』は凝った構成の曲も多く、
明らかにARBは変ったと知らされたのであった。

賛否だけを言えば、当時のファンからは否の意見や感想が多かったんじゃないかなぁ。
まぁ、これだけの変化があったのだ。
賛否どっちに転がるかに限らず、誰だって理解するまで時間がかかっただろう。

僕自身はと言えば、否までは行かなかったが、それでも否に寄っていたのは確かだ。
音としては、一郎や光浩の影がまったく消されてしまった気がして、がっかりもした。
ただ、出るアルバムの中に “ いい曲だなぁ “ と思う曲が必ずあったし、
当時の凌はこれを良しとしてやっていたわけだから、好き嫌いはあっても、納得はしていた。

実は、今では久が加入しての一発目『ONE and ONLY DREAMs』を、
強引に1stアルバムと仮定したりするんだよね(笑)。
こうすると、当たり前だけれどその後の展開に違和感が無くなるし、
それどころか、かなりの傑作揃いだろう…なんて思います。
無理があるけど(笑)。

あと、これは僕ならではの表現とお断りしたうえでのことだけれど、
ARBでの白浜久はルースターズでの下山淳…というとわかりやすいんじゃないかなぁ…なんて。

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サマー・ロックトークセッション NHK-FM 2008.8.28

まずはNHK-FMのブログから引用。

 サマー・ロックトークセッション
 8月25日(月)~29日(金) 後11:00~前0:00

 「ワールドロックナウ」の渋谷陽一が日替わりでゲストをお招きしてお送りする真夏のロックトークバトル!
 音楽評論家、音楽情報誌発行、そしてDJとして、アーティストたちからも絶大な信頼を誇る「渋谷陽一」。
 その信頼は、30数年に渡る彼の長い活動の中で築き上げたもの。
 彼は現在、NHK-FMで「ワールドロックナウ」のDJを担当している。
 番組は、そんな渋谷陽一氏を同志としてリスペクトするビッグアーティストを日替わりでスタジオに招き、
 彼らと渋谷陽一氏が独特のトークバトルを繰り広げ、ふだん聞くことのできないゲストの本音を引き出す。
 時には渋谷陽一氏にあおられミニライブも……?

 【司会】渋谷陽一
 【ゲスト】25日(月)浜田省吾 26日(火)佐野元春 27日(水)坂本龍一 28日(木)仲井戸麗市 
      29日(金)桑田佳祐(サザンオールスターズ)

     **********

ソロ、麗蘭、RCの曲からチャボのナンバーをピックアップしながら、
その合間にチャボのソロ観とバンド観や曲作りやギターについてなどの二人のトークが入る。
新しいエピソードやニュースはまったく無かったので、
こういう言い方は適切かどうかはわからないけれど、
トークに関してだけ言えば、初心者向けな内容だったように思う。
番組のラストに今後のライヴについてのプロモ・トークがあった程度で、
その他は渋谷陽一もチャボも、それこそ何度も話してきたことばかりだったと思うが、
過去のこういった番組も、やはり似たような感想を持ったので、あえてそうしている気もするなぁ。
というか、そういう定番的な内容じゃなくてはいけないのだろう。

     **********

さて、OAされた曲の中で「打破」はRCサクセションのライヴ・ヴァージョンだった。
後半に清志郎のコーラスが入る例のヤツだ。
これは渋谷陽一、完全に意識した選曲だっただろう。
もちろん曲の後に清志郎の話になった…と言っても重く深く話されたわけでは無い。
ただ、実に自然な会話だっただけに、二人の想いの強さもしっかりと伝わってきた(と、僕は感じた)。

     **********

ところで『THE 仲井戸麗市 BOOK』から「早く帰りたい PARTⅡ」もOAされた。
これも清志郎がコーラスで参加している曲である。
単なる偶然かもしれないけれど、この時期の渋谷&チャボのトークだ。
清志郎も一緒に…というのはあまりにも考えすぎだろうけれど、
そのような想いがあったんじゃないか…なんて、僕なんかはどうしても深読みしてしまうな…。

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ブルーノートブルース 忌野清志郎 LIVE at Blue Note TOKYO -2008-

今年の2月から行われた、追加公演を含む一連の完全復活祭。
もちろんすべてがワンナイト・スタンドであり、
その場にいた人それぞれの中に強烈な印象として残っているだろう。
ただし、嬉しいことに日本武道館でのライヴはDVDとCDになり、
何度も何回も今でもこれからも何時でも何処でも体験できるのだ。
僕にとっても一生モノの宝物。
しかし、その宝物にさえ追加公演があったのである。


