FOR LONELY HEROINES & BROKEN HEROES

1980年12月8日。
ジョン・レノンが撃ち殺された日として世界中のロック・ファンに知られている日だ。
日本時間では12月9日だが、皆さんはこの日、何処で何をしていただろうか?

僕は日本武道館にいた。

 " FOR LONELY HEROINES & BROKEN HEROES "

甲斐バンドの1980 FINALライヴ、武道館2DAYS。

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79年の武道館ライヴを収めた『100万$ナイト』が当時大好きだったので、
絶対に武道館で甲斐バンドを観たいと思っていたのだ。
それが80年の暮れに実現したのである。

さて、この時期のこういった事に関しては必ずこいつが絡んでいる。
RCを僕に教えた張本人、Tである。
もちろんこのライヴもTと一緒に行った。

当時のオープニングの定番は「きんぽうげ」。
あのイントロのドラムスとギターに乗って甲斐よしひろがステージに現れる。
何度もレコードでくり返し聴いたそれが目の前で展開されている。

感激した。

ライヴが終わった後、近くで観ていたカップルの女性が男性にこう言ったのが聞こえた。

「ありがとう」

これが凄く印象に残っている。どんな意味の「ありがとう」だったのかはわからない。
でも、本当に「ありがとう」と言いたくなるようなライヴだったのだ。

2DAYSだったので9日にもライヴは行われた。
そして、この9日の模様がNHKによって収録されたのである。
今では伝説の番組である「ヤング・ミュージック・ショー」で後日放映された。

オープニングの「きんぽうげ」でマイク・スタンドを蹴り上げる甲斐。
これは『STORY OF US』というヒストリーもののDVDで観ることができる。


(2000-05-17)
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ジョン・レノン暗殺を伝える新聞(?)を見て十字を切る甲斐の姿。
この番組ではそんなシーンも観る事ができた…はず。

僕が観た12月8日は、まだそのニュースは無かったのだ。
よってTVで放映された9日の「100万$ナイト」を演奏する前には、
「逝ってしまったジョン・レノンのために…」と言う甲斐のMCを聴く事ができる。

RCサクセションと並び、甲斐バンドにも冬の武道館というイメージが僕は強い。
それはこの時のライヴを観たからだろう。
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テーマ : ライヴレポ・感想
ジャンル : 音楽

SWEET HOME SHINJUKU

今までいくつかチャボの企画モノ・シリーズのライヴを観てきた。
古くは一連の " 密室 " シリーズ。最近では " Duet " のシリーズが印象的だった。
そんな中でも僕が一番充実していて素晴らしい内容だったと思っているのが、
98年に新宿日清パワーステーションで行われた " SWEET HOME SHINJUKU " である。

" SWEET HOME SHINJUKU " は、2月から6月にかけて毎月2日間ずつのライヴが行われた。
更に、2月はCHABO BAND、3月はソロでの弾き語りというように、
それぞれCHABO BAND NIGHTとNAKAIDO NIGHTとタイトルされ、
更に更に必ず新曲を演奏するというテーマを自らに課して臨んだライヴであった。

このライヴはNHK-BSで放送され、
それを元にしたヴィデオがFC限定発売された(今ではDVD化もされている)。

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僕がこのシリーズを高く評価するのは、まず新曲を演奏するというテーマから、
結果としてアルバム『My R&R』が生まれたことだ。
僕達が毎月足を運んだライヴが、そのままアルバム制作過程のドキュメンタリーの一部だったのだ。
こういったことがあるので、『My R&R』はチャボと一緒に作ったアルバム…
だと僕は勝手に思っている。

次にセット・リストが新旧を取り混ぜた当時のチャボの集大成的なものだったこと。
1stソロ『THE 仲井戸麗市 BOOK』から「別人」「早く帰りたいPartⅡ」といった、
特にヘヴィな曲が選ばれて演奏されたのにも驚いたが、
加えて古井戸のナンバーまでもが、かなりの数でお目見えしたのである。

その古井戸ナンバー。
例えば「春たけなわ」「スーパードライバー5月4日」「ひなまつり」「夜奏曲」等なら、
85~86年の『~BOOK』のツアーや90年の2nd『絵』のツアーで既に演奏されていた。
しかし、さすがに「四季の詩」「さよならマスター」にはびっくりしたし、
「ポスターカラー」から「何とかなれ」「永い夢」の連発には腰を抜かした(笑)。

特に「何とかなれ」と「永い夢」だ。
この二曲は79年の古井戸解散コンサートで演奏された曲でもある。
しかも「何とかなれ」はコンサートのラスト・ナンバーであり、
「永い夢」はその歌われている内容から言って加奈崎芳太郎と仲井戸麗市の心情…。
それを綴ったものであるのは間違いないというようなナンバーである。
そんな曲を98年になってチャボが歌うということは、
ビートルズの再結成並みにあり得ないことだと思っていた。
凄かった。
このライヴでのセット・リストは、本当に特別だったと思う。

