札幌市民会館 最後の日

1/31(水)、『札幌市民会館最後の日』というライヴが行われる。
僕は行った事が無いが、札幌のロックの殿堂と呼ばれるに相応しい会場らしい。
老朽化によって取り壊すことが決まった同会場を惜しむイヴェントのようだ。

出演は奥田民生/佐野元春/chara+土屋公平/仲井戸"CHABO"麗市/山崎まさよし
Leyona/HALL AID BAND(斎藤有太/古田たかし/佐橋佳幸/有賀啓雄/山本拓夫) 他。
これだけの物凄いメンバーだ。
それぞれのパートはもちろんだが、サプライズなセッションも期待大だろう。
行かれる方が羨ましい。楽しんできてください。

…。
サプライズなセッション?

ちょっと調べてみた。

 81年、82年、85年、86年。そして89年は2回 → RCサクセション
 93年に2回 → 2・3'S
 94年、95年。そして2005年 → ソロ

もちろんこれは忌野清志郎が札幌市民会館でライヴを行った回数である。

出演メンバーを良く良く見ると、全て過去に清志郎と何らかの関係や繋がりが…。
そして何といってもチャボがいる…。

何でもありません。
行かれる方が羨ましい。楽しんできてください。
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JUMP/忌野清志郎 from『GOD』 -2005-

画面を観ているわけではないが、TVをつけっ放しにしているという事が多くなってきた。
今日もそんな休日だったのだけど、清志郎の「JUMP」が突然聴こえてきて驚く。
ふと観ると、エースコックのCMだった。
以前もこの曲がエースコックのCMに使用されていたし、
2004年にCFソング集の4曲入りシングルとして『GOD』よりも先行発表されていた。

今回は新しいヴァージョンなのかな。
詳しいことはわからないのだが、とにかく再びOAされているようだ。

さて、エースコック株式会社と言えば、タイマーズである。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」がスーパーカップのCMに使用された時は驚いた。

この曲が去年のサントリー・モルツのCMに使われる、実に17年も前の事だ。
僕は未だに清志郎の声がCMに使われているとびっくりしてしまうのだが、
あの声とキャラクターは、企業によっては魅力的に映るのだろう。

「JUMP」が使われているCMについてエースコックのサイトで調べたら、
三池崇史が監督を務めているという。
何やらテーマが「自分を打ち上げろ」らしく、
スーパーカップを食べる若者の気持ち、若者のリアルを描いたCM…らしい。
成る程テーマはわかったけれど、忌野清志郎というのは何故なのだろう?
たまたま「JUMP」という曲が「自分を打ち上げろ」とマッチしたのだろうが、
そこにたどり着くまでに、候補に挙がっていた他の曲に凄く興味がある。
それがわかれば清志郎を選んだ理由の何万分の一位は理解できるかも。

「デイ・ドリーム・ビリーバー」をCMに使用させたくせに、
ゼリーは当時のライヴで「エースコック」という曲を歌っていた。

  " エースコック あんまり食べると身体に毒だぜ "

今ならゼリーは何と歌うだろう?

     **********

清志郎入院のニュースを聞いたとき、ショックでしばらく音楽を聴く事ができずにいた。
やっと気持ちが落ち着いたのは、チャボが自身の公式サイトで出したコメントを見てだった。
その時の自分にいちばんしっくりくる曲が、清志郎の「JUMP」だった。
この曲だけをくり返し聴き続ける日々が続いた。
「JUMP」は僕にとっては凄く重要で大切な曲となっている。



忌野清志郎, 三宅伸治, 仲畑貴志, 吉本俊 / ユニバーサルJ(2004/11/26)
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今夜R&Bを…/仲井戸麗市×石田長生 from『Lightning Blues Guitar Fes.』-2005-

先日の清志郎と石やんの共演は、時間が経って落ち着いてくるほど沁みてくる。
実際に観てはいないんだけど、とても幸せな気分になるし、実際になっている。

そんな気分に当てられて、久しぶりにLightning Blues Guitar Fes.のDVDを引っ張り出した。
以前もこのライヴについて書いたのだけれど、ここでのチャボが絡む演奏がとてもいいのだなー。

