日経エンタテインメント!2014年8月号 レジェンド列伝

日経エンタテインメント2014年8月号に、
レジェンド列伝という特集で忌野清志郎が取り上げられています。
サブ・タイトルは " 最も親しい写真家が明かす RCブレイク前夜の清志郎 " 。
そう、この写真家というのははおおくぼひさこさん。
彼女のインタヴューによる2ページの記事でした。


ひさこさんが実際にふれて、見て、感じた当時の清志郎像が語られています。
そのやさしい語り口から伺えるのは、ある特定の時代をバックにした清志郎なのでしょうが、
清志郎の人生を通した姿とも重ねられますし、僕自身はそう感じます。
偶然にも、片岡たまきさんが著書で語る清志郎像にも似ているようにも思えました。

  (亡くなった後に)いろんな依頼があって、
  清志郎さんの写真を何度も見るようになりました。
  苦しさやいろんな思いがありましたが、
  それでもやはり清志郎さんの写真を見ると、
  「きれいだな」と思いました。

僕が重要だと思うのは、この雑誌が忌野清志郎を取り上げたことではなく、
おおくぼひさこに語ってもらうことを選んだところです。

読み終えて清志郎の音楽…ロックン・ロールとラヴ・ソング…を聴きたくなる記事です。
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今年の夏の物語

まだ見ていない人がいたら、おおくぼひさこさんのHPに行って、Galleryを見てください。

神戸新聞 『BOYFRIEND』

僕が最初に知った神戸新聞を始め、確認できただけでも、
熊本や静岡、新潟などの新聞に 『BOYFRIEND』 の記事が掲載されているようだ。
取材の経緯などは不明だが、神戸の友人に記事を送ってもらい、
それを確認することができた。

決して小さくは無いスペースの、ひさこさんとチャボの写真入りで、
二人による写真集制作と清志郎への想いがあらためて伝わってくる、
とてもとても、とっても良い記事だと思う。

活字になっても、二人の言葉からは、
その想いや気持ちの深さを本当に感じることができる。
読む僕自身が、予めそのような想いのうえで見る…ということを差し引いても、
この、何とも静かでやさしい記事は素敵だと思う。
そして、やっぱりちょっと悲しくなる。

先日のAERAの記事のときもそうだったし、
今回の新聞も大きく派手に宣伝されることは無かったし、
だいいち、ファンの多くが望んでいたであろう写真展さえも、
現時点で開催予定の話は聞かれない。
こういった姿勢は、何だかひさこさんらしいな…とも思う。

チャボも、現在進行中の GO!!60 ツアーの宣伝コーナーで、
この写真集 『BOYFRIEND』 に触れているのだけれど、
" こう、手に持って話すのもどうかな…と思って… " と言いながら紹介する。
実物を手にしてお客さんに向かって話したことは、僕の知る限りは無い。

これは二人が意識をして控えめにしている…というのではなく、
ひさこさんとチャボにとって、自然であたりまえなスタンスなのだと思う。
こういうところに、僕なんかは感動してしまうのだ。

山中湖で演奏された「Little Wing」のもとになったであろうエピソード、
ヒヨドリの話も記事の最後で触れられていた。

  ヒヨドリは、清志郎がよこしたんじゃないか
  そう思うのもいいなと思っています

チャボ、僕もそう思うよ。


P.S.
ところで、近い時期に発表された有賀幹夫さんの写真集 『NAUGHTY BOY』 があるが、
これはもう制作のコンセプトからして違うので、
お互いを比べてどーのこーの云々…というよりも、
両方の写真集を手に出来るファンとしての喜びを、あらためて感じている。
個人的な思いや想いとしては、僕は80年代RCサクセションからのファンなので、
自分なりに二冊の写真集からは別々の、違った、深く、
そして強い感動を受けとることができたということを、本当に嬉しく思う。

清志郎を撮り続けた女性写真家 AERA '10.8.23

8月16日発売のAERAに、写真集 『BOYFRIEND』 についての記事が掲載されている。
内容は、追分日出子さんというライターによる、おおくぼひさこさんのインタヴューだ。

目次を見ると 追悼 というテーマの記事だった。
1年以上も経っている今、この 追悼 という文字には何となく違和感を覚えたけれど、
世間にとっては不思議でも何でもないのかもしれない。

CIMG8018.jpg CIMG8020.jpg

ひさこさんが好きなのは " 場面を設定して作りこんだ写真 " とのこと。
それに続いて、こんな発言があった。

  キヨシちゃんって、普段は静かで淡々とした印象。
  だから私は彼を激しく撮ろうとはしなかった。

あぁ、そうか…。
ひさこさんが撮るRCサクセションの清志郎に僕が感じていたのは、
おそらく、こういったことだったのだろう。

ステージでシャウトしている写真であっても、
他のカメラマンのそれとは、僕にとっては何かが違っていた。
例えばそれは、チャボ風に言えば " ロンリーな雰囲気 " であったり…と言ったような。

