中島みゆき「一会」Concert 2015~2016 国際フォーラム 2015.11.16

もちろんMCではふれられていました。
でも、紅白とは違い、演奏中は変な演出が無かったため、
朝ドラの影響を思い浮かべることなく、思い切り聴けた生の「麦の歌」。
本編…いや2部の最後を飾っていたこともあり、
曲の大きさ、広さ、深さをあらためて知りました。
収録されたアルバムは前作でしたし、シングル・カットされたとはいえ、
朝ドラのタイアップから見て、アルバムの中では浮いていたように感じていましたが、
今となっては核になっていたように思えます。
曲の力に惹かれて、引かれました。
もの凄い名曲だと思います。

今回のパンフにはあらかじめ演奏曲が記載されていました。
1部はSweet、2部はBitter、3部はSincerely Yoursと題されています。
本編とアンコールではなく、3部構成と言うメニューです。
これは彼女のハッキリとした意思があり、テーマがあるということですが、
僕にはその場で体験して、すぐに理解できるようなものではありませんでした。
しかし、MCでは個人的なエピソードをいくつか披露して、その流れで曲に入るなど、
これまでとは少し違う印象を与えられるコンサートだったように思います。
彼女自身から語られる機会があるかもしれませんが、僕もセット・リストを並べて、
そこから浮かぶであろう何かを想像し、少しでも追ってみたいと思います。

たぶんセット・リストは前回のツアーとは一曲もダブっていないと思います。
前回も感じましたが、それでもこんなメニューが作れてしまうのは凄い。
本当にポール・マッカートニーみたいだ…と、再び思った次第です。

そのリストを簡単にまとめてしまえば、
アルバムの中では比較的スポットが当たらない曲が多く取り上げられていた印象です。
僕はオリジナル・アルバムを相当聴きこんでいる自負がありますが、
それでも " おおっ! " とうならされる曲が飛び出してきていたので、
その意味でもかなり楽しむことができました。
そして、それらの曲の大きさも改めて知ることができたリストでもあります。
過去のアルバムをすべて引っ張りだし、片っ端から全曲を通して、
聴き返したくなる気分にさせてくれるコンサートでした。

個人的に驚き、嬉しく思ったのは「六花」でした。
ある時期、この曲にのめり込んでいたこともあり、
彼女のライヴで聴きたい曲のひとつになっていましたが、まさかその夢が叶うとは!
想像以上の美しさで大感激でした。

  僕にとっての中島みゆきの曲は、
  個人的な思い出に結びついていることがほとんどない。
  70年代から好きで聴いているけれど、そういう意味での思い入れは少ない。
  でも、今の僕には彼女の曲が様々なシーンで鳴っている。
  10年後、20年後に中島みゆきを聴いてみたいな。

2012年のツアーを観て、僕はこう書きました。
この気持ちは変わっていません。
今後も長く聴き続け、見続けたいと思います。心から。
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中島みゆき 夜会 VOL.18「橋の下のアルカディア」 赤坂ACTシアター 2014.12.9

2009年に夜会VOL.15~夜物語「元祖・今晩屋」を観ました。
そのときに僕が感じて思ったことで生まれた夜会へのスタンスがあります。
うまく短縮してまとめられないので、少し長くなりますが引用しておきます。

     **********     

 さて、二回体験した結果、僕が思ったことは、
 賛否あるストーリー云々については、
 決して僕にとって重要ではないと言い切ってしまいたい…ということ。
 そして僕には、素晴らしい 『夜会』 であった。

 中島みゆきが 『夜会』 を演るのは、
 そのテーマを観客に伝えたいということがいちばんの目的では無いだろうし、
 かと言って、単にミュージカル風なコンサートを演りたいわけでも無いだろう。
 では、どうして 『夜会』 を演るのか。

 本当のところは本人しかわからないけれど、
 彼女は通常のライヴやレコードを通しての他に、
 どうしても 『夜会』 のスタイルで、
 自分と自分の中にあるものを表現したい理由があるのだろう。
 あのカタチが必要なのだ、中島みゆきという表現者には。

