Other works of Rock'n'roll Gypsies〜楽宴祭〜/2007.12.20 新宿LOFT

そのときしか観られない特別なセッション。
これまでもたくさんあっただろうし、少ないながらも僕もそんなシーンに立ち会ったこともある。
でも、この日の新宿LOFTは凄かった。
結果的には4時間近い長時間ライヴとなったが、
そんなに長く演っていたのが気にならないくらいの、とても楽しいEventだった。

Eventの概要はチラシの画像をご覧ください。

CIMG6475.jpg CIMG6479.jpg CIMG6477.jpg

これが、僕がチケットを取った11/16時点で発表になっていた内容だ。
GYPSIESはもちろん、個人的にはレッド・ウォーリアーズ以来となるshakeを観られることと、
LOFTクラスのハコではなかなか観られないだろうゴダイゴの浅野孝己に注目していた。
ただ、こういったEventの場合、<and more…>というのがポイントなのである。
もちろん、それが期待外れのときもあるし、逆にとんでもなくツボにはまることもある。

今回は…後者であった。
途中で出演者の名前が二人、増えたのだ。
どうなったかというと、こうなったのである。

Image009_20071221190622.jpg

りょ、りょ、凌が出るのか!?

このことを知った僕は、何とか冷静に努めようとしていた。
実際、当日になってからも気持ちを抑えていることができていたのだが…。

     **********

さて、Eventすべてを振り返ることはとてもじゃないけれどできないので、
印象に残ったものだけを記しておきたいと思います。

まず最初に言っておくと、池畑潤二は、ほぼ全編に出ずっぱりだった。
また、このEventの発起人でもあるようだ。
最後までそのパワーとタイトさは失われず、素晴らしいプレイだった。
お疲れ様でした。

さて、下山淳。
まずはアコギなSSで出演。アコギなSSというのは仲野茂と下山淳ふたりだけのユニット。
アナーキーの「東京イズ・バーニング」(もちろんあの歌詞も歌われた)をぶちかましてくれたり、
30年振りに職質食らった下山をネタにした泉谷しげるの「黒いカバン」のカヴァーには笑わせてもらった。
笑わせてもらったといえば、茂のMCは本当に楽しい。声もでかいし(笑)。
おかげでLOFTが一気にEventらしく熱くなる。

その後、ドラムに池畑潤二、ベースに寺岡信芳が加わったバンドで、
ROOSTERSの「フール・フォー・ユー」を演奏。
茂はTHE ROCK BAND時代にこの曲をカヴァーしているので、ある意味で十八番なのだろうな。

そして何と何と、ここで “ もうひとりギターを “ と、shakeが呼び込まれる。
おおー!
ステージでshakeを観るのはいつ以来だろう?
記憶が正しければ、89年のレッド・ウォーリアーズ武道館3days以来だ。
手にするギターはストラト。
結局、この5人バンドで数曲演奏されたのだが、凄かったよ。

例えば『ロック・バンドを作ろう』というシミュレーション・ゲームがあったとする。
メンバーや演奏する曲を自由に作ることができ、ライヴやレコーディングを行い、
その反応やセールス、動員などを楽しむ…というゲーム。あったら欲しいけどね〜(笑)。
仲野茂、下山淳、池畑&寺岡。ここまでシミュレーションする人はいそうだ。
でも、ここにもう一人のギタリストということで、shakeを持ってくる人はいるか(笑)。
それに、そのバンドに演奏させる曲は何なのだ(笑)。

この5人で演奏されたのは、ROOSTERSの「恋をしようよ」だった。
まさにEventならではのスペシャル・プログラム!カッコイイ〜!
でも、ゲームだったらGAME OVERの可能性があるかも(笑)。
このメンバーでその曲は不適切です…って理由で(笑)。

更にニール・ヤングの「Like A Hurricane」まで飛び出す。
Shakeがスタジオ・テイクをなぞったギターをプレイしていたのが印象的だった。
ちなみに、「フール・フォー・ユー」(THE ROCK BAND VERSION)と「Like A Hurricane」は、
僕も大昔にバンドで演った曲である。
こんな偶然が重なったこともあるけれど、これらの曲は嬉しかった。
とにかく、とても見応え、聴き応えのあるバンドだった。

     **********

花田裕之。
まずソロでの弾き語りでスタート。何とここでも「フール・フォー・ユー」が歌われた。
偶然かな…偶然だろう(笑)。花田と下山、事前に打ち合わせしてねーな(笑)。

