ある日出会った、大好きな男の子の話

未だに実感が無いと言いながらもチャボが語る…語ってくれる忌野清志郎。
去年はさすがに僕もそれを聞いたり読んだりするのは辛い思いをしたものだが、
最近はちょっと様子が違ってきている。
それを表せるうまい言葉を見つけられないので、
もしかしたら誤解を受けるかもしれないが、
チャボが語る清志郎が、何だか活き活きしているように感じることがある。

話の中でチャボは " キヨシ " と言う事も多いが、
この場合はほとんど " 清志郎 " か " 清志郎くん " に言い直す。
理由はわからないけれど、これはチャボの意志なのだろう。

そんな風に " 清志郎は、清志郎くんは " とチャボが語るエピソードの中の清志郎は、
その姿や動きを僕の中でハッキリと確認することができるし、
知らない時代の見たことが無い場面の初めて聞く話でも、見事に共有できる。
これはある時期から思うようになったことだけれど、本当に共有できるのだ。
いちいち そうなんだよ とか、わかるよ とか、俺もだよ とか、
そんなことがそれこそ数限りなくある。

ファンとしての思い入れと言われてしまえばそれまでだ。
でも、二人に対して持つこの思いは、
僕の中では間違いなくリアルだし、
絶対に他の誰であっても理解できないことだし、
更に僕と同じような人が何千人、もしかしたら何万人もいるだろうことも知っているから、
まったく気にしない。

そして、そんな中の清志郎(とチャボ)は、
いつも笑顔だし、楽しそうだし、嬉しそうだし…だ。
もちろん、それを感じる僕も、笑顔だし、楽しいし、嬉しいということだ。

チャボが清志郎を歌い語る…ということが、
どれだけファンの中に空いた穴や隙間を埋めてくれるのかはわからない。
でも、僕自身は去年の5月以来、
それらに助けられてきたし、今でも助けられているし、これからも助けられ続けるだろう。

新井敏記
スイッチパブリッシング
発売日:2010-10-20

SWITCH11月号に掲載されているチャボのインタヴューをまとめた記事が素敵だ。
LOVE さまざまな愛のかたち という特集の中で、清志郎へのそれが語られている。
ここでのチャボは格闘という言葉を使って現在の辛さを表現しているように、
やはり、まだまだなんだな…ということがわかるけれど、
この記事を読んだ僕自身は、吹っ切れたとまでは言い切れないが、
何だかそれに似た印象というか、感想というか、そんな風なことを思った。
こういう記事を読むと良く言われるし、僕も言うことはあるけれど、
明らかにそういう " 泣けたよ " というのとは違う。
ポジティヴで前を向ける思いを持つことができた。

清志郎の作品との距離。
今後どうしていくのか。

チャボはこんな風に言っている。

  自分が歌わなければ、ということでもないし、
  歌わないようにしよう、ということでもないから

この通りの気持ちなのだろう。
でも、チャボは清志郎を歌えるんだよ。
RCサクセションを歌うことができるんだよ。
だって、あなたは仲井戸麗市なのだから。

今後、その都度どういったカタチになるかはわからないけれど、
RCサクセションを、忌野清志郎を歌わない、語らないというチャボは、
絶対にあり得ないと思う。

チャボが言う自然な自分でいられたら…ということ。
清志郎やRCを歌う、そして語るということは、
チャボにとって自然なことだと僕は思うからだ。

P.S.
それにしても 『詩とファンタジー』 にチャボが寄せたコメントを、
まさか後にこんな風にチャボ自身が再び取り上げることになるとは…。
あれは、とても大きな意味を持っているコメントだったのかもしれない。
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二本の虹

旅先の松江で " 願いが叶う " という場所に行った際に、
ツアーとライヴの無事成功を含めて、10.9のことをお願いしてきた。
その日は小雨が降ったりやんだりに加え、時々晴れ間も見えるという具合の、
ちょっと独特な天気だったので、" これじゃ宍道湖の夕日は見られないなぁ… " と、
とても残念に思っていたそのとき、ふと前方を見上げると…。