それはBlue Note TOKYOでのライヴが映像作品となるという嬉しい知らせ。
こんなニュースならさぁ、
何度も何回も今でもこれからも何時でも何処でも体験したいよね。

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デコレ村オールスターズ・ライヴ Shibuya O-East 2008.8.25

凄いライヴだった。
いったいどのくらい凄かったかと言うと、

  どんなコンサートなのか、良くわかっていない

と長老(チャボ)がMCで言っていたが、本当にそのままのライヴだったのだ(笑)。

Image0808252.jpg Image0808251.jpg

開演時間を10分程押して、
まずは会場に設置されたスクリーンに「太陽に歌って(デコレ村)」の映像が流れる。
※実はステージと客席のあいだにも薄い幕(スクリーン)が最後の曲前まではられていた

基本的な流れは、出演者が2曲ずつ持ち回りで演奏するのだが、
実はMCを担当する人がいて、彼がその節目節目で出演者を紹介してくれる。
こういったことも普通のライヴとは趣向が違うので、やや違和感が(笑)。

さて、デコレ村のシズネによる「moshimoshi~デンワのうた~」から「いちにのサンキュー」でスタート。
このオープニングを観て、長老は大丈夫なのだろうか…という不安と心配がアタマを過ぎる(笑)。
※各キャラクターが誰なのかは、デコレ村本舗株式曾社のARTISTを参照してください。

続いてはデコレ村のフリッパーとハンキー・パンキーで「ONE LOVE」。
これはCDでも良かったけれど、やはり生で聴くほうがいいですね。
とらごんさん(BOOMの小林孝至)のギターがいい音でした。
このユニットで、もう一曲。
ビートルズの「涙の乗車券」をカーペンターズのヴァージョンでカヴァー。
知っている有名曲が続いたこともあって、このじっくりと聴かせるパートは前半のハイライトと言えたかも。

しかし「いちにのサンキュー」と、
ボブ・マーリー&ビートルズ(カーペンターズ)という、この差はいったい何なのだ(笑)。

ハンキー・パンキーが残り、「The First Star~上を向いて歩こう~」。
いきなりイントロを間違えてやり直していたけれど、やっぱりリハ不足なのかな(笑)。
続いて何とホリーズの「Just One Look」を演奏。これはマジなカヴァーでカッコ良かったです。

そして特別な紹介は無かったけれど、僕の予想が当り、ブゥ博士(浜田真理子)が登場した。
今回のシークレット・ゲストというのはこのブゥ博士…だと思うのだが、実際はどうなんだろう?

ブゥ博士は、まず「竹田の子守唄」を歌う。
もう一曲は、小坂忠の「機関車」。
相変わらずこの人が取り上げるカヴァー曲のセンスは素晴らしい。
もちろん、あのピアノと、あのヴォーカルだ。
会場の雰囲気がガラッと変る。
照明もシルエットがスクリーンに映し出されて実際の彼女を包みこむようになり、
それが歌とピアノに合っていてとても良かった。
全体を通しても、このパートだけは完全に浮いていた。
これはもちろん褒め言葉だ。

しかし、繰り返すけれど「いちにのサンキュー」と、
" 目がつぶれ 耳が聞こえなくなって 手まで縛られても " と歌われる曲との差は何なのだ~(笑)。

続いては、いよいよ長老の登場です。

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ARB 斎藤光浩の時代

ARB 30th ANNIVERSARY、オリジナル・アルバム紙ジャケ化の第二弾、
斎藤光浩と白浜久が在籍した時代の8枚がリリースされた。

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一郎が抜け、BOW WOWの光浩が加入するニュースを知ったときの戸惑いを思い出す。
素直に出てきたのが “ 大丈夫かよ “ という想いだった。
今となっては大変失礼なことだったわけだが、
当時はARBとBOW WOWの音が僕の中で結びつかず、
光浩のARBというものが想像できなかったのだ。

僕が本格的に光浩がギターを弾くARBを観た最初は、たぶんTV。
84年、TV東京の『ライヴ・ロック・ショウ』という番組で、
目黒の鹿鳴館で撮影されたライヴが放映された。
※記憶が正しければ、この番組のこけら落としがARBだったはず

