BEAT POPな清志郎
LA MOSCAさん、nobuさん、HAGAさんが、
それぞれブログで自身の清志郎ベスト盤を選曲してくれました。
ちなみに、皆さんテーマがバラバラとはいえ、私も含めての4人全員が選んだ曲がこれです。
デイ・ドリーム・ビリーバー
世界中の人に自慢したいよ
JUMP
たった4人のチョイスとはいえ、三曲共に問答無用の代表曲なのは納得してもらえると思います。
オリジナル曲に限定すれば「世界中〜」と「JUMP」。
この二曲は今度のベストに収録される可能性は大きいだろうなぁ。
僕自身は主要なシングル曲を中心に…というテーマで選んだのだけれど、
もうひとつ取り上げたかったテーマが「POPな清志郎」。
僕は清志郎のPOPな面が爆発した曲が個人的に大好きなのですが、
このテーマで選ぶとかなりマニアックになってしまいそうだったので止めたんだよね。
でも、nobuさんが裏ベストなる選曲をしていたので、僕もやっちゃおうかと思いましたが、
やってったらキリがなくなりそうなので断念しましたー。
だって、この個人的ベスト盤の選曲というテーマだったら、いくらでもやり続けられるもんなぁ(笑)。
ということで、どんな曲が候補に挙がっていたのかだけを紹介しておきます。
それぞれブログで自身の清志郎ベスト盤を選曲してくれました。
ちなみに、皆さんテーマがバラバラとはいえ、私も含めての4人全員が選んだ曲がこれです。
デイ・ドリーム・ビリーバー
世界中の人に自慢したいよ
JUMP
たった4人のチョイスとはいえ、三曲共に問答無用の代表曲なのは納得してもらえると思います。
オリジナル曲に限定すれば「世界中〜」と「JUMP」。
この二曲は今度のベストに収録される可能性は大きいだろうなぁ。
僕自身は主要なシングル曲を中心に…というテーマで選んだのだけれど、
もうひとつ取り上げたかったテーマが「POPな清志郎」。
僕は清志郎のPOPな面が爆発した曲が個人的に大好きなのですが、
このテーマで選ぶとかなりマニアックになってしまいそうだったので止めたんだよね。
でも、nobuさんが裏ベストなる選曲をしていたので、僕もやっちゃおうかと思いましたが、
やってったらキリがなくなりそうなので断念しましたー。
だって、この個人的ベスト盤の選曲というテーマだったら、いくらでもやり続けられるもんなぁ(笑)。
ということで、どんな曲が候補に挙がっていたのかだけを紹介しておきます。
JUMP/忌野清志郎 from『GOD』 -2005-
画面を観ているわけではないが、TVをつけっ放しにしているという事が多くなってきた。
今日もそんな休日だったのだけど、清志郎の「JUMP」が突然聴こえてきて驚く。
ふと観ると、エースコックのCMだった。
以前もこの曲がエースコックのCMに使用されていたし、
2004年にCFソング集の4曲入りシングルとして『GOD』よりも先行発表されていた。
今回は新しいヴァージョンなのかな。
詳しいことはわからないのだが、とにかく再びOAされているようだ。
さて、エースコック株式会社と言えば、タイマーズである。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」がスーパーカップのCMに使用された時は驚いた。
この曲が去年のサントリー・モルツのCMに使われる、実に17年も前の事だ。
僕は未だに清志郎の声がCMに使われているとびっくりしてしまうのだが、
あの声とキャラクターは、企業によっては魅力的に映るのだろう。
「JUMP」が使われているCMについてエースコックのサイトで調べたら、
三池崇史が監督を務めているという。
何やらテーマが「自分を打ち上げろ」らしく、
スーパーカップを食べる若者の気持ち、若者のリアルを描いたCM…らしい。
成る程テーマはわかったけれど、忌野清志郎というのは何故なのだろう?
たまたま「JUMP」という曲が「自分を打ち上げろ」とマッチしたのだろうが、
そこにたどり着くまでに、候補に挙がっていた他の曲に凄く興味がある。
それがわかれば清志郎を選んだ理由の何万分の一位は理解できるかも。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」をCMに使用させたくせに、
ゼリーは当時のライヴで「エースコック」という曲を歌っていた。
" エースコック あんまり食べると身体に毒だぜ "
今ならゼリーは何と歌うだろう?
