GYPSY-GARDEN VOL.2 ROCK'N ROLL GYPSIES with 山下久美子 下北沢GARDEN 2014.2.27

このライヴが発表されたときは興奮しました。

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過去の活動を振り返れば意外な組み合わせではありませんが、
今は80年代ではなく2000年代。
80年代当時に夢中になっていた人の共演を今の時代に観ること。
そこから感じることができる素晴らしさは、
たとえ個人的なものであっても、僕が受けた感動の深さ・大きさは尋常ではなかったし
その場限りでなく、後からもジワジワとココロに効いてくるということを何度か味わっています。
いったんそれを知ってしまったら、やはり足を運ばないわけにはいきません。

ただし僕の中ではROOSTERZと山下久美子という位置づけではなく、
山下久美子を中心とした観方になります。
要するに、久美子のバンドでドラムを叩いていた池畑と、
同じく久美子のバンドでギターを弾いた花田…という視点です。

ちなみに久美子×池畑×花田という組み合わせでのセッションは、
2010年に仲野茂BIRTHDAY LIVEでも実現しました。
もちろんこのときも感激しましたが、今回はまた違った意味で感動したライヴになりました。

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雨の下北沢もまったく苦にならず、ガーデンの地下で開場を待ちます。
開演は定刻を約15分ほど過ぎてからだったでしょうか。

まずはGYPSIESがぶちかまします。
新展開はありませんでしたが演奏の安心感・安定感は健在。
僕自身は久しぶりのGYPSIESでしたが、
「Love Hurt」から「Criminal Rock」と続いた時点で、
いつものGYPSIESの音に身をまかせるだけの僕がそこにいました。

一部終盤の「黒の女」から「風の跡」が前半の個人的ハイライト。
特に下山の歌う「黒の女」は花田のギター・ソロも含めて毎回見応えがあります。

1時間の演奏後に休憩。
ステージ中央にはスタンドマイクがセットされます。
それを眺めるだけで笑顔になります。

遂に二部で共演がはたされますが、実は何を歌うのかが予想できませんでした。
久美子のオリジナルを演るにしても、どの時代の曲を選ぶのか。
カヴァーが中心になる…としても、やはり何の曲を選ぶのか。
とにかく始まってみないとわからないので、良い意味で期待せずにいました。

池畑が刻むハイハットで1曲目が「SINGLE」とわかったときの何とも言えない心の動き。
きっとそれを感動と呼ぶのでしょうが、個人的には今まで味わったことがないそれでした。

  そうかぁ 「SINGLE」を演ってくれるのかぁ

それならば…と、数秒で数十曲の聴きたい曲がアタマを巡ったような気がしたところで、
下山のギターによるイントロで始まったのが「微笑みのその前で」。
1991年、バンドに花田裕之と池畑潤二を従えてのNHKホール。
そのライヴのオープニング・ナンバーがこの曲でした。
布袋寅泰によるギターを下山淳が弾いているのも感慨深いものがあり、
何とも幸せな3分間でした。

「赤道小町ドキッ」はサービスし過ぎのような気もしましたが、
久美子本人が " レアな「赤道小町ドキッ」 " とMCしたことで、
とても貴重なものを観て、聴けたことに気づきます。ありがとう。

「いっぱいキスしよう」あたりになると、その歌詞とメロディもあって、
GYPSIESと久美子の共演ということを超えて、もうジーンとしてきます。



本編共演パートのラストは「宝石」でした。



今、冷静に振り返ってみると、たった5曲でしたが、
久美子の代表的活動が把握できると言ってもいい構成と選曲だったように思います。

共演後のGYPSIESだけのパートになってもスタンドマイクはそのままで、
結局、共演はトリプル・アンコールにまでなって大満足でした。

山下久美子のバックとしてのROCK'N ROLL GYPSIES。
池畑はスネアを久美子用に変えていた(と思います)し、
花田と下山はコーラスしちゃうし、
その控えめな(?)演奏は強力なバック・バンドのそれでしたし…と、
普段の轟音爆音のイメージとは違う演奏は新鮮かつ貴重かつバッチリでした。
この編成で久美子のフル・ライヴを観てみたいと思ってしまうほどです。
本当にやってくれないもんかな?