まずは石田長生、CHAR、西慎嗣、チャボによるザ・バンドの「THE WEIGHT」。

もうね、観ていて自然に顔がほころんじゃうよ、これ。
この4人のギタリストの共演だよ。もちろんカッコイイに決まってるよ。

でも何といっても白眉は、石田長生とチャボによる麗蘭の「今夜R&Bを…」だ。
本家麗蘭のいくつかのライヴ・ヴァージョンよりも、
ここでの演奏のほうがグッとくる…というのは言いすぎかなー。

でもね、本当に感動的なんだよね。
チャボも、いつも以上に感情を込めてギターを弾いている気がするし、
石やんのギターが、また、ね。
蘭丸とは全然違うタイプだけど、それがとても新鮮で、この曲の新しい魅力を引き出していると思う。

  Soul Brother、石やん
  Soul Brother、チャボ

お互いをこう呼んでギター・ソロを分け合う二人。もうそれだけでジーンとしてしまう。

この映像が残されて本当に良かった。

なんだか、いつまでも変らない気持ちでずーっといたい夜。
そんな夜は、R&Bをどうぞ。

     **********

※1/26追記

 再び蘭芳さんに、1/21のライヴ・レポ(清志郎出演部分)を頂きました。
 まるで清志郎の声と石やんのギターの音が聴こえてくるかのような感動的な内容です。
 ここへ遊びに来てくれている清志郎ファン、全てに読んでもらいたい。

   良くない事もたまにはあるさ
   (でも)おまえの歌うブルースで酔わせて -MOTHER'S SONG-

Boat Club Road/石田長生 from『Mouth&Fingers』 -1994-

噂どおりに清志郎が石田長生のライヴにゲスト出演した。

1/21、渋谷BOXXで行われたアルバム『ishiyan』発売記念ライヴ。
石田長生/New Album“Ishiyan”発売記念期間限定ブログでも、
石やん本人が「ビックリしないでネ。うふふ・・・」とこの日のゲストについて書き込んでいた。
更に、三宅伸治のブログでも、本人がこう書いていた。

  「東京にいる人は渋谷のBOXに石田さんのライブに行くといいよ!」

これはもう清志郎が出るよって予告しているようなものだったろう。

そうは言っても病気が病気なだけに、ファンとしては確信が持てなかった人も多かったと思われる。
それでも忌野清志郎以外、この日のゲストは誰だと言うのだ(笑)。

さて、とてもリハビリとは思えない4曲をセッションしたそうだ。
まずは石田長生の代表曲のひとつ「Boat CLub Road」。
94年の『Mouth&Fingers』に収録されている。
もちろん清志郎がコーラスで参加しているのはファンならご存知。
やっぱり演るならまずこの曲だよね。

お次は『夢助』から「雨の降る日」。これまた石田長生らしい選曲だなぁ。
そして「雨あがりの夜空に」だってさ。何だそれは(笑)。

地味変のトピックスに当日の模様が載っている。
この写真だけで判断するのはどうかと思うが、何だか80年辺りの清志郎のようだぞ!
特に右上の写真。この清志郎はパンクっぽい。左手で持つマイクにも感激だ。

アンコールではザ・バンドの「The Weight」。
これは石田長生による最高の日本語カヴァー・ヴァージョンだと思っている。
清志郎はどのパートを歌ったのかな?
以前、CDではヒロトのパートだった箇所をチャボがライヴで歌っていたが、同じかなやっぱり。

  すっとぼけるなボウズ! バンドをやってるんだろう?

なぁ、清志郎。
僕らは完全に復活…と思っていいんだよね?