**********
清志郎入院のニュースを聞いたとき、ショックでしばらく音楽を聴く事ができずにいた。
やっと気持ちが落ち着いたのは、チャボが自身の公式サイトで出したコメントを見てだった。
その時の自分にいちばんしっくりくる曲が、清志郎の「JUMP」だった。
この曲だけをくり返し聴き続ける日々が続いた。
「JUMP」は僕にとっては凄く重要で大切な曲となっている。
今日もそんな休日だったのだけど、清志郎の「JUMP」が突然聴こえてきて驚く。
ふと観ると、エースコックのCMだった。
以前もこの曲がエースコックのCMに使用されていたし、
2004年にCFソング集の4曲入りシングルとして『GOD』よりも先行発表されていた。
今回は新しいヴァージョンなのかな。
詳しいことはわからないのだが、とにかく再びOAされているようだ。
さて、エースコック株式会社と言えば、タイマーズである。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」がスーパーカップのCMに使用された時は驚いた。
この曲が去年のサントリー・モルツのCMに使われる、実に17年も前の事だ。
僕は未だに清志郎の声がCMに使われているとびっくりしてしまうのだが、
あの声とキャラクターは、企業によっては魅力的に映るのだろう。
「JUMP」が使われているCMについてエースコックのサイトで調べたら、
三池崇史が監督を務めているという。
何やらテーマが「自分を打ち上げろ」らしく、
スーパーカップを食べる若者の気持ち、若者のリアルを描いたCM…らしい。
成る程テーマはわかったけれど、忌野清志郎というのは何故なのだろう?
たまたま「JUMP」という曲が「自分を打ち上げろ」とマッチしたのだろうが、
そこにたどり着くまでに、候補に挙がっていた他の曲に凄く興味がある。
それがわかれば清志郎を選んだ理由の何万分の一位は理解できるかも。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」をCMに使用させたくせに、
ゼリーは当時のライヴで「エースコック」という曲を歌っていた。
" エースコック あんまり食べると身体に毒だぜ "
今ならゼリーは何と歌うだろう?
**********
清志郎入院のニュースを聞いたとき、ショックでしばらく音楽を聴く事ができずにいた。
やっと気持ちが落ち着いたのは、チャボが自身の公式サイトで出したコメントを見てだった。
その時の自分にいちばんしっくりくる曲が、清志郎の「JUMP」だった。
この曲だけをくり返し聴き続ける日々が続いた。
「JUMP」は僕にとっては凄く重要で大切な曲となっている。
忌野清志郎, 三宅伸治, 仲畑貴志, 吉本俊 / ユニバーサルJ(2004/11/26)
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ヘリコプター/タイマーズ from 『single』 -1995-
つい昨日のことのようだ…というのは大袈裟だけど、そんなに前の出来事だとは思えない。
阪神・淡路大震災からもう12年も経つのか…。
当時の僕は主に平日が休みの仕事だった。
12年前の今日も、いつものそんな休日。
たまたま早起きをしたのだが、そこに飛び込んできたのがこのニュースだった。
TV画面の中に倒壊した高速道路が映し出されていた。
これが今、同じ時間で起こっている出来事ということが信じられなかった。
その日はただ、TVのニュースを見つめていただけだったな…。
災害発生から約3ヶ月後にタイマーズはシングルを発表した。
ハッキリと阪神大震災チャリティーシングルと銘打たれていた。

収録曲は3曲。「サヨナラはしない」と「スィート・ヒッチ・ハイカー」。
そして「ヘリコプター」。
このシングルCDの売上により発生する、歌唱印税、原盤印税のすべては、
タイマーズの意向により永続的に、
阪神大震災の被災者の方々への義援金として泉谷基金に寄付されます。
このCDにはこうクレジットされているが、その上部にはポッカリとスペースが空いている。