さて、GYPSY-GARDENという企画は今回でVOL.2。
VOL.1は金子マリとカルメン・マキがゲストだったので、
女性との共演がテーマだと思われます。
次回はどんな人をゲストに迎えるのでしょうか。
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GYPSY-GARDEN VOL.1 ROCK'N ROLL GYPSIES スペシャルゲスト カルメン・マキ/金子マリ 下北沢GARDEN 2013.1.30

本番直前のセッティング時でのギターの音を聴いただけで、耳がキーン(笑)。
あぁROCK'N ROLL GYPSIESのライヴに来たんだなぁ…を実感する。
ちょっとご無沙汰だったので、久しぶりに爆音に身をゆだねてみたかった。

CIMG3884.jpg

GYPSIESのパートは、よい意味で相変わらずというか、
安心して観て聴いていられるものだった。
セット・リストもお馴染みで、レアな曲も無く、いつもの王道で貫禄の演奏。
ただ、今夜は少しラフかな…と途中で感じたりしたけれど、特に乱れることもなく進む。
ギターのハウリもGYPSIESではちょうど良い効果音となる(笑)。
望んでいた爆音を浴びるのも快感であった。

ライヴは休憩をはさんだ二部構成。
一部のラストは下山が歌う「黒の女」(確かそうだったよね…?)。
冒頭で「今日の僕はとてもまじめに演奏しているのですが…」
「その理由はこの後でわかります云々…」のようなMCがあったのだが、
この時点ではどういうことかが掴めず、聞き流してしまった。
目の前の「黒の女」を " 最高だな " と一人盛り上がっていただけだった。

休憩後はゲストとのセッション。
まずは金子マリが登場する。
会場のGARDENというお店を知らなかったと言って、
「ガーデンというから恵比寿に行こうとしたよ」と笑わせる。
下山も花田もステージ上で弄られていて可笑しかったし、
演奏以外でもなかなか貴重なシーンを観ることができました(笑)。

この組み合わせはミスマッチのようで合っているようでと、不思議なセッションだった。
GYPSIESだけのパートではいつもの姿を見せていた4人が、
マリさんが加わると、まるで先輩と後輩、親分と子分のようになっていたのが微笑ましい(笑)。
その分バッキングに徹したわけであるが、何てったってROCK'N ROLL GYPSIESだからね。
この4人がバックに廻るんだから、それはそれは強力だった。
でも、ステージ上のメンバーには自然な笑顔が浮かぶんだよ。
こういうシーンはなかなか見られないんじゃないかなぁ。
音楽の楽しさが伝わってきて素敵だったと思う。
お客さんも含めて盛り上がったソー・バッド・レヴューの「最後の本音」が楽しかった。

金子マリとの3曲目。
ここでいきなりハイライトとなる。
カルメン・マキが加わり、ツイン・ヴォーカルとなる。
そして二人がGYPSIESをバックに歌ったのが「それはスポットライトではない」だった。
ここで先ほどの下山のMCがアタマに浮かんだ。
そうか、そういうことか…と。
一言も触れることはなかったけれど、
やはりあの場には浅川マキがいたのではないだろうか。

カルメン・マキとGYPSIESの共演は、金子マリとのそれよりも自然でバッチリ!
ロック・バンドとして実にカッコ良かった。
個人的にはおそらく80年代以来になる生カルメン・マキ。
そのヴォーカルは記憶に残っているそのままだった。
でかい音をバックにシャウトする姿がきまっている。
とにかく貴重なセッションを観ることができ、大満足だった。

セッション後はGYPSIESが4人だけでぶちかまし本編終了。
アンコールでも1曲くらいセッションするだろう的な考えはあったけれど、
この時点では具体的に思うものは何もなく、ただ気軽に構えていた。