目の前にハッキリと虹が出ていた。
" うわぁ、キレイな虹だなぁ… " と写真を撮ったら、
突然その虹が二本になった。

CIMG8256.jpg CIMG8257.jpg CIMG8259.jpg

もちろん、清志郎を連想した。
でも、そのときはそれだけ…連想をしただけだった。
単に、旅先で見た虹がとてもキレイなことに感動しただけだったのだ。

帰京して、友人にこのエピソードを話したところ、こう言われた。

  二本の虹ってことは清志郎だよ
  Blueさんが願ったことに対して、出てきてくれたんだよ

チャボでは無いけれど、僕はこういうことを、そんなに信じるほうじゃ無いと思う。
でも、ARABAKIでの虹、そして山中湖でも虹が出ていたと知った。
そして今回、僕自身の目の前に現れたわけである。
10.9をお願いした後に。
だから、そうか…そうだったのか…清志郎だったのか、と思うことにした。

     **********

僕が言うまでも無く知っているだろうけれど、
明後日はチャボの誕生日なんだ。
60歳。還暦だよ。
チャボはその還暦の年に、GO!!60というタイトルで60本のライヴをこなしていて、
明日の大阪が59本目、そして明後日の東京で最後の60本目を迎えるんだ。

何度か観に来ていたようだから、その様子は知っているかもしれないけれど、
チャボは毎回、最後の共作になった「毎日がブランニューデイ」を歌い、
日本が生んだR&Bの、ミディアム・テンポの最高傑作「君が僕を知ってる」を、
" 俺もそう思う! " と言ってファンと一緒に歌い、
バンドをやってる人たちに向けて " この曲をずっと歌い続けてくれよな " とメッセージし、
「雨あがりの夜空に」を演っているよ。

日によってはチャボしか知らない、
チャボだから話せるエピソードも聞かせてくれるし、
何だかチャボのツアー、ライヴなのに、
清志郎も一緒に廻っているような気さえすることがあるよ。

チャボは " 清志郎の60歳も見てみたかった " って言ってる。
清志郎だって、チャボの60歳を見たかったと思うんだ。

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RCサクセションがきこえた

60年代のローリング・ストーンズをリアルで聴いていたわけでは無いけれど、
レコードや当時の映像により、自分なりに雰囲気と音は把握しているつもりだ。

ザ・ローリング・ストーンズ
UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
発売日:2008-08-02

2006年のストーンズ来日公演で聴いた「Midnight Rambler」。
その日、東京ドームで鳴っていた音が69年だったことに僕は驚いた。
もちろん実際には2006年のライヴである。
ストーンズだって、まさか60年代を再現しようとしていたわけではないだろうが、
僕は、キースが弾くイントロから既にあの時代の音だと感じたのだった。
東京ドームと 『GIMME SHELTER』 が重なり、
個人的に、なかなか凄い体験だったと今でも思う。
この日は他にも60年代の曲が演奏されていたけれど、
「Midnight Rambler」だけは、僕には特別に聴こえたのである。

デヴィッド・メイズルス;アルバート・メイズルス;シャーロット・ズウェリン
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2009-12-16

ミック・ジャガーとキース・リチャーズ。そしてチャーリー・ワッツ。
目の前ではこのストーンズのオリジナル・メンバー3人が演奏していたわけだ。
間違いなくあの時代を生きて感じて過ごして歩いてきたメンバーなわけだ。
例え当時から何年が経とうとも、この3人にはあの時代が染み付いているに違いない。
ということは、ライヴ中の3人のフィーリング如何によっては、
本人達が無意識であったとしても、
僕が感じたこういったことが起こるのは、意外でも何でも無いのかもしれない。

さて、GO!!60ツアーでの仲井戸麗市。
チャボは " チャボにとっての忌野清志郎というヴォーカリスト " について話している。
そして、同じように " RCサクセションというバンド " にも触れている。