これは「ヘリコプター」の歌詞が全て削除されている為である。
マスコミばかりが乗ってるヘリコプター
人命救助をしてみろヘリコプター
燃え広がる前に飛んで来い
レポーターよりも俺を乗せてくれ
ゼリーの冷めたヴォーカルが今でもリアルだ。
阪神・淡路大震災からもう12年も経つのか…。
当時の僕は主に平日が休みの仕事だった。
12年前の今日も、いつものそんな休日。
たまたま早起きをしたのだが、そこに飛び込んできたのがこのニュースだった。
TV画面の中に倒壊した高速道路が映し出されていた。
これが今、同じ時間で起こっている出来事ということが信じられなかった。
その日はただ、TVのニュースを見つめていただけだったな…。
災害発生から約3ヶ月後にタイマーズはシングルを発表した。
ハッキリと阪神大震災チャリティーシングルと銘打たれていた。

収録曲は3曲。「サヨナラはしない」と「スィート・ヒッチ・ハイカー」。
そして「ヘリコプター」。
このシングルCDの売上により発生する、歌唱印税、原盤印税のすべては、
タイマーズの意向により永続的に、
阪神大震災の被災者の方々への義援金として泉谷基金に寄付されます。
このCDにはこうクレジットされているが、その上部にはポッカリとスペースが空いている。
これは「ヘリコプター」の歌詞が全て削除されている為である。
マスコミばかりが乗ってるヘリコプター
人命救助をしてみろヘリコプター
燃え広がる前に飛んで来い
レポーターよりも俺を乗せてくれ
ゼリーの冷めたヴォーカルが今でもリアルだ。
ZERRY, TOPPI, THE TIMERS / 東芝EMI(1995/04/08)
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激しい雨/忌野清志郎 from 『夢助』 -2006-
ビートルズが終わった後、ジョン・レノンはこう歌った。
I Don't Believe In Beatles
I Just Believe In Me
The Dream Is Over
ビートルズを聴いていた当時のファンは、このメッセージをどう聴いたのだろう?
RCサクセションが無期限活動休止になった90年以降、
清志郎はインタヴューで断片的ではあるが、解散という言葉を使用していた。
中にはファンにとっては聞きたくないような話もいくつかあった。
しかし、ビートルズとRCは決定的に違うのだ。だってRCは終わっていないのだから。
あれから16年が経った。
二度とあり得ないだろうと思っていた清志郎とチャボの共演も、この間には何度もあった。
しかも今年の夏はコーちゃんまでが加わり、日比谷の野音でライヴが行われる予定だったのだ。
僕のアタマの中は " RCサクセション "という単語がハッキリと浮かんでいた。
しかし…。
日本中の清志郎やRCファンのテンションがあがりきっていたところへ、
あの清志郎入院の知らせが飛び込んできたのである…。
清志郎自身の力強いメッセージはあったが、僕は地獄のような二日間を過ごした。
やっと落ち着くことができたのは、チャボのメッセージを見てからだ。
それからは普段どおりの気持ちで生活できていたのだが…。
清志郎の公式サイト『地味変』にて既に新作のニュースが掲載されていたが、
8月のある日、突如収録曲の中の1曲が試聴できるようになる。
たった30秒ばかりであったが、そこで清志郎はこう歌っていた。
Oh 何度でも 夢を見せてやる
Oh あの夏の 陽焼けしたままの夢
RCサクセションがきこえる
RCサクセションが流れてる
RCサクセションを聴いていた僕は、大袈裟でなく気が狂うかと思った。
嬉しくて。
ジョン・レノンは「夢は終わった」としなければ、次へ行けなかったのだろう。
清志郎は「夢を見せてやる」と歌い、次へ行こうとしていたのかもしれない。
その次とは何か?
KING、GODからDREAMERになったその次は…?
I Don't Believe In Beatles
I Just Believe In Me
The Dream Is Over
ビートルズを聴いていた当時のファンは、このメッセージをどう聴いたのだろう?
