JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)35th Anniversary Tour Wrecking Ball 青森Quarter 2018.7.8

今年はストリート・スライダーズのデビュー35周年。
その企画としてJOY-POPSの全国ツアーが発表された。

バンドでやらないところが感慨深く、かつ、意表の付かれ方に驚きと心地よさと、
さらにファンならではのそこにあるはずであろう深い意味を勝手に感じながら、
ロックし、ロールする二人に、さぁ、どこへ会いにいこうか…と考えた。

本当にたまたまだったのだが、発表直前に『LAST LIVE』の映像を観ていた。
「のら犬にさえなれない」演奏直後の印象的なHARRYの表情。

彼が見つめていた武道館の客席の向こう側に何があったのかはわからない。
ここから20年近い年月が経つ。
隣でギターを弾くのは武道館と同じく土屋公平である。
その音を聴きながら2018年のHARRYが客席の先に何を見るのか。

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ツアーは春の終わりに始まり、そのまま夏に向かって突っ走ってゆく。
その間、各地でHARRYが見続けてくる最後の景色の中にいたいと思った。

決まった。

二人で駆け抜けるツアー最終日の一択で臨むことにした。

JOY-POPSといえども、こちらから取りに行かなければ詳しい情報は入ってこない。
おかげでツアー中も、僕自身はとても静かな印象を持っていたけれど、
たまに目にし、耳にした何かやモノたちからは、それがわずかだとしても、
体験したファンの思い入れの強さをヒシヒシと感じることができたし、
喜びや嬉しさが日本中で噛み締められているような空気感はかえって感動的で、
間違いなくJOY-POPSは熱狂的に迎えられているであろうことを確信した。

しかし、会いに行けるといっても最終日。
待つ時間はさすがに長い。
事前にセット・リストを調べ、プレイリストを作っての予習も考えたし、
実際、そうしようと思っていたが、二人と共に僕も存分に楽しむには、
やはり真っ新で臨むしかないな…との結論に達した。

そして7月8日。
ついに当日を迎えた。

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二人がステージに登場した瞬間、自分がどんな思いを抱くのか。
それ自体を僕自身も期待していたのだが、
不思議と18年の月日が無かったかのように、
自然に受け止められていた自分に驚いた。
しかし、今になって思えば、それほど二人が自然だったのだと思う。
これこそが最終日にしたことの効果…と言うのも変な表現だが、
たぶんツアーを続けてきた二人と、それを待っていた自分とに流れた時間は、
前述した、僕が感じてきた全国のファンの思い入れと共に、
初めて出会う前に持つ期待・希望・忍耐のような、
目に見えないものだけれどファンとして持つ大きく重要な要素を、
その出会いの場に添うように、うまく溶かしてくれていたのだろう。

     **********

「7th Ave.Rock」で始まっても、
「Angel Duster」が歌われても、
それを当たり前のように聴いて楽しんでいた自分だったが、
HARRYと公平がエレキを手にして演奏されたその曲だけは違った。
公平のSGから放たれたフレーズだけではわからなかったが、
そこにHARRYがテレキャスターで突っ込んだ瞬間にアタマとココロが沸騰した。

絡むというよりも、ぶつかり飛んでくる二本のギターは、
空気の振動ではなく塊となっていた。
さらにHARRYのアクションとヴォーカルも含め、
何かが18年の月日を超え、かつ積み重なり、二人に降りてきていた。
もちろんスライダーズのライヴでも体験済みの曲だが、
こんなに興奮し、ヤバさを感じ、かっこいいと思った「カメレオン」は初めてだ。

     **********

中盤で披露されたお互いの新曲。
そのうち公平の曲を紹介したHARRYのコメント。

   サム&デイヴや、ジョンとポールみたいに、
   アタマから通して二人でハモるんだぜ

サム&デイヴみたいに…ではなく、
ジョンとポールみたいに…をそこに加えるHARRYがイカシてた。

     **********

HARRYはこんなことを言っていた。

   JOY-POPSはロックンロールバンドじゃないけど…

何をもってのことなのかは図りかねるが、
数々のスライダーズ・ナンバーはもちろん、
そのリフやリズムからグラムな雰囲気も漂ったHARRYの新曲も含め、
あの夜に僕が聴いたのはロックン・ロールだ。