※1/24追記
 当日の清志郎の様子について、蘭芳さんがコメントにて詳細を寄せてくれました。


石田長生 / トライエム(1994/03/21)
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『the TEARS OF a CLOWN』の編集/RCサクセション、レコーディングの謎 その3

86年夏の日比谷野音でのライヴ盤『the TEARS OF a CROWN』。
以前、このアルバムについて、そしてCDの編集違いの点を指摘した記事を書いたことがある。
最近久しぶりに聴いて、そして映像を観たこともあり、
改めて思い出したことや感じたことがあるので、今回、再び書いてみたい。
ここで使用する資料は、オリジナルのアナログ盤(T17-1100-1)とDVD(TOBF-5158)とします。

今回オリジナルのアナログを聴き返して改めて気付いた点を二つ挙げてみる。
まず、90年再発のCDは「スカイ・パイロット」の前に清志郎の " OKコーちゃん " というMCが入り、
コーちゃんのハイハットのカウントから演奏が始まっているが、
アナログではMCとカウントがカットされ、いきなりイントロになっていた。

また、アナログB面のラストは「スローバラード」なのだが、この曲の後が凄い。
何と未だにCD化されていない「サマー・ロマンス」のイントロがハッキリと収録されているのだ!
『RHAPSODY』のA面ラストでベースによるイントロがフェイド・アウトしていくのがあるが、
まさにあれとまったく同じである。
もちろん断言はできないのだが、実際にライヴでこの曲が演奏されている事実があるという事。
『ノーティー・ボーイ』(これも未CD化)の「サマー・ロマンス」のベース・ラインが酷似している事。
よって、ほぼこの曲に間違いないはずだ。

さて、オープニングは「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」のカヴァーで始まっているが、
実際のライヴは86年版「ロックン・ロール・ショー」だった。
DVDでもオープニングで清志郎がステージに飛び出していく瞬間が収められているが、
ステージ上でG2がギターを抱えている姿が確認できる。キーボードの前にいるわけでは無い。

「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」でのG2はギターを下げたままキーボードを弾いているが、
「ロックン・ロール・ショー」ではギターだけを弾いていたのだ。

ライヴのオープニングというものは大事だと思うのだが、
何故レコードにする時に「ロックン・ロール・ショー」をカットしてしまったのかな?
ただ、この「ロックン・ロール・ショー’86」は『BLUE』収録ヴァージョンと違い、
やたらと軽いアレンジだったのだ。僕自身あまりカッコイイとは思えない出来だった記憶がある。
もしかしたらメンバーもそう思ったのかもしれないな。

そうそう、これだけは書いておきたい。
ライヴとはいえコーちゃんのミスはそのまま収録されちゃっているのが気になる…。
「打破」と「トランジスタ・ラジオ」でスティックを落とした(と思われる)箇所がバッチリだ。
これはどうしてだろう?
コーちゃんのミスについては、やっぱりRCは謎だ。

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チャボのライヴ、Opening SE

ビリー・ヴォーンの「浪路はるかに」。
この曲が麗蘭のライヴでOpening SEに使われることになった理由は何だろう?

とにかく麗蘭のライヴと言えばこの曲というくらいファンにはお馴染みになってしまったし、
何だかそれは麗蘭のレパートリーのような錯覚さえしてしまう。
「麗蘭のテーマ」や「Eden.」というインストがあるし、
実際に「Eden.」がOpening SEだったこともある。
それでもやはり「浪路はるかに」がいちばん麗蘭にはしっくりくる。
ライヴの開演時間までの約1時間もの長い間、
立ったまま待たされて辛い思いをしても、
♪ちゃ~らら~ ららら~ とこの曲がかかれば、
いっぺんにそんなものは全て吹き飛んでしまうのだ。

実際にライヴ・アルバム『宴』でも聴くことができるが、
初期からの定番であった「浪路はるかに」から「ミッドナイト ブギ」という必殺のオープニング。
これは未だに強烈な印象を残す。

麗蘭のライヴはこの曲で決まりだが、チャボのソロ・ライヴとなると話は違ってくる。
Opening SEを使用しなかったライヴもいくつかあるが、
僕にとってチャボのライヴと言えばこの曲…というのが二曲あるからだ。