最後に、何といっても会場が新宿だったことを挙げたい。
チャボのホームタウンであり、ライヴのタイトルが示すように思い入れたっぷりな場所である。
だってビートルズ…。いや、ジョン・レノンやポール・マッカートニーがさぁ、
リヴァプールで5ヶ月通してのマンスリー・ライヴを演っているのと同じなんだから。

さて、この時のライヴが突如CD化された。
これまたFC限定でのオフィシャル・ブートレグというものだ。
これを聴いてもらえれば、
CHABO BAND NIGHTとNAKAIDO NIGHTの雰囲気はわかってもらえると思う。
未発表曲も収録されているので、チャボ・ファンは必聴だ。


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新宿パワーステ-ションは98年6月、
チャボのマンスリー・ライヴが終了した月に残念ながら閉鎖となった…。
大好きなライヴ・ハウスだった。
僕にとっては日比谷野外大音楽堂と肩を並べる会場だったと言っても、決して大袈裟ではない。     

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1980年4月5日(土) 開場5:30pm 開演6:00pm 場所 久保講堂

押入れから1980年の日記を引っ張り出し、4月5日を見てみる。
現在の僕が思っている80年当時の自分の姿がズレていないか確認したかった。

白いページに、何故か赤のボールペンで記された日記の一行目。
安心した。当時の僕は、今の僕だったのだ。

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4月5日(土)
すげー!! RCサクセションのコンサート。
ステージの1番前まで飛び出してさ。
目の前にきよしろー、チャボ、ぎんじがいるんだ。

そして日記はこう続く。

今日のこの公演はライヴレコードになって6月に出るんだって。

もちろんこのレコードは『RHAPSODY』である。
更に翌日の日記には、ハッキリとこう書かれていた。  

昨日のコンサートでの感激が忘れられず「雨あがりの夜空に」を買ってきた。

1980年4月5日に初めてRCのライヴを観て、
その翌日に当時の最新シングル盤であった「雨あがりの夜空に」を買ったのだ。
こうして僕の10代が始まった。

     **********

改めてblogを始めるにあたり何から書こうか迷ったが、
やはり僕の原点とも言えるこの日のことからに決めました。

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さようなら EMI/忌野清志郎 -1998-

RCサクセション同様に清志郎のベスト盤というのはどうにも今ひとつである。

まずは94年に出た『マジック』がある。これは初のベスト・アルバムだった。
もちろんベスト盤にありがちな未発表曲や初CD化曲もあり、
ジャケット写真も含めそれなりな作品だった。

未発表曲は『メンフィス』のレコーディング・セッションからの「口笛」。
悪い曲では無いが、初のベスト盤のオープニングを飾る曲でも無いだろう。
初CD化は、ジョニー・ルイス&チャーとの「S・F」。
これはなかなか嬉しいものだった。
今でもここでしか聴けないはずだ…と思う。
タイマーズの「デイ・ドリーム・ビリーバー」や「い・け・な・いルージュ・マジック」もあるし、
2・3'sにHISやDANGERからも選曲され、一応ベスト盤としての体裁はとられているが、
通して聴くとどうにも違和感があるのも事実。

DANGERの「上品な猫みたいな」と、
レザー・シャープスとのライヴ盤からのストーンズ・カヴァー「RUBY TUESDAY」。
この二曲がベストに収録されているのはどうだろう?僕は納得できないけれどね。

そして東芝EMIから離れるにあたっての契約上としか思えないベスト・アルバムが、
98年に出た『さようなら EMI』だ。
一応は清志郎自身の選曲とされているが、
これについての記事は目にしたこと無いし、清志郎のコメントさえも見た事が無い。
よって清志郎の選曲というのはめちゃめちゃあやしい。

シングルのみで発表されている曲が収録されているのは評価ができる。
しかし、そんな中で「君にだけわかる言葉」が選ばれていないのだ。
「世界中の人に自慢したいよ」と「Good Lovin'」のシングルは、
カップリングされた曲と共に収録されているのに…。
まったく理解不能だ。
まぁ、清志郎が選曲したのならば、
「ベスト盤として選んだわけではない」という理由だとして納得するしかない。

それにしてもこの二枚をこれから清志郎を聴こうとする人が手にしてしまう可能性があるわけだ。
ここいらでレーベルを超えた誰もが納得できるベスト・アルバムを制作するべきだと思うけど、
無理だろうなぁ。

タイトルの『さようなら EMI』というのは、
おそらくセックス・ピストルズの「EMI」を参考にしているのは間違いないだろう。

さて、突然だが僕も「さようなら」を言います。
1年と10ヶ月に渡り msn spaces を使ってきたが、
最近のリニューアル後の使いにくさには我慢できそうも無い。
愛着もあるが、もうずーっと考えていたので今日を持ってここを離れることにした。
と、これを書いている正に今、
後ろで流れているのは2・3'sの「いくじなし(Bye-Bye)」だ!
しかも、ちょうど「バーイバイ!」と歌っているところだ。
何たる物凄い偶然!