HARRYの発言が、もし、バンドとしての編成を指してのそれだとしたら…。
何の問題もない。
あの日、会場にいたお客さん(全員とは言わないが、それに近い数だけの人)は、
意識的・無意識的に心の中でリズム隊が加わった音を鳴らしていたと思うからだ。
これはファンの思いや想いだけでそうなっていたのではないと思う。
JOY-POPSのライヴがそうしたのである。
そうした音をJOY-POPSが出していたのである。

     **********

ライヴ中、特に歌詞を追いながら聴いていたわけではないが、
その曲の、その歌詞だけがまるで空中に浮かび上がるかのように、
スーッと僕の中に入ってきた。

二人がスライダーズの曲を演奏するのは18年ぶり。
そんなライヴで " いつもそばにいたおまえが見えなかった " とHARRYは歌う。
この歌詞がものすごく響いた。

曲のタイトルは「Friends」。

" それぞれの夜は過ぎてゆく " や " ここがおまえと出会った場所 " とも歌われる。
短くはない年月が経過していることをあらためて知った。

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二人がステージに登場した瞬間から終演まで、
様々な思いや想いが駆け巡ったが、きっとこれからもじわじわと来るだろう。

2時間を通して会場には笑顔が溢れていて本当に楽しかった。
あらゆる意味で実にロック的な時間だったにもかかわらず、
僕の中に残ったのは二人の笑顔に象徴される楽しさだった。

HARRYと公平にはこの言葉しかない。
ありがとう。

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八神純子 with 後藤次利 The Night Flight 5 feat 村上ポンタ秀一、佐藤準、北島健二 Billboard Live TOKYO 2018.6.22

知ってからずっと気になっていたシリーズを、5回目にして初体験。
一言でまとめれば後藤次利による全編アレンジのライヴ。
誰もが知る代表曲が数多くある彼女だが、それらが惜しげもなく披露される。
しかし、歌われるまで何の曲かわからないアレンジにより、
そんな曲たちは、結果として僕にとって倍以上の楽しみ方ができることに。
しかも、バックを固めるメンバーはこの4人なわけで…。

想像していたものをはるかに超えて楽しめたステージで、
90分という時間が長く感じられた。

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それにしても後藤次利の存在感は凄い。
いわゆる目立つことなく演奏を支えるベーシストではなく、
リード・ベースと言っていい主張するフレーズが心地よかった。
もちろん八神純子が主役なのだが、彼のベースも相当していた。

そして生で見るのは約30年ぶりになる北島健二。
この夜は派手になることなく、バック・ギタリストに徹していたが、
時おり聴かせてくれるフレーズには、
おおっ!と身を乗り出させるような魅力があった。
中でも彼のギターが炸裂していた「想い出のスクリーン」が実にかっこよかった。

しかし、何よりも、何と言っても八神純子のヴォーカルが最高であった。

  今でも当時のキーを落とすことなく
  声量も歌唱力も変わらず歌えることが凄い

キャリアを重ねた歌手に対してよく言われることだが、
これは凄いということと同時に、当たり前であるという言い方もできる。
僕の持論だが、ファンは必死で音楽を聴いている…と思っている。
もちろん必死の意味はひとつではなく人によって広がるが、
それでも必死というフレーズでまとめることは出来るだろうと思っている。
だから、そこにこびりついているファンの思い入れは軽くは無い。
曲というのは、いちど付着した個人の思いや想いを、いつまでもそのままで保存できる。
そして、いつどんなときでも、そのままで取り出すことができる。
曲が持つこうした特性は、作者、演者の思惑とはまったく別にあるので、
その曲を生んだ本人であっても、どうしようもできないものだ。

だから、アレンジを変えたり、キーを下げて歌われるようなことがあると、
そこにはマイナスな…ネガティヴな何か…が発生する。
だからダメだということだけではないけれど、
少なくとも僕にとっては言葉にできない何かが確実に走る。
だから曲を変わらずに提示し続けることは、とても素晴らしいことだと思っている。

アレンジは変わっていたが、
それはライヴのコンセプトとして了承済み。
しかし、代表曲を代表曲として、
ヒット曲をヒット曲として、
今もファンに提示する彼女は素晴らしい。

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ARABAKI ROCK FEST.18 MICHINOKU PEACE SESSION ON SUNDAY エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN -30 years of Fight- 2018.4.29

エレファントカシマシの野外ライヴ。
そしてエレカシがゲストと共演するという特別なライヴ。
この異なるライヴを同じ日に続けて観たのと同じくらい中身が詰まった、
そして何と充実した時間だっただろう。