 そして、その中心にあり、決してぶれる事は無いと思われるのが、
 おそらく彼女にとっての " 中島みゆきの音楽 " である。

 僕は過去の 『夜会』 をすべて体験したわけではないけれど、
 その都度テーマによって音楽側に針が振れるのか、
 演劇側に振れるのか…があったと思う。
 しかし中島みゆきはミュージシャン、シンガーソング・ライター、
 音楽家である。
 よって、想像するに、
 音楽側に振れたときのほうが完成度は高かったのでは無いだろうか。

 今回の 『夜会』 。
 僕は圧倒的に音楽側に振れていたのではないかと思った。
 加えて、これまた僕的に強引に結論付けてしまえば、
 『夜会』 は彼女の音楽を表現するスタイルのひとつなのである。
 そう、音楽を演劇化(?)しているだけであって、
 あくまでも演るのは " 音楽 " なのである。
 ストーリーがこれだけ難解でも、僕がこんなに楽しめるのは、
 やはり音楽だから…だ。

 言葉の実験劇場というスタート時の定義があまりにも強烈なので、
 これまでは音楽を端っこに追いやって接してしまうことも僕はあったけれど、
 今回の 『夜会』 を観て、その考えは消えて…いや、その考えを消した。
 いやいや、消してしまえたという言い方がいちばん当てはまるかもしれない。

     **********

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2014年の夜会Vol.18「橋の下のアルカディア」は、
まさに音楽側に針が振れ、音楽に溢れたものでした。
所謂セリフは最小限…というか、ほとんど無かったと思います。
中島みゆき、中村中、石田匠の3人による歌と曲が連続して舞台が進みます。
もちろんオープニングからエンディングまで " 線 " としての流れはありますが、
こうした構成のおかげで " 点 " としてその場のシーン、
そしてその瞬間のシーンを僕は存分に楽しむことができました。
安易かつ簡単に言えば、新曲だけで構成されたコンサートという見方ができるわけです。
ただし、バンドは見えませんし、歌い手もセット上で演技をしながらという、
通常のライヴ・ステージとは違っていますが、でもこれが逆に新鮮なのです。

こんな夜会への接し方は、もしかしたら邪道なのかもしれません。
でも、終演後に残ったこの充実した気持ち。
いい音楽を聴いたことで満たされたココロ。
これを否定するものは僕の中に存在しません。

難解なストーリーは後から知っても遅くないと思っています。
逆に、後から " そうだったのか! " と知ることも楽しいのではないかと感じます。

先行して発表されたアルバム『問題集』収録曲中、
半分の5曲は今回の夜会で使われていました。
あらかじめ作品化されたそれらはすべて素晴らしい曲だったので、
実際に生で聴いての感動もありました。
とりわけ「身体の中を流れる涙」は名曲です。
夜会では中村中が歌うヴァージョンでしたが、沁みました。
その他の夜会使用曲の作品化も、今後の楽しみにしていたいと思います。
中島みゆき自身も、それを予感させる話をしていましたしね。

あー、でももう1回は観たかったかなぁ。

夜会 工場 VOL.1 中島みゆき 日本特殊陶業市民会館 2013.12.13

この夜会…というかコンサートが発表になったときは、
その内容は伏せられていたけれど、
確か初日前日だったかな、スポーツ紙に概要が発表された。
それをひとことでまとめれば、
これまでの夜会のベスト・アルバム的なもののようだったが、
実際、これは間違いなかった。
本人も初心者用のメニューと言っていた通り、
これまでの夜会を体験していなくても大丈夫だったと思う。
それどころか、夜会の雰囲気を掴めることができたただろうから、
次回は夜会本編に足を運びたいと思ったはずだ。

以前に『夜会の軌跡 1989~2002』という映像作品があったが、
これとコンセプトは同じようなものだっただろう。

著者 :
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日 : 2003-12-03

それにしても東京、福岡、名古屋、大阪の4都市で各3回ずつの12公演。
東京のみ追加公演1日が出て13公演となったが、少なすぎる。
僕も東京公演のチケットは取れず、名古屋がやっと取れた。
観ることができて本当に良かったが、もう少し多く組んでほしかったなぁ。

