ROCKS OFF Vol.4

この『ロックス・オフ』はシンコーミュージックから出ているムックだ。
巻頭【特集】で無いのが残念だが、巻頭【速報】で2/10の武道館の模様が掲載されている。
表紙も武道館での清志郎だ。


速報は数点の写真と、『清志郎を聴こうぜ!』の著者である原田和典、
そして今井智子の両氏によるレポで構成されている全8ページ。

原田氏による時系列で当日のライヴを追ったレポは、
はっきり言って、もう様々なファンのブログで読んだ内容である。
しかも感動ポイントがほとんど同じときている。
よって、書かれていることが全部読まなくてもわかるのだ(笑)。

しかし!

誰が、どこに、いつ書いたものであっても、それを何度読んでも感動してしまう。
2/10の武道館はそんな日であり、そんな三時間であった。
これからも、あの日が書かれたものを読むたびに、
一瞬にして武道館に立っている自分を思い出すだろう。
360度の客席を埋め尽くしたお客さんを思い出すだろう。
「JUMP」と「いい事ばかりはありゃしない」と「激しい雨」を思い出すだろう。

身体に残っているあの日の感覚は、もう一生消えることは無いような気がしている。
スポンサーサイト

忌野清志郎 完全復活祭 追加公演 フェスティバルホール 2008.2.24

オープニングの「JUMP」に続いて「ROCK ME BABY」が演奏された。
いきなり武道館とは構成が変更されており、気分は一気に盛り上がった。
ということは、アンコールに別の曲が来るわけだな。
これは「トランジスタ・ラジオ」だろう…とこの時点では思っていたが…。

結果としては、武道館とほぼ同じメニュー。
ただし『夢助』からの「涙のプリンセス」「誇り高く生きよう」と、
初期のRCナンバー「ぼくの好きな先生」がカットされており、
演奏された曲は少なくなっていた。
想像するに、これはおそらく会場の使用時間などの理由かと思われる。
その意味では残念な気も少しだけするけれど、
いやいや、内容はそんなことは微塵も感じさせない素晴らしいロック・コンサートでした。

もちろん大阪公演が初の復活祭になったお客さんは感動で涙…な人も多かっただろう。
でも、この日のライヴを観ての僕自身の感想は、やたらと楽しかったのだ。
実際に、僕の周りで観ていたみんなは笑顔だった。
本当に笑顔、笑顔、笑顔だったのだ。
おかげで、途中で復活祭ということを完全に忘れ、
『夢助』を引っさげての2008年ツアーを観ていると思った程である。

話は戻るが、やはり武道館は特別なライヴだったのだろう…と思った。
迎えるお客さんの期待感でパンパンになり破裂しそうになっていた武道館。
そこに登場する清志郎とバンドのメンバーには、物凄い緊張感があったはずだ。
そんな中で実際にあれだけのライヴを行えたのも、
バンドが完璧にそれを演奏にぶつけられたからだと思うし、
あそこにいた一万三千人もそれをキャッチし、メンバーへ投げ返していたわけだから、
あの再現不可能で感動的な三時間が生まれたのだ。

今回の大阪追加公演では、
清志郎もバンドも武道館のときよりもかなりリラックスしていたように思う。
もちろん間にはブルーノートもあったし、余裕を持ってできたということはあるだろう。
ただし!
演奏するのはNICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市なのだ。
これは武道館であんなライヴを演ってしまうとんでもないバンドなのである。
このバンドが、良い意味でのリラックスと余裕で演奏したら…。
しかも、このバンドをバックに忌野清志郎が歌うのである。
最高のロック・コンサートになるに決まっているじゃないか!