RCサクセションが無期限活動休止になった90年以降、
清志郎はインタヴューで断片的ではあるが、解散という言葉を使用していた。
中にはファンにとっては聞きたくないような話もいくつかあった。
しかし、ビートルズとRCは決定的に違うのだ。だってRCは終わっていないのだから。
あれから16年が経った。
二度とあり得ないだろうと思っていた清志郎とチャボの共演も、この間には何度もあった。
しかも今年の夏はコーちゃんまでが加わり、日比谷の野音でライヴが行われる予定だったのだ。
僕のアタマの中は " RCサクセション "という単語がハッキリと浮かんでいた。
しかし…。
日本中の清志郎やRCファンのテンションがあがりきっていたところへ、
あの清志郎入院の知らせが飛び込んできたのである…。
清志郎自身の力強いメッセージはあったが、僕は地獄のような二日間を過ごした。
やっと落ち着くことができたのは、チャボのメッセージを見てからだ。
それからは普段どおりの気持ちで生活できていたのだが…。
清志郎の公式サイト『地味変』にて既に新作のニュースが掲載されていたが、
8月のある日、突如収録曲の中の1曲が試聴できるようになる。
たった30秒ばかりであったが、そこで清志郎はこう歌っていた。
Oh 何度でも 夢を見せてやる
Oh あの夏の 陽焼けしたままの夢
RCサクセションがきこえる
RCサクセションが流れてる
RCサクセションを聴いていた僕は、大袈裟でなく気が狂うかと思った。
嬉しくて。
ジョン・レノンは「夢は終わった」としなければ、次へ行けなかったのだろう。
清志郎は「夢を見せてやる」と歌い、次へ行こうとしていたのかもしれない。
その次とは何か?
KING、GODからDREAMERになったその次は…?
Fuck You/忌野清志郎&2・3'S from 『Music From POWERHOUSE』 -1993-
月見家さんが危機感を抱いているようなので、ちょっと助け舟(笑)を出そうかと…。
改めてになるが、僕は数少ない2・3'S肯定派だ。
何がどうなってなのか、清志郎のファンからも総スカンを食っているバンドだ。
例えば、RCの時だってその演奏力に対しての声なんてほとんどあがらなかったのに、
何故か2・3'Sに対してはあがった。アマチュアとバンドを組むな…ということだ。
当時そう言った人や思った人は、もちろんアルバム『GOD』に対しても言ったんだろうな。
「清志郎のドラムは最低だ。ちゃんとしたプロのドラマーを入れろ」と。
意地悪だと思うけど、そうでなきゃおかしいよ。
アルバムとしては『GO GO 2・3'S』(92)が1stである。
しかし、2・3's名義ではシングル「パパの手の歌」が初だった(と思う)。
ちなみに93年の忌野清志郎名義で発表された『abcd』も、ほとんど2・3'sの作品だ。
僕が当時『GO GO 2・3'S』を聴いて感じた事は何だと思いますか?
おそらく僕と同じように感じた人はほとんどいないだろう。
何と僕は、RCサクセションの『PLEASE』みたいだな…と思ったのだ。
音の質感…その色々な意味でのPOPさがまさに『PLEASE』を彷彿させたのだ。
実際に、清志郎のPOPな魅力が爆発した名曲が並んでいると思う。
ただし、中曽根章友作の「芸術家」と山川のりを作の「ハッピーバースデー」。
大島賢治がヴォーカルを取る「素敵なエンドーさん」の三曲は、今回は別にする。
最大で最悪の評判であったギャグをかます「現場処理の男」。
これ以外の曲は、すべて名曲である…と言い切ってしまいたい。
少なくとも、僕は一連の『〜の十字架』シリーズやラフィータフィーよりも、
2・3'Sのほうが曲は確実に良いと思っている。いや、確信している。
「あの娘の神様」「NEWSを知りたい」なんて最高だと思うんだけどな。
92年のGO GO 2・3'S TOURは良かった。中野サンプラザを観たのだが、
ほとんど予定の開演時間ピッタリにオープニングの「Let's Go(IKOHZE)」でスタート。
チャボ程では無いが、なかなかの長時間ライヴだったと記憶している。
クライマックスでは「プライベート」を既に演奏しており、
それは全盛期のRCサクセション「指輪をはめたい」のような感動的な演奏だった。
その「プライベート」を2・3'Sで再演したヴァージョンを収めた2ndを93年に発表する。
2ndにしてラスト・アルバムとなった『Music From POWERHOUSE』だ。
POPさは薄れたが、逆にロック的な魅力がパワー・アップした。
発表された93年のツアーは余裕が感じられたし、クリスマスには武道館公演を行っている。
僕は運良くこのライヴをほとんど最前列ど真ん中で観る事ができた。
2・3'Sは堂々と武道館で演奏するに相応しいバンドであった。
1stアルバムの冒頭は「Let's Go」だったが、2ndアルバムは「Fuck You」である。
93年のツアーのテーマ(?)も、Fuck Youだったはずだ。
そうなのだ。Fuck Youなのだ。
2・3'Sを清志郎の音楽活動の中から抹殺しようとするものには、
心をこめて、見た事もないFuck You(笑)!