Blueの雑記帳は今後もコンセプトは何も変えず、
こちらで続けて行きますのでよろしくお願いします。

 ※Blueの雑記帳(2nd edition)

I Do Not Need The Pressure
Goodbye msn spaces!


忌野清志郎(1998-03-25)
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ラブ・ゼネレーション / 早川義夫

その発言や自身によるエッセイなど、曲の歌詞以外までもが全て名言となってしまう。
個人的にずーっとそう思っているのが早川義夫だ。

ジャックスというバンドのメンバーかつリーダーであり、
特に1stアルバム 『ジャックスの世界』 という素晴らしいレコードを残した。
ジャックス解散後、ソロ作 『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』 という、
やはり素敵なレコードを残す。

その後は音楽業界を退き、しばらく書店の店員をしていたが94年に突如復帰。
復帰第一弾となった 『この世で一番キレイなもの』 は、
これまた凄まじい程に素晴らしい作品だった。
『かっこいいことは~』 で発表された名曲「サルビアの花」や、
ジャックス・ナンバーのセルフ・カヴァーもあったが、
何といってもシングルにもなった「君のために」が美しすぎる。
そのメロディー、歌詞、そしてヴォーカルはもちろんだが、
バック・ミュージシャンの演奏が素晴らしい。

アルバムを通してメンバーはほとんど固定であり、
まるでひとつのバンドとして制作されていたようだ。
ドラムスは麗蘭でもお馴染みのクッキーこと楠均。
ギターにははちみつぱいのメンバーであった渡辺勝。
サックスにはこれまたRCファンには説明不要の梅津和時。
チャボとの共演が印象的だったペダル・スティール・ギターの駒沢裕城も参加している。

当時のレコーディング日誌によれば、
「飾りはいらない、そのままが美しいのである」が合言葉だったそうだ。
「君のために」はそんな曲だし、アルバム自体もそんな作品である。
その後に発表されたアルバムも良いが、僕は復帰後ではこの第一作が一番好きだ。
「君のために」のエンディングの梅津和時によるサックス・ソロは、
何度聴いても感動で震えてしまう。

さて、このアルバム用に作られた販促物であろう、
アナログのレコード・ジャケット大のパンフ?がある。
題して 『ラブ・ゼネレーション'94』 。

早川義夫には、72年に発表された 『ラブ・ゼネレーション』 というエッセイがあるのだ。
その本の帯には「早川義夫全エッセイ集」とある。
また「早川義夫の情念の世界」「早川義夫のヒューマン・ドキュメント」ともある。
昭和42~47年に書かれた文章をまとめた、そんな本だ。
当時の音楽シーンを早川義夫の言葉を通して知ることができるのも貴重だし楽しいので、
これは是非読んでみて欲しい。
文庫化もされているのだが、今でも簡単に入手できるのかな…?
ちなみに、僕は何故だかオリジナル本を所有している(笑)

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ビートルズの103時間

NHKがビートルズ来日40周年記念番組のひとつとして、
色々な人の証言を中心としたドキュメンタリーを放映した。
ただ、BS-2で放映されたものとかなり内容が被さっていたので、
その意味では番組制作者は手抜きだ。
だって、観様によっては再放送みたいなものだから…。

しかし、僕のような清志郎とチャボを期待して観た人にとっては、
再放送分も含めて最高だった。
演奏シーンが「GIRL」だったのも良かった。
「DON'T LET ME DOWN」は正直耳タコだし(笑)

さて、7月に行われたFCイヴェントで、チャボはこんなことを話していた。

  番組で自分のエッセイを読ませてもらったんだ。
  きっと放送されないと思うけど、
  俺なりのビートルズに対しての想いを伝えたくて読ませてもらった。

今回、この一部が放送されたのだ。
前回のBS-2ではカットされていたと思うので、ここが初出だろう。
無事に放送されて本当に良かったと思う。

思えば、7月のFCイヴェント、何だか独特な雰囲気だった。
決して全編ビートルズというプログラムでは無かったし、
ラジオ番組用の公開録音なんかもあったのに、
通して「ビートルズ」という一種の切なさモードが漂っていたと思う。
チャボ自身もビートルズ来日のことを話しているうちに、
様々なことが頭の中を駆け巡ったり、思い出されたりしたのだろう。
胸が詰まってしまったのだろうか涙を見せるということがあったのだ…。
チャボのような当時の十代のファンの中にあるビートルズというのは、
絶対に僕にはわからない大切で重いものなんだと思う。

今回の放送の中で清志郎とチャボが語るビートルズ来日。
清志郎が「TVで観てました。ジョージがカッコ良かった」と言うと、
チャボが「カメラに向かってこうやるんだよな」と切り返す。
たったこれだけの会話だけれど、僕はこういう事に感動してしまうのだなぁ。

当時の警備担当?
三島由紀夫?
加賀まりこ?