その後、リズム隊に池畑&寺岡、ギターに内藤幸也を迎え、やはりバンド形式で数曲演奏。
下山コーナーのように、ここにギタリストが加わるのではなく、
花田コーナーではギタリストが変わる。
” 大先輩です ” と紹介されて出てきたのはゴダイゴのギタリスト、浅野孝己であった。
前述したシミュレーション・ゲームだったら、ここでGAME OVERかもしれないが(笑)。

この4ピーセズで演奏されたのは「Little Queenie」と「Jumpin’ Jack Flash」。
あまりにもストレートすぎるんだけど、これがカッチョイイんだな。
ただ、” 急造バンドだから、こんな感じで通して終わるのかな… ” と思ったのだが、
実はこんな感じで終わらなかったんだよ(笑)。

間違いなくこの日のハイライトのひとつだったろう、あの名曲「ガンダーラ」が演奏されたのだ。
ゴダイゴのオリジナルを崩さず、さすがに花田の歌もほとんどフェイク無しといった演奏。
曲が良いのは当たり前だし、
そこにこのバンドで演っているという視覚的なものと実際の音が加わり、なかなか感動的だった。

この二つのパートを観たここまでで十分と言っていいくらいだったんだけど、
もちろんこの後に石橋凌が出てくるわけだ。
本当にスゲェEventだ(笑)。

more...

ROCK'N'ROLL GYPSIES ONE MAN LIVE 新宿LOFT 2007.11.16

いったい何曲が演奏されたのだろうか。
1stと2ndの全曲が演奏されたのではと錯覚するほどのメニューであった。
オープニングの「FRAME UP BOOGIE」が始まったと思ったら、
後はラストまで怒涛の轟音ライヴだ。
MCはほとんど無しだし、曲間の切れ目さえあまり無い。
でも、何もおかしいことは無いし、不満も感じない。
出てくる音に説得力がありすぎるのだ。
もう、ひたすら最後までこの4Piecesバンドが叩き出す音に身を任せるだけである。
それがまたカ・イ・カ・ンなのだ…って薬師丸ひろ子か(笑)。←古っ!
それにしても、この轟音を浴びて改めて感じたのは、僕には間違いなく必要な音ということだ。
ライヴ中、まったく疲れることが無いし、本当に気持ちいい。

Image010.jpg

花田と下山、池畑の三人すべてを観ることができるベスト・ポジション。
特に、久々に下山淳のギターをたっぷりと堪能させてもらった。
こんなに間近なのは、
今は無き芝浦インクスティックに通ってROOSTERZを観ていたとき以来だろう。
だから、もうそれだけで感激だった。

離れた場所で観ていた友達によれば、
この日の下山のプレイは調子が良さそうでは無かったみたいだが、
僕自身は嬉しさと興奮でプレイの出来は気にならなかったかな。
使用ギターは現在のメインであるストラトキャスターと、
ちょっと深いグリーンという変わった色のSG(?)。
これは、僕は初めて見るギターだった。
そうそう、ギター・ソロを指で弾くという部分が何箇所かあったのは発見。
気になったのは、お気に入りの曲ということを差し引いてもこの日のベストと感じた「TRUCKIN’」の間奏。
ここはスライドでのソロなのだが、前半はネックの下からバーで押さえていた。
あれ? 
下山はネックの上から押さえていたはずなのに…と思ったら、やはり途中で上からに変えていた。
これは意図的なのか、それとも?

まぁ、何だかんだ言っても、改めて下山の轟音ディストーション・ギターはやはり最高。
僕にとっての世界で二番目に好きなギタリストの位置は不動だ。

さて、GYPSIESの曲は、ほとんどが花田によるリフで始まる。
よって、序盤でいきなりプレイされたROOSTERZナンバー「OH! MY GOD」。
僕が知るこの曲は、ライヴでは下山によるイントロのリフから始まっていたのだが、
GYPSIESヴァージョンでは逆になっており、とても新鮮だった。
他に演奏されたROOSTERZナンバーは、中盤での「CRAZY ROMANCE」。
当時はオート・ワウ(?)でプレイされていたライヴでの十八番だが、
ペダル・ワウを使用しての下山もカッコ良かった。
アンコールでの「NAKED HEAVY MOON」も見事なGYPSIESヴァージョンで、
そのリズム・アレンジは、僕は「CRIMINAL ROCK」を思い出してしまった。
この3曲は、やはり聴くことができてうれしかったなぁ。