清志郎という素晴らしいヴォーカリストと出会えたことの喜び。
その清志郎とRCサクセションというバンドを一緒に演れたことの誇り。
加えて清志郎=RCサクセションの楽曲の魅力。
更に友達として過ごしてきた時間の楽しさ。
こういったことを、決して説くというのではなく、
チャボ自身の素直な思いの言葉として、お客さんに話している。

以前ならば…いや、ハッキリ言えば清志郎がこうならなければ、
絶対にチャボは(TVや雑誌、ラジオ等も含めて)こういう話をしなかったと思う。
清志郎の生前に話すことができなかったという後悔も、
今はもしかしたらあるのかも知れない。
ただ、この後悔云々というのはまったくの僕の個人的な想像であり、
ツアーでのチャボからは、" 後悔しているから " という雰囲気を感じることはない。

とにかく、2010年の自分のライヴに何が期待されているのかをしっかりと受けとめた結果、
清志郎の話をして、RCの曲を歌い、ギターを弾いているということなのだろう。

本格的にソロ活動を開始してからも、
RCの曲…それこそ「雨あがりの夜空に」は何度もプレイしているチャボだが、
いつでも…例えばそれが清志郎との共演であっても、
おそらく常にRCを意識しながらプレイしていたのではないかと僕自身は思っている。
ちなみに、この " 意識して " というのは、RC時代の自分になって…みたいなことではなく、
RCに対しての迷いや逡巡を指す。

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GLAD ALL OVER / 忌野清志郎&仲井戸CHABO麗市(映像) -1994-

この週末、あらためてじっくりと観かえした。

忌野清志郎&仲井戸“CHABO”麗市
EMIミュージック・ジャパン
発売日:2005-09-14

こうなってしまった今では、この二人名義のライヴがあって本当に良かった。
清志郎とチャボは、RC休止後のいくつかのライヴで共演を果たしているけれど、
それはほとんどが清志郎のライヴへチャボがゲスト出演したというカタチだ。
純粋な二人の共演というものは、本当にこれだけしか無いのだ。
※ジョン・レノン スーパー・ライヴは特別だろう

前半の二人だけによるアコースティック・セット。
冷静に考えてみよう。
清志郎とチャボが、二人だけで、RCサクセションの曲を、夏の日比谷野音で演っている。
僕は、それをあたりまえのように観てしまうのだけれど、
もうこの共演は二度と観ることができないのである。
残念なことに、最初で最後の共演なのだ。
二人だけのセッションがこうして映像に残されたことは本当に、本当に良かったと思う。

清志郎ファンとチャボのファン、そしてRCサクセション・ファンで、
この映像作品を観たことが無いという人はいないだろう(いたとしても少ないだろう)から、
ここでは個人的な見どころと、僕が好きなシーンを挙げてみる。
何てったって忌野清志郎&仲井戸麗市名義の作品だ。
遠慮なく、心置きなく、二人を中心に挙げられることが嬉しい。

●よそ者
オープニングから実に2分半が、ステージ後方のカメラでのワンカットなこと。
客席を含めたあの日の野音の雰囲気が一気に伝わる好編集だと思う。
ちなみに、ステージから客席側を撮るということがこれほど似合う会場は、
日比谷野音以外に無いだろうと僕は常々思っている。

●ボスしけてるぜ
チャボが弾くイントロに、清志郎のストロークが被さってくるオープニング。
清志郎の右手がカッコイイ。

●忙しすぎたから
清志郎がイントロをミスした直後にチャボを見る笑顔と、
後半のハモリに行く前に、二人が見つめあうシーン。

●お弁当箱
チャボのギター・ソロ。
RC以外の清志郎の曲でチャボがギター・ソロを弾くと、そのほとんどがRCになってしまう。
この「お弁当箱」も、まさにそれだと思う。

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真夏の臨時ニュース 1994.8.13 GLAD ALL OVER