武道館では僕自身も興奮しており、所々の記憶が飛んでいるが、
今回は聴くほう、観るほうとしても余裕を持てたので、じっくりと演奏と歌を堪能させて頂きました。
いくつか印象に残ったことを記しておきます。

続きを読む

追加公演前の妄想

いよいよ完全復活祭も関西での追加公演を残すのみとなった。

セット・リストは武道館が基本となるだろうけれど、
多少は変えてくるとも思われる。
また、いくらスペシャルなライヴだったとはいえ、
ブルーノートでのメニューを考えれば、
驚きの嬉しい曲が演奏される可能性もある。

ということで、明日の追加公演を迎えるにあたり、
再び妄想と期待と無理難題の個人的希望を承知での予想をしてみます。

まずは2/10武道館のセット・リストのおさらいから。

続きを読む

忌野清志郎×仲井戸麗市 祝祭

去年の麗と蘭のツアー、南青山のライヴ後に友達と飲んだときのこと。
ジョン・レノン・スーパー・ライヴにチャボが清志郎と出ることについての話になった。

  チャボを誘ったのは、やっぱり清志郎サイドかな?
  そうだろうねぇ…。
  
  でも、チャボが決まっていたツアーの予定を変えてまで出演を決めた理由は何だろうね?
  やっぱり清志郎だから…なんじゃないかなぁ?
  
  本格的な復活の一発目だしな。
  清志郎がそんなライヴにチャボを誘うというのは泣かせるよなぁ。
  やっぱり、こういうときはチャボなんだろうねぇ。
  
  しかもジョンの命日で武道館だもん。
  最近のチャボはビートルズ・モードになっているみたいだし、
  偶然とはいえ、これはまた凄いシチュエーションだよねぇ…

結局は ” 清志郎だから… ” という話になったと思うのだが、
でも僕達が出した、その ” 清志郎だから… ” ということは、
つまり、いったいどういうことなのだろうか?

     **********

さて、個人的に強く感じている…というか思っているのは、
今回の完全復活祭で、僕にはチャボが凄く集中しているように見えることだ。
これはジョン・レノン・スーパー・ライヴでも感じた。
あのときの出演名義は忌野清志郎with仲井戸麗市だったが、
チャボは一切MCもせず、清志郎とも絡まず、ギターを弾くことに徹していた。
しかも、ほとんど自分の立ち位置を動かずに、凄い集中力(に見えた)でプレイしていた。
ステージでシャウトする動の清志郎も素晴らしかったが、静のチャボも同様に素敵だった。

何よりも清志郎はチャボのギターを信じて歌い、
チャボは清志郎の歌を支えていたということが美しかったのだ。

そして完全復活祭。
2/10の武道館と先日のブルーノートでのチャボは、まったく対照的であった。
ソロ・パートも用意され、感動的なMCもあった武道館。
しかしブルーノートでは一切しゃべることなく、ギタリストに徹していた。
それでもチャボは抜群の存在感だったし、最高にカッコよかった。

完全復活祭のパンフでの対談で、チャボはこう話している。

  俺は今回のライヴを祝祭のように思っているの
  お前が復活するなら俺も出させてよっていう気分だし
  清志郎が元気に走り周って、大きい声で歌ってくれれば
  俺も後ろでギターやってて一番嬉しいはずだから
  とにかく最後までお祭りとしてやりたいな

チャボは間違い無く、いちばん嬉しい気持ちで清志郎のバックでギターを弾いている。

     **********

2000年に行われた忌野清志郎30周年記念のライヴである『RESPECT!』。
そこに出演した仲井戸麗市による清志郎を紹介するMCは、
RCサクセション休止後にあった二人によるいくつかの場面の中でも、
確実に忌野&仲井戸史に残る最高に感動的なものであった。
文字にしてしまうと味気なくなってしまうのだが、抜粋する。

  あんな奴を 俺のほうから紹介します
  あんな奴のために みんな こんなに武道館 集まってくれて
  あんな奴に代わって お礼いいます 
  ようこそ!

  30年前 東京 渋谷 
  宮益坂の裏にあった青い森という 汚い店の楽屋で初めて出会いました

  おー、清志郎! 
  俺達 50歳だってよー! 
  おい 信じられるかー!

  今日 来てくれたみんなと スタッフのみんな 
  ミュージシャン達と 俺の気持ち
  お前と一緒に 同じ時代にいられて 俺達ラッキーでした!

  紹介します!

  日本の生んだ 偉大なソウル・マン!
  日本の生んだ 偉大なソングライター!
  Keep On Rock’n Roll!
  最高のヴォーカリスト!

  フロム中央線 国立!
  
  忌野!
  Sweet Soul!
  清志郎!