     **********

ARABAKI ROCK FEST.18 MICHINOKU PEACE SESSION ON SUNDAY
エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN -30 years of Fight-
〈エレファントカシマシ〉
 Vo.&Gt. 宮本浩次
 Gt. 石森敏行
 Ba. 高緑成治
 Dr. 冨永義之

〈サポート〉
 Gt. ヒラマミキオ
 Key. 奥野真哉

〈ゲスト〉
 菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)NEW
 田島 貴男(ORIGINAL LOVE)
 TOSHI-LOW(BRAHMAN)
 仲井戸麗市
 村越HARRY弘明
 山田将司(THE BACK HORN)
 yui(FLOWER FLOWER)

     **********

「我々は余興ですから」という宮本発言。
予定されている後半のセッション・パートと比べてのMCではあったが、
余興というにはあまりにもの全力投球な演奏と歌でアタマからぶっ飛ばしていた。
エレカシのパートを「俺たちの明日」で終えた後は、いよいよセッション。
出演したゲストはすべて見ごたえ、聴きごたえのある演奏だったが、
僕としてはやはりHARRYとチャボである。

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何てったって1988年のPITでRC、スライダーズとエレカシは共演しており、
その場で宮本がファンに暴言を吐いたという話が伝わっている。
当時の記事によれば、うるせえ! このボケが! 帰れ! RCで踊ってろ! と、
こうしたMCを宮本は連発したようだ。
今ならば裏返しの気持ちをへたくそに表現したんだろうなぁと感じるが、ひどい(笑)。
さすがに何かしらのコメントが宮本からあると思ったが、
結果はまったく触れられることはなかった。
まぁ、こうしたことを含めて、かつ経過した30年という時間により、
僕は何を感じることができるのか、複雑な期待と予想できない楽しみがあった。

ふたを開けてみれば、明らかに他のゲストとはまるで違うスタンスの、
HARRYとチャボとの共演が僕にはハイライトだった。

誰がHARRYとエレカシが「のら犬にさえなれない」を演ると、
そしてチャボと宮本が「悲しみの果て」を歌うと思うだろうか。
望まれていないことはイコール望んでいないことでもあるが、
結果として望まれることになる場合もあると思う。
こうした共演を普段は決して望んでいたわけではないとはいえ、
ARABAKIでは、これを僕は期待していたのだろう。

演奏自体は特別なセッションゆえ、その出来不出来を含め、
ファンの数だけの受け止め方があったと思う。
そうは言っても僕にとってのグッときたポイントと名シーンを記しておく。

◆エレファントカシマシ×村越弘明

「のら犬にさえなれない」
HARRYが何を歌うのか…ではなくエレカシがこれをHARRYと演った。
直球ど真ん中の選曲。
宮本は " かっこいい!" を連発していたが、僕もあらためて連発したい。
かっこいい!

実は確信を持って言えないのだけれど、僕にはそう見えたからこれも書く。
白眉はエンディングのギター・ソロ。
何と、宮本とHARRYが分け合っていたのである。
エレカシは最後のコインをここで使ったのかもしれない。

「ファイティングマン」
HARRYが " 日本のロック・アンセムを歌うぜ " と言って始まった。
ワン・マイクでこの曲を歌うHARRYと宮本というシーンは語り草になりそうだ。

◆エレファントカシマシ×仲井戸麗市

「君が僕を知ってる」
このセッションのポイントは次の3つだ。
①RCサクセションのオリジナル・キーで演奏された
②イントロが倍の長さになっていた
③宮本は通して清志郎と同じメロディ・ラインで歌った

単にイントロが倍の長さで演奏されただけで、この曲から伝わる切なさも増していた。
オリジナルのキーということは、チャボの間奏もDでプレイされるわけだから、
あのギターを聴けることとしても重要だ。

そして宮本が歌うメロディ・ライン。
特に後半の♪ わかっていてくれる のリフレイン。
そしてここはチャボとのかけ合いが聴きものにもなっている部分でもある。
そのかけ合いでチャボが歌ったメロディが最大のグッときたポイントだった。
わかっていてくれるの「れる」の部分を、チャボはオリジナル通りに歌ったのだ。
文章で伝えるのは難しいが、「れる↑」ではなく「れる↓」である。
僕にとってはこの曲がまったく違う曲になるほどのポイントなので嬉しかった。
RC末期以降、この語尾部分が上がるパターンで歌うことがほとんどのチャボだが、
ARABAKIではオリジナル通りだった。

感激した。
同時に、何故そうだったのかを考えた。
僕が出せた答えは " 宮本の歌があったから " である。
チャボに聴こえてきた宮本の歌が清志郎と同じメロディ・ラインだったので、
カラダとココロがおぼえていたフレーズが自然と出たのではないか…である。
正解はない。
でも、僕の答えはこれだ。

「君ぼく」を終えた後、そして、そしてそして、何と…と、
宮本が次の曲に繋げようとしたときだった。
チャボがそれをさえぎってこう言った。

  宮本、ひとこと言っていい?