改めてになるが、僕は数少ない2・3'S肯定派だ。
何がどうなってなのか、清志郎のファンからも総スカンを食っているバンドだ。
例えば、RCの時だってその演奏力に対しての声なんてほとんどあがらなかったのに、
何故か2・3'Sに対してはあがった。アマチュアとバンドを組むな…ということだ。
当時そう言った人や思った人は、もちろんアルバム『GOD』に対しても言ったんだろうな。
「清志郎のドラムは最低だ。ちゃんとしたプロのドラマーを入れろ」と。
意地悪だと思うけど、そうでなきゃおかしいよ。
アルバムとしては『GO GO 2・3'S』(92)が1stである。
しかし、2・3's名義ではシングル「パパの手の歌」が初だった(と思う)。
ちなみに93年の忌野清志郎名義で発表された『abcd』も、ほとんど2・3'sの作品だ。
僕が当時『GO GO 2・3'S』を聴いて感じた事は何だと思いますか?
おそらく僕と同じように感じた人はほとんどいないだろう。
何と僕は、RCサクセションの『PLEASE』みたいだな…と思ったのだ。
音の質感…その色々な意味でのPOPさがまさに『PLEASE』を彷彿させたのだ。
実際に、清志郎のPOPな魅力が爆発した名曲が並んでいると思う。
ただし、中曽根章友作の「芸術家」と山川のりを作の「ハッピーバースデー」。
大島賢治がヴォーカルを取る「素敵なエンドーさん」の三曲は、今回は別にする。
最大で最悪の評判であったギャグをかます「現場処理の男」。
これ以外の曲は、すべて名曲である…と言い切ってしまいたい。
少なくとも、僕は一連の『〜の十字架』シリーズやラフィータフィーよりも、
2・3'Sのほうが曲は確実に良いと思っている。いや、確信している。
「あの娘の神様」「NEWSを知りたい」なんて最高だと思うんだけどな。
92年のGO GO 2・3'S TOURは良かった。中野サンプラザを観たのだが、
ほとんど予定の開演時間ピッタリにオープニングの「Let's Go(IKOHZE)」でスタート。
チャボ程では無いが、なかなかの長時間ライヴだったと記憶している。
クライマックスでは「プライベート」を既に演奏しており、
それは全盛期のRCサクセション「指輪をはめたい」のような感動的な演奏だった。
その「プライベート」を2・3'Sで再演したヴァージョンを収めた2ndを93年に発表する。
2ndにしてラスト・アルバムとなった『Music From POWERHOUSE』だ。
POPさは薄れたが、逆にロック的な魅力がパワー・アップした。
発表された93年のツアーは余裕が感じられたし、クリスマスには武道館公演を行っている。
僕は運良くこのライヴをほとんど最前列ど真ん中で観る事ができた。
2・3'Sは堂々と武道館で演奏するに相応しいバンドであった。
1stアルバムの冒頭は「Let's Go」だったが、2ndアルバムは「Fuck You」である。
93年のツアーのテーマ(?)も、Fuck Youだったはずだ。
そうなのだ。Fuck Youなのだ。
2・3'Sを清志郎の音楽活動の中から抹殺しようとするものには、
心をこめて、見た事もないFuck You(笑)!
プライベート/忌野清志郎&2・3'S from『Music From POWERHOUSE』 -1993-
清志郎の魅力って何だろう?