僕達が出した ” 清志郎だから… ” ということの答えは、きっとこういったことなのだろう。
ミュージシャン、ヴォーカリストとしての清志郎の、いちばんの理解者はチャボなのかもしれない。

盛大で素晴らしい祝祭は、あと二回。

ブルーノート裏話

何と!
完全復活祭武道館の記事も書いたという某スポーツ紙の記者の方から、
嬉しいことにメールを頂きました!
武道館のライヴは仕事だったそうですが、
昨日18日のブルーノート東京へはプライベートで行ったとのことです。
しかも1st、2nd両方のShowを観たという羨ましい方です。

ただ、いくらプライベートで行ったとは言え、そこは記者だからでしょうか。
ちょっとしたライヴの補足レポと、
記者だからこそ知りえたと思われるブルーノート裏話を教えて頂きました。
おかげで僕は感動を新たにしています。

でもこの話、いくらなんでも私だけでは勿体無い!
ということで、この方の了解を取りましたので紹介いたします。

続きを読む

忌野清志郎 完全復活祭 追加公演前夜の晩餐 1st Show ブルーノート東京 2008.2.18

会場に着いてから、しばらくは記念撮影なんかをして余裕で過ごす。

Image004.jpg Image007.jpg Image001.jpg

もちろん楽しみにしていたけれど、さすがに武道館の前のような気分では無かった。

Image005.jpg Image0008.jpg

開演前のB1ロビーは、既にかなりの混雑。上着を預けて、まずはグッズ売場に並ぶ。
ギリギリまで購入を迷っていたけれど、CDかDVDを買うと、
先着で清志郎直筆サイン色紙がもらえるのだ。
そのサイン色紙の実物を目にした途端、購入を決めた。
色紙には「'08 BlueNote」と書かれている。本当に記念になる。嬉しい。
しかも書かれているイラストにも何種類かあるのだ。ちなみに僕がもらったのはこれ。
あと、ここでも快気祝いをもらった。
もちろんBlueNote仕様らしいのだが、もったいなくて開封していない(笑)。

CIMG6536.jpg

さて、それまではリラックスしていたのだけれど、開場時間になった途端に緊張してくる。
ううっ…遂にここで清志郎を観られるのかー!

案内のスタッフに、できるだけ前で左側(チャボ側ね)と伝え、案内してもらう。
席に着く。
近い。ステージが近い。
あそこにバンドのメンバーと清志郎が立つのかと思うと震えてくる。
とは言っても開演まで1時間以上もある。

まずはドリンクをオーダー。
この日だけの特別なカクテル、その名も「完全復活」がメニューに用意されていた。
最高だぜBlueNote! もちろんこれを頼みました。
それにしても「完全復活をください」とオーダーするときの何とも言えない快感(笑)。

Image014.jpg Image016.jpg

清志郎に乾杯し、軽く飲み食いしながら開演を待つ。
テーブルで隣になった人ともお話がはずんだりして盛り上がる。
ちなみにその方は88年武道館のRCTシャツを着ていた。 イェーイ!

19時をちょっと過ぎて客電が落ちた! と、そこで一人の男性がステージ上に。
あれ?筑紫哲也さんだ。

筑紫さんは、本当はライヴを観に来ただけだったそうだが、
清志郎に前説を依頼されたとのこと。
なかなかヘヴィな話もあったが、それをユーモア混じりに話していたのが印象的だった。
僕自身はこの前説で緊張が解け、リラックスすることができたのは良かった。

さぁ、遂に開演だぁ!

続きを読む

佐野元春 Sweet Soul , Blue Beat 神奈川県民ホール 2008.2.17

バッグに『佐野元春語録1980-1999』を入れ、家を出た。
電車の中で数行のリズム感がある小気味良い発言を読みながら横浜へ向かう。

Image009.jpg Image0005.jpg Image0007.jpg

さて、今年2008年の個人的なテーマのひとつがGET BACKだ(笑)。
これは、僕自身が十代後半から二十代前半にかけて聴いていた…いや、
どっぷりとはまっていたアーティストのライヴへ、
どれだけ観られるかはわからないのだけれど、再び足を運ぼうということなのです。
もちろんアーティスト達は休まずに活動を続けていたわけで、
GET BACKというのはあくまでも自分側の気持ちであります。