演奏が始まった瞬間に、コード進行で " あの曲かな " ということが浮かんだ。
この時点で何の曲かがわかった。
わかったけれど、そしてあのバンドもカヴァーしていることも知っているけれど、
歌いだされるまで、それがアタマに浮かぶことはなかった。
だから驚いた。
僕は英語…オリジナルの歌詞で歌われると思っていたところに、
いきなり聴きなれた歌詞が耳に飛び込んで来たわけだ。
「アイ・シャル・ビー・リリースト」。
歌詞はRCサクセション・ヴァージョンであった。
ここでも一言も触れられることはなかったけれど、言葉はいらないんだ。
こうして音楽として思いや想い、気持ちを共有できるということが素敵だと思った。

アンコールでのセッションが終わり、
あらためてGYPSIESの4人でライヴの最後を締めくくる「光」の凄まじさ。
ライヴ後は音に圧倒され、放心状態に近くなることが多いけれど、
この日は何だかさわやかで晴れやかで感動的なライヴだったと思う。
演奏と同じく、メンバーの笑顔が印象に残ったこともそんな理由だろう。

ROCK'N'ROLL GYPSIES ARABAKI ROCK FEST.12 ARAHABAKI 2012.4.29

個人的にROCK'N'ROLL GYPSIESのライヴはご無沙汰していたので、
今回のARABAKIで観ることができるのは嬉しかった。
ARAHABAKIステージで観るのも初めてだったけれど、
花道があるこじんまりとしたスペースで、音も良く気に入った。

CIMG0124.jpg CIMG0122.jpg CIMG0121.jpg

1曲目の「Love Hurt」が始まった瞬間から一気にGYPSIESの世界。
久しぶりだからか " あぁ、これだよこれ、これなんだなぁ " 的な快感が襲ってきた。
野外なので適度に気持ちがいい爆音だし。
それでも池畑のキックと市川のベースはズンズン響いてくる。
その上に花田と下山の歪んだギターが加わり、さらに花田のヴォーカルが色をつける。
カッコイイったらありゃしない。

正味40分強だっただろうか。
とても物足りなくて、まだまだ聴いていたかった。
ROOSTERZナンバーは演奏されず、3rdアルバム中心のメニュー。
「渇く夜」や「そんなとこ」はまるでライヴ・ハウスで聴いているようだった。

そして下山が歌う「黒の女」。
昼間の野外には似合わないような曲(笑)だけれど、いやいや気持ち良かったよ。
こんな環境で聴くこの曲もいいなぁと思った。
そうそう、この曲は間奏で花田がソロをとるのだけれど、
その前に下山が " ハナダーッ! " と叫んだんだよ。
これがとても印象的でねぇ。
こんな何気ないシーンも、この二人のあいだだと、
僕は特別に感じてしまうんだよね。

ラストはニール・ヤングの「Rockin' In The Free World」のカヴァー。
東北の空に keep on rockin' in the free world という単純明快なフレーズが似合ってた。

LOSERの下山とGYPSIESの下山を観ることができて嬉しい。
でも、できれば昨年は残念だったROOSTERZもリヴェンジ出演してほしかったな。

7TH AVENUE 26th ANNIVERSARY SUPER LIVE ROCK'N'ROLL GYPSIES 2011.4.23

2.19の下北沢でのライヴに大満足したので、
春の九州~山陽ツアー後のライヴ前売りチケットは買っていなかった。
ただ、楽しみにしていたライヴのほとんどが延期や中止になっていたし、
たまたま友人がチケットを譲ってくれたので、横浜へ。
生憎の雨で、せっかくの久しぶりのライヴ気分が落ち込みそうになったが、
ROCK 'N' ROLL GYPSIESへの期待感が、それを簡単に吹き飛ばしてくれた。

以下は7TH AVENUE公式サイトのインフォメーションから。

 ルースターズでの出演、
 および個々のメンバーは何度もこのセブンスアベニューのステージには立っているが、
 ROCK’N’ROLL GYPSIESとしての出演は今回が初めて。
 初の横浜ライブともなるこの日のROCK’N’ROLL GYPSIES、
 昨年発売されたニューアルバム『ROCK'N'ROLL GYPSIES lll』は
 ルースターズ時代の「Crazy Romance」「Oh!My GOD」のセルフカバー2曲を含む10曲を収録、
 これを引っさげてのセブンスアベニューでのOA無しの完全ワンマン!
 最強のR&Rジプシー達による、最高のROCK'N ROLLの一日!!!

