日々のふち/角田光代

終了してから時間が経ってしまったが、楽しく読んでいた角田光代さんの連載日記について。
bloombooks
というサイトの中で連載していた「日々のふち」
忌野清志郎ファンには彼女は有名なので、今更ここで云々しなくても大丈夫でしょう。
僕自身、このことに加えて同世代ということもあり、
一方的に彼女と友達になりたいとずーっと思っているんだけど(笑)。

内容は日々の生活や仕事などが中心の、本当に普通の日記だ。
何も特別なことは書かれていない。
でも、ある日そこに突然「清志郎ネタ」が書かれていたりするのだ。
ただ、実際に清志郎についての記述があるのはとても少ない。
ちょっと確認してみたら、連載中に11日分くらいだった。
それでも、いちいち書いてある文章が素敵なので、物凄く印象に残るのだ。

特に僕が好きなのは、清志郎の学園祭ライヴに行った日のことだ。
清志郎を呼んだ学生を「本物を呼ぶところがえらい」と褒める。
「ライヴで観ると、清志郎がどのくらい凄いかが良くわかる」と続く。
そして、何とその後に楽屋で本人に会うのである。
このときのことについての日記は最高なので、是非読んでください。 → 2005/11/6

ビートルズの特番に清志郎とチャボが出たときのしびれ具合。 → 2006/7/9
「激しい雨」を聴いて、泣きながらの仕事。 → 2006/9/5
年初の清志郎全快のニュースだけで素晴らしい一年だと結論を出す。 → 2007/1/8

これらは、何のことは無いとても簡単な文章で、しかもちょっと書かれているだけなのだけれど、
すべてが清志郎のファンなら感動すること間違いないものばかりだ。
例の清志郎が入院したときの記載もあるけれど、これが拍子抜けするくらいサラッとしている。
でも、このスタンスが、当時の僕の気持ちを軽くしてくれたことは確かだ。

やっぱりこの人とは友達になりたいな(笑)。

※Blueの読書日記「日々のふち/角田光代」
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HARRYと清志郎

ちょっとした小ネタ。

いつ以来なのかがまったく思い出せないほど久しぶりなんだけれど、
エレファントカシマシの『明日に向かって走れ-月夜の歌-』を聴いた。
僕の中では評価が高いアルバムで、70年代フォーク調(特にかぐや姫風)なメロディ(笑)と、
エレカシ・ロックが見事に合体した名盤だと思う。


エレファントカシマシ(1999-12-08)
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さて、お馴染みのヒット曲「今宵の月のように」が収録されているが、
初めてこの曲を聴いた僕のようなRCファンは、思わずニヤッとしたのではないだろうか。

もうおわかりですよね。それは歌われている歌詞。
思い切り " あふれる熱い涙 " と歌われりゃ、誰だってRCの「あふれる熱い涙」を思い浮かべるだろう。
宮本はRCの影響を受けているはずだから特に違和感も感じなかったけれど。

もちろん清志郎の歌詞だからこそすぐに気が付くのだが、僕が知らないだけで、
影響を受けたアーティストのフレーズを使うという、こういったケースはたくさんあるかもしれないな。
ただ、それが意識的なのか否かはわからないし、もちろん偶然ということもあるだろうし、
関係がないアーティスト同士がたまたま同じフレーズを使うこともあるだろうし。

エレファントカシマシのこの曲は、ヒットしたからこそこの部分が目立ったのだが、
実は他にも清志郎のフレーズに似た歌詞を歌っている例がある。
RCのファンには知られているのかどうかがわからないのだけれど、
何とそれはストリート・スライダーズだ。

Harryが清志郎に影響を受けているかどうかは微妙だ。
ただ、同時期に活動をしていたバンド同士なので、
意識していなくてもお互いの曲や歌詞は、その情報量はともかく自然と耳に入ってはいたはずだ。

スライダーズ活動休止明けとなった95年発表のシングル「FEEL SO SAD」。
この曲でHarryはこう歌っている。

  踊りたがってるのさ このかわいい靴が

「SWEET SOUL MUSIC」。
清志郎は「かわいい靴」ではなく「おそろいで作った靴」と歌っているという違いはある。
でも、偶然かもしれないが酷似していることは確かだ。
ただ、これだけならばそんなに気にすることはなかったけれど、Harryにはもう一曲あるのだ。

僕はスライダーズ解散後のソロ・アルバムを聴いたのは、かなり最近になってから。
しかも、すべてのアルバムを一度に聴いた。
Harryの意向により1stアルバム以外は歌詞が掲載されていないので、
歌われている内容はほとんど気にしないで聴いたのだけれど、
その1st『Bottle Up and Go』(03)だけは歌詞があることもあって、すべて読んだ。


HARRY(2003-02-15)
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そのラスト・ナンバー「Midnight Sun」にこんなフレーズがあって驚いた。

  涙の河の流れつくところ

これもRCサクセションの「ハイウェイのお月様」と同じだ。
両方のフレーズとも、実は元になる曲があったりするのかもしれないし、
そういったことを調べたこともない。
だから、単に自分が聴いただけのことではある。
まぁ、清志郎に影響を受けたフレーズは、きっと世の中には他にもあるのだろうと思うけれど、
あまり他者の影響が想像できなかったHarryの歌詞だからこそ興味深い。
実は、Harryと清志郎の資質はかなり近かったりして。

LOVE PSYCHEDELICO GOLDEN GRAPEFRUIT TOUR-EXTRA SHOW 恵比寿LIQUIDROOM 2007.10.24

  急な話ですが、LOVE PSYCHEDELICO興味ありますか?
  デリコは興味あるどころか、1stは大好きなアルバムですよ
  チケット一枚ありまして…。もしよろしければご一緒に~!
  その日は会社を早くあがりますので、是非連れて行ってください!