本当にココロから楽しみに待っていたライヴというのは、
それこそ数限りなくあった…と言いたいところだけれど、実はそうでもない。
すぐに思い浮かべられるのは、正直、片手で足りるほどだ。

まずはブルース・スプリングスティーンの初来日公演。
続いてはローリング・ストーンズの、これまた初来日公演と、
同じくストーンズの日本武道館公演。
そして忌野清志郎の完全復活祭、日本武道館。

もちろんそれぞれ期待していた質が違うし、
比べあって上だ下だと順位を競っても無意味だ。
それでもそれを承知で、僕の期待が一番だったと断言でき、
しかも、おそらくこれからもこれを超えるものは無いだろうライヴ。
それが94年8月13日、日比谷野外大音楽堂で行われた GLAD ALL OVER だ。

94年の8月というのは、RCサクセションが活動休止した91年からは、
考えてみたら、たった3~4年しか経っていない。
でも、この時期に忌野清志郎と仲井戸麗市が共演するということは、
それぞれのファンはもちろん、とりわけRCサクセション・ファンにとっては、
そりゃ、物凄いものがあったのだ…と決め付けてしまうのは良く無いかもしれない。
ただ、少なくとも僕にとっては大事件だったのは間違いない。

同じ年の6月に、渋谷公会堂でココロの準備、気持ちのリハーサルをしていたが、
やはり夏の日比谷野音で二人を観るということは、違うのだ。

ライヴが発表になり、WEEKLY ぴあやロッキング・オン・ジャパンで特集が組まれ、
届けられたフライヤーには、浴衣姿の清志郎と麦藁帽子のチャボがいた。

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ライヴ自体は、CDはもちろん映像作品としても残されているので、
それを聴いて、観れば、いつでもあの日を思い出せる。
ただし、CDは完全収録だが、映像はそうではない。
しかも「いい事ばかりはありゃしない」と「君が僕を知ってる」が映像では漏れている。
あり得ない。
何とか未発表映像を追加して再発して欲しいものだ。

ちなみに、僕が所有している映像作品はレーザーディスク。
時代ですねぇ(笑)。
もちろん後からDVDで買いなおしたけれど。

特典でもらった巾着袋は、大きさが丁度良いので、
旅行などで小物入れとして重宝している。

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さて、作品として残されているとは言え、
ライヴが始まる前の野音を取り巻いていた、ある種の異様な雰囲気。
さすがにそこまではCDや映像からは伝わってこない。

前述したライヴはすべて、ファンの期待というものがエネルギーとなること。
そして、それを僕は身体で感じることができたものばかりなのだが、
GLAD ALL OVER は、アタマひとつ…いや、二つも三つもこれが抜けていた。

地下鉄の内幸町駅を出た瞬間に思ったのは、
いつものセミの声は同じだったが、空気が確実に違っていたことだ。
日比谷公園にいるファンのすべてから強烈な想いが、
" 清志郎とチャボに会いに来た " 的エネルギーが放たれていたのはもちろん、
今まで体験したことが無いほど寄って来るダフ屋のおっさん達からも、
そんな雰囲気が漂っていたのである。

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屋根の上

去年の12月、麗蘭はBillboard Live TOKYOで「Merry X'mas Baby」を演った。
そのライヴ後に友達からもらったメールには、こう書かれていた。

  「Merry X'mas Baby」の歌詞がなんだか胸にせまりました

僕は、こんな返事をした。

  私はこの曲が発表された当時から、清志郎を思い浮かべていました。
  初めて聴いたときから、清志郎の存在を感じていた曲です。
  発表された93年というのは 『DADA』 もありました。
  このアルバムにも同じことを感じました。
  今となっては、無意識だとしても、
  清志郎への思いが出てき始めた時期だと思っています。
  RC時代に共作した「ランタン」を収録したのも偶然では無いでしょう。
  そして翌年、例の 『GLAD ALL OVER』 の94年になるわけです。