いつになく花田が饒舌だったように思う。
横浜のライヴを楽しみにしていました…とか、
3rdからの曲を演る前にひとこと紹介していた…とか、
ライヴ中に各メンバーを紹介して曲になだれ込んでいた…とか、
MCが多めだったなぁ…という印象だった。

ちなみに下山を紹介して「OH! MY GOD」。
池畑を紹介して「Sitting On The Fence」。
市川を紹介して「WORK IT OUT」という流れだった。

オープニングは意表を突かれた「只の夢」。
ここ最近の、アルバム1曲目の連発でのスタートじゃなかったのは新鮮。
それでも「LOVE HURT」のイントロが始まると、もう一気にROCK'N' ROLL GYPSIESの世界へ。
後はいつものように最後まで身を任せるだけである。

ツアーをしてきただけあって、下北沢で聴いた音に余裕が加わっていたように感じた。
それでも所々にライヴならではのラフな場面も観られるわけで、とてもスリリングだった
そんなところも含めて前半は個人的に完璧。
演奏されるすべての曲が濃厚で爆音で、視覚的にも最高だった。

ただ繰り出される曲すべてがこんな感じなので、
中盤の下山ヴォーカル曲「黒の女」以降は、お客さんも声が出なくなってくる。
もうお腹がいっぱいなのだろう(笑)。
あ、これは決してマイナスな感想ではなく、褒め言葉ですから。

ところで「黒の女」は、下山はもちろん、花田のギター・ソロもたっぷりとフィーチャーされるので、
現在のライヴでのハイライトのひとつなのは間違いない。

     **********

アンコールが凄まじい「Truckin'」で終了し、客電が点いて終了のアナウンスが流れる。
しかし、この日のお客さんの拍手は止まらなかった。
演ってくれないだろうなぁ…と思っていたが、もう1回、メンバーは出てきてくれた。
最後に演奏されたのは「Saturday Night」。
ツアーでは何ヶ所かで演奏されていたようだ。
特別なMCがあったわけでは無いが、もちろん南浩二を偲んでの選曲だと思う。
彼に思い入れが無い僕でも、花田の思いは伝わってきた。
とても感動的だったし、実際に感動した。

いつものように耳がキーンだけでなく、心がジーンとするライヴ。
行って良かった、本当に。

ROCK'N'ROLL GYPSIES ONE MAN LIVE 2011 下北沢GARDEN 2011.2.19

凄かった。
とんでもなかった。
本当に物凄かった。
この日のライヴは、これだけで済ませても良い。

…と、昨年末のライヴのときと同じ書き出しにしてみたが、
本当にそうだったのだから仕方が無い。
ただ、前回はツアー最終日だったわけで、
そりゃ、音が固まったあのメンバーのライヴだから凄いのは当然…なのだが、
今回は3月からのツアーを控えての初日みたいなものである。
それなのに " これ " である。

その " これ " はどうだったのかと言うと、
僕が彼等に対して思うフォー・ピーセズのギター・バンドの理想形だったということだ。

時おり不敵な笑顔を挟みながら、投げやりなヴォーカルを聴かせると同時に、
バチッと土台を支えるリズム・ギターと、要所でギター・ソロを渋く決める花田裕之。
炸裂…まさに炸裂したギターを大音量で鳴らしながらも、
ステージではメンバーとのアイコンタクトを忘れずに、バンマス的役割を担う下山淳。
見た目だけではない迫力とパワー溢れる熱いプレイながらも、クールさが漂う池畑潤二。
指を骨折しているという悪条件でも、まったくそれを感じさせない熱演だった市川勝也。
ROCK'N'ROLL GYPSIES、本当に素晴らしかった。

