HYMN FOR NOBODY/Masahiro Sayama with Kiyoshiro Imawano -1995-

5月2日以降、それこそRCからソロを含めて清志郎の曲を何度も聴いた。
それぞれの曲に深く、浅く、強く、弱く、そして良くも悪くも…と、
個人的に様々な思い入れや思い出がある。
それによって泣いたり笑ったり…の繰り返しだ。
ただ、冷静に言っちゃえば、そういった自分の感情の動きは予想の範囲でもある。
この曲を聴くとこうなる…とか、こういう曲だから聴いてみよう…とか、
何かしら自分の中に存在しているモノやコトやオモイである。
それがRCなら尚更で、ソロ名義であっても似たようなものだ。

でも、そういったものを超えた曲も存在する。

RCやソロ名義ではなく、清志郎がゲストで参加している作品は、
所有していても、普段はほとんど手にすることが無いCDが多い。
それらは余程のことや目的が無い限り、部屋に流れることも無いのだが、
だからこそ、そこに個人的な何かがこびりついている事も、少ない。

夏が終わる時期に、そんな曲の中のあるひとつを聴いた。

あまりにもの美しさを感じ、
色褪せることの無い永遠を感じ、
限りない喜びと愛を感じ、
そして最後に、どうしようもない切なさと、
大事な人を失ってしまったことの悲しみを感じて、自分でも驚くほど号泣した。

  愛してることさえ忘れてしまうほど
  日常の中でいつも君が好きさ
  限りある生命がやがて幕をとじても
  永遠の夢のように君に夢中さ

僕にとっての忌野清志郎は " ラヴ・ソング " である。
清志郎のラヴ・ソングが僕のすべてであった。
これは、今もあまり変わってはいない。

「Hymn For Nobody」。
そのタイトルと歌われている歌詞があまりにも…な賛美歌であるが、
僕の中では…とお断りしたうえで、この曲は「スローバラード」と肩を並べる、
忌野清志郎、最高のバラードである。

佐山雅弘
ビクターエンタテインメント
発売日:1995-01-21

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ムーンビーチの砂の上 / カルメン・マキ from 『UNISON』 -1996-

当時は17年ぶりの一緒にした仕事だったようだが、
音楽プロデュースを春日博文が担当して制作された、
カルメン・マキ96年発表のソロ・アルバムが 『UNISON』 だ。

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カルメン・マキ(1996-12-21)
Amazonランキング:250342位
Amazonおすすめ度:


OZ時代の相棒との共同作業だけれど、所謂それを彷彿させるハードな音ではなく、
じっくりと聴かせるヴォーカル・アルバムとなっている。

マキに興味を持っていたことはもちろん、春日博文が関わるわけだから、
もちろん当時の僕は発売を心待ちにしていた。
ただ、実はアルバムを楽しみにしていた理由は他にもあったのだ。
というか、今思えば、これが最大の理由だったような気がする。

それは忌野清志郎の参加である。

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レコーディングは5月末から始まったそうだが、96年のこの時期の清志郎と言えば、
ナッシュヴィル三部作のシングルと篠原涼子とのコラボのあいだ辺りになる。
個人的に、この時期の清志郎が作ったPOPな楽曲を気に入っているのだが、
マキに提供したのも、まさにそんな曲なのである。
タイトルは「ムーンビーチの砂の上」。
作詞・作曲は清志郎。そしてこの曲でギターとコーラスを担当している。

今の時期…夏の終りに聴くとピッタリの切ないメロディ。
名曲だと思う。

確か、アルバム発売時に特典としてもらったと記憶している " カルメン・マキ読本 " 。
ここに掲載された春日博文の文章にはこう書かれていた。

  「ムーンビーチの砂の上」は
  ムーンビーチがどこにあるのかよく知らない忌野清志郎が作ってくれた

実にらしい表現だと思う(笑)。

ところで、今年の6月、7月に春日博文は帰国してライヴを行った。
その際、何とこの曲を演奏しているのである。
※6月のライヴのセット・リストを含めて本人のコメントがブログで読めます → 日本のケータイが
※7月のライヴでは森川社長が飛び入りしてあの曲を歌ったようです → 今日はアタシのビッグデー^^

春日博文もお気に入りの曲というのがわかって嬉しかったが、
これは本当に隠れた名曲なので、もっと表に出ても良いと思うけれど…。
まぁ、なかなか難しいかなぁ。

さて、上にも書いた " カルメン・マキ読本 " 。
これは簡単なバイオや年譜、ディスコグラフィの他に、
何人かから「私にとってのカルメン・マキ」というテーマで寄稿されているのだが、
実はその中には清志郎もいるのである。

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これがまた名文を寄せているんだよねぇ。
全文載せたいところだが、一部のみ抜粋でご勘弁。

  どこを探したって、あんないい女は二人といないぜ。
  俺が世界に一人しか居ないのとよく似てるよな。
  どの人の人生もたった1度しかないのと同じ感じのような感じなんだよ。
  わかるだろう?  