まずは2ndアルバム『絵』に伴うツアーから使われるようになったと記憶しているのだが、
フランク・シナトラのヒット曲「夜のストレンジャー」(Strangers In The Night)だ。
何故この曲を使用したのか?
これは僕の想像なのだが、
おそらく夜とストレンジャーというキーワードが、
当時のチャボのテーマのようなものだったのだろう。
さらに66年のヒット曲というのも関係があるだろうなぁ。
チャボにとっての64年~66年辺りの曲は、やはり特別なんだと思う。

あまりにも有名な曲なので、
シナトラのベスト・アルバムをチェックすれば収録されているはずだ。
聴きたい人は簡単に手に入れることができるだろう。

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ヘリコプター/タイマーズ from 『single』 -1995-

つい昨日のことのようだ…というのは大袈裟だけど、そんなに前の出来事だとは思えない。
阪神・淡路大震災からもう12年も経つのか…。

当時の僕は主に平日が休みの仕事だった。
12年前の今日も、いつものそんな休日。
たまたま早起きをしたのだが、そこに飛び込んできたのがこのニュースだった。

TV画面の中に倒壊した高速道路が映し出されていた。
これが今、同じ時間で起こっている出来事ということが信じられなかった。
その日はただ、TVのニュースを見つめていただけだったな…。

災害発生から約3ヶ月後にタイマーズはシングルを発表した。
ハッキリと阪神大震災チャリティーシングルと銘打たれていた。

CIMG5577.jpg

収録曲は3曲。「サヨナラはしない」と「スィート・ヒッチ・ハイカー」。
そして「ヘリコプター」。

  このシングルCDの売上により発生する、歌唱印税、原盤印税のすべては、
  タイマーズの意向により永続的に、
  阪神大震災の被災者の方々への義援金として泉谷基金に寄付されます。

このCDにはこうクレジットされているが、その上部にはポッカリとスペースが空いている。

これは「ヘリコプター」の歌詞が全て削除されている為である。

  マスコミばかりが乗ってるヘリコプター
  人命救助をしてみろヘリコプター
  燃え広がる前に飛んで来い
  レポーターよりも俺を乗せてくれ

ゼリーの冷めたヴォーカルが今でもリアルだ。


ZERRY, TOPPI, THE TIMERS / 東芝EMI(1995/04/08)
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アブラカダブラ/藤真利子 -1983-

『MIS CAST』での沢田研二と白井良明、
この二人のタッグの素晴らしさについては紹介させてもらったばかりだが、
実は同時期に、これまた凄い名盤が生まれている。
このアルバムもEXIOTICS同様、
この流れで取り上げなければ機会は無いだろうと思われるのでご紹介。

それは藤真利子の『アブラカダブラ』だ。

『MIS CAST』同様に白井良明が全曲のアレンジを手掛けているのに加え、
バックもMOONRIDERSのメンバーが務めている。

作曲陣も豪華だ。
細野晴臣と坂本龍一のYMO組、オフコースの松尾一彦。
MOONRIDERSの鈴木慶一、そして沢田研二。
加えてフランス・ギャルのカヴァーも披露。
全曲の作詞は微美杏里こと藤真利子自身。
もちろんヴィヴィアン・リーがペン・ネームの由来だ。

僕がこのアルバムに出会ったのは大学時代。
当時、同級の女の子のバンドに誘われてギターを弾いたのだが、
そのバンドのレパートリーに、
このアルバムから先行カットされていたシングル「紅茶の午后」があったのだ。

僕はこの曲を一発で気に入ってしまい、アルバムを買いに走ったのである。
余談だが、その女の子バンドのレパートリーには松田聖子の「ガラスの林檎」もあった。
この曲をギター二本のバンドでアレンジするのはとても楽しかった。

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ライブラリー/エキゾティクス -1983-

アルバイトをして得た給料のほとんどがレコードに消えていた時代。
少しでも興味を持ったら、とにかく何でも買っていた。
これはそんな時期に手に入れた一枚だ。
最近はジュリー・マイ・ブームということもあり、
この時期を逃したら、もう取り上げる機会は無いだろうと思うので紹介します。