80年から90年までの一連のRCサクセションをあらためて見かえしてみると、
ひさこさんの、このカメラマンとしての清志郎に対する視点は、
最後まで変わらなかったんじゃないかなって思う。

BOYFRIEND おおくぼひさこ写真集 文・仲井戸麗市

  dedicated to Kiyoshiro's family

おおくぼ ひさこ,仲井戸 麗市
ぴあ
発売日:2010-06-28

ページをめくる。
めくるたびに現れる忌野清志郎とRCサクセション…と、
RCサクセションと忌野清志郎。

ほとんどすべての写真から、
その当時の僕にとっての清志郎、
そしてRCサクセションを思い浮かべることができる。
レコードやライヴだけではない。
これらの写真にも、僕の何かがこびりついている。

添えられたチャボの言葉は、
僕が知っている僕の清志郎と、
僕の知らないチャボの清志郎を教えてくれる。

悲しい写真集かもしれない。
でも、僕にとっては嬉しい写真集でもある。

写真の素晴らしさは言うまでもない。
だってこれは、おおくぼひさこ写真集なのだから。

ひさこさん、ありがとう。

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忌野清志郎がここにいる

  奥さんが写真やってて、RCをずっと撮ってたんです
  こういうことがあったんで、彼女にも昔の写真をっていうオファーがたくさんあって
  彼女は自分のオフィスで清志郎の写真をたくさん引っ張り出して…
  で、俺も手伝いにいったりすると、清志郎がたくさんいるわけなんですよ
  その、つまり、彼の嬉しいことでの写真を集めるならいいけど
  なかなかそれは辛くて…どうして清志郎、こんなにいる(んだよ)…

これは昨年の9月、清志郎の特番ラジオに出演した際のチャボの発言だ。
僕は忘れられないし、忘れないし、実際に今日まで忘れてなどいなかった。
それでも、おおくぼひさこさんの写真集出版のニュースに対する僕の気持ちを表せば、
色々な感情や気持ちが入っている…ということが前提になるけれど、
やはり " 嬉しい " という言葉になるし、これしか無いだろう。

70年代から忌野清志郎とRCサクセションを撮影し続けていた人だ。
しかもKING OF LIVEとして駆け抜けた80年代のRCサクセションの姿は、
レコード・ジャケットやポスター、公式パンフから雑誌に至るまで、
ほぼ全てがおおくぼひさこさんの写真と言ってもいいくらいだ。

よって、清志郎が亡くなった後、
様々なところからの " 当時の写真を使用したい " ということだけでなく、
当然のように、最初から写真集のオファーもあったことを想像するのは容易だ。

とは言っても、ひさこさんとチャボと、そして清志郎の三人の…いや、三人だけの世界。
きっとそれは胸の中に仕舞い込んだままにしておきたかっただろうな…と僕は想像する。
そして、実際にそうしようと思っていたのだろう…とも、僕は思う。

しかしファン…いや、僕は勝手なもので、" ひさこさんの写真集を… " と願っていた。
それは単なる忌野清志郎の写真集というものではなく、
アタマに " おおくぼひさこさんの " が付く、忌野清志郎の写真集なのである。

このような相対する気持ちを僕自身が持っていたからこそ、
ひさこさんとチャボが二人で考えに考えて、
悩みに悩んで、
たくさん話しに話した結果に違いないだろうけれど、

  写真集の出版には意味がある。それは清志郎の家族に捧げるということ

こういった気持ちに至ったこと、
そしてファンもそれを共有できるんだ…ということに対して、
本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

タイトルは 『BOYFRIEND』 。
ロックの神様でもなく、LOVE&PEACEの人でもない。
二人にとっての " ボーイフレンド " である、忌野清志郎。
ひさこさん自身が選んだそんな68枚の写真に、
チャボが言葉を添えているという。

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HORIZON / おおくぼひさこ

このところの雨続き。
以前はそうでもなかったけれど、最近は雨天だと気分がめげてしまうことが多くなった。
今の僕のフィーリングは Rainy Days and Mondays always get me down なのだろう。
よって、良くありがちの " 雨にまつわる曲を聴く " なんてことも無い。
例えば雨の日の僕の気分に、BEATLESの「Rain」さえも今は当てはまらない。

強い雨音が聴こえていたそんな昨夜のこと。
ふとある本を思い出した。
タイトルは 『HORIZON』 。

『HORIZON』 とは、おおくぼひさこさんの写真集である。

おおくぼ ひさこ
プラステン
発売日:2001-06-16

何故思い出したのか自分でもわからなかったのだけれど、
ページをめくってみたら " Rain " という章があった。
あぁ、これだったのかな…とも思ったが、ハッキリとはわからない。