花田?
花田は花田だったよ…って、確かこの前も書いたな(笑)。
ただ、花田がギター・ソロを弾く場面もあるんだけど、
ステージをうろつきながら弾くのはどうかと思うよ(笑)。
もっと地に足をつけて、どっしりとプレイしてくれよ(笑)。
使用ギターは、ほとんど赤の335一本で通していた。
本編ラストの「光」ではエピフォン(かな?)を持ったが、これ以外は335だった。
ヴォーカルは、いつもは気になる特有のフェイクがあったけれど、今回はそんなに気にならなかったかな。

ところで、ライヴ中は下山がメンバーとアイ・コンタクトを何度も取っていたが、花田とは一度も無かった。
ステージでの二人のポジション上、
花田が下山に背を向けることが多いというのもあるけれど、これは意識的なのか無意識か…。

ラストの「ROUTE66」「DO THE BOOGIE」が終わったときに、花田は笑顔になる。
これがとても印象的だったなぁ。
ここまで一度もクールな表情を崩さなかったのに。
下山も池畑も、ライヴ中は何度か笑顔になるんだよ。それでもとても少ないけど(笑)。
僕自身もクールでぶっきらぼうなイメージを持っているし、それこそが彼らだ…とも思う。
でも、これは個人的な思いだけど、ステージ上でこういった柔らかい表情が見られるようになると、
魅力は倍増するんじゃないかとも感じるんだけど…。

もし、ライヴ中に花田と下山が顔を合わせたら、おそらくお互いに笑顔になるんじゃないかなぁ。
と言うことは、やはり意図的にそれを避けているとしか思えないな(笑)。

とてもいいライヴでした。

SAME OLD BACKBEAT/ROCK'N'ROLL GYPSIES -2007-

2006年11月24日にLIQUIDROOM ebisuで行なわれたライヴを収録したアルバムを聴いた。
全16曲、スタジオ録音よりもテンポ・アップされて演奏されるGYPSIESロックン・ロール。
編集もまさにライヴ!
個人的にはオープニングの「FRAME UP BOOGIE」から「TRUCKIN'」の流れでいきなり爆発だ。
後はひたすらカッコイイ音に身を任せていれば良いだけ…という作品です。

CIMG6269.jpg

さて、本編のGYPSIESナンバーについてはここまで(笑)にしておき、
やはりこれに触れないわけにはいかない。
もう今更だろうけれど、アンコールで披露されたROOSTERZナンバーが2曲収録されている。
「再現出来ないジグソウ・パズル」と「PASSENGER」がそれだ。
これは凄い。

この「凄い」というのは、演奏云々、ヴォーカル云々を指しての「凄い」ではなく、
それを超えて、もう曲自体が「凄い」のだ。
ROOSTERZ時代の演奏からキーボードを抜いただけで、基本的にアレンジは変わっていない。
よって、二本のギターだけで演るGYPSIESナンバーと同じ感覚で演奏されているはずだ。
でも、良い悪いではなく、GYPSIESのオリジナルとは完全に質が違う…ように聴こえるのだ。
好き嫌いではなく、まったく色が違う…ように聴こえるのだ。
花田のヴォーカルも、何だか気持ちが余計に入っているように聴こえるのは僕だけかな。

そしてとにかく曲が速い(笑)。
三原重夫もどこかで言っていたし、
下山自身も「ROOSTERZは凄くテンポが速かったから演奏するのが大変だった」と言っていた。
当時はあまり感じなかったが、このライヴ盤を聴いて、それがわかったよ。
確かに速い!
しかし、池畑のドラムは平気でそれをこなしているぞ(笑)。

実際にこの曲が演奏されたアンコールでの客席の状態がどうだったのか不明だが、
ROOSTERZを引きずっている僕みたいなファンはあまりいないような気がするので、
きっと新鮮だったんだろうなぁ。
GYPSIESナンバーに慣れている耳で聴いたら違和感を感じそうだけれど、
演奏するバンドの気合みたいなものは感じられたんじゃないかなって思う。
改めて、花田&下山タッグによるROOSTERZの曲の異様なテンションを再認識した次第だ。