演奏中は息苦しい。
あまりにも目の前で展開される音が物凄いので、圧倒されてしまうのだ。
乗れないわけではないが、音を浴びて身体が思うように動かない。
アタマの中はめちゃくちゃ楽しくて盛り上がっているのだけれど…。
とにかく、曲が終わるたびに " すげぇ " と呟くしかできなかった。

「Oh! My God」は、これまではROOSTERZの曲がGYPSIESのライヴで取り上げられて云々…
という意識で接しての喜びだったのだが、この日はまったく違った。
完全にGYPSIESによるヘヴィな「Oh! My God」として鳴らされていて、物凄かった。

中盤での「Crazy Romance」から「黒の女」。
GYPSIESのライヴの中では、軽いジャブという雰囲気で始まる「Crazy Romance」だが、
曲が進むにつれて、かなりの熱を帯びた演奏になっていく。
後半、下山のギター・ソロが延々と続くあたりは、もう音に身を任せているだけで快感である。
そして曲が終わると、あのイントロを下山が弾き、「黒の女」になだれ込む。
ここはカッコ良かった。

その「黒の女」。
ヴォーカルとギター・プレイをこれだけバッチリとライヴでバランスよく決めた下山淳を観たのは、
僕がGYPSIESのライヴに通うようになってからは初めてだと思う。
これは、この後にも演奏された「N.W.O.」でも同じだった。
いつも手を抜いていたと言うことでは無いけれど、それでも、
このことだけでも、この日のGYPSIESの集中力と完成度は凄かったことがわかる。

そして本編ラストの「TRUCKIN'」。
何も言うことは無い、凄まじい演奏だった。

3月からのツアーを目撃できる人は、絶対に足を運んで欲しいと思う。
今のGYPSIESのライヴは本当に凄い。是非、たくさんの人に体験してもらいたい。

ROCK'N'ROLL GYPSIES TOUR 2010 ~A LITTLE TO THERE~ KOENJI HIGH 2010.12.7

凄かった。
とんでもなかった。
本当に物凄かった。
この日のライヴは、これだけで済ませても良い。
あの場にいた人のほとんどは、僕と似たように思ったのではないか。

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短いながらも、名古屋、神戸、京都と廻ってきたツアーの最終日。
前回観たのは9月のレコ発ライヴだったので、そんなに時間があいているわけではないが、
目の前で展開されたGYPSIESの音は、まったく姿を変えていた。

ライヴの幕開けは「Lazy Sun」。
続いて「Oh! My God」。
そして「Gun Control」。
更に「そろそろ」。
この、アルバム1曲目の4連発は圧巻で、圧倒的。
いきなり序盤からぶっちぎりだった。

いつものようにMCは最低限だったが、とにかく音が物凄かった。
それは決して緊張感と轟音で息が詰まるような雰囲気ではない。
開放的というのは相応しい表現では無いかもしれないけれど、
この日のGYPSIESはとても開かれていたと思う。

ところで、花田のアンプがマッチレスではなくアンペグだった。
その影響なのか、この日は下山よりも花田のギターのほうが大きかった。
僕の観た位置だけなのかもしれないが、そうだったとしても、
それを差し引いても、やはり、いつもより音は大きかったと思う。
でも、4人のバランスは良く、ヴォーカルも力強く聴こえた。
このライヴ・ハウスで聴く音は、いつも良いなって思う。

話を戻すが、こういった外に向かったGYPSIESの音楽が、
いつも以上に、こんなにも気持ち良く、カッコ良く、迫力があり、感動的だとは!