この写真集には、ひさこさん自身による文章…いや、言葉が付け加えられている。
必ずしも写真と同じテーマのものでは無いと思うが、
その短い言葉たちの効果は抜群で、これがあるか無いかではずいぶん印象は変わると思う。
少なくとも、写真を観る僕自身の回路は広がる。

音楽と違って写真を観ての僕を書くことは難しい。
もちろん音楽だって本来は言葉や文章で説明なんてできないけれど、
好きな音楽によって僕が感じた事は、自分なりに書いたり話したりはできる。
でも、写真はやはり難しい。
ただ、難しいけれど、自分にとって好きか嫌いか…ということは、わかる。
僕はひさこさんの写真が好きだ。

今日も朝から雨だったし、午後になっても雨だったから憂鬱だった。
でも、帰宅後にこのエントリーをここまで書いてきたら、気持ちがスッキリとしてきた。
いつのまにか止んだ今日の雨のように、気分が晴れてきた。
いつのまにか。
Who'll Stop The Rain…。

CIMG7832.jpg CIMG7833.jpg CIMG7834.jpg

P.S.
2004年の鎌倉で行なわれたふたり会。
MR.&MRS. とタイトルされたご夫婦の共演。
単に写真と音楽のコラボということではなく、
そこにひさこさんによる朗読が加わっていた。
チャボのギターにひさこさんの写真と声、そして言葉。
必ずしも同時にそれらが重なっていたということではなかったけれど、感動的だった。
いつかもう一度、二人の共演を観てみたいものだ。

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RCサクセションというバンドのキヨシロー君

清志郎やRCが載った古い雑誌や自分のコレクションであるチラシや新聞など、
懐かしいものをあれから引っ張り出しては眺めている。

90年代のいつかだったと思うけれど、
ミュージック・マガジン誌でおおくぼひさこさんの短い連載があった。
『マイ・スティル・エコー/一枚の写真から』 とタイトルされていたそれは、
ピックアップされた写真の撮影者がそれにまつわるエピソードを記すというもの。
その企画にたった三回だけの連載だったと記憶しているけれど、
嬉しいことにひさこさんの写真が取り上げられたのであった。

そこでの3枚の写真は、泉谷しげる、忌野清志郎、仲井戸麗市だった。
泉谷しげるはシングル「眠れない夜」のジャケットに使用されたもの。
仲井戸麗市はアルバム 『THE仲井戸麗市BOOK』 の、やはりジャケットに使用されたもの。
そして忌野清志郎の写真。

ひさこさんはこんな風に記している。

  仲井戸麗市と結婚したと同時に、彼の数少ない友人達が我が家を訪れるようになった。
  大体みんなシャイで、ちょっとのんびりしている。
  そして何よりも、とっくに大人になってるはずなのに未だ少年や少女という印象。
     ~中略~
  清志郎さんは、そんな風にしていつの間にか私の中に定着していった。
  ちょっと風変わりな、仲井戸さんの親友として。

1977年9月10日、国立において撮影された写真は、
当時の 『カメラ毎日』 という雑誌(?)で取り上げられたそうである。
タイトルは " MY FAVORITE PEOPLE " 。
そして、その写真の下には、こんなキャプションを付けたそうだ。

  " RCサクセションというバンドのキヨシロー君 "

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仲良くしてくれて、ありがとう

既に知っている人もいるだろうけれど、
おおくぼひさこさんが、自身のサイトに短いコメントを寄せている。
すみません、一部だけ引用しちゃいます。
   
   チャボとほんとに仲良くしてくれて、ありがとう!!!!!
   いつか、またみんなで会おうね…

おおくぼさんによる清志郎の写真集を発表してくれないものかな。
できれば写真展も…。

仲良くしてくれて、ありがとう…って、いい言葉だな。

猫の時間

え おおくぼひさこ ぶん 仲井戸麗市 『猫の時間』 を読んだ。


ひさこさんによるやさしい絵。
色がとてもキレイです。
青がとても素敵でした。

たまたま小学生の頃に読んだ本を再び読み返していたこともあったためか、
チャボの書く絵本用の文章にもあっという間に馴染んでいく。
読んでいた時間は、ほんの5分ほどだったろう。
でも、ホンワカとした愉快な5分間だった。
普段の生活でこんな想いになることは無い。
帯にも書いてあるように、まさにそれは大人が忘れているような想い。

僕自身は、猫と過ごした時間は無い。
犬と過ごした時間は、短いけれど、ある。
セキセイインコと過ごした時間…これはたくさん、ある(手乗りで三羽と過ごしました)。
彼や彼女達はキーちゃんみたいな存在とは違っていたけれど、
一緒に過ごした時間は、チャボが言うように、たぶん好きな時間でした。

自分の好きな時間。
そんな時間をたくさん見つけて過ごしていきたいと思います。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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