RCサクセションが活動休止した直後は、清志郎もチャボも自分の事でいっぱいで、
お互いにお互いのことを思うなんて事は、まだ無かったのではないか。
ただ、その時点で既に20年もつきあってきた友人であり、
かつ、そのうち半分の10年間は一緒のバンドでぶっ飛んでいたわけである。
ある程度の時間が経てば、お互いが気になるのは当然だろう…と思うことは、
ファンなら…というか、僕にとっては自然であった。

僕が勝手に思うに、それは92年からスタートしている。

92年の11月、清志郎は2・3'sの1stを発表する。
ここで清志郎は「あの娘が結婚してしまう」をカヴァーした。
この曲を取り上げたきっかけはともかく、
何でまた古井戸を演るんだ…と当時の僕は感じたが、
これがまたかなり切ないヴァージョンになっていて、
特に終盤の清志郎によるアドリヴ(?)の歌詞を聴いて、
" 何だよ、まるでチャボのことを歌っているみたいじゃないか " と思った。
僕の家においでよ きっとうまくやれるよ…なんて、まさに、だった。
これは思い切り個人的な感覚だったが、確信でもあった。

また、このアルバム収録曲には「お兄さんの歌」がある。
一般的には、清志郎がRC時代とは変わった事で離れていったファンに向けての皮肉…。
そんな曲だと理解されていると思うが、僕は何故だかここにもチャボを感じていた。
というか、以前もここに書いたけれど、間違いなくこの曲はRCサクセションである。

そして極めつけは「インディアン・サマー」だ。
どう聴いても、ここで歌われている相手は、完全にチャボである。

こんな僕なりの理由があり、2・3'sの1stは全体的に切なさが溢れている。
清志郎がチャボのことを想いだしている…ということで。

年が明けて93年、チャボが3rdアルバム 『DADA』 を発表する。
ここには清志郎との共作である「ランタン」が収録されていた。
そして同年、ミニ・アルバムでの「Merry X'mas Baby」のラストの歌詞。
いなくなった友達のココロ…なんて、どうしたって僕は清志郎を思ってしまったわけだ。

二人は(特にチャボは)ハッキリと意識をしていないかもしれないが、
でも、結果としてチャボが清志郎に応える形になっている…と僕は感じていたのだ。
そして94年の 『GLAD ALL OVER』 となり、共演を果たしたわけである。

こんなやり取りを、昨年の暮れに友だちと、した。

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2007・12・8 in 日本武道館

有賀さんの写真集では127という番号が付けられ、
写真展ではトップ…1枚目に飾られていたのが、2007年12月8日の日本武道館、
ジョン・レノン スーパ・ーライヴの打ち上げでの清志郎とチャボの2ショットだ。

このライヴは、病気療養後の本格的な清志郎の復活であった。
しかも、あの仲井戸麗市が、
決まっていた麗蘭のツアー・スケジュールを変えてまで出演を決めたことでもわかるように、
二人にとっても重要であり、大切なライヴだったと思う。

そんなこともあり、有賀さんの写真から僕が受け取ることができるものも、
本当に様々で、色々で、たくさんで、重く、深く、強いものである。

     **********

さて、Blueの雑記帳を見て頂いている方々の中には、
きっと知っている人も少なくないと思いますし、
もしかしたらお馴染みになっている…ということもあるかもしれない人物。

そうです。友人である日刊スポーツのS記者ですが、
実は、彼はこの2007年12月8日の打ち上げ会場にいたのです。

僕自身は、その当時から、そこでSさんが見たことは聞いていたのですが、
今回の写真展と写真集で、あの1枚を観たことにより、Sさんからの提案もあり、
このタイミングであらためて話してもらうのもいいかなぁと思い、Sさんに打診。
超多忙の中でしたが、嬉しいことに、このたび寄稿して頂きました。

僕は何回聞いても " 羨ましい… " という感想しか出てこない話(笑)なのですが、
有賀さんの写真を観ながら読んでみてください。

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スペースシャワーTV開局20周年記念特別番組 忌野清志郎のうた