どうでもいいよそんな人達のことは。

Sweet Soul Show 1980.10.26.日比谷野外大音楽堂

今日、日比谷野外大音楽堂で開催されるはずだったイヴェントがある。
いったい何人の人が僕と同じような気持ちで今日を迎えたのだろう?

それは来年の夏以降にお預けになってしまった。
でも、あの二人はその夏を取り返すことを約束してくれた。
何度でもその夢、あの夏の日焼けしたままの夢をみせてくれると…。

その代わりと言っては何だが、
きっと今夜はこんなライヴになったかもしれない…というものを紹介します。

1980年10月26日。『Sweet Soul Show』というライヴが日比谷野音で行われた。
僕の記憶では、RCサクセションと上田正樹とのジョイントだったと思う。
何とこの時のRCのライヴが、当時のTVで放映されているのである。
紹介するのはこのヴィデオだ。

僕がこのヴィデオを入手できたのはちょっとしたきっかけなのだが、
ここでは詳しいことは省略する。
とにかくもう15年も前。大昔のことだ。
ちなみに、このときには他にも貴重な映像を手に入れることができた。
例の有名な未発表の京都ライヴ(井上陽水の前座と言われている)もあった。
この京都でのライヴは今観てもぶっ飛ぶ内容である。
そんな映像を当時観たときの僕は…まぁ、想像してもらえるだろうと思う。

さて、『Sweet Soul Show』を放映した番組名は不明だ。
ヴィデオを確認してみると、まずはテレビ朝日であること。
おそらく1回が30分程の番組であること。
提供が味の素であること…くらいしかわからない。
定期的な番組だったのか、RCだけの特番だったのかもわからない。
この時は2回続けてRCの特集…ということだったのだと思う。

まずは1回目の放送。
番組は野音のどこかだろうか。メンバー5人揃ってのインタヴューから始まる。
インタヴュアーは、おそらく吉見佑子と思われる。
その映像に被さって「よォーこそ!」が聴こえてくる。
80年の「よォーこそ!」だぞ。強力なオープニングだ。
「よォーこそ!」の途中で残念なことにCMに切り替わる。
これは通して観たかったなぁ。
何てったって80年の野音での「よォーこそ!」だもんなぁ。

CM明けは「トランジスタ・ラジオ」。
まだ、バリバリの新曲として演奏されていた頃だ。
番組は演奏の合間にインタヴューが挟まるという構成。
当時はほとんどしゃべらないと言われていたが、清志郎は結構しゃべっている。
メンバー全員が揃っているので、チャボとの漫才的なやり取りは見られないが、
5人のインタヴューは今となってはめちゃくちゃ貴重だ。
こんな映像は他では観ることができないだろう。

曲は「ステップ!」になる。
ライヴ・ヴァージョン自体が珍しい曲だが、ここではワイルドだがスケールがアップし、
既に余裕すら感じさせる演奏となっている。
小川銀次の抜けた穴は、完全にチャボが埋めている。
ここでのギター・ソロを弾くチャボは最高にセクシーである。
今では考えられないかもしれないが、
チャボは本当にセクシーという言葉がピッタリなギタリストだったのだ。
盛り上がったところでフェイド・アウトしてしまうのが残念。

1回目の放送のラストは「指輪をはめたい」。
この感動的なライヴも残念ながら通して観ることができないのだが、
それでも十分に野音の盛り上がりが伝わってくるし、
清志郎が客席に飛び込むという今では貴重なシーンもある。
また『RHAPSODY NAKED』でも聴くことができるが、
当時の十八番であった、ラストでチャボが清志郎の名前をシャウトし続けるシーン。
これも確認できるのが嬉しい。

  「忌野清志郎!YEAH!RCサクセションです!」

今聴くと何とも切ないシャウトに感じてしまい、心がふるえるんだよなぁ…。

2回目の放送は、いきなりメンバー・インタヴューから始まるのだが、
この場所が実は凄い。
テロップには "渋谷「Jスタジオ」にて" と出るのだ。
おわかりだろう。
RCがリハーサルで使用しており、
アルバム『BLUE』をレコーディングしたスタジオJである(と思われる)。
ここから突然「キモちE」のライヴ映像に切り替わる。
何故かRCとは関係無い山下洋輔のインタヴューが挟まり、
「ブン・ブン・ブン」「いい事ばかりはありゃしない」と続く。
「スローバラード」の前には "こんなに来てくれてありがとう。この寒い中を"
という清志郎のMCが聞けるのだが、そりゃそうだ。
今の僕らは「夏・日比谷野音・RCサクセション」というイメージが出来上がっているが、
80年当時はそんなことは無かったしね。
それにしても、10月26日でも野音でのライヴを行っていたのか…。寒いはずだ。
今でもこの時期にも開催しているのかな?