激しい雨(2006.05.14 Private Session) / 忌野清志郎 -2009-

ポール・マッカートニーが来日するたびに思っていたことは、
ビートルズの曲が演奏されたときのファンの反応だ。
僕は典型的な後追いのファンなので、
もちろんビートルズが活動していたときは知らないし、聴いてもいない。
そんな僕でも、ポール・マッカートニーのライヴで歌われるビートルズに泣いた。

まったく個人的な体験だけれど、特に " DRIVING RAIN TOUR " 。
このときのオープニングであった「Hello Goodbye」は凄かった。
ポールが歌いだした瞬間に(未だにその理由がわからないのだけれど)、僕は泣いていた。
ここからライヴの前半数曲は、しばらく涙が止まらなかった。
この後もローリング・ストーンズや沢田研二のライヴで似たような体験をしたけれど、
あのときのポール・マッカートニーのビートルズは、やはり特別だった気がする。
その理由を何とか言葉にしたいのだけれど、
言葉に出来ないものだということも、僕はわかっているのだと思う。

このように、後追いのファンである僕がこうなっちゃうのである。
ビートルズが実際に生々しい青春時代にあった人たちは、どうなっちゃうんだろう?
目の前でポールが「All My Loving」を歌っているのを観て、どんなことを思ったのだろう?
『ABBEY ROAD』 のメドレーを聴いて、何を感じるのだろう?

     **********

既に発表になったとおり、
忌野清志郎のシングル「Oh!RADIO」のカップリング曲は「激しい雨」。
忌野清志郎、仲井戸麗市、新井田耕造、三宅伸治で演奏・録音された音源だ。


忌野清志郎(2009-06-17)
Amazonランキング:16位
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もちろん 『夢助』 で発表されたヴァージョンも素晴らしい。
でも、チャボはインタヴューで " おとなしめに聴こえたんだよね " と発言していた。
これを僕なりに勝手に突き詰めて考えてみると、
" 俺のイメージとは違ったんだよね " が本音なのでは…と思う。

当然、良いか悪いかでは無い。
ただ、共作とは言え、この曲に対するチャボの思い入れは間違いなくあるだろうし、
更に言えば " 清志郎のヴォーカルでRCがきこえると歌ったら面白いんじゃねーか "
というアイデアを出したことをあらためて挙げればわかるように、
要するに、チャボ主導とまではいかないとしても、
この曲の制作過程でチャボが占める割合は高かったのではないかと僕は想像している。

" 半分はメンフィス系、もう半分はストーンズ系のラフなロックで、良くも悪くも荒々しい "

チャボの言うこれが、本来のイメージだったのだろう。

その「激しい雨」を聴いた。

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清志郎のシングルを聴く

「Oh!RADIO」が6月17日にシングルとして発売されることが決まったようだ。
遺作という事実が悲しいけれど、それが純粋な新曲であったということは嬉しい。
カップリングにも未発表曲…という期待も込めて楽しみに待ちたいと思います。

さて、先週もきつかったが、この一週間も辛かった。
身体に全然力が入らないし、眠れないのは相変らずだしで、もう昨日からフラフラだ。
それでも今週は清志郎を聴いていた。
通勤時と休憩時間はWALKMANでRCサクセションを爆音で。
そして家ではシングルを引っ張り出して聴いていた。所謂CDシングルだ。

これがとても新鮮で、実に楽しかった。
一枚一枚取り出して、二曲ずつ聴いていく。
こんな音楽の聴き方をしたのは本当に久しぶりであった。

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様々な音楽性を持つシングル曲たちは、どれもとても清志郎らしく、
聴いていると " 何で売れなかったんだろうなぁ " なんて思う曲も多いが、
今更どうなることでもないので、「Oh!RADIO」のヒットに期待しよう。

さて、ファンには有名だが、清志郎にはあるコンセプトで発表されたシングルがある。
95~96年にかけてのナッシュヴィル録音の三枚がそれだ。

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「君にだけわかる言葉/ダーリン」(95)
「Good Lovin'/マイティー・マイ・ラヴ」(96)
「世界中の人に自慢したいよ/マーマレード・ソング」(96)