そしてあれが始まった。

  オン・ベース 成ちゃん!
  オン・ドラムス トミ!
  ギター・フレンド 石くん!
  助っ人 ミッキー!
  助っ人 奥野!
  フロム東京、赤羽 エレファントカシマシ! 宮本浩次!


「我々は余興」という宮本発言が前半にあったが、
チャボはゲストである自分がその場では中心にも関わらず、
この夜の主役は誰なのかを、ここしかないタイミングで伝えたのである。
もちろんゲストの二人も忘れないところがチャボらしい。
単なるメンバー紹介だが、あの場ではそれを超えて感動的だった。
ぼくが宮本なら、あの後は胸がいっぱいになって歌うどころではなくなるだろう。
このシーンには双方で何かとても素敵なものの交換と引き継ぎ、
そして感謝があったように思う。

そしてこの後に演奏されたのが「悲しみの果て」。
選曲の妙。
ギター・フレンド石くんとの絡みも良かった。
終演後 " チャボの「悲しみの果て」、かっこいい!" と宮本。
あんたの曲でしょうがと突っ込みたかったが気持ちも理解できる。

     **********

最後に全てのゲストを呼び込んだ宮本の言葉。

  どうしたらいいんでしょう。
  チャボさんとHARRYさんが一緒のステージに立ってて。
  アラバキ! 凄い現場に君たちはいるんだぜ!


笑顔でねぎらい合うチャボとHARRY。
2018年のARABAKIでしか見ることができない感動的なシーンだった。

     **********

最後にARABAKIのオフィシャルInstagramから引用。

 arabaki_officialARABAKI責任者の菅です。
 一夜明けてのリハーサルのご報告です。
 2日目、4月29日みちのくステージでの大トリ
 エレファントカシマシのスペシャルセッションのためのリハーサル。
 ストリート・スライダーズ、ボーカル、村越HARRY弘明さんとリハーサルで
 尊敬する日本のロックボーカリストハリーさんへの宮本さんの最大のリスペクト、
 バックホーン、山田将司くんへの後輩ミュージシャンへの大波のような感謝と尊敬
 そして、偉大な日本のロックギタリスト仲井戸CHABO麗市氏へ
 エレファントカシマシの皆さんからの憧れと音楽家としての感無量な溢れる気持ちを
 同じ空間で感じることが出来て本当に嬉しく思いました。
 リハ中、RCの名曲をエレカシとチャボさんと一緒に演奏したとき
 宮本さんが感動のあまり歌えなくなり
 チャボさんが宮本さんを歌とギターで温かく支えるその場面を観たときに、
 ARABAKIを18年やってきてよかったということと
 何よりRCサクセションとエレファントカシマシの音楽が日本に存在してくれて、
 ほんとうに良かったと思えました。

ARABAKI ROCK FEST.18 村越 HARRY 弘明 with THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND 2018.4.29

♪ 踊ろよベイビー

中村達也の口から発せられたこのフレーズを藤井謙二が引き継ぐと、
ステージ袖からHARRYが登場し、テレキャスターを背負う。
そのままセンター・マイクで声を重ねた時点で凄い音が鳴っていた。
そして「Tokyo Junk」。

HARRYが率いるストリート・スライダーズ35周年バンドのARABAKIは、
こうして始まった。

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◆THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND
Gt.&Vo. 村越"HARRY"弘明
Gt. 藤井謙二
Key. 高野勲
Ba. ウエノコウジ
Dr. 中村達也
Sax. 田中邦和
Tp. タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS )

◆SET LIST
Toa-Lit-Tone(踊ろよベイビー)
Tokyo Junk
So Heavy
のら犬にさえなれない
風が強い日
Special Women
Back To Back
Boys Jump The Midnight