CIMG6697_2013121420025134f.jpg

一応、夜会ということなのだろう、
販売されていたパンフには演目…曲目が記されていた。
よって、観る前に何の曲が取り上げられているかがわかってしまう。

だから楽しみがなくなってしまったのか。

いやいや、僕に限っていえば楽しみは倍増した。
これまではDVDでしか観ることができなかったお気に入りの曲シーン。
更に映像作品化されていないが観たかったシーン。
それが数曲そこにあったからだ。

1989年『夜会』の「十二月」。
夜会VOL.3 『KAN(邯鄲)TAN』の「キツネ狩りの歌」と「さよならの鐘」。
そして夜会VOL.4『金環蝕』の「泣かないでアマテラス」。
あぁ、これを観ることができるのか…と、
まだ始まっていないのに感動していた。

「十二月」の迫力。
「キツネ狩りの歌」の瑞々しさ。
「さよならの鐘」の切なさ。
「泣かないでアマテラス」の大きさ。
夜会でのシーンというよりも、曲それぞれの印象になるが
今、これをこう書いているだけでも感動がよみがえる。
ここの流れはどうしたってジーンと来てしまうし、来てしまった。

2006年から生の夜会を体験している僕がこうなのだ。
毎回を体験してきている人の想いはどうだったのだろう。

それぞれをフルで聴きたかった。
すべて中島みゆきに唄ってほしかった。
ファン歴、夜会歴に関係なく、多くの人が思ったであろうこんな感想も、
きっとあまりにも贅沢な希望だし、たぶん野暮なのだろう。

年代順に夜会を追っていくので、確かに初心者でも入りやすいと思うし、
初回から観ている人にとっても、個人的な想いをそこに投影しやすいだろう。
しかしコンセプトを無視し、ひとつのコンサートとしてみても楽しめたのではないか。
中島みゆきしかできないだろう夜会の工場見学ではあるが、
中島みゆきのファンだからこそ楽しめるものでもあったと思うのだ。

今後も色々な趣向で企画されていくようだが、
どんな切り口で構成しても素晴らしいものになるに決まっているだろう。
そんな風に思う。

今年は新作のオリジナル・アルバムの発表がなかったことはさびしいが、
新しい楽しみがひとつ増えたことは純粋に嬉しい。

P.S.
今回の『夜会 工場 VOL.1』で取り上げられた曲を、
あらためてDVDでも振り返ってみたい。

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中島みゆき 縁会2012~3 東京国際フォーラム 2013.1.16

昨年10月からスタートした『中島みゆき縁会2012~3』。
年末年始を挟んで、2013年最初のライヴとなる国際フォーラムを観た。

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休みがあったと言っても、既に全国を廻ってきているので、
バンドによる音はまったく問題はない。

今回の座席は2階最前列ど真ん中。
すべてが見渡せるうえ、音のバランスもよいので、
前回は気づかなかった照明効果やスクリーン演出などが把握でき、
おかげで2回目なのに初めて観るような気分で楽しむことができた。

日替わりでセットリストが変わるということは無いようで、前回と同じだったと思う。
各曲間にちりばめられたお便りコーナーも、いつものMCも変わらず快調で、
ファンは満足だっただろう。
もちろん僕もそうだ。
ただ、あえて希望というか、勝手なお願いというか、そんなものをしたくなったライヴだった。
その希望やお願いは何かというと、" MCを少なくして曲を増やしてほしい " だ。