というやり取りがあり、デリコのライヴに行ってきました。
ファンの割には、今回がライヴ初体験だ。

LOVE PSYCHEDELICOの1stが出たのが2001年。もうそんなに前になるのかー。
70年代洋楽ロックの、いちばん美味しいところを集めてシャッフルし、
そのエッセンスを取り出して凝縮したようなメロディとフレーズ。
マニアックな割にはポップさは一級であり、かつ完成度が非常に高い楽曲を作り出す。
アップテンポな曲は少なく、ほとんどがミディアム・テンポな8ビート。
しかも、リフが命の完全なるギター・ミュージック。
彼らがルーツとしているであろう辺りの洋楽ロックを十代で初体験した僕にとっては、
おー、これはどこかで聴いたことがあるぞ~なんて思う以前に、
彼らの音楽を聴くだけで、自然とアタマと身体が動いてしまう。

スタジオ作は4枚発表されているが、やはり最初の衝撃は強く、今でも1stはお気に入りだ。


LOVE PSYCHEDELICO(2001-01-11)
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その後のアルバムも、多少の変化が感じられるが基本線は同じだ。
特にアルバム冒頭の曲がすべて強烈で、たった一曲で持っていかれてしまうのだが、
続く2曲目がまた輪をかけて強力なナンバーなのだ。
中でも1stの「LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー~」から「Your Song」。
2ndの「Standing Bird」から「Free World」。
僕の中でこれはレッド・ツェッペリン4枚目の「Black Dog」から「Rock And Roll」の流れとタメを張っている(笑)。

さて、その音は一聴すると開かれているようだが、実はとても密室的なもの。
CDを聴いていても、大勢の人たちで共有するというより、
あくまでも1対1で向かい合うような…というのが僕の認識だったし、それはあながち間違っていないとも思う。
ただ、決して窮屈さや閉塞感を感じないし、重くて暗いものでも無い。
彼らはそこが素晴らしい。

そんなところが魅力だったので、ライヴなんかのイメージが沸かなかったし、
何年か前の武道館公演の話を知ったときも、「へぇ~、何だか想像つかないなぁ」なんて思っていた。
ライヴの映像も音も観たり聴いたことが無かったから、本当に今回は何の先入観も無く臨んだのだ。

開演前の客入れのBGMは60年代のローリング・ストーンズ。
しかも選曲はマニアックではなく、すべてが代表曲。
何故だか70年代の曲が「WILD HORSES」だけかかったけれど。
とにかく60年代のストーンズをあれだけ続けてライヴ前に聴いていると燃えてくる。
会場は満員。さぁ、開演だ!

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1+1 ONE PLUS ONE / 麗蘭 -2007-

アコースティックというから、どんな渋い音が出てくるのかと思っていたけれど、
個人的にはバンドと大きく違うということは感じなかった。
二本のギターだけでなく、結構いろんな音が重ねられているので、二人だけという印象はそんなに無い。
これならバンドで…とも思ったけれど、やはり四人の麗蘭とは明らかに違う。


1+1
麗蘭 (2007-10-24)
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一足お先にラジオで聴くことができた「I’m a BAND MAN」で幕を開ける。
歌われているのはチャボが過去に何度も言い続けてきたことだが、ここで作品にした意図は何だろう?
しかも " 俺なりのマニフェスト " とはなかなか凄い(笑)。
イントロはビートルズの「IF I NEEDED SOMEONE」っぽい感じだし、音の感触はかなり好みな仕上がり。
新潟のライヴでは " バンドをやってるヤツは歌ってくれ " みたいに言っていたけど、
あまりにもチャボ色が強すぎて歌えないんじゃないか(笑)。

「運」は蘭丸と分け合うヴォーカルがいい感じ。
まったくタイプが違う二人の歌なので、蘭丸の後にチャボの歌が出てくるところなどは結構スリリング。
リフもカッコイイし、アルバム中、個人的なベスト・テイクはこの曲。

「Blue Blue」。この曲を自分のテーマにするなんて安易なことはしないよ(笑)。
チャボはライヴ用としてアップ・テンポでノリがいい曲を作ることが多いが、
何故だかそれをスタジオ作品にすることも多い。
代表的なものは「ココナッツバター」だが、あまり成功しているとは思えないんだよねぇ…。
これもどうかなぁ。まぁ、個人的にブルーということで(笑)。