組まれたのはスライダーズのベスト・アルバムのようなリストだ。
これをプレイするのが30周年を冠にしたこのメンバー。
あんなビンビンぶんぶんベースがうなる「Special Women」は初めてだし、
「Back To Back」のイントロは、フジケンに達也が切り込むので、
スライダーズの音ではないスライダーズである。
しかし、そんな音をバックにHARRYが放つのは僕が聴きなれた歌だ。
この新鮮かつ見事なコントラストの効果は抜群で、本当に素晴らしかった。

そうはいっても個人の思い入れを述べさせてもらえるならば、
たとえば達也のタイコが実にいい音で鳴っていたので、
野外という事もあって日比谷野音のZUZUを思い浮かべたりしたし、
さらにフジケンが手にするのはホワイトのSGだったりするからさ。
こうしたことから僕だけに聴こえてくる音も実際にあるわけで…。

まぁ、とにかく最高のロックン・ロールだったことは確かだ。

ただでさえ身体が揺れるスライダーズのロックン・ロールを、
ARABAKIではココロも躍らせてくれるものとしてHARRYは演ってくれた。

すかさず東北の空へぶちこまれた不滅のブギー。
最高の40分だった。

ARABAKI ROCK FEST.18 2018.4.28~4.29

仙台から会場行きのシャトルバスが出発すると、いきなり車内に音楽が流れた。
なるほど、出演者の曲を流すのだなとすぐに理解できた。
この試みは大賛成だ。
気分が盛りあがるからだ。
しかし、例えば誰の何の曲かというアナウンスは欲しい。
それが出演者自身のコメントであれば、なおよい。
次回以降は期待したい。

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今年は2日間とも好天に恵まれた。
こうなると、その環境を含めてARABAKIは無敵である。
場所によりステージ間の移動に苦労するルートに悩まされていたけれど、
少しは改善されていたように感じた。移動にストレスを感じることはほぼ無かった。

     **********

RESPECT FOR 清志郎であがた森魚というのを意外に思う人もいるかもしれない。
あがたさんは80年代前半に、ヴァージンVSのA児としてRCと同じ事務所に所属。
色々な場所で共演したなぁとMCしていたが、そのうち僕は日比谷野音で観ている。
そのシーンを思い出しながら、RCもVSもカヴァーした「サン・トワ・マミー」を聴いた。

沁みたのは早川義夫の「サルビアの花」。
名曲は歌われる場所を選ばないということを再認識。

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昼間の野外ステージに響くSIONの声と藤井一彦のギター。
青空と緑の木々にとけていく「俺の声」と「マイナスを脱ぎ捨てる」。
感動的すぎる。

     **********

昨年も強烈に感じさせられたことだが、メジャーなヒット曲のパワーというか、
誰もが共有できる曲のそれをまたしても見せつけられた。
ギターも曲も青空に映える布袋寅泰。
「スリル」「POISON」から続いた「BE MY BABY」には高揚した。
フェスならではの魅力。

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映画の名曲をロックでカヴァーする好企画。
数々の定番曲の中で「セルナンバー8」をぶちかます陣内孝則。
『爆裂都市』は名画であるという宣言は痛快。

     **********

ロックは、そしてギタリストはかっこよくなければいけない。
古市コータロー、藤井一彦、布袋寅泰、花田裕之の四人がそう教えてくれた。

     **********

何も知らずに観ていたステージに好きな人が現れたら…。
飛び入りの魅力を体験しなくなって久しいが、ここではそれすらも出会う確率が高い。
仲井戸麗市を拉致してくれたTOSHI-LOWに感謝。

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出演者の中で間違いなく平均年齢は最高な三人は、
いちばんシンプルで聴きやすく、誰にでも伝わる音を放っていた。
その音自体がメッセージだ。
仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴、Soul Mates。

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ひとたび目の前で鳴らされれば、一瞬のうちに僕の身体とココロまでも躍らせてくれる。
スライダーズ・ロックン・ロールの不滅。

     **********

答えはあの山のあいだに出ている。
まだ青いアラバキの夕空に浮かぶ丸いお月様の下で聴く「満月の夕」。

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いつだって音楽は巡り、廻っていく。
リスペクトしている側がリスペクトされる側になる。
それを実際に目の当たりにするという感動的な場所。

喜怒哀楽で表される以外にも人には感情はあると思う。
ステージ上でそれを出せた宮本浩次とエレファントカシマシは幸せだろう。

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ARABAKIに行くようになって感じているのは、
ここでは演奏や選曲以外の音楽体験…それは心の音楽体験と言ってもいい…ができること。
持っていく想いに対して必ず何らかの答えがでる。
自分の何が変わりどこが変わっていないのかもわかる。
何よりも音楽が僕にとっての何なのかを確かめられる。