『スペースシャワーTV開局20周年記念特別番組 忌野清志郎のうた』 を観る。

チャボのインタヴューがあるのは知っていたけれど、
まさかこんなにもフィーチャーされているとは思わなかった。
番組を通してということでは無かったけれど、
ポイントには必ずチャボの発言が挟まれていた。
チャボが語る忌野清志郎とでも言っていいくらいだったのではないか。

武道館での完全復活祭の「いい事ばかりはありゃしない」をバックに、
この曲が作られた背景についてチャボが語るシーン。
" 当初はサビの歌詞をペンディングしていた云々 " という話で、
結果としてそのままにして大正解だった…と続く興味深いエピソードだ。

これはチャボが5月の南青山MANDALAのライヴでも話してくれたのだが、
この番組では続き…というか、+αがあった。

   清志郎は良く歌ってくれるから 
   どう思う?…って
   最初の聴衆だったかもしれない
   どう?…って反応をみたかったんだろうね
   自信もあんだけど でも、ちょっとどうかな?…っていう
   あいつっぽいよね…

このコメントを、僕が感じたままにするために、
少し言葉や単語を付け加えてみる。

   清志郎は、俺に良く歌ってくれるから 
   こんな曲があるんだけど、チャボどう思う?…って
   もしかしたら俺は、清志郎が作った新曲の、最初の聴衆だったかもしれない
   チャボ、この曲どうかな?…って、俺の反応をみたかったんだろうね
   作った曲には自信もあるんだけど でも、ちょっとどうかな?…っていう
   発表する前に、まずは俺に気に入ってもらえるかを聞くっていうのが
   あいつっぽいよね…

僕の知る限り、チャボは清志郎との関係を他の何かと上下で比べたり、
外や他人に向けてそれをハッキリと特別視して自慢したり、
そう取られてしまうような発言をしたり…ということは無かったと思う。
もちろん、5月2日以降もそれは同じだったはずだ。

ただ、今のチャボは、素直に清志郎への思いや、
感じている、または感じていたことを口にしているのだろうが、
それを聞いて、僕は二人を特別視している。
特別だと思う。
だって特別に聞こえてしまうのだから仕方が無いではないか。
でも、これは長年二人を観て聴いてきたファンの特権だと思っているし、
少なくとも僕にとっては " 二人が特別 " ということは、間違いない事実だ。
どうして特別なのかなんてことは、あらためて書くまでも無いけれど。

最後にもうひとつだけ僕の勝手な憶測で付け加え、決め付けておく。
" あいつっぽいよね… " の後にチャボは、こう言いたかったのではないか。

   でも、嬉しかった
   俺に新曲を最初に聴かせてくれる、
   しかも歌ってくれるっていうのが、嬉しかった

チャボは、こう思っていたはずだ。
ねぇチャボ、やっぱり清志郎にとってのチャボは特別だったんだよ。

僕たちも君たちを知ってる

11月も終わる。
それにしても、この1ヶ月はチャボの周辺が静かだったなぁ。
横浜でのFAN MEETING以外、特に表立っての活動は無かった。
あの10月、SHIBUYA-AXでのライヴが一段落だったのは間違いないだろう。

思えば、5月のマンダラで行われたチャボによるFor KIYOSHIROのライヴ
これはあいだにいくつかのライヴを挟み、一連の夏フェス出演まで続いたが、
あのFUJI ROCK Fesでの「いい事ばかり~」で頂点を迎えて終了…と、僕は思っていた。
だって、あの、あまりにもの歌とギターだ。
その後があるなんて、想像も予想もできなかった。

でも、それはあった。

I stand alone 僕が君を知ってる。
メニューのほとんどをRCサクセションの曲で構成した、
清志郎のために、ファンのために、
そしてもしかしたらチャボ自身のために…というこのライヴ。
青い森で出会ってからの70年代を。
そして清志郎と一緒に弾けまくっていた最高の80年代を。
誰々と一緒に…では無い。
あくまでも " 独り " で演る。
チャボは自分にとっての清志郎、そして自分が知っている清志郎を、
その二人だけの物語を、独りだけで僕たちの前で奏でていく。