「Well Alright」は、最初はBLIND FAITHのカヴァーかと思ったが、完全なオリジナル。
これは逆にライヴで聴いたときよりも印象が良いほうに変わった。夏のムードな小品。
チャボがお得意とする単語が連発した歌詞が、簡素なだけに何だか凄い(笑)。

唯一の蘭丸単独作の「光るゼブラのブギー」。
これはカッコイイですね。チャボの歪んだギターも最高。バンドで演ってくれよ、これ。

力の抜け具合が絶妙なインスト「One Plus One」。麗蘭のインストは、どのようなタイプでも好き。

ラストはボサノヴァ・テイストな「おいしい水」。
『GREAT SPIRIT』
に収録されていた「君にNight and Day」と兄弟のような曲。
歌詞や歌い方が、何となく古井戸時代を彷彿させるような…。

さて、新作を引っさげてのツアーということは、実はかなり嬉しい。
終わってみたら、例えそれが自分の好みじゃなかったとしても、
僕は<新作発表 → ツアー>というカタチが大好きなのだ。

FC会報のチャボの発言を読むと、
二人だけの麗蘭と四人のバンドとしての麗蘭との間で揺れているような気がするが、
とにかく今はアルバム『1+1 ONE PLUS ONE』を聴き込み、ツアーを最後まで見届けたい。

麗と蘭 1+1 Acoustical tour One plus One 新潟LOTS 2007.10.20

ツアーが始まって既に三日目だが、僕にとっては初日だ。
新潟に行ってきました。

10月24日発売のミニ・アルバム同様、チャボと蘭丸だけでのアコースティカル・ツアー。
観る前に想像していたことは、FC合同Eventで何度か行われたミニ・ライヴだった。
実際、この時のライヴは素晴らしかったのだ。
バンドでぶちかましていた曲を二人だけのアコギでアレンジ直しただけでなく、
ドラムとベースは無いけれど、そこには確かにグルーヴがあったと思う。
このライヴに二人は手ごたえを感じていたのだろう。
実際に昨年のツアーは前半がアコースティック・セットのメニューだった。
このことでも、これは間違いないだろうと思う。
そして、結局これがミニ・アルバム制作とツアーにまで繋がっていったんじゃないかな。

さて、アルバムは発売前なので新曲の雰囲気は掴めていない。
もちろん新曲も楽しみだけれど、過去の曲をどんなアレンジで聴かせてくれるのか…。
今回チョイスされる曲は何なのかも含めて、僕の関心は正直こちらのほうが高かった。

席に着き、友達と色々と話していたらあっという間に時間が経過していたらしい。
突然「浪路はるかに」が流れた。スイッチがカチッと入る。
この曲を聴くと、あぁ、麗蘭だぁ…と自然に身体が反応してしまう。
ステージの照明が変化したのを合図にしてステージに現れたのは…。

麗蘭ではなく、麗と蘭であった。
期待と物足りなさが入り混じって、僕はその光景を見つめる。
オープニングは、ここのところライヴのリストから外されていたが、
やはりこれっきゃないだろうというあの曲だった。

     **********

ところで、今回はチャボのギター・プレイをバッチリ確認できる位置だった。
ほとんどの曲でギターを持ち替える。使用したのは全部で7本かな?
そんな中、自身でも手に入れたこともあるため、
CHET ATKINS CE
を弾くときは改めてじっくりと凝視させて頂いた。
結果、ほぼチャボと同じモデルだろうということが確認できたので満足。
ちなみに、チャボはヴォリュームとトーンのコントロール部分にテプラ?かなんかを貼っており、
それをわかるようにしているのだが、もちろん僕も真似させてもらっています(笑)。

CIMG6450.jpg

久々にチャボのギターを堪能させてもらいました。
以前は、アコギを持つとギターを語らせる、またはギターに語ってもらうようなスタイルが主だったと思うが、
最近はプリミティヴな演奏になってきているような感じだなぁ。
ただ、特にブルース・スタイルのスライドなどでの、一見してかなりラフに見えるプレイも、
実はカッチリとしたフレーズを弾いているんだよね。そんなところはチャボっぽいなぁと思う。

特に蘭丸がヴォーカルを取る曲でギターを弾くチャボは最高でした。
今更だけど、ギタリストとして本当にカッコイイのだ。

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仲井戸麗市SONGBOOK その9/丸山圭子

92年、Rockin' on Japan誌において、仲井戸麗市全仕事という企画が掲載された。
過去にチャボが参加した作品や、曲を提供した作品などが紹介されていた好企画であったが、
中身はちょっと中途半端だったような気がする。
ただ、当時は既にかなりの仲井戸マニアと自負(笑)していた僕を見事に打ちのめしてくれたのが、
丸山圭子がある曲をカヴァーしていたのをここで知ったことであった。
この曲の存在は、当時はまったく知らなかった。

その曲とは「月夜のハイウェイドライブ」。
『THE仲井戸麗市BOOK』に収録されたこの名曲を歌っているとは!