ヴォーカリストとしての素晴らしい才能、破格の能力。
常にロック的な姿勢を持ち、それを作品として発表し続けるという、
これまた素晴らしい才能。
音楽活動自体も様々な形があるし、キャラクターとしても色々な顔を持つ。
更に「ベイベー」という言葉を発明…いや一般化し、
日本のロック・バンドによるライヴの原型を作り…。
こんなことはいくらでも書き続けられる。
まぁ、僕はファンだからということもあるけれど。
でも、ほとんどの人はこれを納得できてしまうんじゃないかな…とも思う。
だってRCの影響を受けていない日本のミュージシャンやバンドなんているのだろうか?
「いる!」という意見が遠くから聞こえてきましたが(笑)、それでも僕は少ないと思う。
ステージからヴォーカリストが客席に向けて「Oh Yeah!!」と叫ぶ。
それに応えて客側も「Yeah!!」叫び返す。
今でもライヴで必ず見られるコール&レスポンスだが、
これだってRC以前とRC以降にわけられるんじゃないかなぁ…。
あと「ベイベー」と発音した事がない日本のロック・ヴォーカリストを教えてください(笑)。
さて、93年に忌野清志郎&2・3'S名義で発表された「プライベート」という曲がある。
実際には86年に某アニメのサントラに、既に原曲が収録されているけれど。
清志郎の活動の中、唯一の汚点?と言われてしまっている2・3'Sだが、
その2ndアルバム収録曲だ。
ちなみに僕は数少ないだろう2・3'S肯定派である。
特に山川のりをのギターは清志郎と相性がピッタリだと今でも思っているし、
素晴らしい仕事だった。
その「プライベート」。
僕は清志郎の魅力がすべて詰まっているのがこの曲だと思うのだ。
聴いていると、記事の最初に挙げたような言葉だけで表せないもの…までが伝わってくる。
喜怒哀楽、愛、否、反…すべてが含まれている。
清志郎ならではのユーモアも皮肉も感じられるし。
演奏も素晴らしい。
山川のりをのシンプルかつツボを押さえたフレーズも最高だし、
リズム隊も当初言われていたような素人・アマチュアっぽさは全然感じない。
そして何より清志郎のヴォーカルである。
2・3'Sのライヴではラスト・ナンバーで演奏されていたように、
RCのライヴでの「雨あがりの夜空に」にあたる。
とにかく強力に盛り上がる曲である。
実際にいくつか2・3'Sのライヴを観た僕の実感であるが、
あるライヴでは往年のRCサクセションの定番、
「指輪をはめたい」を彷彿させる素晴らしく感動的な体験をさせてもらった程だ。
ライヴで盛り上がる曲をスタジオ録音で再現することは難しい。
しかし、2・3'Sはそれに成功している。
曲のラストで「この愛は変わらない」「この愛は変えられない」とシャウトし続ける清志郎。
何でそこまでシャウトするんだよ…と初めて聴いた時は思ったものだが、
これがグッとくるのだ。
これを聴いて感動しないファンは皆無だろう。
この曲はシングルも切られているが、ショート・ヴァージョンなのでお薦めできない。
聴くならアルバム『Music Fron POWERHOUSE』か、
ベスト盤『マジック』でのフル・ヴァージョンだ。
また、「デザートはあなた」という、
何故か清志郎も出演していたドラマのテーマ曲にもなった。
このドラマの内容自体はどうでもいい。
しかし、毎回では無いが清志郎が歌うシーンが観られたのが良かった。
実際に観に行ったパルテノン多摩での「プライベート」のライヴ映像が、
エンディングに流れたこともある。
そして特筆すべきことがひとつある。
「窓の外は雪」を弾き語るシーンがあったことだ。
ここだけは全ての清志郎ファン必見だ。
ミック・ジャガーの凄さを認めたうえで僕が気に入らないところは、
ライヴでシャウトをしなくなった(できなくなった?)ことだ。
オクターヴ下で「ロックス・オフ」を歌うミックなんて観たくも聴きたくもなかった。
清志郎はロック・ヴォーカリストである。そんなことは絶対にしない。
ヴォーカリストとしての素晴らしい才能、破格の能力。
常にロック的な姿勢を持ち、それを作品として発表し続けるという、
これまた素晴らしい才能。
音楽活動自体も様々な形があるし、キャラクターとしても色々な顔を持つ。
更に「ベイベー」という言葉を発明…いや一般化し、
日本のロック・バンドによるライヴの原型を作り…。
こんなことはいくらでも書き続けられる。
まぁ、僕はファンだからということもあるけれど。
でも、ほとんどの人はこれを納得できてしまうんじゃないかな…とも思う。
だってRCの影響を受けていない日本のミュージシャンやバンドなんているのだろうか?