ARABAKI、ありがとう。
また来年。

     **********

4/28(土)
・神野美伽 with 古市コータロー + クハラカズユキ feat .山本健太(Piano) 青木ケイタ(Sax)
・あがた森魚
・SION & The Cat Scratch Combo
・布袋寅泰
・BIG BEAT CARNIVAL ~Soundtrack Cinema Show~

4/29(日)
・TOSHI-LOW
・iki orchestra
・Soul Mates(仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴)
・村越“HARRY”弘明 with THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND
・BRAHMAN
・エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN -30 years of Fight-

塚本功 presents 塚本功 & 小島麻由美 LIVE 阿佐ヶ谷ロフトA  2018.4.25

以前に観た下北沢leteでの塚本功と小島麻由美の共演。
これが実に素晴らしい体験だったので、この日も楽しみにしていた。
今回はベースの長山雄治さんが加わっていたが、
さらにゲストとして国吉静治さんがフルートで参加。
結果としてバンド編成になった音は、厚く聴きごたえがあった。

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しかし、それでも、やはり塚本功のギターである。

  デビュー当初から、
  唯一の所有ギターギブソンES175Tをアンプに直結スタイルを貫き続け今に至る。

公式サイトのプロフィールにあるこの一行がすべてだ。
ただし、これを知ってからライヴを観るよりも、
ライヴでギター・プレイに触れてからこの一行を見るほうが、その美学を実感できると思う。
思わず美学と形容したが、とにかくこのスタイルしかないという必然だ。
僕は小島麻由美を通してでしか触れていないギターだけれど、
それだけでも、いや、それだからこそ魅力的に感じられるのだろう。
僕の拙い言葉で伝えられるのはここまで。興味を持たれたら聴いてみてください。

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ライヴの選曲は、その塚本さんがすべて決めたとのこと。
下北沢で観たときは、何を演るのかをその場でぶっつけ本番で決めて、
曲を立て続けに演奏していく展開だったが、この日も同じような印象。
実は演出で、あらかじめバッチリと決められているのかもしれないが、
この進行はMCのグダグダ感(笑)と緊張感がちょうどよいバランスになるし、
ステージと客席というよりも同じ部屋で聴かせてもらっているような感覚にもなり効果的。

それにしても、二人の阿吽以上のコンビネーションは凄い。
ギターと歌を使って音楽で会話をしている。
しかも塚本功は小島麻由美の楽曲すべてがデータ保存されているハードディスクのようだ。
譜面が必要ないのは当然。その場で何をリクエストされても対応できそうである。

制作中だというニュー・アルバムも楽しみ!
早く聴きたいのはもちろん、レコ発ライヴも期待したい。

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佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド 2018 WINTER TOUR " Maniju " TOKYO DOME CITY HALL 2018.4.1

会場の空気を引っかくようなギターのカッティング。
「白夜飛行」が始まった瞬間、たった20分ほど前に体験した一部のステージを、
僕は1年前のことのように遠く感じてしまった。

楽曲のクオリティが桁違いに聴こえる。
ステージ上は同じメンバーなのに音の印象がまったく異なる。
もうバンドは『BLOOD MOON』以前とは違う場所にいると思ってしまう。
このツアーの初日にも感じたことだけれど、『MANIJU』の音はそれほどまでに新しい。

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この日の二部は『MANIJU』だけで固めたセットリスト。
しかも、ほぼ全曲を、ほぼ収録順に演奏した。
おかげで『BLOOD MOON』以前のコヨーテ・バンド期で展開した一部との違いがクッキリ。
というか、もうそれは鮮やか過ぎるほどだった。

『MANIJU』はイントロだけでステージに色が付く。
「悟りの涙」の幸福感。
「新しい雨」の高揚感。
「禅ビート」のヘヴィな疾走感。
鳴らされるフレーズがキャッチーかつカラフルで、一気に持っていかれる。
ライヴで聴くと実に心地よい、本当に素晴らしい楽曲たちである。

二部だけで大満足だったが、嬉しいことは重なった。
アンコールで僕の希望が叶ったのだ。
コヨーテ・バンドで演奏する元春クラシックの魅力を感じて以来、
いつかは聴いてみたかった「スウィート16」を演ってくれたのがそれだ。
初日は大感激だったが、あまりに突然で曲を楽しむ余裕を持てなかったので、
この日はじっくりと堪能させてもらった。
こういったロックン・ロールはツイン・ギターとキーボードの編成今のバンドにとても似合う。
もっと同タイプの曲を取り上げてほしい。