メンバーはもちろん観客も、バンドが放った音と一緒に登りつめていくような、
あの場にいた全員が同じ方向を見て、同じ道を進み、同じ場所へ向かっていくような感じだった。
快感だった。

下山のギターは良かった。
本人の調子も良かったように見えた…が、今夜は花田が最高だった。
音が大きかったぶん、プレイが良く聴こえたこともあるが、
バシッと決まったバッキングはもちろん、
渋いながらもしっかりまとめるギター・ソロも聴き応えがあった。

また、以前よりも、ステージで下山のほうを向く回数が増えたように思う。
これまでは、ほとんど背を向けてという状態ばかりだったのだけれど、
僕が観てきた範囲での印象とお断りしてになるが、やはり増えているように思う。
こういったことを感じたためか、
下山が弾く「Oh! My God」のイントロを受けてのストローク1発!…がカッコ良かったし、
「黒の女」での、下山の後に決めたギター・ソロも聴きものだった。

ROCK'N'ROLL GYPSIES。
あらためて思う。凄いバンドだ。

ROCK'N'ROLL GYPSIES ワンマン~ Ⅲ発売記念LIVE~ CLUB CRAWL 2010.9.4

7/28リリースの3rdアルバム発売記念ライヴ。
発売から1ヶ月以上の時間が経っているが、待った甲斐があるだけのライヴだった。

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記憶している『Ⅲ』 から演奏された曲は7曲。
「そろそろ」「OH! MY GOD」「渇く夜」「そんなとこ」
「CRAZY ROMANCE」「黒の女」「WORK IT OUT」。
※追記:GATE40ブログによると「穏やかな時へ」も演奏されたようだ。

ライヴでは、GYPSIESの曲の他には花田のソロ、
ルースターズ(S&Z)・ナンバー、そしてカヴァーと、
この組み合わせでセット・リストを組んでいるわけだが、
正直言って、最近はマンネリと感じる点があった。
それでも、例えば取り上げるカヴァーに変化があればいいけれど、
「Workin' The Dog」なんかは、飽きているファンはいないのだろうか…。

こんな感じだったから、新曲がメニューに入ることにより、
思い切り変化が生まれたことはもちろん、既発曲にも新たな印象を受けることになった。
これまで何度も聴いていた曲が、生まれ変わったかのように聴こえた。

いつもなら8割を下山淳を観て聴くことに割くのだが、
今回は平等に、そして全体を把握してみようと臨んだライヴ。
そのおかげか、いつもどおりの爆音ライヴでも、僕の耳はバランス良く音を捉え、
しかも花田裕之をじっくりと観るという、個人的にも例が無いGYPSIESのライヴだった。

ヴォーカルはもちろん、全編で花田のギターが実に力強く鳴っており、
こういった音は、ROOSTERZでは決して観られなかった下山との絡みである
カッコイイ!

この日のGYPSIESは最高だったのではないだろうか。
いや、細かいことを挙げれば色々と出てくるけれど、
新曲もかなりこなれた印象の演奏だったし、
花田の歌も、下山のギターも、池畑&市川のリズム隊も、
完全なるフォー・ピーセズ・バンドとして鳴っていた。

各自の音楽活動から考えれば、メインのバンドなのか、そうでは無いのか…という、
何とも不思議な存在のバンドであるが、4人が集まればこの音である。
4人のスケジュールからリハの時間もそうそう取れないだろうに、この音である。

割と冷静に観ていたのだけれど、中盤からはその音に圧倒されてしまい、
本編が「LUCKY LOVE」で終わった後は、ただ呆然と立っているだけのような状態…。
アンコールでの「風の跡」と「TRUCKIN'」の連発も凄まじく、
唖然…となるカッコ良さだった。

ライヴ後のキーンといういつもの耳鳴りは、これまでの中でもいちばんかもしれない。

P.S.
下山の使用ギターは3本。
メインは例のストラトキャスターだったが、
久しぶりのナショナル(「YO YO」でスライドを決めていた)とブルーのファイヤーバード。
自身のヴォーカル曲ではファイヤーバードを使用していた。

ROCK'N'ROLL GYPSIES Ⅲ / ROCK'N'ROLL GYPSIES -2010-

5年ぶりの3rdアルバム。
ほとんどがミディアム・テンポの曲なのだけれど、決してヘヴィではない。
それどころか、やたらと風通しの良さを感じるほどで、実に聴きやすい。
聴きやすいなどと言ってしまうとGYPSIESっぽく無いかもしれないが、本音だ。