CHESTER THOMPSONがドラムスで、WILLIE WEEKSがベースで…なんて、
バックを務めたミュージシャンをあらためて説明する必要は無いかな。
ちょっと調べりゃ、どんなミュージシャンとのセッションだったのかはわかるだろう。

清志郎が残したすべての曲の中でも、
この三枚のシングルはカップリングも含めて、名曲度の高さはかなりのモノだと思う。
また、同じように思うファンもいると思うけれど、
シングル三枚のみというのが本当に惜しいセッションだった。
この流れのままでアルバムが作られていたら…。
『夢助』 より10年早く、大傑作が生まれていたような気がする。

とにかくここでの清志郎は、ひたすら突き抜けたポジティヴでPOPで開放的なサウンドに、
適度に力が抜けた抜群のヴォーカルを聴かせてくれる。
そして何よりも素晴らしいのは、ラヴ・ソングなのである。すべてが。

僕が好きな清志郎の中でも、最高の清志郎がここにいる。

忌野清志郎の重要な十四曲

FM802、春のキャンペーン・ソングの作詞作曲を清志郎が手がけた…という突然のニュース!

タイトルは「Oh!RADIO」。
この「Oh」の後ろに「!」があるのは、僕としてはやはり「Oh!Baby」を連想してしまう。
もちろん直接の関係は無いと思うけれど、ファンとしては思わずニヤリ(笑)。

曲は清志郎だが、歌っているわけでは無いみたいだし、
アレンジやサウンド・プロデュースは、蔦谷好位置が担当しているらしい。
良くも悪くも、その仕上がりを聴いてみたいものだ。

公けには近況を知らせる情報がほとんどなくなっているので、
とにかくどんなカタチであっても、
ファンには清志郎の音楽活動の知らせは嬉しいことには違いない。
今後も無理せずにマイペースで音楽活動を続けて欲しいと思います。

さて、この「Oh! RADIO」に伴い、FM802では、3/9より3/15までの一週間、
『KIYOSHIRO's "Great JUMP Forward" ~忌野清志郎の重要な十四曲』 と題し、
清志郎の音楽人生から生まれた珠玉の名曲たちを紹介する企画がスタートするそうだ。

こういった企画が大好きな僕としては、もちろん、当然、やっぱり、
個人的な清志郎の 『重要な十四曲を』 選んでみたいと思います。

ちなみに初日の3/9は「雨あがりの夜空に」と「ぼくの好きな先生」だったようだ。
このRCサクセションの二曲が挙げられるのは、僕も特に異論は無いな。
※今見たら、「WATTATA(河を渡った)」が追加されていた。

さて、あくまでも個人的な十四曲なので偏りがあるけれど、
それでもできるだけ客観的に…選んでみました。

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BEAT POPな清志郎

LA MOSCAさんnobuさんHAGAさんが、
それぞれブログで自身の清志郎ベスト盤を選曲してくれました。
ちなみに、皆さんテーマがバラバラとはいえ、私も含めての4人全員が選んだ曲がこれです。

  デイ・ドリーム・ビリーバー
  世界中の人に自慢したいよ
  JUMP

たった4人のチョイスとはいえ、三曲共に問答無用の代表曲なのは納得してもらえると思います。
オリジナル曲に限定すれば「世界中~」と「JUMP」。
この二曲は今度のベストに収録される可能性は大きいだろうなぁ。

僕自身は主要なシングル曲を中心に…というテーマで選んだのだけれど、
もうひとつ取り上げたかったテーマが「POPな清志郎」。
僕は清志郎のPOPな面が爆発した曲が個人的に大好きなのですが、
このテーマで選ぶとかなりマニアックになってしまいそうだったので止めたんだよね。

でも、nobuさんが裏ベストなる選曲をしていたので、僕もやっちゃおうかと思いましたが、
やってったらキリがなくなりそうなので断念しましたー。
だって、この個人的ベスト盤の選曲というテーマだったら、いくらでもやり続けられるもんなぁ(笑)。

ということで、どんな曲が候補に挙がっていたのかだけを紹介しておきます。

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JUMP/忌野清志郎 from『GOD』 -2005-

画面を観ているわけではないが、TVをつけっ放しにしているという事が多くなってきた。
今日もそんな休日だったのだけど、清志郎の「JUMP」が突然聴こえてきて驚く。
ふと観ると、エースコックのCMだった。
以前もこの曲がエースコックのCMに使用されていたし、
2004年にCFソング集の4曲入りシングルとして『GOD』よりも先行発表されていた。