もちろんすぐに入手しようと動いた…のでは無かったのだな、実は(笑)。
何故か後回しにしてしまったのである。
理由はまったくわからないのだが、これは迂闊であった。
そうこうしているうちに、なかなか入手するのが難しくなり、
結局この音源を手に入れたのは最近である。
何と、存在を知ってから十年以上の月日が経過してしまったわけだ。

丸山圭子の「月夜のハイウェイドライブ」は、
78年発表のアルバム『裸足で誘って』のラスト・ナンバーとして収録されている。
ちなみに、タイトル表記は「月夜のHIGHWAY-DRIVE」となっている。

CIMG6423.jpg

僕がRCサクセションと出会ったのが79年の暮れだ。
78年というと、RCはもちろん、仲井戸麗市のこともまったく知らなかった。
こんな時期に発表されているうえに、
80年代には、この話は少なくとも僕が知る限りでは表に出たことが無かったと思う。
よって、92年まで知らなかったことは別に不思議じゃないんだけどね。
でも曲が曲だからなぁ。
僕にとっては、曲だけを提供したケースや古井戸の既発曲を歌っているのとは、
やはりわけが違うのだ。
だって、あの『THE仲井戸麗市BOOK』収録曲なんだもの。

  L・Aの香り…
  丸山圭子初の海外録音盤
  A&Mスタジオでアメリカ・トップ・ミュージシャンとすばらしい出合い

レコードの帯にはこんなコピーが踊っているが、『裸足で誘って』はその通りのアルバムだ。
所々が歌謡曲っぽいメロディの、どこから聴いてもニューミュージックなサウンド。
今では、所謂シティ・ポップという括られかたがされるかもしれないな。
部屋でかけていても、特に引っ掛かることなく自然に音が流れていく。
好き嫌いはともかく、変な表現だけれど、
何の邪魔をすることがなく聴くことができる音楽だろう。

タイトル曲の「裸足で誘って」は、サビのメロディが印象に残るいい曲。
アカペラで歌われる「季節のかほり」も、小品ながらも耳に残る。
そんなアルバムの最後を締めくくるのが、チャボの曲なのである。
しかも『BOOK』収録の(笑)。
まぁ、この時点では、その『THE仲井戸麗市BOOK』は無いんだけれどね。

歌詞は、チャボが発表したヴァージョンとは若干違っているが、メロディはほとんど同じだ。
間奏などで聴けるSAXソロがいかにも…な、
何ともAORな雰囲気たっぷりのバラードになっているのだが…。
いやいや、これがなかなかいいのです。
もちろん元々きれいなメロディの曲だったけれど、
こんなにメロウなアレンジにバッチリと合うのかと、初めて聴いたときは驚いたものだ。
トレンディ・ドラマで使われたとしても、おそらく違和感が無いと思うな(笑)。

この曲は丸山圭子用に書かれたわけではなく、たまたまあったので提供したそうだ。
それにしても、いい曲をあげたものだなぁ。

浜田真理子 mariko live ~花鳥風月~ 2007.10.13 神奈川県立音楽堂

浜田真理子の音楽を演奏し、そして聴くためには最適の会場だったと思う。
こんなに心地良く音楽を楽しめたのは初めてかもしれない。
少なくとも僕の席では音響はまったく問題なかった。
それどころか完璧と言ってもいいくらいであった。

神奈川県立音楽堂

所謂公立の施設としては日本で初めての本格的な音楽専用のホールということだ。
※以下、公式サイトから引用
  ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルに、
  最高の音響効果をあげるように設計されたホールは、開館当時『東洋一の響き』と絶賛され、
  その響きは今も国内はもちろん海外からも高い評価を受けています。
  ホールの壁面はすべて「木」で作られており、
  そのアコースティックな響きは50年を経た今でも人々に感動をあたえつづけています。

CIMG6436.jpg CIMG6433.jpg CIMG6434.jpg

浜田真理子自身、ライヴ中にこのことについてMCしていた。
たくさんの音楽や歓声などが沁み込んだホール云々と話していたが、その通りだと思う。
歴史があるホールというのは、それだけたくさんの良質な音楽を吸い込んでいるのだ。
その結果、もし、そのホール自身が意思を持ち、
お客さんに良い音を聴かせようとするようになったとしても、
僕は信じてしまうかもしれない。

さて、5月のクアトロ以来のライヴである。
ステージには中央にピアノが置いてあるだけ。
これが雰囲気あるホールとマッチしており、何とも独特な景色であった。
浜田真理子がここで歌うのか…と思うと、自然とテンションが上がってくる。
さすがにライヴは二回目なので、緊張して固くなるようなことは無かったけれど、
気持ちはドキドキしていた。

ライヴは二部構成。
それぞれ衣装も青と紫のドレスと雰囲気を変えていたのも素敵だった。
※当日のセット・リストはご本人のブログへ

オープニングはインストゥルメンタル。
ヴォーカルは無いが、僕は彼女の弾くピアノも大好きなので、一気に引き込まれてしまった。
曲のあいだに長めのMCを挟みつつ、一部はあっという間に終了。
実際には40~50分程あったと思うが、
集中していたらあっという間に時間が経過したというのが実感だ。