それにしても楽曲の良さも再認識した。

  世界地図を広げて
  行きたい場所に印をつけたら
  すぐに出かけるぜ

この歌詞はいつ聴いてもグッとくる。
気分は16歳。客席の僕はスウィート16である。

ところで僕は小松シゲルのドラムがお気に入りなのだが、
この曲はぜったいにハマるだろうと思っていたんだよね。
バッチリだったけれど、願わくばもっとテンポを速くしてほしかったなぁ。
ガンガン走っちゃえば良かったのに(笑)。
でも、こんな気持ちはその後に続いた「アンジェリーナ」が帳消しにしてくれたけれどさ。

さて、元春はコヨーテ・バンドとどこまで行くのか。
『MANIJU』の先は何が見えているのか。
今から楽しみであるなぁ。

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Dr.kyOn 還暦記念スーパージョイント NEW MORNING Vol.1 東京キネマ倶楽部 2018.2.23

こうした企画は、得てして多数のゲストを招いてのお祭りになるのが定番だ。
主役が数多くのセッションを積みあげてきたkyOnのことなら尚更である。

しかし発表された内容は予想していなかったものであり、
かつ、いったいどんなライヴになるのかも、やはり予想できないものであった。

  Dr.kyOn×岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
  Dr.kyOn×中村 中
  Dr.kyOn×峯田和伸(銀杏BOYZ)
  Dr.kyOn×ワタナベイビー(ホフディラン)
  DJ:高木完
  (ゲスト50音順)

  数多くのアーティストから信頼を集め活動してきたDr.kyOnが、
  還暦を記念して自ら企画した一夜限りのスペシャルライブです。
  ゲストアーティストはライブ初共演の方々ばかりで、
  「そういえば一緒にライブやったことなかったよね」という旧知のアーティストや、
  レコーディングはしてライブはしてなかったアーティストなどにオファーしました。
  それぞれデュオで演ります。

以上、オフィシャルのインフォから、kyOn自身が今、
共演したいアーティストとして白羽の矢を立てた4人ということがわかる。
バンドではなくデュオというのも面白そうだ。
当日は期待して鶯谷へ向かった。

image1 (3)

会場に入ると高木完のDJでガンガン音楽がかかっている。
聴きすすんでいくと、kyOnが参加したアーティストの曲であることがわかる。
それらを聴いているだけでこれからのライヴが想像できるようで楽しく、
待ち時間がまったく苦にならなかった。
その高木完。
開演前だけでなく、ライヴ中の存在も大きく、
kyOnとゲスト2名のアシストが素晴らしかった。

本編の出演順はワタナベイビー、岡野昭仁、中村中、峯田和伸。
オリジナルとカヴァーで構成された四者四様のプログラム。
発表されていたインフォ以上のテーマは無かったが、
まるで4名のアタマにそれぞれ起・承・転・結をつけたくなるような、
秀逸な人間ドラマを観たような気になった。

出演者たちの音楽的な付き合いに加えて、各々のkyOnへの想いも語られる。
あらかじめ深いそれを持っている人たちにkyOnがオファーをしているわけだから、
そんな想いや思いたちの強さや深さ、大きさに単位をつけられるとしたら、
最強、最深、最大に近いものだったのは間違いないだろう。

言葉で語られるそれは、もちろん客席の僕たちにはわかりやすい。
しかし、何と言っても音楽でのそれが目の前で展開されるのが素敵だった。

音楽は不思議だ。
身もふたもない言い方をすれば単なる空気の振動でしかないのに、
感情を持っているかのように人の心に届く。
誤解を恐れずに言えば、それは見える。
言葉で説明されたものが音楽で裏付けられる。
キネマ倶楽部はそんな音楽を演奏でき、聴ける場であったと思う。

終わってみたら3時間20分。
長さをまったく感じさせない感動的なライヴだった。

image2 (2)

峯田和伸のMC。
過去のkyOnとのレコーディングから現在までを指しての話だっただろうか。

  時間は過ぎていくだけじゃなく、こうしてまわっていく
  それがいいと思う

時間が経過して今に至ったというよりも、
時間がまわって今があるという表現は、この夜を象徴していたように感じた。

そして二人のパートで何の説明もなく歌われたRCサクセションの「スローバラード」。
彼にとって大切な曲であると聞いていたが、こうして音楽もまわり、めぐっていくのだろう。

佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド 2018 WINTER TOUR " Maniju " 日本青年館 2018.2.2

昨年の12月。
恵比寿ガーデンホールで体験したライヴで聴く『MANIJU』。
ヘヴィなリズム隊に歪んだギターとキーボードが乗るバンドの音が最高で、
新曲ということもあるが、コヨーテ・バンドが出す音に新しさを感じた僕は、
『MANIJU』より前にコヨーテ・バンドと作ったアルバム収録曲も、
ライヴでは現バンドの解釈でやってほしいと思った。
もちろん昔の曲は今のバンド・アレンジで演奏されることが多いが、
さすがに『ZOOEY』と『BLOOD MOON』の曲はそうはいかないだろう。
しかし、僕はそれを聴きたいと本気で思った。
それだけ生の『MANIJU』の印象は強く新鮮だった。

こんな僕が迎えた『MANIJU』を引っさげてのツアー初日。
一曲目。
そのイントロで何の曲かを把握した瞬間の落胆。
演奏の出来や楽曲の好き嫌いが理由ではない。
このツアーへの期待からのものだった。
わかってもらえるだろうか。
僕は『MANIJU』を聴きたかったのである。

ライヴは二部構成。
その『MANIJU』の曲は二部で披露された。
残念ながら…本当に残念ながら、アルバム全曲は演奏されなかったが、
結果としては、この構成が『MANIJU』の魅力を引き立たせることになっていた。
過去の作品と比べられたことにより、
明らかに『MANIJU』には他の曲と違う色が着いていることがわかる。
キャッチーなイントロに導かれて出てくる引っかかりのあるPOPなメロディは、
ライヴでのヘヴィなリズム隊に乗ることでCDとはまったく違った表情を見せる。
実にかっこいい。

『MANIJU』をライヴで聴いてしまうと、『BLOOD MOON』と『ZOOEY』が古く感じる。
前述したように今のバンド・アレンジで演奏されることがないのでなおさらだ。
それほど『MANIJU』は新しい。

この日、元春は『MANIJU』に自信を持っていると言った。
あたりまえである。

HOBO KING SESSION Vol.14 - 戌(いぬ)- 晴れたら空に豆まいて 2018.1.7

晴れ豆のインフォから。

セッションのテーマは、来年の干支の「戌(いぬ)」です。
戌にちなんだどんなナンバーが飛び出すか、乞うご期待。
恒例の?楽しいセッションに、新年会ということでご参加ください。

IMG_9303.jpg

「酉(とり)」をテーマにした昨年のセッションを体験していたので、
どんなものになるのかは大枠で想像できていたのだが、
やはりというか、またしてもマニアックな選曲で楽しませてくれた。

佐橋佳幸が選曲したのは「Hound Dog」。
本人は “ みんながマニアックなのでベタで “ と言っていたが、
誰もが知るエルヴィス・プレスリーのヴァージョンではなく、
オリジナル(ビッグ・ママ・ソーントン?)で演るのである。
一筋縄ではいかない。

他のメンバーはというと、
山本拓夫はディズニーの101匹わんちゃんから「Cruella de Vil」。
KyOnはトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ「Dog War」。
シータカはジェスロ・タル「Dogs In The Midwinter」。
マニアックすぎる(笑)。

しかも、曲と曲のあいだにジングルでいちいち挟まれるのが、
レッド・ツェッペリン「Black Dog」のリフ。
楽しすぎる(笑)。

そんな中、井上富雄の選曲によるハルヲフォンのカヴァーを下敷きにした、
フォーリーブス「ブルドッグ」は楽しかった。
昭和歌謡の魅力に溢れた曲の良さはもちろん、
あのメロディをこのメンツでシンプルなバンド・サウンドで演るのだからかっこいい。
こういった昭和歌謡HOBO KING的解釈セッションをたっぷりと聴いてみたいものだなぁ。

さて、テーマとは離れていたが、途中で小坂忠が飛び入りしたのには驚いた。
昨年の闘病を知っていただけに、こちらも構えてしまったが、
その力強い歌声と声量にはびっくり!
忠さんはエルヴィス・ヴァージョンで「Hound Dog」を決める。
実にかっこよく、感動的なシーンだった。

新年に行われるこのライヴは恒例になるのだろうか?
干支がテーマなら、少なくともあと10回はあるわけだ。
来年は亥。
いのししの曲ってあるかな?
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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