ここで観た「YELLOW BLOOD」や「彼女はチャーミング」といった新曲のカッコ良さ!
特に光浩の弾くリフやギター・ソロには痺れてしまった。
この他には「Just a 16」「ウィスキー&ウォッカ」もOAされたが、
これらの一郎時代の名曲も違和感はまったく無く、
それどころか新しい色を感じることができた。
ARBは大丈夫かよ…から、大丈夫だ…に気持ちが変わった瞬間であった。

さて、この光浩在籍時のARBにとっては、絶対に外せない12inch三部作があるのだが、
その三枚すべてが今回の光浩時代のアルバム紙ジャケにはボーナス・トラックとして収録された。
『Deep Inside』(85)、『Blue Color Dancer』(85)、
『God Bless The “ Ring “ 』(86)がそれだ。
これは素晴らしい仕事だ!

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太陽に歌って/デコレ村オールスターズ -2008-

昨日、既にHMVの店頭に並んでいたので手に入れていました。
長老とブゥ博士は仲良く並んでいました(笑)。

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デコレ村オールスターズ,デコレ村のハンキー・パンキー,デコレ村のフリッパー feat.ハンキー・パンキー,デコレ村の長老&ジーノ feat.デコレ村オールスターズ,デコレ村のブゥ博士,デコレ村のジーヌ feat.長老、とらごんさん、ハンキー・パンキー,デコレ村のシズネ feat.ヤッチー、エイリアン,デコレ村のトミコ feat.ジーネ、エイリアン (2008-11-01)
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それにしても、こんなにドキドキしながらCDをトレイに乗せたのは久しぶりだ(笑)。
いったいどんな音が飛び出してくるのかがまったく想像できなかったし、
だいたいお目当ての曲が「太陽に歌って」と「魔法を信じるかい?」なのだから。

さて、PLAYボタンを押して最初にスピーカーから聴こえてきたのは、
フィル・スペクターな味付けの「上を向いて歩こう」。
うーん、なかなかいい感じです!
このイントロ、久しぶりにシリア・ポールの「夢で逢えたら」を聴きたくなりました~。

続いてはBOB MARLEYの「ONE LOVE」のアコースティックなカヴァー。
ちょっと切なさが入った夏の終りヴァージョン…といった感じで、沁みます。

そして遂に「太陽に歌って」です!

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長老とブゥ博士

チャボの参加が決まったデコレ村オールスターズのライヴ。
未だに企画の全容が良く見えていない(笑)のだが、
「太陽に歌って」と「魔法を信じるかい?」の仲井戸ナンバーが演奏されることは間違いないだろうし、
「上を向いて歩こう」でも渋いスライドを決めてくれるだろうから、
例え出演時間が短くても期待しちゃうわけだ。

ところで、このライヴ。
発表された出演メンバー以外に、超シークレットゲストありとあるのだなぁ…。

まぁ元々が各アーティストがシークレットで参加しているというデコレ村だが、
実は8月6日に、それぞれのキャラクターが誰なのかが発表されたのだ。
長老がチャボだという以外は特に興味も無く(失礼…)見ていたのだが…。

!!!!!!!!!!!!!!

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ビートルズ「ソロの時代」 50 BEST SONGS

「赤の時代」「青の時代」で終わるかと思ったらソロまであるとは…。
もうここまで来たらつきあわない訳にはいかない(笑)ので、
2008年8月時点での記録としてMy BEATLES SOLO YEARSを選んでみます。
いつものように、まだレコードコレクターズ誌は開いていませんよ~(笑)。

と、簡単に言ってみたものの、4人のソロ時代の曲から20曲を選ぶのは至難の業だなぁ。
まずはメンバー別に、あまり思考せず余計な思いをできるだけ無くし、
単に好きな曲を選び、そこに個人的にこれは外せないだろう曲を加えてみて、
その中から最終的な20曲を決めました。

結果は次の通りです。
青字が現時点のMy BEATLES SOLO YEARS(順不同) です。

●JOHN LENNON
Give Peace A Chance(69)
Cold Turkey(69)
Mother(70)
Love(70)
God(70)
Power To The People(71)
Imagine(71)
Nobody Loves You(When You’re Down And Out)(74)
Stand By Me(75)
(Just Like)Starting Over(80)

Grow Old With Me(84)

●PAUL McCARTNEY
Another Day(71)
My Love(73)
Live And Let Die(73)
Band On The Run(73)
Jet(73)
Junior’s Farm(74)