EXOTICSは80年代前半に沢田研二のバック・バンドとして結成された。
メンバーは、その当時でも名うてのミュージシャン達であった。
EXIOTICSの各メンバーと、その主な経歴を簡単に記してみる。

・吉田健(BASS)
浅川マキ→古井戸→リリィ・バイバイ・セッション・バンド→泉谷しげるBANANA→EXIOTICS
・上原豊(DRUMS)
村八分→ごまのはえ→シュガーベイブ→リリィ・バイバイ・セッション・バンド→EXIOTICS
・柴山和彦(GUITAR)
ジュリエット→GARO→泉谷しげるBANANA→EXOTICS
・安田尚哉(GUITAR)
レイジーヒップ→加川良→大塚まさじ→ヒロスケ→EXOTICS
・西平彰(KEYBOARD)
来生たかお→もんた&ブラザーズ→EXOTICS

省いている活動もあるが、これだけを見ても錚々たる面子だったことがわかると思う。

ジュリーのバックを務めたことが関係しているのだろうが、
83年に唯一のバンド単独でアルバムを発表している。それがこの『ライブラリー』だ。
プロデュースは沢田研二が担当し、ジュリー・レーベルから発売された。

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その内容は各メンバーが曲を持ち寄り、自身の曲ではリード・ヴォーカルも務めるという、
まぁ簡単に言えばビートルズのホワイト・アルバムのようなものである。
メンバーは現在でもスタジオ活動を中心に、それぞれ充実したミュージシャン活動をしているが、
そんな彼らのヴォーカルが聴けるという点では貴重な作品であろう。

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MIS CAST/沢田研二 -1982-

沢田研二が清志郎へのエールと思われる「KI・MA・GU・RE」をステージで歌っているのを知り、
ジュリーを改めて聴こうとレコード棚やCD棚をゴソゴソと探している。

僕はジュリーのファンだが、それは歌謡曲の世界の大スターの彼であり、
TV番組ザ・ベストテンで常に一等賞を狙っていた彼であり、
ドリフと絡んでコントをする彼に対してであり…であった。

とにかく77年の「勝手にしやがれ」から83年の「晴れのちBLUE BOY」までは完璧だったと思う。
この時期に発表されたシングルはベスト盤で聴けるが、改めて凄いと思う。

実際に僕が好きなのもこれらのヒット・シングルを歌うジュリーである。
もちろんその間にはオリジナル・アルバムも発表されている。
僕はアルバムも何枚か買って聴いたが、正直シングルのほうに魅力を感じていた。
ただ、そんな中でも飛び切りのお気に入りのアルバムがある。
それが82年に発表された『MIS CAST』。


沢田研二(2005-03-30)
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僕がこのアルバムを知ったのは、ある雑誌のレヴューだった。
まだ発売前であったが、その短い文章は興味を抱かせるに十分だった。

 全曲が井上陽水の作詞・作曲。
 全曲の編曲はMOONRIDERSの白井良明。
 ※正確には「Miscast」1曲だけは、やはりMOONRIDERSの岡田徹の編曲

これだけで当時は十分に刺激的だった。
レヴューでは特に白井良明のアレンジが絶賛されており、
「このアルバムは歌謡界に衝撃を与えると思う」と結ばれていた。

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架空のニュー・アルバム

僕が今年チャボに期待したいのは、何と言っても作品の発表だ。

ライヴや編集盤を除いた純粋なオリジナル・アルバムは、
2004年の麗蘭 『SOSが鳴ってる』 が最新だ。
仲井戸麗市名義では、2002年の 『TIME』 が最新となる。
ただしこの 『TIME』。
名義こそ仲井戸CHABO麗市であるが、
その内容は当時の活動の形であったソロ・麗蘭・CHABO BANDの三つのスタイルで構成されていた。
よって、100%仲井戸麗市といった性質のオリジナル・アルバムは、何と99年の 『My R&R』 まで遡る。