2007年のツアーが映像作品となって届いたとき、
MCがカットされ、曲の演奏シーンが続く編集がされていた。
実際はMCにより、笑ったりホッとするシーンがたくさんだったけれど、
作品となったライヴは、印象がかなり違うものになっていたと思う。
あくまでも僕自身は、あの編集は大成功だったと思っている。
観ればわかるように、実に感動的なコンサートであり、
MCがカットされた分、セットリストの流れがダイレクトに伝わってきた。
大袈裟かつ極端に言えば、作品化されたことにより実際の姿が見えたのだ。
今回の縁会を観て、このことがアタマに浮かんだわけである。
もし、最低限のMCで休憩もなく、曲が立て続けに歌われていったら…。
単なる一ファンのたら・ればなんてどうでもいいのだろうけれど、
やはり曲だけで進むライヴというものを観て、そして聴いてみたいと思う。

一部の最後、「風の笛」は今回もキテしまった…。
ラストで3度吹かれる笛の音は、今後も忘れることは無いだろう。

何故、今回も歌いたかったのか…は語られないけれど、きっと語る必要もない。
中島みゆきという圧倒的な存在感はもちろん、
曲がを持つ存在感がとてつもなく大きい「時代」は、決して311以降ということだけでなく、
今はこうした曲が求められている時代なのかもしれない。

敗者とは誰で何なのか…という聴き方、聴かれ方はお客さんの数だけあったのではないか。
傷から芽が出ると思える自分が確かにそこにいた。

 ほんの少しでも楽しいひとときを…と思って歌いましたが、
 楽しませてもらったのは私のほうでした

最後の彼女のこの言葉で、いかに素敵な時間を共有できたかがわかる。
本当に楽しいひとときだった。
ありがとう。

中島みゆき 縁会2012~3 東京国際フォーラム 2012.11.15

中盤のMCで、コンサート・ツアーで演奏する曲を決めるためには、
前回と前々回のセット・リストを引っ張り出し、
そこで演奏した曲を外すことから考える…のようなことを話していた。

前回も前々回のツアーも僕は観たのだけれど、思い出してみると、
演奏曲から外さないでほしい曲がたくさんある。
外しちゃダメだろうと思う曲もたくさんある。
でも、それらを外してもこんなセット・リストを組めるのだ中島みゆきは。

彼女は " 長年やっていると(曲が)いっぱいあるからね " と笑っていた。
それは謙遜めいた感じではあったが、僕には自信に聞こえた。
デビューからまったく立ち止まらずに音楽活動を続けてきた人である。
1枚のアルバムを10曲収録として計算したとして、
今年の新譜で39枚のオリジナル・アルバムだし、シングルもあるし、
夜会だけで発表されている曲もあるし…で、軽く400曲はこえるだろうな。
とんでもない曲数だ。

あらためて同じような人を探してみたのだけれど、
僕はポール・マッカートニーくらいしか思いつかなかった。

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1階3列目。
こんな席で観ることができるなんてラッキーだったし、
もちろん肉眼で彼女の表情までしっかりと確認できたのだけれど、
途中でよく観えなくなってしまう瞬間が何度もあった。
感動するなというのは難しい。
そんなライヴだった。

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ライヴは2部構成。
ステージ・セットは凝っていたけれど、演出はそうでは無い。
それどころか、1部とアンコールのラストでは、
感動的な曲の余韻に浸る暇もなく緞帳が無情にもおりてしまう(笑)。
その点だけを抜かせば、本当に素敵なコンサートだった。
つい僕はライヴと書いてしまうが、彼女のステージは、
そのタイトル通りコンサートと書くほうが似合う。

以前もここに書いたけれど、ヘヴィ級クラスの曲が惜しげもなく歌われていく。
だいたいオープニングからいきなりそんなナンバーなのである。
ファンが個人的な編集盤を作るときに、この曲を1曲目に持ってくる人は、
決して少なくないんじゃないかな…と僕は思うような曲なんだけれど、
そんな曲を本人がライヴ…いやコンサートの1曲目に持ってくるのである。
これは強力だろう。

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中島みゆき 夜会 VOL.17「2/2」 赤坂ACTシアター 2011.11.24

今回は過去の演目の再演ということなので、僕にとっては、
「ニ隻の舟」以外でも知っている曲が使われる 『夜会』 の初体験になる。
VOL.7「2/2」のDVDも所有しているのだが、何故だかこれまで観ていなかった。
再演ヴァージョンの前に観て行こうと思いつつ、結局はそのまま。
だから今回もマッサラで臨んだ。