吉見佑子の、実に80年当時らしい力の入った発言がここで入る。
もちろん彼女のことだから『シングル・マン』再発運動の話がメインだ。
語られていることや口調は今だとちょっと恥ずかしいなぁ…とも感じるが、
80年だと思えば納得できる。
この時期のRCサクセションに惹かれた人達は、
どこかしら彼女と同じような意識や感覚になってしまっていたと思う。
もちろん僕も。
ちなみに吉見佑子が語っている映像のバックには「君が僕を知ってる」が流れるのだが、
その映像が観られないのがとても残念。

放送のラストは「雨あがりの夜空に」。もちろんマンネリな演奏では無い。
63年のライヴでビートルズが演奏した「シー・ラヴズ・ユー」のように、
ストーンズ71年から72年のツアーで演奏された「ブラウン・シュガー」と同じように、
ここでの「雨あがりの夜空に」はバリバリ現役のロック・チューンである。
くわえタバコでこの曲のイントロを弾くチャボを観ることができるだけで最高!
ロックだ。

1980年のRCサクセションは凄い。
今にも噴火しそうな火山…いや、既にマグマが噴出しているかのようだ。
本当に凄い。

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コブラの悩み/RCサクセション -1988-

RCサクセションと日比谷野音のカップリングは、
ファンにとってはそりゃ最高で特別なものであるのだが、
そうでは無いものも中にはあったりするので困る…こともある(笑

問題作である『COVERS『』に伴う…というか、運悪くその時期に行われた野音でのライヴ。
80年代のRCサクセションのライヴ中、間違いなく最低の野音だったと僕は思う。
演奏の出来とか、セット・リストとかのような、
ライヴの普通の要素を指して「最低」というのでは無いけれど最低だった。
しかも、このライヴを何故か作品として清志郎は残してしまったのだ。
タイトルは『コブラの悩み』という、さっぱり意味もわけもわからないもの。

内容もわけがわからない。
「アイ・シャル・ビー・リリースト」「言論の自由」「軽薄なジャーナリスト」等、
当時の清志郎の怒りが反映された曲を中心に構成、編集されていたのならまだわかる。
しかし『MARVY』収録曲の「コール・ミー」の歌詞を変え、
無理やり『COVERS』路線で演奏していたりする。
意味不明だ。
更に特筆すべきは、その歌詞も演奏も最低中の最低なヴァージョンである、
ビートルズのカヴァー「ヘルプ!」だ。
チャボは良くこんなヴァージョンで演奏できたものだと思う。
きっと正気じゃ無かったのだろうな。
他にも、唐突に出てくる「カラスの赤ちゃん」や、
金子マリがヴォーカルをとる「パラダイス」等、
?が百億個も並ぶ編集である。とにかく無残なライヴ・アルバムだ。

今回、久しぶりに通して聴いてみたが、その評価は何も変わることは無かった。
無理やり価値を見出そうとしてみたが、何も出てこなかった。
アナログ盤が発売された最後のオリジナル・アルバムという点では価値はあるけど…。

個人的にはRCの汚点と思っている作品です。


RCサクセション(1998-12-09)
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ティアーズ オブ クラウン/RCサクセション -1986-

オリジナル・アルバムとしての野音ライヴの決定版がこれしかないのが残念だが、
そんな僕のたわ言さえも吹っ飛ばされてしまうほど、
ファンから評価が高い86年発表のライヴ盤だ。
シリーズとしての「夏の野音」が始まったのが、この86年だ。
"4 Snmmer Nites" とタイトルされた4日間のライヴだった。
収録曲はベスト・アルバム的な選曲であり、演奏も凝ることなく無難な出来である。
よって安心して野音のRCサクセションを堪能できるので、
アルバムの評価が高いのは理解できる。

この時期はゲストでパーカッションが加わっているのが特徴だが、
残念ながらあまり良い効果をあげているとは言えない。
特に「ドカドカうるさいR&Rバンド」のパーカッションは、激しく邪魔である。