「いる!」という意見が遠くから聞こえてきましたが(笑)、それでも僕は少ないと思う。
ステージからヴォーカリストが客席に向けて「Oh Yeah!!」と叫ぶ。
それに応えて客側も「Yeah!!」叫び返す。
今でもライヴで必ず見られるコール&レスポンスだが、
これだってRC以前とRC以降にわけられるんじゃないかなぁ…。
あと「ベイベー」と発音した事がない日本のロック・ヴォーカリストを教えてください(笑)。
さて、93年に忌野清志郎&2・3'S名義で発表された「プライベート」という曲がある。
実際には86年に某アニメのサントラに、既に原曲が収録されているけれど。
清志郎の活動の中、唯一の汚点?と言われてしまっている2・3'Sだが、
その2ndアルバム収録曲だ。
ちなみに僕は数少ないだろう2・3'S肯定派である。
特に山川のりをのギターは清志郎と相性がピッタリだと今でも思っているし、
素晴らしい仕事だった。
その「プライベート」。
僕は清志郎の魅力がすべて詰まっているのがこの曲だと思うのだ。
聴いていると、記事の最初に挙げたような言葉だけで表せないもの…までが伝わってくる。
喜怒哀楽、愛、否、反…すべてが含まれている。
清志郎ならではのユーモアも皮肉も感じられるし。
演奏も素晴らしい。
山川のりをのシンプルかつツボを押さえたフレーズも最高だし、
リズム隊も当初言われていたような素人・アマチュアっぽさは全然感じない。
そして何より清志郎のヴォーカルである。
2・3'Sのライヴではラスト・ナンバーで演奏されていたように、
RCのライヴでの「雨あがりの夜空に」にあたる。
とにかく強力に盛り上がる曲である。
実際にいくつか2・3'Sのライヴを観た僕の実感であるが、
あるライヴでは往年のRCサクセションの定番、
「指輪をはめたい」を彷彿させる素晴らしく感動的な体験をさせてもらった程だ。
ライヴで盛り上がる曲をスタジオ録音で再現することは難しい。
しかし、2・3'Sはそれに成功している。
曲のラストで「この愛は変わらない」「この愛は変えられない」とシャウトし続ける清志郎。
何でそこまでシャウトするんだよ…と初めて聴いた時は思ったものだが、
これがグッとくるのだ。
これを聴いて感動しないファンは皆無だろう。
この曲はシングルも切られているが、ショート・ヴァージョンなのでお薦めできない。
聴くならアルバム『Music Fron POWERHOUSE』か、
ベスト盤『マジック』でのフル・ヴァージョンだ。
また、「デザートはあなた」という、
何故か清志郎も出演していたドラマのテーマ曲にもなった。
このドラマの内容自体はどうでもいい。
しかし、毎回では無いが清志郎が歌うシーンが観られたのが良かった。
実際に観に行ったパルテノン多摩での「プライベート」のライヴ映像が、
エンディングに流れたこともある。
そして特筆すべきことがひとつある。
「窓の外は雪」を弾き語るシーンがあったことだ。
ここだけは全ての清志郎ファン必見だ。
ミック・ジャガーの凄さを認めたうえで僕が気に入らないところは、
ライヴでシャウトをしなくなった(できなくなった?)ことだ。
オクターヴ下で「ロックス・オフ」を歌うミックなんて観たくも聴きたくもなかった。
清志郎はロック・ヴォーカリストである。そんなことは絶対にしない。
日本の人/HIS from『日本の人』 -1991-
『音楽・夢くらぶ』にHISが出演したときのちょっとしたトークに興味深い話があった。
「幸せハッピー」が作られたときのことに細野晴臣が触れ、こう話していた。
曲ができたときに詞を清志郎に頼みに行った。
翌日かえってきた詞が、ああいう詞だった。
僕は感動した。
だから僕達二人は、作詞作曲の絶頂のコンビだ。