麗蘭の 『SOSが鳴ってる』 も、
2003年の年末磔磔でのライヴで蘭丸が「来年はレコーディングしますよ」と発言しなければ、
もしかしたら実現しなかったかもしれないしな…。

もちろん簡単に出せるわけでは無いのは承知しているが、ファンというのは勝手なものなのです。

チャボ自身の考えや意思もあるだろうけれど、
『SOS~』 の時の蘭丸のように、チャボの背中を押すか手を引っ張る人…。
要するにプロデューサー的な人がいるといいんじゃないかなーなんて思った。

えーと、そこで春日博文さん。もう一度いかがでしょうか。

別にハチを押すのは冗談で言っているわけでは無い。
何てったって 『THE仲井戸麗市BOOK』 (85)と 『絵』 (90)という二枚の名盤。
これをチャボとの共同プロデュースとは言えこの世に送り出してくれた人だもの。

93年の 『DADA』 以降はどうしても麗蘭のサウンドを引き継いだ音が続いているので、
ここいらでガラッと違ったテイストの音のアルバムが聴きたいな…なんて思う。
そのためには蘭丸以外のプロデューサーをたてるのが良いと思うけど、
チャボが信用できそうな人は限られちゃいそうだからね。
ハチなんかが今のチャボをプロデュースしたら面白いんじゃないかと思うのであります。

さて、作品と言っても肝心の曲が無ければ無理なのだ。
でもさ、チャボ、あるでしょうたくさん。
ライヴでしか演っていない曲がさー。

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嬉しいニュース(スポニチと沢田研二)

昨年の11/19に続き、スポーツニッポンを買った。
もちろん清志郎の全快宣言の記事が目的だ。

CIMG5489.jpg

記事によれば、自転車での体力回復と、
他のアーティストのライヴへ飛び入りしてのノドのリハビリ…ということだ。
本音を言えば、あまりにも早い回復振りに驚くと共に、絶対に無理はして欲しくない…のだが、
まぁ、僕が心配しなくてもはじめから無理はしていないだろうから安心してもいいかな。

とにかく清志郎の順調と思われる回復のニュースは、新年早々嬉しいニュースだ。

そしてもうひとつ、忘れちゃならないぜ…ってニュースがある。

現在、ジュリーこと沢田研二が正月コンサートを行っているのだが、
何とそのセット・リストに「KI・MA・GU・RE」が入っているのだ。
この曲については、以前ブログにも書いた。
この時は清志郎がDJを務めたラジオでかかったのだが、
曲自体がマニアックなのでなかなか表に出にくいということもあり、かなりビックリした。
そんな曲をジュリーはこの時期、ライヴで歌っているのだ。

これは間違いなくジュリーから清志郎へのエールだろうな。
ジュリー、カッコイイぜ!

今日のB.G.M.は「KI・MA・GU・RE」に決定。既に爆音で何度も部屋に流れています。

仲井戸麗市SONGBOOK その3/竹中直人

竹中直人と言えば仲井戸麗市と忌野清志郎のファンで有名であるが、
とりわけチャボ・ファンの僕としては「中津川ジャンボリーくん」と「高井戸」だ。
要するに、チャボが組んでいた「古井戸」のパロディが「高井戸」である。
深夜番組で披露されていたものだが、当時のチャボはそれを良くは思っていなかったらしい。
当然、茶化されていたと感じていたのだろう。

渋谷パルコ劇場で行われた清志郎35周年記念プロジェクトのライヴに高井戸は出演。
DVD化された作品にも収録されている。曲は「ポスターカラー」。
清志郎の記念ライヴでどうして古井戸なのかはともかく、これが素晴らしい演奏だった。
本当に古井戸が好きなんだろうなぁ。

チャボと竹中直人は99年に「ふたり会」というライヴを行っているし、
チャボの去年のバースデイ・ライヴにも花束を持って駆けつけていた。
ただ、音楽的な交流は多くは無いと思う。
映画もあるから清志郎とのコラボのほうが目立つし、実際に多いだろう。

さて、そんな竹中直人であるから、自身の音楽活動でも清志郎やチャボの楽曲を歌っている。
僕は彼の作品すべてを聴いているわけではないが、このアルバムはお薦めできる。
仲井戸麗市SONGBOOKとして紹介するので、もちろんチャボのファンは必聴だ。

97年に発表された 『シエスタ?』 がそれだ。

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あなたが好きな麗蘭のツアー、及びライヴ・タイトルは?