さて、ライヴの本編では「NEON BOY」も演奏されたようだし、
更に言えば、今年の春に行われたツアーでは「OH! MY GOD」や「CRIMINAL ROCK」。
「GUN CONTROL」に「NAKED HEAVY MOON」なんかも披露されたらしい。
すべてROOSTERZを代表する曲であり、ヘヴィでハードなものばかりである。
これらのROOSTERZナンバーが、GYPSIESの曲と同時にぶちかまされているのである。
今となってはこのツアーを観に行かなかったことを後悔するしかないが、
これからも聴くことができるであろうことを考えると自然と顔がにやけてしまうな。

でも、まだまだ演ってほしい曲があるぞ下山…いや、花田(笑)。

ROCK'N'ROLL GYPSIES / ROCK'N'ROLL ALWAYS 2007.9.3 新宿LOFT

こんなに耳がキンキンするライヴは久しぶりだ。

CIMG6245.jpg

新宿LOFTに花田と下山、ROCK'N'ROLL GYPSIESを観に行った。
二人が並ぶステージを観るのは実に8年ぶりだ。
何と長い間さぼっていたのか…。

この日のライヴはDUST'N' BONESとの対バン。
オープニング・アクトのバンドが終り、二番目にGYPSIESは登場した。

SBSH0001.jpg SBSH0002.jpg

メンバーが現れたときも、オープニングの「NATURAL POWERED 1」が始まったときも、
待ちに待っていたはずなのに意外に冷静な自分に驚く。
先週は下山淳フェアを開催していたこともあるし、週末はGYPSIESを聴きまくっていたし、
挙句の果てにはギターを手にして1stアルバムの「TRUCKIN'」をコピーしていた。
そんなこともあり、気持ちの下準備は十分にできていたからだろう。

それでも前半に、その「TRUCKIN'」が演奏されたときは身体の内側が燃えた(笑)。
この曲は本当にカッコイイ。
二本のギターで同じリフを弾き、曲をドライヴさせていく。
何にも難しいことなんてやっていないのだが、ロックのカッコよさが溢れ出た名曲だと思う。
花田の特徴である投げ捨てるようなヴォーカルも絶好調。
間奏ではスライドではないソロを下山が聴かせてくれた。最高であった。

MCはほとんど無い。休みなく、次々と曲をぶちかましていく。
きっといつものことなのだろうが、ワンマンではなく対バンがあることもあったし、
そんな構成が、僕にはかえって気合いを感じさせた。

CDでは比較的淡々としたヴォーカルの曲が多いのだが、ライヴではまったく様相を変える。
当然だ。
ライヴでのあのギターとドラムをバックにしたら、CDのように歌うことは不可能だろう。
また、メロディをラフに崩して歌うところなどはROOSTERZ時代から変っていないな、花田は。
まぁ、下山がヴォーカルを取る「N.W.O.」も、
花田同様にCDヴァージョンとは違って強く歌われていたしな。

そうそう、下山は自分が歌う曲の演奏が終わると「どうもありがとう」と言うのである。
これはROOSTERZの時から変らないと思う。人柄だ。とてもいい人なのだ、下山さんは。

客席での僕は、ステージ中央に向かってやや右寄りのポジションだったので、
僕の場所から観ると、向かって花田の左後ろに常に下山の姿があることになる。
白状すると、二人を観ていてグッときた瞬間が何度かありました。

それにしてもギターを弾く下山淳の姿はカッコ良くて美しい。
かのCharがギタリストとしての仲井戸麗市を評した表現を借りてみる。
まず、何といってもギターを持っている恰好が魅力的で良いのである。
ストラップの長さとか弾くときのアクション。
ギター・ソロの時にヘッドがどの位置にくるのかとか、首の垂れ方や髪の毛の動きまで。
これらがすべてここしかないというところに収まっている。
そしてギターを " ジャーン! " と鳴らしたときに、
その " ジャーン! " という音にピッタリの恰好とアクションで弾いているのである。
僕は惚れ直してしまった。

花田?
花田は花田だったよ(笑)。あの徹底的にクールではき捨てるような歌は健在だったし。
ただ、ギターは力強かったな。花田のギターがバッチリと曲を押さえていた。
ROOSTERZ時代はここまでではなかったと思う。335、いい音でした。

こんな二本のギターがギンギンなうえ、後ろでは池畑のドラムが物凄い音をたてている。
ベースも安定していてリズム隊も強力である。凄いバンドだ。

こんなライヴを体験したら、当然、次はワンマンを観たくなるよね。
次回は是非、下山の前かぶりつきで観たいものである(笑)。

※追記
 物販コーナーに、何と『汚れた顔の天使』のレコードがありました。
 あれ、売り物だと思うけど、びっくりしました。

花田裕之と下山淳 ROCK’N’ROLL GYPSIES

ROOSTERZ解散後、花田と下山の共演は意外と早く実現した。
ROCK'N'ROLL GYPSIESという名称は、最初は花田のソロ・アルバムのタイトルだったと思うが、
それがそのままバンド名になり、現在に至る。