「SWEET SOUL MUSIC」のメドレーが「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」だったり、
新曲として披露された「君はそのうち死ぬだろう」やチャボが歌う「打破」。
そしてアンコールで演奏された「ヒッピーに捧ぐ」など、聴きどころは多い。
しかしあくまでも聴きどころであり、聴きものでは無い。
理由は、あまりにも演奏がキマリすぎているからだ…というのが僕個人の感想。
良く言えば、スケールがでかく余裕ある素晴らしい演奏。
ただし悪く言えば、まとまりすぎてつまらない演奏…となる。
まぁ一言で言うと、ここで聴けるRCは全然危なくないのである。
「だから何なの?」と言われたら当時は答えられなかったけれど、
今なら回答を用意できるぞ。それは『RHAPSODY NAKED』だ。
「お前、そりゃ反則だろう」と言われるかもしれないが…。
と、何だかんだ勝手に言っているが、実際に観た野音は素晴らしかったのだよ(笑)。
レコードになったものを聴くと「う~ん」となるが、
あの日、生で観て聴いた「ヒッピーに捧ぐ」は強烈な印象を残したし、
コピーの

"ライヴの王者RCの1986年8月日比谷野音における熱狂のコンサート収録2枚組ライヴ盤!!!!!!"

というのは嘘ではない。
やはり日比谷野音とRCサクセションというのは特別なのだ。

アサミカヨコのイラストは苦手で嫌いなのだが、
ジャケットからレコードのラベルまで統一されたデザインはアナログならではの楽しさだ。
また、珍しくライナーには歌詞の他に今井智子による解説が付いたのだが、
これが幼稚な内容でガッカリものだった。どうしてこんな解説を書いたのだろう?

**********

さて、このアルバムも何度かCD化されているが、
ちょっとしたマニアなファンには有名な編集違いの話を最後にします。
ここではオリジナルCDと90年に再発されたCDの二枚を比べての検証です。

まずはオリジナルCD。
ディスクをCDプレーヤーにセットしたディスプレイ表示だが、
オリジナルのトータル・タイムは73.50。90年再発は75.05。実に1分15秒も差がある。
この差は曲間の清志郎のMCがまったく編集違いになっていることによる。
ハッキリと違うところを挙げてみます。

 ⑦打破 ※曲が終わった後

  オリジナル→ フゥ~フゥ! Oh yeah
  90年再発→ eh! 仲井戸麗市、チャボ!フゥ~フゥ! Oh yeah

 ⑫ロンリー・ナイト(ネバー・ネバー) ※曲が始まる前

  オリジナル→ OKベイベー ヤオンベイベー オーライオーライ
  ヤオンエブリバデイ今日はどうもありがとう感謝しま~す
  どうもありがとうまた会おうぜ~ OKコーちゃん
  90年再発→ OKベイベー ヤオンベイベー 4 Summer Nitesベイベー 
  暑い! OKベイベOK 
  今日はこんなにビシビシ盛り上がってくれてどうもありがとう 
  感謝しま~す ガッタ!
  OKベイベOK オーライ ヤオンエブリバデイ いいノリしてたぜ~YEAH
  後ろでみてるベイベー オーライオーライ ヤオンエブリバデイ
  もう俺たち最後の曲になっちゃいました ガッタ! 
  またいつでも俺たちを呼んでくれ ビンビンに決めてぶっ飛んでくるぜ~ 
  オーライオーライ ヤオンエブリバデイ今日はどうもありがとう感謝しま~す
  どうもありがとうまた会おうぜ~ OKコーちゃん


清志郎のMC以外にも、この二枚には違いがある。
まず、楽器の定位が異なっている。
誰でも簡単にわかるのが、オリジナルCDはチャボのギターは右チャンネルだが、
90年再発は左だ。
「ヒッピーに捧ぐ」から「自由」への繋ぎの部分も編集が異なる。
オリジナルCDは客席の音などが一瞬消され、突然ドラムのイントロになるが、
90年再発は自然なライヴのままで曲間もやや長い編集になっている。

アナログや他の再発CDも細かく聴き比べれば、まだまだ出てくるかもしれない。
「他にも明らかな違いを知っているぞ!」という深いマニアの方がいましたら、
是非教えてください。


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MR. & MRS. おおくぼひさこ写真展

RCサクセションに出会ってから、
そのレコード・ジャケットを通しておおくぼさんの写真に触れ、一発でファンになった。
ジャケットだけでなく、当時の雑誌等で目にするRCの写真のほとんどはおおくぼさんのもの。
そのすべてがカッコ良かった。
また、ライヴに行けば実際にステージを撮影するおおくぼさんを見ることもできたので、
もしかしたら、RCのファンの中にはあの姿に憧れてカメラマンになった人がいるかもしれない。

『MR. & MRS.』は河出書房新社から86年に発表された仲井戸麗市の写真集のタイトルで、
同作品の写真展である。
ちなみに、写真集はチャボに捧げられているのだが、
前年に発表されたチャボの1st『THE仲井戸麗市BOOK』と対になって制作・発表されたようで、
もちろん『THE仲井戸麗市BOOK』のほうは、おおくぼさんに捧げられている。