ここで15分の休憩が入る。
ライヴは決して時間が長いわけでは無い。
だから休憩があるというのに慣れていないので新鮮だったが、
これは良い意味で客側も気分の切り替えができるものだな。
単なる休みというよりも、ここもライヴの一部と考えれば良いのである。
ブルース・スプリングスティーンのライヴ
で体験した休憩とは、ちょっと違うと思う(笑)。

そして第二部。
「風の音」と「爪紅のワルツ」の連発は、僕には凄すぎた。
彼女の音楽に対してのめり込むことが決定的になったのが『夜も昼も』なので、
このアルバム収録曲は、どうしても僕の耳には他の曲とは違う色で聴こえてしまうのである。
これはこの後に歌われた「十五夜」と「胸の小箱」も同じで、
そこだけが浮き上がっているようだった。

話はちょっとそれるが、僕は気に入った曲があると、
たまにそれを尋常ではない聴き方をすることがある。
Walkmanでその曲だけをリピート再生して聴き続けるのだが、
一日中というのは当たり前で、
過去には2~3日続けてというのも普通にあり、一週間近くと言うのもあった。
例えばそれは忌野清志郎の「JUMP」であり、麗蘭の「Simple Love Song」であり、
中島みゆきの「六花」であり、ROCK’N’ROLL GYPSIESの「TRUCKIN’」であった。
そんな曲の中に、浜田真理子の「爪紅のワルツ」も入っているのである。
こんなこともあったので、「爪紅のワルツ」は嬉しかった。
ちなみに僕が観た二回のライヴでは、両方ともこの曲を歌ってくれたことになる。
ラッキーである。

ライヴは新曲やカヴァーも交えて進行したが、まずは印象に残ったカヴァー曲。
横浜の曲を…というMCで歌われた「横浜ホンキートンクブルース」。
これは感激でした。
僕自身も一時期、
エディ藩のシングル(A面は日本語、B面は英語ヴァージョンのカップリング)を良く聴いており、
個人的にも横浜を歌った曲としては、すぐにアタマに浮かぶものだ。
これは好カヴァーでした。

新曲では、あなたが私の目を見て愛が始まった…と歌われた「愛の風」が印象に残る。
こういったストレートで迫力のある彼女のラヴ・ソングは本当に魅力的だ。
しかも、それは囁くようでいて、実は声量がある力強いヴォーカルで、
誰もがどこかで聴いたことがあるような易しくわかりやすい、
それでいてココロにまで届くメロディなのだから、沁みないわけが無いのだ。

「胸の小箱」の切ないイントロが始り、ライヴの終りが近づく。
もう終りなのか…という名残惜しさよりも、
本当に良かったなぁ…という幸せな気分になる。

  さようなこと ならば  
  さようならの ことば

この秀逸な歌詞を持ち出すまでもなく、名曲だ。

そのヴォーカルとピアノだけで圧倒的な世界を作り出すため、
本人が言うところの爆笑トーク(笑)が無かったとしたら、
ライヴの印象はかなり変わってしまうだろう。
初めて観たクアトロでは、
そのMCが歌の世界を切ってしまうようでもったいないみたいな感想を持ったのだが、
きっとこのスタイルで正解なのだろうな。
実際に、今回はクアトロよりも違和感無く自然に楽しむことができたし。
だいいち、MCも含めて曲のテーマを前面に出し、
歌われている世界に引き込むような演出を施したライヴを演ったとしたら…。
良くも悪くもとんでもないものになってしまうと思うが、
ただ、一度はそんなライヴも体験してみたいものだ。

ライヴ後、サイン会が開かれた。
大好きなジャケットの『Love song』にサインをして頂く。
少しだけお話もでき、感激な横浜の一日は終わった。

CIMG6446.jpg

来年は1stアルバムを発表して10年。それを記念したツアーも計画されているらしい。
もちろん楽しみだが、できれば4枚目のアルバムもお願いしたい。
10年で3枚のペースということは、そろそろ…ですよね(笑)。

Welcome Home!! / 麗蘭 -1991-

切なく、もの悲しささえ漂うメロディ。
アコースティックなワルツ。
雨の京都。
滑り込んでくる車から降りたメンバー達が磔磔の入口へ消える。
『Welcome Home!!』のタイトルと麗蘭のロゴが浮かぶ。
モノクロームの映像。
まだナチュラル・カラーだったCHET ATKINS SSTによるイントロのリフが被さってくると、
一転してブルーな照明の中に、仲井戸麗市と土屋公平が現れる。
右手にはめられたリスト・バンド。
ベレー帽。
譜面台。
そしてパイナップルのアロハ・シャツ…。

麗蘭の1stツアー、京都は磔磔のステージを収録した映像作品、待望のDVD化だ。


/ Sony Music Direct(2007/10/10)
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この作品が世に出た91年9月の時点では、まだ1stアルバムは無い。
よって、これが麗蘭の作品としては初めてのものであった。
何度か書いたが、僕は発売日にこのVIDEOを買い、その日は徹夜で夜通し観ていた。
あまりの演奏の凄さと素晴らしさにぶっ飛ばされ、歌われる曲に感動し、
本気の仲井戸麗市の怖さに圧倒されて泣いた。
RCサクセションが無くても大丈夫かもしれない…と思った。