ブログに投票システムを設置できることを知り、試しに置いてみました。
時期柄、過去の麗蘭のツアー・タイトルから10個選び、人気投票形式で実施。
このブログを覗いてくれている方は麗蘭ファンばかりとは限らないと思いますが、
それでもブログ内容の性質上、
やはりチャボや清志郎、RCが好きな方々が多いと勝手に決めつけさせて頂き、このお題に

CIMG5459.jpg

当初は投票期間を決めかねていましたが、
無期限にしていても仕方が無いので、今回はとりあえず設置から10日後にしました。
投票してもらえるかは期待2割不安8割だったのですが、40票近くも投票がありまして、
大変嬉しく思います。そして楽しかったです。ありがとうございました。
もちろん僕の性格上、やり投げはしません。
票が入ったものについては、それにまつわる個人的雑記を記させて頂きます。

     **********

【明日の為に、今日もある。(2006)】
堂々のトップ。
一番新しいタイトルだしライヴも良かったということもあり、予想したとおりでした。
誰もが前向きになれる、とてもいいタイトルだと思います。
ツアー…というよりも年末だけのスペシャル・ライヴといった感じで、
クリスマス・イヴの渋谷と、28日~30日の磔磔の4本のみ。
しかし中身が濃く、特に磔磔の最終日は実に感動的なライヴでした。
ライヴとタイトルが全て比例するとは限りませんが、1位は納得できます。
詳しいレポは既に書いたので、ここでは省略します。

     **********

【ROCK馬鹿と知的ヒッピーを元気にするTOUR(2004)】
同年発売の2ndアルバム『SOSが鳴ってる』に伴う全国ツアー。
オープニングこそ「I Feel Beat」だったのですが、
後は2ndアルバムの収録曲を、その収録された順番に演奏していくという、
凄まじく当時の麗蘭の今を感じさせてくれるライヴでした。
まさにツアー・タイトルどおり、
このライヴを観た全国のROCK馬鹿と知的ヒッピーを元気にしてくれたと思います。
映像作品としても残されたので、その雰囲気を今でも好きなだけ体験できるのも嬉しいですね。
発売記念のサイン会も楽しかったです。これも納得できる堂々の2位です。

また、個人的にもこのツアーは印象深いものになっています。
理由その1。僕は運良く磔磔の最前列で観ることができました。
このライヴ、チャボは演奏する曲を「次はA面の何曲目」というように紹介していたのですが、
客に対して「次は何曲目だ?」と聞いてもいました。
たまたま最前列にいたからか、僕がこの時はいじられたということがあり、
何度かステージ上のチャボとやり取りをする事ができたという楽しい思い出があるのがひとつ。
理由その2。最前列なのでもちろん冷静になんかなれず、ライヴ中はかなり盛り上がりました。
しかし、いくら盛り上がったとしても、終演後の僕はいつもならばとっとと会場を後にします。
ただ、何故かこのときだけしばらくその場に残ったのです。
いいライヴを観た充実感から、きっと余韻に浸りたかったのだと思います。
そのとき、同じく最前列僕の隣で観ていた人が突然話しかけてきたのです。
  「今日はよかったですねぇ」
  「えぇ、よかったですね」