写真展は、渋谷にあったドイ・フォト・プラザで開催されていた。
1988年3月31日から4月12日まで。
チャボの写真が壁一面に飾られているのはなかなか凄いものがあったが、
ファンには本当にたまらない空間であった。
落ち着いた照明にモノクロ中心の写真。そして音楽。
かかっている事が気にならないくらいのミュージック。
そのBGMを選曲していたのが仲井戸麗市、チャボであった。

写真と同じく、選曲されたBGMが書かれたものが壁に貼ってあった。
僕は持っていた手帳にそれをメモした。

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知っているアーティストや曲よりも、まったく聴いたことが無いもののほうが多かった。
よって所々カタカナでメモされているが、これは読める単語だったからだろう(笑)
今ならば、ロバート・ワイアットやジャンゴ・ラインハルトとわかるが、
この当時は知らなかったもんなぁ。

ちなみに選曲されていたのは17曲。ここにそれを記しておく。
当時のメモを見ながら書き写したので、スペルに自信が無いものもありますが(笑)

 1.MEMORIES OF YOU/ROBERT WYATT
 2.ROUND MIDNIGHT/ROBERT WYATT
 3.SEPTEMBER SONGS/DJANGO REINHARDT
 4.I KEEP ON DRINKING/LITTLE BROTHER MONTGOMERY
 5.MARIA ELENA/RY COODER
 6.NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU'RE DOWN AND OUT/TIM HARDIN
 7.STRANGE FRUIT/ROBERT WYATT
 8.さらば夏の日'64.AUG/仲井戸麗市
 9.SAD MEMORY/Buffalo Springfield
 10.ROCKIN' CHAIR/HOAGY CARMICHAEL
 11.GEORGIA ON MY MIND/GEOFF&MARIA MULDAUR
 12.TRUE LOVE/RICKY NELSON
 13.I MUST BE IN A GOOD PLACE NOW/BOBBY CHARLES
 14.ARE YOU LONESOME TONIGHT?/ELVIS PRESLEY
 15.NEW ORLEANS/AMOS GALLETT
 16.UNTITLEED Ⅱ/DAVID MURRAY(Vo.TAJ MAHAL)
 17.BLUE VALENTINES/TOM WAITS

写真集を持っている人は何とかこのテープやCDなどを作り、
18年前の写真展を疑似体験してはどうだろう?

最後に、僕が所有する「MR. & MRS.」は、
何とチャボとひさこさん…ご夫婦のサイン入り本なのです。

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家宝。

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HOWLING LIVE/泉谷しげる with LOSER -1988-

自分が観に行ったライヴがCDやヴィデオといった作品になるのは嬉しいものだ。
しかも、それがお気に入りのミュージシャンのものなのは当たり前として、
更に最高に感動したライヴだったら尚更だ。
ただしCDやレコードならともかく、映像作品となると実は微妙である。
音だけならば自分のアタマの中で記憶を頼りに思い通りに映像を作ることができる。
しかし映像作品として届く場合、ディレクターの視点で制作されるわけで、
必ずしもファン一人一人が気に入るものになるとは限らないわけだ。

先日発売された仲井戸麗市の『今日 歌いたい唄。』のDVDは、
そういう意味で非常に優れた作品であったと思う。
カメラ・ワークなども計算されているのだろうが、
観る人は疲れることなく変に気が散ることもなく観賞できると思うし、
何よりも核心となるチャボの「音楽」をしっかりと伝えていることが素晴らしい。
なかなかこういった作品に出会うことは少ない。

こんなことを思っていたら、1988年に発表されたこのヴィデオを思い出した。
泉谷しげるがLOSERというバンドを率いていた時期。
今は無き新橋にあったテント…、PITという会場で行われたライヴである。

当時はVHSで発売されたのだが、2003年にめでたくDVD化された。
もちろんヴィデオとは内容違いのCDも出ている。


(2003-03-26)
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さて、仲井戸麗市ファンであれば説明不要だと思うのだが、
LOSERというバンドのギタリストがチャボであった。
更にもう一人ギタリストがいたのだが、それは誰あろう下山淳であった。
要するに、僕が世界で一番好きなギタリストと二番目に好きなギタリストが、
同じバンドでギターを弾いていたのである。

このメンバーを見てもらえればわかると思うが、本当にスーパー・バンドであったのだ。
二度と観ることが出来ないと思う。
こんな物凄いメンツの中心にいるのが泉谷しげるであったので、
とにかくライヴではどこを観ていいのか迷う程であった。
演奏も派手であったが引き締まっており、最初は違和感があったチャボと下山のギター・コンビも、
揺るぎないLOSERサウンドに昇華して行った。
そんなバンドのライヴを捉えた映像作品が『HOWLING LIVE』である。