僕はこの1stツアーを、まだ序盤の仙台で観ている。
今では断片的にしか思い出せないそれであるが、いくら記憶を振り絞ってみても、
映像作品として届けられた磔磔での麗蘭は、僕が観たものとはまったく違う姿だった。
バンドというものは、ツアーが進むに連れて、
こんなにも成長(と言っていいのか)するものなのかと言うことを思い知らされた。
間違いなく最初期の麗蘭、最高の瞬間が収められた作品だと思う。

収録されている曲は、既に麗蘭クラシックスばかりだ。
「新宿を語る(冬の編)」のように、後にチャボのソロで発表された曲もあるが、
ここで聴かれるのは既に完成形だ。
また、「蜜の味」や「届かぬラブレター」などは、
当時のスライダーズ・ファンには嬉しいプレゼントだったろう。
しばらくはこれでしか聴くことができなかった「ヒッチハイク」と「シャスターデイジィー」も、
個人的にここでのライヴ・ヴァージョンが最高だと思っている。

そして「ミュージック」。
映像では日比谷野音や日清パワーステーションでの模様がインサートされており、
ただでさえ感動的な曲なのに、更に沁みる編集がされている。

チャボのMCが、まだRC時代に演っていたソロ・ライヴのまんまなのが、
今観ると時代を感じて新鮮。
蘭丸もさすがに若いな。
ただ、チャボは本当に変わらない(笑)。16年前だぜ? 妖怪ちゃうか(by 内田勘太郎)。

久しぶりに通して観たが、「冷静に観られるかな?」なんて思っていたのが大間違いだった。
当時のエピック麗蘭担当の方も書いているが、本当にあの日にタイムスリップ…だ。
正真正銘の「音楽の魔法」が詰まっているとも書いているが、僕も同感。

さぁ、あの日の京都へようこそ。Welcome Home!!

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中島みゆきトーク&ベストヒット NHK-FM 2007.10.8

チャボに続いて、中島みゆきのラジオ。
チャボの番組は22時からであったが、中島みゆきは正反対で、9時20分からだ。

時期的に、番組はアルバムやコンサートのプロモーションも兼ねて…だろうが、
あまりそういう内容では無かったような気がするぞ(笑)。

何やらNHKに『ラジオ深夜便』という番組があるそうだ。
中島みゆきは、その番組の葛西というアナウンサーのファン(?)だという。
よって、みゆき側からのラヴコールによって今回の企画が実現した…とのこと。

番組は、前半では中島みゆきの代表曲や他アーティストへの提供曲がかかり、
後半は中島みゆき本人と葛西アナとのトークのあいだに、
主に新作と『ララバイSINGER』からの曲がかかる…という構成。

さて、聴いた感想だけれど、はっきり言って前半はいただけなかったな。
代表曲が流されると言っても、間奏せずにほとんどがフェド・アウトで曲が繋がれていく。
あいだに挟まる曲の紹介やエピソードも…?…であった。

この葛西という人のことを良く知っている人は違和感無いのだろうが、
話し方が典型的なNHKアナウンサーという感じで、
何度か僕は " ちょっと勘弁してくれ状態 " になった瞬間も(笑)。
同じように感じたファンも少なくないと思うんだけれど…。

後半に中島みゆき自身が登場してからは、まぁ一応二人のトークという形式になったので、
前半よりは聴くことができる内容になっていたと思うが、それでも噛み合っていたとは思えなかった。
番組が企画された理由が理由なので仕方が無いところだろうが、
もう少し構成や内容は考えて欲しかったというのが本音だなぁ。

小さなことだけれど、中島みゆきが話すことの中で「おおっ!」と感じたことが結構あったので、
こういった部分がもっと聴くことができれば良かったのにと思う。

 「I Love You,答えてくれ」の公式テイクが、実は様々な歌い方を試した中から選ばれたこと。
 「ララバイSINGER」の終盤でリフレインされる “ ララバイ~ ララバイ~ “ のコーラス。
 この曲のバック・ヴォーカルを担当した女性は、ここを泣きながら歌っていたこと。
 海外録音で一緒にやるミュージシャンは、歌詞の内容がわからなくても曲を理解してくれること。
 彼らは言葉や単語を聴いているのではなく、こちらの声が伝えようとしているものを聴いており、
 通訳しなくてもわかってくれて、それに合わせた演奏をしてくれること。

こういったレコーディング時の興味深い話をもっと引き出して欲しかったな。
中島みゆきのサウンド面については、本人の口でもっともっと語られてもいいと以前から思っている。

RADIO FM802 Around The CHABO !? SONIC STYLE

10月4日は中島みゆきのコンサートのため、たまたま大阪に泊まったのだけれど、
偶然とは言え、その日はFM802でチャボがDJを務める番組があった。
番組のことは知っていた。
でも、どうせ東京では聴けないと思っていたので忘れていたのだが、
関西方面の友達からのメールで教えてもらい、思い出したのだ。