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中島みゆき 夜会 VOL.17 「2/2」 開幕![観劇レポート]などにより、
ある程度の内容も把握していたことで、
これまでのようにストーリー云々で悩むこともなく
前半から舞台上に集中して観ることができた。

通常のライヴではないが、初めて生で聴く「竹の歌」。
そして「紅い河」。
この2曲の美しさったら…しかも、それを歌う中島みゆきの美しさは凄い。
特に「紅い河」を歌う彼女は、まるで名画のようだった。

ラストに向かう怒涛の展開は圧倒的であり、感動的である。
息を呑む。
目が釘付けである。
瞬きさえ惜しい。

「二隻の舟」が組み込まれた「旅人よ我に帰れ」。
このクライマックス。
中島みゆきが素晴らしい。
ハッピー・エンド。
不覚にも涙が出た。
いや、不覚というのは失礼だな。
本当に感動した。
気持ちのいい涙を流すことが出来た。

ちなみに今回は、まさに " みゆきの歌に手が届く " 席だった。
舞台上の中島みゆきの表情までハッキリとわかる。
これも大きかった。

もちろん新作 『荒野より』 からも歌われると思ったが、
実にアルバム収録曲の半数以上が使われていた。
これは嬉しいほうに予想が裏切られたことになった。

うーん、もう1回は観たいなぁ。
大阪、行っちゃおうかなぁ。

中島みゆき TOUR2010/ 2011.1.13 東京国際フォーラム

昨日に続いての国際フォーラム。
ツアーでの東京公演は今日がラストになる…という13日は、
めったに体験できないほどの感動的な夜になった。

Image1101131.jpg Image1101132.jpg Image1101133.jpg

最高!
凄い!

観終えた後は、こんな言葉しかアタマに浮かんでいなかった。

2日間ともセット・リストはまったく同じだったが、
僕が感じた内容と印象は、両日ともまったく違っていた。
この " 違っていた " というのは、どちらかの日のほうが良かったと言う事ではなく、
2日間、まったく違うライヴを体験できたということである。

今ツアーの特徴に、曲によって…あるいは曲の一部分のみ、
所謂 " 夜会めいた " 演出で表現されていること…があると思う。
振り付けというよりは、明らかに演劇的な表現スタイルが加えられている。
この演劇的なアプローチは、12日よりも13日のほうが多かった。
また、MCの内容も基本は同じだが、13日のほうがバラエティにとんだトークになっていた。

よって、個人的な印象とお断りしてになるが、13日は気持ちが12日とは違っていたように見えた。
特にそれを強く思った理由は、アンコールだ。

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アンコールでの中島みゆきは、興奮していたように見えた。
良い意味で、冷静さを欠いていたようにも感じた。
別にミスがあったとか、トチッたとか、はみ出したとか、
冷静さを欠いたと言っても、こういうマイナスなことがあったわけでは無い。

ライヴ本編の勢いとノリと感動がそのままアンコールへ持ち込まれ、
そこへ更に加わった客席からの強い思いや期待を、
ストレートにステージで彼女は受けたのではないか。
そりゃ、興奮するだろう。

この日のアンコールでは、こういったものが歌に込められて出ていたように思う。
それがとても良かった。
凄く良かった。
そんな彼女は素敵だったし、カッコ良かった。

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中島みゆき TOUR2010/ 2011.1.12 東京国際フォーラム

中島みゆき、TOUR2010。
もう2011年なんだけれどね(笑)。

1月の東京2Daysのうち、13日だけはチケットを確保していた…が、
あんなライヴを12月に観せられたことで、どうしても2日間とも観たくなり、
何とかチケットを入手し、12日も国際フォーラムに足を運んだ。

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今夜も素晴らしいライヴだった。
例の4曲目は、相変らず個人的なハイライトだったけれど、
本編ラストの曲は、やはり、どうしたって凄いな…。