正直、90年代あたりからは、ライヴに行くと言えばチャボと清志郎中心になった。
ハッキリとその理由を説明できないのだけれど、
他のアーティスト、バンドのライヴはご無沙汰になってしまった。
簡単に言えば、当時の自分には必要が無かったということなのだろう。
しかし昨年、ROOSTERZ以来となる花田&下山タッグのライヴを観たことが大きかった。
あれだけのめり込んでいたバンドにいた二人である。これで火が点いた。
更に、Eventであったが、これまたARB以来となった石橋凌。
そして、そのARB繋がりでは田中一郎と斉藤光浩のライヴも観たことにより、
忘れていた何かを思い出したのです。

その個人的GET BACK TOURの第一弾が、佐野元春。
白状すると、佐野元春のライヴは98年の『THE BARN TOUR』…いや、
翌99年の『STONE and EGGS TOUR』も行っているから、それ以来になる。

ところで僕が今回のツアーのチケットを取ったとき、
丁度『カウントダウン・ジャパン07/08』のTHE HOBO KING BANDのギタリストを、
何と藤井一彦(THE GROOVERS)が務めるということがあったので、
おおっ!これはツアーもそのまま藤井が弾くのか!と狂喜したのだけれど、
やっぱりあのときだけでしたね(笑)。

続きを読む

オッケー、チャボ!

忌野清志郎完全復活祭のパンフレットに掲載されている清志郎とチャボの対談。
ここで初出のエピソードも多く、かなりの読み応えがあるものだ。

既にファンには知られていることだが、「雨あがりの夜空に」の歌詞は、
オリジナル・レコーディング・ヴァージョンとライヴで演奏されるヴァージョンとでは違っている。
こうなった経緯について作者である二人の口から語られたというのは、過去に僕は記憶が無い。
今回のパンフでの対談が初めてなんじゃないかな?

チャボが言っているように、確かにライヴで歌われている歌詞は決定的な部分だと僕も思う。
だからこそ、清志郎へ向けて麗蘭でチャボが歌ったときにも意味を持ったのだし。
メンバー自身がこの部分を変えてしまったということは、
今や日本のロックのスタンダードと呼ばれている曲らしからぬエピソードでもあるけれど、
何事も両面だ。このことが、ある意味で曲をドラマチックにしているような気もする。

完全復活祭でも、「雨あがり~」は実質的なラスト・ナンバーとして演奏された。
チャボはテレキャスター・カスタムを手にしていた。
RC時代を含めても、
僕はこのギターで「雨あがり~」をプレイするチャボを観たことがあるだろうか?
このときのチャボは、最上級のカッコ良さだった。

80年代前半は、それこそミックとキースみたいだと語られた清志郎とチャボ。
でも、今のチャボに対して日本のキース・リチャーズというイメージは無いだろう。
ただ、完全復活祭で「雨あがり~」を弾くチャボはキース・リチャーズだった。
持っていたギターもあるから、そのアクションや佇まいがそうだったんだよ…ということではない。
英国にローリング・ストーンズのキース・リチャーズというロック・ギタリストがいるように、
ここ日本には、仲井戸麗市というロック・ギタリストがいる…ということで同じだと思ったのだ。

HAGAさんが「やっぱりCHABOは、まぎれもないロックスターなんだなあ…」って書いていたけれど、
僕が感じたのも、きっとそういうことだろう。

RC時代のインタヴューではこんな発言がある。

  「雨あがりの夜空に」は何千回やったかもしれないけど、
  イントロを弾くあの瞬間はいつも同じ気持ちなんだ

今回の武道館。
ギターを構え、清志郎の “ オッケー、チャボ! ” で「雨あがりの夜空に」のイントロを聴くまでの一瞬。
80年代からこの日まで僕が目にしたすべての「雨あがりの夜空に」を弾くチャボが、
アタマの中で重なったような気がする。

忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館 2008.2.10

始まってみれば、わかっていたとはいえ、いきなり清志郎のヴォーカルにぶっ飛ぶ。
そしてチャボやコーちゃん、NICE MIDDLEによる愛ある最高のサポート。
さらに『KING』『GOD』『夢助』はもちろんRCサクセション、
イコール忌野清志郎の曲達の何と言うモノ凄さ。