ROCK’N’ROLL GYPSIES
キングレコード
発売日:2010-07-28

インストゥルメンタルが2曲も収録されているのは、予想外だった。
ハープがフィーチャーされたヘヴィなブルースと、
何となくROOSTERZの 『φ』 辺りっぽい(?)メロディを持つPOPナンバーという対照的な2曲。
インストの収録には、何か意味があるのだろうか。

下山作で自身でもヴォーカルをとる「黒の女」。
これがカッコイイ!
これまでのGYPSIESでの下山ヴォーカル曲ではいちばん好きだ。
適度なスカスカさが快感だ。

当たり前だけれど、ギターなアルバムである。
まっすぐにギターだけで押し通すフォー・ピーセズ・バンドが叩き出すロック。
その気持ち良さをあらためて再確認。
これらの曲を早くライヴで聴いてみたいものだ。

P.S.
一応ウリであるROOSTERZのセルフ・カヴァー2曲は、
既にライヴで何度も聴いていたので、新鮮さということでは今ひとつだった。
ただ、何てったって 『KAMINARI』 収録曲である。
悪いわけが無い。

P.S.2
特典のDVD。
ディスク面にはOFFICIAL BOOTLEG DVDとある。
あの、七夕の新宿LOFTで収録された「風の跡」が収録されている。
カッコイイよ、これ。
花田と下山が並ぶ姿だけでオッケーな気分になる。
演奏もラフだけど、いい。あと2曲くらい観たかったな。

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さて、特典DVDには、当然ROOSTERZの映像も収録されていることを期待していた。
でも、それを入れてしまうと、いくら特典とはいえ性質が違ってしまうからねぇ。
キング・レコードとしても、ROOSTERZを宣伝するわけにはいかんだろうし。
だいいちGYPSIESの新譜特典なわけだし。
ただ、このクォリティであの日のライヴは収録されていることがわかったわけだ。
ということは、どんなカタチでも良いので、いつかファンの目に触れることを願いたい。

ROCK'N'ROLL GYPSIES ARABAKI ROCK FEST.10 BAN-ETSU 2010.5.1

このようなフェスだと、ライヴとライヴの間にステージ・セッティングがあるので、
自然とその様子もお客さんは待ちながら見る事になる。
夜もいい具合に更けてきた。
さすがに東北の夜なので寒いけれど、それでもいつものように下山側の前列に陣取り、
今日は何のギターを使うのかな…などと、セッティングを見ていた。

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ROCK'N'ROLL GYPSIES ONE MAN LIVE 2010 下北沢GARDEN 2010.3.20

本日の会場である下北沢GARDENのサイト
EYES OF GARDENでGYPSIESのインタヴューが掲載されていた。
これはライヴの入場時にも配布された。

Image1003201.jpg Image1003202.jpg

花田発言によると、今年はオリジナル・アルバム制作の計画があるらしい。
2ndアルバムが2005年発表だから、実現したら本当に嬉しい。

ということで、今年初のワンマン。
もしかしたら新曲の披露も…と期待していたけれど、結果はこれまでと大きな変化は無かった。
新曲云々については期待しすぎた部分だったかな。
もちろんライヴ自体に特に不満は無く、恒例の耳がキーン状態が心地よい。

休憩を挟んでの二部構成。
特に一部の出来が僕にはとても良かった。
最高のバンドの状態で是非、新作のレコーディングに臨んでもらいたいと思う。

前回の高円寺ライヴに続き、ブルーのファイヤーバードを下山は弾いてくれた。
やっぱりこのギターはカッコイイなぁ。

ただ、ギター・プレイに関しては途中で機材の調子がおかしかったようで、
観ていて多少気が散ったところもあった。
演奏中、いつも以上に足下を気にしていたように思えたし。
でも、本当のところはわからないけれど下山自身はイラつくような気配も無かったし、
その辺はさすがであった。

何だか久しぶりの轟音を浴びたからか、やたらと気分がいい。
今夜はGYPSIESを聴きながら、夢の中へ…。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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