Image1101122.jpg Image1101121.jpg

とにかく今ツアーは、
個人的なヘヴィ級やミドル級クラスの曲が歌われているのである。
しかも、本編ラストやアンコールだけでなく、
序盤や中盤にもそれが飛び出すのだから、
本当にとんでもないセット・リストなのだ。

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中島みゆき TOUR2010/ 2010.12.16 東京国際フォーラム

ツアーが始まった10月24日から、情報はもちろん、音を聴くことさえ一切遮断した。
中島みゆきクラスであっても、こちらから情報を取りにさえ行かなければ、
まったく何も入ってこないし、目にすることもゼロだ。
おかげで、安心してマッサラで、個人的なツアー初日を迎えることができた。

もちろん、今日の通勤に選んだBGMは 『真夜中の動物園』
音楽がアタマと身体とココロに染みわたるというのは、このことだろう。
カラカラに渇いたスポンジに水をたらしたのと同じ状態である。
何という快感だ!

そんな状態で、国際フォーラムへ向かった。

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僕なんかが言うのはおこがましいけれど、それでも言います。
中島みゆきのファンならば、これは観て欲しい…いや、
必ず観るべき…いやいや、
絶対に観なければならないツアー…だと思います。

感動。

以前もここに書いたことがあるけれど、僕は中島みゆきのファンだが、
彼女の曲が、個人的な思い出に直接結びついているようなことがほとんど無い。
まさに、その音楽だけが、僕が惹かれている理由なのである。
だから、曲を聴いて何かがアタマに浮かんで泣く…なんてことは無い。
そんな僕でも、今夜はある1曲で涙が流れ、別の3曲で視界がぼやけた。

いつもの中島みゆきだったと思う。
あのMCも健在だし、ライヴの定番となった " お便りコーナー " もあった。
でも、曲となると、何かが違っていたように思う。
これまでのライヴでも、MCとのギャップは普通にあっただろうし、
特に構成に何か新しいものが見えたわけではないけれど、歌は本当に凄かった。

ライヴ後、MCとお便りコーナーを削ってでも、あと2曲は増やして欲しかった…と思った。
それほど、ライヴで今の中島みゆきが歌う中島みゆきを聴きたいと思った。

     **********

中島みゆきファンで、たまたま訪れて、ここまで読んだ人はいませんか?
あなたがまだ今ツアーのライヴを観ていないならば、ここでストップしてください。
マッサラで臨む事をお薦めします。

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中島みゆき 夜会 VOL.15~夜物語「元祖・今晩屋」 シアターBRAVA! 2009.2.12

思えば、僕の中島みゆき初体験は、ここ大阪のシアターBRAVA!であったなぁ。

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『夜会 VOL.15~夜物語~「元祖・今晩屋」』 の大阪公演を観た。

既に昨年の秋に東京公演を観ているので、今回は冷静に対峙できる。
よって、赤坂では気付かなかったことなども確認できるかな…なんて思っていた。

例えば " わすれぐさ " というセリフのみにリヴァーブがかかるという演出があるが、
これは赤坂でもあったっけ? それとも僕が忘れていただけかな…のように、
実際にあらためてしっかりと確認できた点もあった。

さて、二回体験した結果、僕が思ったことは、
賛否あるストーリー云々については、
決して僕にとって重要ではないと言い切ってしまいたい…ということ。
そして僕には、素晴らしい 『夜会』 であった。

中島みゆきが 『夜会』 を演るのは、
そのテーマを観客に伝えたいということがいちばんの目的では無いだろうし、
かと言って、単にミュージカル風なコンサートを演りたいわけでも無いだろう。
では、どうして 『夜会』 を演るのか。

本当のところは本人しかわからないけれど、
彼女は通常のライヴやレコードを通しての他に、
どうしても 『夜会』 のスタイルで、
自分と自分の中にあるものを表現したい理由があるのだろう。
あのカタチが必要なのだ、中島みゆきという表現者には。

そして、その中心にあり、決してぶれる事は無いと思われるのが、
おそらく彼女にとっての " 中島みゆきの音楽 " である。

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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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