これらに圧倒され、僕自身は湿っぽくなる瞬間はほとんどゼロ。

どこまでも終点がなく突き抜けていくような、
よって、いつまでも演奏が終わることなく続くような、
あの感動的な空間にいられたことが本当に嬉しかったです。

----------------------------------------------------------------------

会場に入って自分の席につく。
360度開放された武道館の客席を見渡してみる。
いったい何人のお客さんが来ているんだろう?
もちろん1万は超えているだろう。
皆が清志郎を観に来ているんだ。
自分もそのうちの一人なのに、これだけで感動してしまう。

開演までの数十分が数時間のようにも、数秒のようにも感じられた。
さっきまでは何ともなかったのに、席についた途端独特な気分になる。
だまっていた。
ステージ・セットも単に見つめるだけだ。
アタマの中に色々な事が浮かんでいたけれど、それが何なのかわからない。

僕の周りにいるお客さんの声が次第に耳に入るようになる。

  うん そうそう 僕もそうなんだよ
  えっ そうなんだ それは最高じゃないか
  おっ すげぇな 羨ましいよ 

皆の色々な想いを聞いていたら持ち直してきた。
これから僕は清志郎の復活ライヴを観るんだぞ。
そうだ、清志郎だ。
落ち着け、冷静になれ、大丈夫だ。

18時16分。
客電が落ちる。
スクリーンに闘病中の清志郎が映し出される。
それはだんだんと現在の姿に変化していく。
そして完全復活の文字。
僕の目は、ステージの三宅伸治の左手に行く。
押さえられているコードはE。
あのイントロが鳴り、忌野清志郎完全復活祭の幕が開いた。

続きを読む

いちばん聴きたいのは…

朝、起きてカーテンを開ける。
良かった。いい天気。
いい天気って、いいな。

アッタカイコーヒーをいれる。
CDプレーヤーに『夢助』をセットする。
3曲目をプログラムし、リピートに設定。
プレイ・ボタンを押す。

ミディアムなジャンプ・ナンバー。
朝からゴキゲンな曲で部屋が満たされる。
こんなに気持ちの良い日曜日を迎えたのはいつ以来だろう?

今ではあのときと違う気持ちで聴くことができる。
泣きながら聴くということは無い。
それにしても何て凄い曲なんだろ。

今夜、いちばん聴きたいのは「激しい雨」

KIYOSHIRO TAUGHT ME

『夢助』を先程聴き終わった。
これで、忌野清志郎が公式に発表した楽曲のほとんどを、
完全復活祭前に改めて聴きかえしたことになる。
何だか変な達成感があるな(笑)。

異端のフォーク・トリオとキング・オブ・ライヴ。
英米のミュージシャン達と制作した世界的レベルな作品。
強烈な反抗的姿勢を、過激ながらもPOPに展開した覆面バンド。
様々な日本のアーティストとコラボしながらも独自の世界が無くならない唯一無二の存在。
そして作詞、作曲、ヴォーカリストとしての問答無用の才能。
同時代に忌野清志郎という凄いアーティストを持っていることの幸福。

忌野清志郎が教えてくれた。

あと1日。明日だ!

ドシドシあついラヴ・ソング

『RHAPSODY NAKED』で未発表だったこの曲が陽の目を見たときは感動したが、
RCのファンにとっては、やはり『THE KING OF LIVE』でのヴァージョンだと思う。
バンドが無くなってしばらく経ったとき、
僕はこのライヴ・ヴァージョンが残されたことに、本当に感謝したものだ。

この名バラードを切々と歌い上げ、演奏が盛り上がった後半、
まさにKING OF LIVEとして80年代を駆け抜けた5人のメンバー、
そしてBLUE DAY HORNSを紹介していく清志郎。

  オン・ギター! 仲井戸麗市、チャボ! チャボ!
  オン・ベース!リンコ・ワッショ! リンコ!
  G2! G2!
  BLUE DAY HORNS! BLUE DAY HORNS! BLUE DAYS!
  オン・ドラムス! 新井田耕造! コーちゃん!