昔、似たような話を聞いたことがあるのを思い出し、本棚をごそごそと…。
91年、HISのアルバム「日本の人」が発表されたときに、
ロッキング・オン・ジャパンにインタヴューが掲載された。
しかも三人それぞれが単独であった。
よって、坂本冬美と細野晴臣のインタヴューは、今ではとても貴重であると思う。
ここで、細野さんがやはり清志郎との競作のエピソードを話しているのだ。
その競作した曲は、
シングルにもなったアルバムのタイトル・ナンバーであり、テーマでもあろう「日本の人」。
内容をまとめてみる。
清志郎が三つ程の詞を細野晴臣に送り、曲をつけるよう依頼。
細野さんはその中からひとつを選び、作曲を試みる。
その詞は「君を待つ庭で」とタイトルされており、
最初の1コーラスは「日本の人」と同じだったそうだ。
ただし、うまくいかなかったので細野さんはボツにしてしまう。
しかし、ボツにしたまま、たった1日だけ残った細野さんの時間で試行錯誤していた中、
昔の曲(インストゥルメンタル)を引っ張り出して清志郎の詞に合わせてみたら、
語呂がピッタリだった。
これは天の助けだということでやってみたら、
それを聴いた清志郎が、何を思ったか詞を全部変えてきた。
最初は人を責めているような詞だったのに、
”デパートのネオンや飛行船”、“お茶をいれて待っているわ”というような詞が出てきた。
「僕は素晴らしいな、と思った」(細野さん)。
感動的にレコーディングが進んでいって、突然その詞ができてきて、
“2人だけの庭で会いましょう”で終わって…。
「あぁ、僕の仕事は終わった。1曲で充分だ」(細野さん)。
どうやら作詞作曲の絶頂のコンビというのは、15年前からのようである。
「幸せハッピー」が作られたときのことに細野晴臣が触れ、こう話していた。
曲ができたときに詞を清志郎に頼みに行った。
翌日かえってきた詞が、ああいう詞だった。
僕は感動した。
だから僕達二人は、作詞作曲の絶頂のコンビだ。
昔、似たような話を聞いたことがあるのを思い出し、本棚をごそごそと…。
91年、HISのアルバム「日本の人」が発表されたときに、
ロッキング・オン・ジャパンにインタヴューが掲載された。
しかも三人それぞれが単独であった。
よって、坂本冬美と細野晴臣のインタヴューは、今ではとても貴重であると思う。
ここで、細野さんがやはり清志郎との競作のエピソードを話しているのだ。
その競作した曲は、
シングルにもなったアルバムのタイトル・ナンバーであり、テーマでもあろう「日本の人」。
内容をまとめてみる。
清志郎が三つ程の詞を細野晴臣に送り、曲をつけるよう依頼。
細野さんはその中からひとつを選び、作曲を試みる。
その詞は「君を待つ庭で」とタイトルされており、
最初の1コーラスは「日本の人」と同じだったそうだ。
ただし、うまくいかなかったので細野さんはボツにしてしまう。
しかし、ボツにしたまま、たった1日だけ残った細野さんの時間で試行錯誤していた中、
昔の曲(インストゥルメンタル)を引っ張り出して清志郎の詞に合わせてみたら、
語呂がピッタリだった。
これは天の助けだということでやってみたら、
それを聴いた清志郎が、何を思ったか詞を全部変えてきた。
最初は人を責めているような詞だったのに、
”デパートのネオンや飛行船”、“お茶をいれて待っているわ”というような詞が出てきた。
「僕は素晴らしいな、と思った」(細野さん)。
感動的にレコーディングが進んでいって、突然その詞ができてきて、
“2人だけの庭で会いましょう”で終わって…。
「あぁ、僕の仕事は終わった。1曲で充分だ」(細野さん)。
どうやら作詞作曲の絶頂のコンビというのは、15年前からのようである。