今だから思えるのだが、あのFUJI ROCKでのチャボを観ると、
バンドをバックにしていながらも、まるで " 独り " でステージに立っているようだ。

清志郎とチャボの物語の、その半分は想像の中の美しい世界であるが、
もう半分は、実際に自分の目で観て、自分の耳で聴いていたことになる。
間違いなく共有できる、僕にとっての物語でもある。
80年代は二人と一緒の10年間であったわけだ。

70年代の二人の物語を僕たちはチャボが語ることによって知るわけだけれど、
80年代のそれは、ライヴで演奏される曲を聴くだけで、
少なくとも僕の中には様々な音や映像が一瞬のうちに蘇る。
それこそ、チャボが知らない僕だけの清志郎もそこにはいるのである。
" 僕も君たちを知ってる " のだ。

I stand alone 僕が君を知ってる。
仲井戸麗市、忌野清志郎、そしてRCサクセション。
あのライヴを実際に観たそれぞれのファンが、やはりそれぞれの思いで何かを感じ、
観られなかったファンも、それぞれの思いを馳せて何かを感じた。
そして、皆が胸の奥に大事にしまい込んだライヴだったと思う。

あんなライヴは何度も繰り返すようなものでもないし、繰り返せないものでもあるだろう。
でも、好きなときにはいつだってそれを取り出したいという気持ちも、
多くのファンが持っているだろうことを想像するのも容易だ。
だって、もう二人だけの物語では無いのだ。
" 僕たちも君たちを知ってる " のだから。

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全国民放FM53局&KDDI present 忌野清志郎 Rock'n Roll Radio Show! 2009.9.20

民放FM53局でOAされた清志郎の特番、『忌野清志郎 Rock’n Roll Radio Show!』。
たった2時間で、それこそ様々な清志郎ファンを満足させる番組作りは無理だろう。
番組ラストの「Oh!RADIO」にファンからのメッセージをかぶせるなど、
編集にもかなりの苦労があり、練られただろうことが伺われた。

ただ、かけられた曲のほとんどがRCサクセション。
そして番組のハイライトであっただろう仲井戸麗市のインタヴュー。
自分はさすがにもう泣かないだろうと思っていたけれど、
実際にRCを聴き、チャボの話を聴いたら、それはとても無理だったよ…。

OAされたインタヴューは、おそらく実際に収録されたものの半分くらいだと思う。
それでも、チャボの話はなぁ…。
特におおくぼさんと一緒に清志郎の写真を云々という話は、ちょっと辛かった。

小林克也が自身のブログで、こう書いている。

   気持ちの中では、もっと、とても個人的な追悼番組を聴きたいと思う。
   チャボがとつとつと心の中を語っていくだけでいい、みたいな

でもね、克也さん。
ラジオじゃないけれどチャボは既に、そして実際にそれをやっているよ。
この番組も含めて、あの日以来の行動を振り返れば、ずーっと " For清志郎 " なんだ。

     **********

聴いたよ、チャボ。
今年のFUJI ROCK FES.で歌われた「いい事ばかりはありゃしない」。

この歌とギター…。
すげぇな、チャボ。
最高だぜ!

     **********

かけてもらう曲として、「毎日がブランニューデイ」をチャボは番組でチョイスしていた。
残念なことに、これが二人の最後の共作曲なのだそうだが、
その曲作りのエピソードをインタヴューで明かしてくれていた。

曲の最後がなかなか決まらなくて、
チャボが " 最後は、ものっすごい嬉しい歌にしたいね " と言ったら、
清志郎が " あの、凄ぇ嬉しい結末を書いてきてくれた " そうだ。

   今日も朝が来て 君の笑顔を観て
   100%以上の幸福を感じる
   365% 完全に幸福

二人の最後の共作は、こんな最高のフレーズで結ばれている。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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