今聴いても、そして思い出しただけでも熱いものがこみ上げてくる。

  ドシドシあついラヴ・ソング
  フォー・マー・ベイベー
  フォー・マー・スウィー・リル・ベイベー
  フォー・マー・スウィー・リル・ブドーカン・ベイベー!

「指輪をはめたい」が聴きたいなぁ。

     **********

さて、ケータイの待受け画面も2/10ヴァージョンにした。
細かい部分も準備は万端だ(笑)。

CIMG6531.jpg

あと2日だ!

SONGS 忌野清志郎 NHK総合 2008.2.6

この時期のこんな番組だ。感動的なのは当たり前ではないか(笑)。

  雨あがりの夜空に
  スローバラード
  毎日がブランニューディ
  誇り高く生きよう
  JUMP

さて、OAされたのはこの5曲。
今回の番組で演奏するメニューを考えた場合、
最新アルバムである『夢助』からはどうしたって数曲は演奏するだろうし、
残りを『GOD』や『KING』の曲…要するに最近のソロ・ナンバーだけで占めることだってOKなわけだ。
それどころか、そっちのほうが当たり前のような気がする。

しかし、RCサクセションを演るのである。
「雨あがりの夜空に」を、そして「スローバラード」を。

結局、忌野清志郎が忌野清志郎をやると、RCサクセションになるのだ…と思った。

90年代に入ってから、ポール・マッカートニー自身がビートルズの凄さをやっと理解し、
” 俺はその凄いビートルズのメンバーだったんじゃないか! ” と、
アビイ・ロードのメドレーを演ったら世界中が泣いた。
RCは素晴らしかったし、今でも素晴らしいのだ。
そのRCは清志郎なのだから、ポールと同じように ” 俺がRCだ! ” と、
RCを歌いまくってほしい…と思った。

もう素直に言うよ。
清志郎、2月10日はRCをたくさん演ってくれ。

あと4日。

P.S.1
えーと、決してRC時代が清志郎の全盛期だったとか、RC時代が今より優れていたとか、
そんなことを宣言したいわけではないので反論やクレームはやめてくださいね(笑)。

P.S.2
思うだけならば自由なので、どうせならこれも書いておこう(笑)。
ゲストで出てくれリンコ!Gee2wo!

忌野清志郎×仲井戸麗市

地味変で、完全復活祭当日に販売されるグッズが発表されている。
清志郎&チャボTシャツも気になるが、どうしたって目玉はパンフレットだろうな。
その理由はパンフ上での清志郎とチャボの対談…だ。
これはなかなか凄いと思った。

清志郎の病気と入院により、
すべての予定をキャンセルすることが発表されてから今日までのあいだ、
数々のライヴへの飛び入りやEventへの参加など、所謂「復活」に向けての動きが、
例えば音楽雑誌でのインタヴューや記事で掲載されることは無かった(と思う)。
あったとしても、ほんのわずかだろう。
過去にはRC時代から常連とも言えたロッキング・オン系の雑誌でさえ、
ここ1年半、清志郎復活に関する記事は載っていなかったはずだ。
一部のスポーツ新聞の記事やWEB上のニュースでは何度か取りあげられていたが、
結局はいくつかの飛び入りのライヴやEvent出演を観たファンのあいだだけで、
これまでの清志郎復活の状況や様子が語られてきたことになる。

これはチャボ・サイドからも同じで、
ライヴでのMCや、FC関係のEventでのみ情報が得られる状況だった。
ただ、チャボはその都度 ” 清志郎は元気になってるぞ ” って僕達に言い続けてくれていた。

2006年の暮れ、麗蘭のツアーで演奏された「雨あがりの夜空に」が復活の序章。
そこでチャボはこう歌った。

  なぁ清志郎、雨あがりの夜空に吹く風が 早く来いよと俺達を呼んでるぜ

そして明けて2007年2月、札幌市民会館最後の日での感動的なシーンとなる。
その後の三宅伸治デヴュー20周年記念ライヴでの「JUMP」と、
ジョン・レノン・スーパー・ライヴの「Imagine」は、まだ記憶に新しい。