僕がROOSTERZ解散後、初めて二人一緒のステージを観たのは99年の赤坂BLITZ。
トリビュート・アルバム『RESPECTABLE ROOSTERS〜a tribute to the roosters』に伴うライヴに、
花田、下山、井上、池畑のバンドが出演したのだ。
中盤に演奏された「ニュールンベルグ」にはさすがに血が騒いだが、
初期のルースターズ・ナンバー中心のメニューだったのが不満であった。
ただし、この時はラストに「NEON BOY」を演奏したのである。これには感動した。
『KAMINARI』以降の曲はまったく演奏されなかったのだけど、
この一曲だけで僕は満足してしまった。

ただ、あれだけROOSTERZにのめり込んでいた割には、
僕自身、しばらくはこれ以降の二人の共演を手放しで喜べなかった。
その一番の理由は下山色の後退だ。
花田のソロ・アルバムからスタートした、そのままの音になっていたからだ。
ROOSTERZをもう一度…とは言わないが、やはり個人的には不満であった。

それでも2003年に出たROCK'N'ROLL GYPSIES の1stアルバムには感激するしかなかった。
ジャケットを開き、そこに花田、下山、井上、池畑の姿を確認しただけで、
音を聴く前にオッケーであった。


ROCK’N’ROLL GYPSIES, 花田裕之, 大江慎也, 山口洋 / ユニバーサルJ(2003/06/18)
Amazonランキング:78583位
Amazonおすすめ度:


音自体もシンプルなリフを中心にしたハードなロックであり、
もうカッコイイとしか形容できないものである。
花田作の「Lazy Sun」と「Truckin'」は、これぞロック!といったミディアム・ナンバー。
下山作で自身がヴォーカルも取る「N.W.O.」は、
「WARM JETTY」や「SEIREN」「曼陀羅」を歌っていたのと同じ人物が作ったとは思えない曲だが、
この飄々(笑)とした歌い方が良い意味で浮いていてアクセントになっているし、ギター・ソロもいい。
井上作で、やはり自身が歌う「揺れる陽炎の彼方に」は、彼のPOPセンスが出た佳曲。
アルバムでは思い切り浮いているけれど(笑)

驚いたのがラスト・ナンバーの花田と下山の共作「いつものこと」。
このようなモロにブルース・スタイルの曲はROOSTERZでは絶対に演らなかったものだ。
まさか下山がこんなギターを弾くとは、80年代には想像すらしなかったし。
これを聴いた僕は「もうROOSTERZは無い」と確信したものである。
オマケに付いていたライヴDVDで観られるのも初期ROOSTERSのナンバーであり、
「やはりなぁ」と、更にその確信は揺らぎの無いものになる。
もう、Zは無いんだろうと。

僕自身、あまりにもROOSTERZを引きずり過ぎていると思われるだろうし、
それは外れてはいないのだが、だって花田裕之と下山淳が一緒に演っているのである。
もし、忌野清志郎と仲井戸麗市の共演があったら、
良くも悪くもRCをアタマに浮かべない人はいないだろう。それと同じ感覚なのだ。

それと、帯に書かれたこんなコピーも僕の気持ちを逆なでした(笑)。

  大江慎也 作詞参加

こんなことがいまだに売り文句になると思われており、花田には付きまとうのである。
正直「冗談じゃねーよ」って思った。
「Zをぶちかましてやれよ、下山!」って思ったものだ。

今ではGYPSIESの音を何の違和感も無く受け入れているし、
最上級のロック・バンドだとも思っている。
2005年の2ndアルバムも期待以上の作品であり、やはりオマケのDVDで観るライヴはド迫力。
花田のギターはROOSTERZ時代よりもはるかにギンギンに鳴っており、
下山のストラトキャスターも最高である。

ライヴはご無沙汰しているが、最近はROOSTERZ期の曲を演奏するようになったようだ。
このことが嬉しいかと言われれば嬉しいと答えるが、以前よりも冷静に受け止めている。
でも、Zを演るということは、花田と下山に何か変化があったのだろうな。