中島みゆきのコンサートは2時間40分と3時間近くのメニューだったので、
ホテルに戻ったとき、既に番組は始まってしまっていた。
よって前半は聴くことができなかったのだが…。

それでも僕は大阪の夜、ホテルで楽しめたのは言うまでも無い。
最近は本当にいい事続きでラッキーだ。

それはSONIC STYLEという番組。
通常DJマーキーと言う方がDJを担当しているようだが、
この時期にそのマーキーさんが旅行のため日替わりでDJが代わる特番となり、
そのうち一日をチャボが担当したのである。

収録ではなく生番組なので、内容はサムズアップで行われているDJ TIMEのような感じであったが、
加えて最後には2曲の生演奏をしてくれるというスペシャルなプログラムだった。

中盤でロバート・ジョンソンの「CROSS ROAD BLUES」とクリームの「CROSSROADS」が続くなどは、
まさにチャボのチョイスという部分であった。ちなみに僕が聴き始めたのはこの直前からです。

その後の、ビートルズ4人それぞれのソロから1曲ずつかかったのも良かった。
僕は常々、DJ TIMEでビートルズその後の4人という特集をやって欲しいと思っていたので嬉しかったなぁ。
さて、どの曲を選ぶのか興味津々だったが…。

ジョン・レノンは「WHATEVER GET YOU THRU THE NIGHT」。
リンゴ・スターは「YOU’RE SIXTEEN」。
この二人はまぁ妥当な選曲であったと思う。

そしてジョージ・ハリスンは「LIFE ITSELF」というなかなかマニアックな選曲。
でも、これはスライド・ギターが印象的なので、チャボが好きそうな曲だけどね。

そして、その選曲にいちばん興味があったのがポール・マッカートニー。
チャボはいったい何を持ってくるのか…。

それはWINGS時代の名曲「BAND ON THE RUN」であった。
定番な曲ではあるけれど、チャボが選んだということが何だか良い意味で意外で、
ホテルで一人盛り上がってしまった。

この時点で関西の友達に「聴いてるぞー!」とメールをしたのだが、
すぐに返事をもらって番組のBBSのことを教えてもらう。
リアル・タイムでBBSに書き込めるようになっており、なかなか盛り上がっているとのことだった。
おかげで、ここからはラジオを聴きながら友達への携帯メールとBBSへの書き込みとで、
忙しくも楽しい時間を過ごすこととなった。
BBSはまさにリアルタイムな楽しさであったが、何やら知ったような名前の人の書き込みがいくつか…(笑)。
しかも、別の関西の友達からも「聴いてますね~」と携帯にメールが来た(笑)。
みんな離れているのだけれど、繋がって一緒に聴いているような感じでとても楽しかったです。

番組のラストは「SWEET HOME FM802」と「今 I Love Youを君に」を生演奏。
特に後者を聴くのは、おそらく麗蘭2004年のツアー以来だと思うので貴重だった。

さて、10月24日の発売に先がけ、
ミニ・アルバムから麗蘭の新曲「I'm a BAND MAN」をかけてくれたのも嬉しいプレゼントになった。
でも、ラジオってこうだったよな…なんてことも同時に思った。
ミュージシャンが新作発売前にラジオに出て新曲をかけてもらう…、
というのがプロモーション活動の大きな柱でもあったと思うし。
もちろん今でも変わらない部分はあるのだろうけれど、
僕自身がラジオから離れてしまっているから、やはりとても新鮮だった。

思えば、昔は自分が好きなバンドの新曲を初めて聴くのは、
ほとんどがラジオからだったような気がする。
ある日、ラジオから聴こえてきたRCサクセションの「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
アルバム『OK』発売前に聴いたこの曲のカッコよさは今でも忘れられない。

ラジオでかかる好きなバンドの新曲というシチュエーションは、とても素敵だ。

中島みゆきコンサートツアー2007/ 2007.10.4 フェスティバルホール

開演前のステージ。
中島みゆきが立つであろう位置に、ギターの赤いハード・ケースが置かれていた。
ギターは入っているのだろうか?
ケースは開いているが、客席側からは中を見ることはできない。
これを見て僕はこんなことを想像していた。

  バンドのメンバーが位置につくと、遅れて中島みゆきが現れる。
  彼女はケースからアコースティック・ギターを取り出し、
  軽やかにスリーフィンガーを爪弾く。「桜らららら」である。
  ここから「ただ・愛のためにだけ」へ…

というアルバム『ララバイSINGER』と同じ感動的なオープニング…ではありませんでした(笑)。
このハード・ケースは開演直前に下げられてしまったが、
この演出の意味は、中島みゆき本人がステージに現れたときにわかることになった(と思う)。

さて、ファンになって30年。なのに今回がライヴ初体験なのである。

CIMG6330.jpg CIMG6334.jpg

いつからか、彼女のライヴを観ることが叶えたい夢のひとつ(笑)にまでなってしまっていた。
それは大袈裟にしても、気持ち的にはそんな気分だったのは間違いないのだ。
こんなだから、開演まではドキドキである。
夜会のときも凄かったが、今回のほうが上だったかもしれない。