こういった経緯を経て、いよいよ2/10の日本武道館完全復活祭を迎えるのだが、
そのパンフレットに二人の対談が掲載されているわけだ。
こういうことに対してすぐに深読みしてしまう僕としては、そこで語られている内容が何であれ、
今回は清志郎とチャボ、そしてそれぞれのファンとの関係というか、
青臭い表現を使えば絆の強さみたいなもの…とか、そんなことを今、強く思ったりしている。

あの日以降、今日まで全国の清志郎ファンは皆ずーっと似たような想いだった…と信じたい。
もちろんチャボもその中の一人だろう。
そんな想いと一緒に、皆が2/10の日本武道館に集まるのだ。

ただの夜が特別な夜、素敵な夜になるまで、あと6日。

チャボは歌うのか? その2

今回の完全復活祭、
チャボがヴォーカルをとるソロ・パートがあると個人的には嬉しいけれど、
さすがにそれは無いかもなぁ…と思うようになった。
ただ、最後まであきらめきれない(笑)ので、新たな個人的希望を。
ソロ・パートで無ければ、清志郎と一緒に歌うのはアリだろう…ということで、
この視点で書き進めてみます。

●古井戸ナンバー
古井戸の曲を一緒に演るというのは無いだろうと思うけれど、
前回も書いた「あの娘が結婚してしまう」は清志郎も2・3’s時代に取り上げた曲だ。
よって、この曲を一緒に演ったとしても違和感はそんなに無いと思う。
あとは共作…しかも歌われている内容を考えれば「コーヒーサイフォン」があるな。
これも二人で演ったらなかなか感動的なのでは?

●RCサクセション・ナンバー
清志郎がステージから引っ込まずに二人で歌う…で浮かぶ曲から選ぶならこれしかない。
「ハイウェイのお月様」。
ただでさえ感動的だった『GLAD ALL OVER』のときでも、群を抜いて感激したのがこの曲。
収録されたCDを聴くのもいいが、映像は必見だ。
演奏中に二人が何度かアイコンタクトを取り合うシーンを観るだけでうるうるしちゃうのだが、
最後にワンマイクで歌うところでそれは爆発する(笑)。
「チャンスは今夜」もアリだと思うけれど、「ハイウェイ~」のほうが…かなぁ。
他には「いい事ばかりはありゃしない」がメニューにあれば、その一部をチャボが歌う可能性はある。

●ソロ・ナンバー
すぐに思い浮かべられるのは清志郎との共作曲になるけれど、
実はLA MOSCAさんもリクエストしているように、最適な曲がひとつあった。
「魔法を信じるかい?」。
これはとんでもない変化球でもあるけれど、ど真ん中の直球でもある。

とまぁ、何だかんだ言っても当日はどんなメニューであっても嬉しいに決まっているんだよね。
こういう風に、事前に好き勝手に色々と思うことを含めて完全復活祭を楽しむつもりだし、
自分の中に刻み込んでいきたい。

あと7日。

※一週間限定のミニ投票






チャボは歌うのか?

忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市

今回の忌野清志郎完全復活祭の名義だ。
優先順位としては、上から「&」「with」とくるのが一般的だと思うけれど、
チャボの名前の前にくるのは「plus」。
別にNICE MIDDLEとNEW BLUE DAY HORNSとチャボ、
それぞれを比べての扱いが上下云々というわけでは無いけれど、
これはなかなか微妙だ(笑)。
単なるギタリストとして今回の復活祭へ参加するということなのか…。

いやいや、そんなことは無いだろう。
かつてのRCサクセション最強コンビが一時的だとしても復活するのだ。
チャボが歌うパートも用意されているに違いない…と思いたい。

ということで、そのパートがあるということを前提とし、
清志郎の復活祭という場でチャボは何を歌ってくれるのかを予想…、
じゃなくて、超個人的希望を書いてみます。

まず、当然RCサクセション・ナンバーがアタマに浮かぶ。
その中でのチャボ・ヴォーカルのオリジナル曲と言えば…

  チャンスは今夜
  ノイローゼ・ダンシング(CHABOは不眠症)
  ハイウェイのお月様
  ブルドッグ
  セルフポートレート
  GLORY DAY
  遠い叫び
  GIBSON(CHABO’S BLUES)
  俺は電気
  うぐいす