収録曲はたった9曲である。しかし、観た後に残るのは2時間分の心地よさだ。
これだけのバンドの姿と音を見事にまとめあげ、
そして確実にLOSERの音楽を伝えてくれているという素晴らしいヴィデオだ。
個人的には、LOSERではチャボが楽しそうにギターを弾いていたなぁ…という印象が強い。
チャボが在籍していたLOSERでは、
セルフ・カヴァーとライヴを含めて4枚のアルバムを制作したのだが、どれも傑作である。
もちろんライヴは物凄いものであった。
いまだに僕の中での世界一のロック・バンドは、このメンバーでのLOSERである。

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ビートルズの目撃者

「どらく」というサイトをご存知だろうか?
"朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンタテインメントサイト" らしい。
Reikoさんのブログ「Beatles Collection」に、このサイト情報が紹介されていた。
ここに「ビートルズの目撃者 日本公演から40年」という特集が組まれている。
ビートルズ来日公演を観た目撃者である「どらく」ピープルたちは、
何をいま思うのか…の、7回にわたる連載記事だ。
その記事の第3回に、チャボが登場している。ちなみに第1回は志村けんだ。
僕は見ていないのでわからないのだが、
これは朝日新聞に掲載された特集記事のweb版なのだろうか。

僕はチャボが語るビートルズが好きなので、
特集の内容は決して深く無いから物足りなくもある。
ただ、こういった類いの話は評論家なんかが語るよりも、
ファンが語るほうが良いに決まっている。
たとえその記憶が事実と異なっていたとしても、その人の中ではそれが事実なのだ。
歴史的な事実も大切だと思うが、それよりもファンの想いの方に僕は胸打たれるのだ。

今後はどんな目撃者が登場するのか、とても楽しみだ。

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忌野清志郎ファイル。/ミスター・ハイファッション

僕は所謂「ファッション誌」というものは買わないのだが、これだけは特別だった。
調べてみたら既に休刊のようだが、ミスター・ハイファッションという雑誌。
2000年12月号である。
購入の理由は「忌野清志郎ファイル。」とタイトルされた大特集が掲載されていた事。

清志郎のグラビア?もたっぷりな、何と36ページに及ぶ特集だった。
しかし、そもそも僕が気にしていた清志郎のファッションは、
せいぜいニューバランスのスニーカーくらいだ。
例えば、お気に入りのブランドなんかも知らない(あるのか?)し。
スニーカー以外には、無理やり思い出したとしても、
一時期にBETTY BOOPのTシャツを着ていたことしか浮かばない。
ちなみに、この影響で僕もBETTY BOOPのTシャツを着ていたけど…。
 
この特集では、清志郎のフェイヴァリッツ50という企画がある。
お気に入りのアイテムなどが50個紹介されているのだ。
見直したらニューバランスもBETTY BOOPもそこにあった。
そうそう、ズッカの腕時計がお気に入りだって事も思い出した。
この特集でそれを知り、僕も買おう…と思ったが、それきりである。
うなぎが好物で、牛肉が大嫌い…というのもここで知った。
嫌いなもので他に挙がっているのは戦争、携帯電話とパソコン。
しかし、この後にパソコンを使ってCDを作ることになるわけだ…。
携帯電話はCMに出ていたはずなのになぁ…。

元々派手でめちゃくちゃな衣装を着ていたわけだから、どんなファッションも似合ってしまう。
清志郎はカッコイイ。

さて、特集は何もファッション関係ばかりな内容ではない。
清志郎へ12人からのメッセージということで、
友人や知人からのコメント等が掲載されている。
川崎徹、泉谷しげる、三浦友和、筑紫哲也、矢野顕子らの中に、
もちろん仲井戸麗市からのものがある。
ここでのチャボのメッセージがとても感動的なので、
最後にちょっとだけ引用して終ります。

  僕等はたぶん "さみしさの入口" な夜の曲り角あたりで出会った。
  その夜のフィーリングは "少年特有" のものなのか、
  "特有な少年" のものなのかはともかく、以後 "僕等の日々" な年月が始まった…。
  思えば心の奥底に潜む、
  様々な感情の叫びを "唄" というマジックで表すことができると教えてくれたのは、
  僕にとって決定的にザ・ビートルズだった。
  そして、"その事" が自分でもできるのだと示してくれたのは、
  "となり" にいた清志郎だった気がする。
  "悪い予感のかけらもない夜明けに、車の中、
  あの娘と毛布にくるまって眠る"…という "ぬくもり"。
  そして "君が僕をすべてわかっていてくれる"…という "希望"。
  そんな彼の "つぶやき" によって僕は、
  "さみしさの出口" ってやつをいつしか見いだしはじめられたって気がしてる。

当時のチャボは50歳。清志郎は49歳。RCサクセションの「RHAPSODY」から20年。
清志郎を "となりにいた" と語れる男はチャボしかいないだろうな…。

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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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