こんな風に、ほんの二言三言の会話でその場は終わったし、
もちろんすぐにこのことは忘れてしまったですが…。

時は流れ、2006年の2月。新ナニワ・サリバン・ショー。
この日、ライヴ前に友達と待ち合わせており、
当日その場で何人かの新しい人を紹介してもらうという段取りでした。
こういうことが苦手な僕はかなりビビっていたのですが、結果として素敵な出会いをすることになるのです。
紹介してもらった中の一人が、何とあの磔磔最前列で会話をした人だったのです。
会った瞬間にお互いに気付いたわけではありません。
ライヴ後、何人かで朝まで飲んだのですが、
そこでRCや清志郎やチャボやスライダーズの話をしていく途中に気づいたのです。
これはかなり感動的な出会い(再会)となり、運命的という言葉さえアタマに浮かびました。
僕には忘れられないツアーです。

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CDで聴く古井戸

一昨年、古井戸のエレック時代のオリジナル・アルバムがCD化されることが発表された。
見事にそれは成し遂げられたのだが、
『イエスタデイズ』という未発表ライヴを含む編集盤は外されていた。
当時は出る気配がまったくなかったのであきらめていたのだが、
何故か去年の年末に突然リリースされた。
プロモーションはエレックのCD化が始まったときよりも明らかに落ちているので、
仲井戸麗市マニアの方はチェックを忘れずに。
市場から消えるのは意外と早いと思いますよ。買いのがさないように。


古井戸(2006-12-21)
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これにより、エレックの古井戸名義のオリジナルは全てCD化された。
古井戸に限らず、
このエレック再発運動は、日本の音楽シーンの歴史に残る素晴らしい仕事だと思う。

さて、これで古井戸の作品のほとんどがCDで聴けるようになった。
アルバムで未CD化なのは『サイド・バイ・サイド』のみだ。早期のCD化を望みたい。
キリがいいので、個人的にCDで聴く古井戸というテーマでちょっと書いてみます。

チャボを語るには、やはり避けて通れない古井戸であるが、
古くからのファンばかりでは無いので、聴きたいけれど迷っている人もいるかもしれない。
オリジナル・アルバムを全て揃えるよりも、代表曲を手っ取り早く聴きたい…。
そんなファンにお薦めなのが『古井戸Selection(1971~1974)』の二枚組だ。


古井戸(1993-09-17)
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エレック期のほとんどの代表曲が36曲も収録されているので、
これがあれば一通りの歩みが把握できる。加奈崎&チャボのライナーも読み応えがある。
ただし欠点がひとつある。
これは僕が思う欠点であるのを断っておくが、「年の瀬」が入っていないということだ。

聴きたいけれど二枚組じゃなぁ…という人には『古井戸ELEC YEARS RECOLLECTION』がある。


古井戸(2002-11-20)
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19曲で編集されたもので、まぁコンパクトに代表曲がまとめられてはいる。
でも、音だけでなく、ジャケットなども含めた総合的観点から言えば、
圧倒的に前者が後者を上回ります。

エレック期はオリジナルを全て揃えるか、二枚組のベストにするか…。
どちらもお薦めできます。

さて、エレック期以外では…。

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2007年 A HAPPY NEW YEAR!

RCサクセションの「雨あがりの夜空に」。

土屋公平をして “ 日本のロックのスタンダード “ と言わしめたこの名曲が、
忌野清志郎と仲井戸麗市の共作であったことは本当に良かったと思う。
当たり前のように二人の共作と認識してきたが、その重さと素晴らしさを改めて感じた。

共作でなかったら、麗蘭の「雨あがりの夜空に」を聴くことはできなかったかもしれない。

  WELCOME BACK!
  NEXT YEAR!
  今回は俺の歌だけど、来年はきっとあの声でこの曲を聴けるぜ!

こう叫んで「雨あがりの夜空に」をプレイしたチャボ。
強烈なイントロを弾く前に、きっとあの声がこう叫んだのが聴こえていたはずだ。

  OK、チャボ!

止まない雨は無い。
そして雨があがった夜空に吹く風が、早く来いよと皆を呼んでくれることだろう。

え?
何処にって?

日比谷野外大音楽堂に決まっているじゃないか!
そこでこの歌をあの声で聴くぞ。

HAPPY NEW YEAR!
今年もよろしくお願いします。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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