Listen To What The Man Said(75)
Silly Love Songs(76)
Mull Of Kintyre(77)
Getting Closer(79)
Wonderlust(82)
My Brave Face(89)
This One(89)
Hope Of Deliverance(93)

I Owe It All To You(93)
Young Boy(97)

●GEORGE HARRISON
My Sweet Lord(70)
If Not For You(70)
You(75)
All Those Years Ago(81)
When We Was Fab(87)

●RINGO STARR
It Don’t Come Easy(71)
Photograph(73)

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さて、レココレの上位20曲は何かなぁ…。

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仲井戸CHABO麗市 with 片山広明 + たつのすけ monthly CHABO vol.3 「SUMMER IN THE CITY」南青山MANDALA 2008.8.10

このライヴを観ることができて本当に良かった

僕と同じように、こう思ったファンは多いんじゃないだろうか…と帰宅した今、強く感じているが、
演奏云々、メニュー云々といったものを超えた、実にいいライヴだった。

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今回のmonthly CHABOでの恒例となった新曲の披露。
チャボ自身もMCで " 最近は俺にしては曲が生まれているんだ " と話していたし、
実際に過去の2回では数曲が演奏されたのだが、今回は「俺のGet Rhythm 」という1曲のみ。
全体的には過去に発表された…しかも古めの曲の印象が強かったこともあり、
特に本編は80年代中盤…ハッキリ言えばRCサクセション色が強いメニューになっていたように思う。
やっぱり片山広明が共演者というのも、そう思ってしまった理由だろう。
※ちなみに「「俺のGet Rhythm 」もイカシタ新曲でした。新作が本当に楽しみです!

オープニングの「SWEET HOME 南青山MANDALA」で会場を暖めた後、片山さんを呼ぶ。
まず二人で演奏されたのが「カビ」だ。
あまり演奏されない『BOOK』収録曲の中でも、ライヴでは取り上げられる機会がある曲だが、
今回はSAXが加わったということもあってか、実に渋くカッコイイ仕上がりになっていた。
二人だけの演奏だったけれど、まるで目の前でNAKAIDO REICHI BANDが演奏しているかのようだ。

この1曲だけで、今日は凄いライヴが観られそうだぞと期待が高まったが…。
それはその通りになったのである。

たつのすけが加わり演奏された課題曲(笑)の「BLUE MOON」も、いつもとは違った色が着いていた。
前回の早川さんとの共演では、ベースがあるとチャボのギターが活きるなぁと思ったものだが、
結局、上モノはギターひとつになるので、良い悪いで無く、厚味やカラフルさはそんなに強くない。
しかし今回はボトムをたつのすけのキーボードが受け持ち、
そこにチャボのギターと片山さんのSAXが乗っかるので、音の厚みや迫力が出たわけだ。
先にも書いたけれど、バンド並みの音を出していたんじゃないかと思う。

さて、" 片山と演るとエレキを持ちたくなる " とチャボは言っていたのだけれど、
それとこの曲は結びつかなかったなぁ。
まさかこの曲が飛び出すとはなぁ。

何を演ったかというと…

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テーマ : ライヴレポ・感想
ジャンル : 音楽

ARB 田中一郎の時代

ARB 30th ANNIVERSARYということで、オリジナル・アルバムが紙ジャケ化された。
しかも、凌でも無く、一郎でも光浩でも久でもなく、KEITHが監修しての最新リマスターだ。
数多いメンバー交代。そしてサウンドも時期によって形を変え続けたARBだが、
バンドが無くなった今、最後までボトムを支え続けたKEITHこそがARBだった…と言っていいかも。
よって、KEITH監修というのはいちばん相応しい人選かもしれない。

さて、再発第一弾は田中一郎の時代の7枚。
個人的には、『BAD NEWS』以降の6枚はすべて日本のロック史に残したい作品だ。
ジャケットを眺めているだけで、自然と顔がにやけてしまう。
ビクターの紙ジャケの評判は良くわからなかったのだけれど、
レコードのライナーも丁寧に復刻されているし、
肝心のリマスタリングもなかなかの出来で、良い仕事だと思う。

ソリッドなバンド・サウンドという言葉がピッタリの80年代前半、田中一郎在籍時のARB。
スピーカーから飛び出す新しく生まれ変わった音。
これは大音量で聴くとたまらんです!
特に『W』と『トラブル中毒』は、個人的にもフェイヴァリットで聴きまくった2枚だけれど、
今回のリマスターで、かなり新鮮に聴くことができました。