どんなオープニングだろう?
『I Love You,答えてくれ』と『ララバイSINGER』からは何を演ってくれるのだろう?
あの曲は歌ってくれるのだろうか?
様々なことが頭の中に浮かんでは消え、また浮かぶ。
始まってもいないのに、疲れて倒れてしまいそうだった(笑)。

予定を10分過ぎた18時40分。遂に開演。
バンドが現れ、演奏を始める。
ステージ後方から真っ赤なドレスの中島みゆきが登場した。
 ※この赤いドレスが、あのギター・ケースが意味していたことだと思う。

みゆきだ、みゆきだ、中島だ、中島みゆきだ!
松村雄策さん風に表現すれば、中島みゆきのコンサートに中島みゆきが出てきたのを観て、
僕は感動しているのである。

とにかく今夜は30年分、楽しもうと思った。

     **********

当日、ホテルに戻ってから深夜にかけてレポートを書きました。
ホテルの便箋、裏表にびっちりと2枚(笑)。

CIMG6363.jpg

続きを読む

I LOVE YOU,答えてくれ/中島みゆき -2007-

前作 『ララバイSINGER』 を作る時点で、
今回の新作に収録されたものを含めて、曲が既に揃っていたそうである。
それらの曲を二つに振り分けた結果が、この二枚らしい。
『ララバイSINGER』 は何となく重い雰囲気が感じられる作品だったが、
『I LOVE YOU,答えてくれ』 は、全体的に突き抜けたような曲が並んでいる。
これは意識して曲を選んだためだろう。
ということは、性質は違うが、この二枚はひとつの作品として考えられるかもしれない。

発売前から " ロック " というキーワードがあったから、僕自身はかなり期待していた。
はたして出てきた音は、ミディアム・テンポな8ビートの骨太なサウンドであった。
聴く前には「早いテンポの曲が並ぶのかな…」なんて想像していたので、これは少し肩透かしだった。
まぁ、これは中島みゆきのお得意なアレンジであるので安心して聴くことができるのだが…。

ただ、過去に聴いてきたそれとはちょっと質が違うような気がする。
アルバム全体でフィーチャーされているわけではないのだが、
とても効果的に響くサックスにトロンボーン、トランペット。
このアレンジがなかなかポイントになっていると思う。
これがそんな理由のひとつかもしれない。

また、ヴォーカルも強力で、良い意味でラフなみゆき節を全編で聴くことができる。
けれど決してヘヴィにならず、開放感があり、気持ちが良い。
泣きのマイナーなメロディが少ないのも、そんな風に感じる要因でもあるだろう。

収録曲では、ストレートな曲達のど真ん中に位置するゴスペル風味の 『Nobody Is Right』 がいい。
名曲である。

アルバム 『ララバイSINGER』 と 『I LOVE YOU,答えてくれ』 は、
コンサートでやることを前提にして作られたという。
明日、遂に体験することができる中島みゆきのライヴ。
これらの曲がどのように演奏され、歌われるのか。

今夜は寝られないかもしれない(笑)。

中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2007-10-03

みゅーじん/音遊人 2007.9.30

TV東京の『みゅーじん』というドキュメント番組。
第50回目のOAは夏木マリだったのだが、そこへチャボが出演した。
先日のDJ EVENT
でその収録の模様を話していたのでわかってはいたが、
短い時間だからこそ、とても貴重なTV出演じゃないだろうか(笑)。

日比谷公園で待ち合わせをして…というシチュエーションだったらしいのだが、
そのシーンは残念ながらカットされていた。
チャボがどんな演技(?)をしているのか楽しみだったのに(笑)。

番組では、夏木マリにとってチャボは先生のような存在…とナレーションされていた。
先生のような…と、このようにチャボが形容されたことは、過去には無かったんじゃないかな。

チャボが言っていたように、収録は日比谷の野音を開放してもらっての撮影。
人がいない野音って、なかなか魅力的な場所になると思う。
以前、雑誌『BRIDGE』で清志郎も無人の野音でロケしていたが、あれも良かった。

そうそう、夏木マリはジャニス・ジョプリンなのだなぁ。
僕は彼女が何を歌っているのかは詳しくなかったけれど、ジャニスはちょっと意外だったかも。
ああいう体力を使うヴォーカリストみたいなイメージが無かったし。
ライヴでは「MOVE OVER」や「CRY BABY」等、
ひねり無くど真ん中ストレートな曲を歌っていたのは良かったです。
でも、「リンダリンダ」も演っていたけど(笑)。

ところで、チャボは元RCサクセションのギタリストと紹介されていたのだけれど、
何だかこれが凄く新鮮だった。
これを聞いて、僕自身「あ、そうなのか」みたいな感覚を持ったのだけれど、
それはきっと、チャボにはもうRCという枕詞がいらなくなったのかもな…なんて思いました。

あと、二人の演奏シーンを期待していた人はがっかりだったろうなぁ…。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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