この中で定番として挙げられるのは「チャンスは今夜」だろう。
次点は「ハイウェイのお月様」か。
実際にこの二曲は94年の共演『GLAD ALL OVER』でも演ったし、
それはCDや映像にも残っている。
もちろん曲自体は僕も大好きだけれど、
個人的にはこの曲以外も聴きたいという贅沢な思いがあるのも事実…。

さて、この「チャンスは今夜」と「ハイウェイのお月様」以外のRCナンバーも、
RCサクセション活動休止以後も入れれば、
そのほとんどをチャボがソロやバンドで演っている。
僕自身も聴いている。
ただし、RC以外では聴いたことが無いものが二曲だけあるのだ。
それは「ノイローゼ・ダンシング」と「ブルドッグ」。
この二曲、チャボはソロになってから演ったことがあるのか記憶に無い。

ということで、もしRCナンバーからのチョイスであれば、
「ブルドッグ」はメニューに入れていてもらいたい。
できるならアルバム『OK』で聴けるように、
シンプルで渋くワイルドにキメて欲しいと思う。
『THE KING OF LIVE』でのホーン入りもいいけれど、
あれはテンポも速くオリジナルとはかけ離れたヴァージョンなので、
三宅伸治とのギター二本とリズム隊だけでお願いしたいと思う。

次にソロ・ナンバー。
RCのライヴでも「打破」「ONE NITE BLUES」「慕情」「少女達へ」など、
自身の初期二枚のソロ・アルバムからそこそこ演っている。
『THE仲井戸麗市BOOK』と『絵』からの曲を演奏できたというのは、
当時の仲井戸麗市バンドのリズム隊もRCの二人だったから…があっただろう。
今回はリンコさんがいないが、ドラムはコーちゃんがいる。
初期のソロ・ナンバーを期待していたい。

あとは『DADA』以降の、麗蘭をも含めたソロ・ナンバーはどうだろう?
少なくとも麗蘭の曲を演奏するということは無いと思うが、
もしクリスマスの時期だったら「SOUL X’mas」なんかを歌ってくれたかもしれない。
ただ、『DADA』以降のソロ・ナンバーなら可能性はある。
復活祭全体の雰囲気があまりにもRCサクセション寄りにならなければ、
驚きの曲が飛び出すことも考えられる。
清志郎との共作で「ランタン」なんかどうでしょうか?

ということで、ソロ・ナンバーすべてひっくるめた中で、
僕は「早く帰りたいPART2」が聴きたいな。
もちろん清志郎のコーラス入りだと嬉しい。

続きを読む

Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Information
- Information -

★非公開コメント、承認前コメントは非表示としています。よってコメントを頂いてもしばらくは何も表示されませんが、ちゃんと届きますのでご安心ください

テンプレート変更(12/18)

ツイッターをブログに表示(12/11)

「ツイートを毎日まとめて記事にする」を追加(5/14)

Blueの本棚ブログパーツ設置(2/20)

[ツイートする][Facebook]ボタンを設置

ブログ拍手へのたくさんの拍手を頂き、どうもありがとうございます。
ブログ拍手からは私Blue宛コメントもできますが、コメントは非公開設定にしているため返事をすることができません。拍手コメントを頂いた方には、あらためてこの場でお礼を申し上げます。どうもありがとうございました

★コメント、トラックバックについて

当Blogはコメントとトラックバックを承認後の表示とさせて頂いています。反映されるまで時間がかかりますが、ご了承ください。

基本的にはすべて承認していますが、明らかに悪意のあるコメント、または不快で不適切なコメント、コメントの度に名前を詐称する別人のなりすましや意味不明のコメントなど、管理者が承認できないコメントとトラックバックは予告無しに削除、及びその後のコメントを拒否させて頂きます。その後、書き込みとアクセス拒否の対応をさせて頂く事もあります。承認するか否か、または拒否の判断は管理者に権限がありますのでご了承ください

今後とも『Blueの雑記帳』をよろしくお願い致します


-- E N D --
.
.
Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Entry Ranking
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue Day Horns
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
The Beatles
My R&R
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Contact

名前:
メール:
件名:
本文:

Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