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カラフルかつ切れ味抜群の一郎のギター。
うなるサンジのベースにKEITHのKEITHな(笑)ドラム。
この3ピースが鳴らす不動のアンサンブルをバックにあの凌のヴォーカルが聴こえてくるのだから、
今でも血が騒がないわけは無いのだ。

さて、ARBはRCやルースターズと並んで大好きなバンドであったが、
これまでブログではほとんど取り上げたことが無い。
唯一触れているのは、一郎のギターについてのエントリーくらいかな。
特に理由は無く、たまたまそうなっているだけなのだけれど、
今回の再発に合わせて、三人のギタリスト在籍時に分けて、まとめて書いてみようと思います。

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ゴールド・ラッシュのあとで / 天辰保文

音楽評論化の天辰保文さんが過去に発表したコラム、CDのライナーや評論文などをまとめた本。


天辰さんは、その名前だけは知っていたが、特に記事やライナーを多く読んだという記憶は無い。
僕が意識するようになったのは、チャボのBOX『works』のライナーを渋谷陽一と共に書いていたからだ。
いい文章だった。

  きみは、自分が思っているのとは比べものにならないほど、
  ぼくらに、たくさんのなにかをくれているんだよ

とりわけ、最後のこの部分には共感したものだ。

さて、書店でこの本を手にし、目次を確認する。
取り上げられているものを見ると、見事に僕の趣味から外れており…というか、
これまで僕が聴いてこなかったアーティストやバンドが多かったので、入手を一瞬だけ迷った。
もちろん名前だけで言えば誰もが知っている人ばかりではあるが、それと実際に聴くことは別だ。
ただ、やはり仲井戸麗市との対談が収められていることには勝てず…(笑)。

こういった単行本に収録される対談というのは、得てして欲求不満気味になることが多い。
理由は話されている内容云々よりも、どうしても付録のような感じがしてしまう、その短さだ。
ここでは一応、第二章すべてがチャボとの対談に割かれているが、やはり短い…と思った。
少なくともこの倍のヴォリュームは欲しかったところだ。
とは言っても、お馴染みビートルズの話からロックへのこだわりと社会、年齢との関わりなど、
なかなか読み応えのある内容かと思う。
しかし、昔からそうだが、チャボの音楽だけでなく、こういった発言からも本当に力をもらえるな。
チャボがいなかったら、今の自分はどうなっていたのだろう。

本編については、自分が知らない分野が多いこともあり、何かを探すような気分で読んでみたい。
しばらくカバンの中に入れて持ち歩くことになりそうだ。

Look , I'm here.

8月1日、Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ2007が、東京MXTVで放映された。

     **********

急遽決まったような感じであったが、このEventは実質的な清志郎の本格的復活ライヴであった。
しかも、出演名義は忌野清志郎 with 仲井戸麗市。
チャボは決まっていた麗蘭のツアーの予定をキャンセルしてまで参加したのである。
清志郎の復活に。

CIMG6839.jpg

今更ではあるが、つくづく凄いライヴを観たんだなぁ…というのが実感だ。
だって清志郎とチャボ、そしてドラムはコーちゃんなのである。
80年代を駆け抜けたKING OF LIVEの三人が、僕の目の前で演奏しているのである。
12月の武道館で。

キーボードは厚見玲衣が務めていたが、ベース・レスのドアーズな編成。
このメンバー構成は今でも謎であるが、後々このライヴは伝説になるだろう、きっと。
だって、ハッキリ言って、これはたった三曲だけのRCサクセションである。

     **********

さて、MXTVだ。
清志郎のパートは、「Don't Let Me Down」の一部と「Imagine」が放映された。

それにしても、清志郎の " OK、チャボ " で始まる「Imagine」の素晴らしさはどうだろう。
生で観て聴いたときも全身で感動したものだが、
カメラが捉える清志郎とチャボ、そしてコーちゃんのトライアングルを観ての「Imagine」。
再び感動…これ以外、無いよ。

     **********

「Imagine」の終盤、" 夢を見てるのは君ひとりじゃない、仲間がいるのさ… "
とピース・サインを掲げた清志郎はこう言う。

  ほら ここにいるぜ

ダメだ…。泣けてくる…。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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