今後はライヴに足を運びます。花田と下山を観に。


ROCK’N’ROLL GYPSIES / CREAGE / YAMAHA CORPORATION(2005/11/30)
Amazonランキング:22455位
Amazonおすすめ度:

TVKで新番組/ROCK’N’ROLL GYPSIES

TVKと言えば、古くは「ヤングインパルス」。
そして「ファイティング80's」や「Live TOMATO」といった音楽番組である。
何だか最近新しい番組が始まったようで、タイトルは「Mutoma Live」。木曜日の24時45分からのO.A.だ。

ここでROCK’N’ROLL GYPSIESのライヴ映像が流された。
ネタは去年の年末に行われたルースターズのトリビュート・ライヴらしい。

まずお断り。僕は最近のジプシーズから離れていました。後悔しています。すいません…。

久しぶりに観る花田裕之と下山淳。
カッコイイ!
ギターがカッコイイ!
花田は赤の335(?)かな。下山はストラト。

初期のジプシーズからもう既にルースターズの音とは違っていたのだが、
最初はやはり違和感があった。
当たり前だ。
名盤「KAMINARI」以降、
あれだけハードでサイケでビートなギター・サウンドを聴かされ続けていたのだ。
それがいきなり「あまりにもなロックン・ロール」をやられたら、混乱するわ。
しかし、今回の映像を観た限りでは、見事にジプシーズ・ロックン・ロールが鳴ってる。

特に下山淳のギターの変化が凄い。
Z期のルースターズの音は、もうそこには無い。
しかもTVなのに凄くいい音だったし。
あんなにギターっぽい音を出す下山淳は新鮮。最高のサウンドだ。
しかし、ギター・ソロになると、そのフレーズはやはり下山だなぁ(笑

ルースターズのライヴでは埋もれていた花田のギターもしっかりと鳴っており、
下山と絡んでいる。
これもいい。こんな風にギタリスト然としてステージで並び立つとは思ってもいなかった。

僕にはレノン&マッカートニーや清志郎とチャボのように、
二人で括ることができる人達が何人かいるが、花田と下山もそんな二人である。
以前も書いたが、僕にとってのルースターズは大江ではなく花田だ。
そして大多数のルースターズ・ファンが思い感じている「花田&大江」ではなく、
断然「花田&下山」である。

花田裕之と下山淳。
この二人がギターを持ってステージに立つ姿は本当に素晴らしい。
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力下さい
Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Profile
     向日葵の舟に揺られて

Blue

Author:Blue
仲井戸麗市と忌野清志郎。この二人にはその音楽だけでなく、全てにおいて大きく影響を受けています。
僕の十代は1980年4月5日の久保講堂から始まりました。

Information
●お知らせ(7/17)●

テンプレートを変更しました(7/17)。

★あなたが選ぶRCサクセションのオリジナル・アルバム BEST-1 は?★

定番の項目ですが継続して投票受付中。投票は60票にもなりました。ありがとうございます。遊びに来てくださった方はお気軽に参加をして頂ければと思います。あなたのアルバムへの思いも是非コメントしてください。

★受けてわかる仲井戸麗市雑学/仲井戸麗市検定★

おかげさまで受験をして頂いた方が380人を超えました。ありがとうございます。今後もテーマを絞って追加する予定です。

★コメント、トラックバックについて★

当Blogはコメントとトラックバックを承認後の表示とさせて頂いています。反映されるまで時間がかかりますが、ご了承ください。

基本的にはすべて承認したいと思っていますが、明らかに悪意のあるコメント、または不快で不適切なコメント、コメントの度に名前を詐称する別人のなりすましや意味不明のコメントなど、管理者が承認できないコメントとトラックバックは予告無しに削除、及びその後のコメントを拒否させて頂きます。アクセス拒否の対応をさせて頂く事もあります。承認するか否か、または拒否の判断は管理者に権限がありますのでご了承ください。

今後とも『Blueの雑記帳』をよろしくお願い致します。


-- E N D --
.
.
Still Alive And Well
Blue Day Horns
Blue's Link
Blog Category
All Entries

全ての記事を表示する

Recent Entries
Recent Comments
Recent Trackbacks
Past Entries
blog Link
The Beatles Link
Music Link
Blueの検定
受けてわかる仲井戸麗市雑学
Blue's Vote
無料アクセス解析
blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

指板図くん
Contact

名前:
メール:
件名:
本文:

RSS
Newsを知りたい
あした天気になれ

-天気予報コム- -FC2-
QR
QRコード