今回は新しいヴァージョンなのかな。
詳しいことはわからないのだが、とにかく再びOAされているようだ。

さて、エースコック株式会社と言えば、タイマーズである。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」がスーパーカップのCMに使用された時は驚いた。

この曲が去年のサントリー・モルツのCMに使われる、実に17年も前の事だ。
僕は未だに清志郎の声がCMに使われているとびっくりしてしまうのだが、
あの声とキャラクターは、企業によっては魅力的に映るのだろう。

「JUMP」が使われているCMについてエースコックのサイトで調べたら、
三池崇史が監督を務めているという。
何やらテーマが「自分を打ち上げろ」らしく、
スーパーカップを食べる若者の気持ち、若者のリアルを描いたCM…らしい。
成る程テーマはわかったけれど、忌野清志郎というのは何故なのだろう?
たまたま「JUMP」という曲が「自分を打ち上げろ」とマッチしたのだろうが、
そこにたどり着くまでに、候補に挙がっていた他の曲に凄く興味がある。
それがわかれば清志郎を選んだ理由の何万分の一位は理解できるかも。

「デイ・ドリーム・ビリーバー」をCMに使用させたくせに、
ゼリーは当時のライヴで「エースコック」という曲を歌っていた。

  " エースコック あんまり食べると身体に毒だぜ "

今ならゼリーは何と歌うだろう?

     **********

清志郎入院のニュースを聞いたとき、ショックでしばらく音楽を聴く事ができずにいた。
やっと気持ちが落ち着いたのは、チャボが自身の公式サイトで出したコメントを見てだった。
その時の自分にいちばんしっくりくる曲が、清志郎の「JUMP」だった。
この曲だけをくり返し聴き続ける日々が続いた。
「JUMP」は僕にとっては凄く重要で大切な曲となっている。



忌野清志郎, 三宅伸治, 仲畑貴志, 吉本俊 / ユニバーサルJ(2004/11/26)
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ヘリコプター/タイマーズ from 『single』 -1995-

つい昨日のことのようだ…というのは大袈裟だけど、そんなに前の出来事だとは思えない。
阪神・淡路大震災からもう12年も経つのか…。

当時の僕は主に平日が休みの仕事だった。
12年前の今日も、いつものそんな休日。
たまたま早起きをしたのだが、そこに飛び込んできたのがこのニュースだった。

TV画面の中に倒壊した高速道路が映し出されていた。
これが今、同じ時間で起こっている出来事ということが信じられなかった。
その日はただ、TVのニュースを見つめていただけだったな…。

災害発生から約3ヶ月後にタイマーズはシングルを発表した。
ハッキリと阪神大震災チャリティーシングルと銘打たれていた。

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収録曲は3曲。「サヨナラはしない」と「スィート・ヒッチ・ハイカー」。
そして「ヘリコプター」。

  このシングルCDの売上により発生する、歌唱印税、原盤印税のすべては、
  タイマーズの意向により永続的に、
  阪神大震災の被災者の方々への義援金として泉谷基金に寄付されます。

このCDにはこうクレジットされているが、その上部にはポッカリとスペースが空いている。

これは「ヘリコプター」の歌詞が全て削除されている為である。

  マスコミばかりが乗ってるヘリコプター
  人命救助をしてみろヘリコプター
  燃え広がる前に飛んで来い
  レポーターよりも俺を乗せてくれ

ゼリーの冷めたヴォーカルが今でもリアルだ。


ZERRY, TOPPI, THE TIMERS / 東芝EMI(1995/04/08)
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激しい雨/忌野清志郎 from 『夢助』 -2006-

ビートルズが終わった後、ジョン・レノンはこう歌った。

  I Don't Believe In Beatles
  I Just Believe In Me
  The Dream Is Over

ビートルズを聴いていた当時のファンは、このメッセージをどう聴いたのだろう?

RCサクセションが無期限活動休止になった90年以降、
清志郎はインタヴューで断片的ではあるが、解散という言葉を使用していた。
中にはファンにとっては聞きたくないような話もいくつかあった。
しかし、ビートルズとRCは決定的に違うのだ。
だってRCは終わっていないのだから。

あれから16年が経った。
二度とあり得ないだろうと思っていた清志郎とチャボの共演も、この間には何度もあった。
しかも今年の夏はコーちゃんまでが加わり、
日比谷の野音でライヴが行われる予定だったのだ。
僕のアタマの中は " RCサクセション " という単語がハッキリと浮かんでいた。
しかし…。

日本中の清志郎やRCファンのテンションがあがりきっていたところへ、
あの入院の知らせが飛び込んできたのである…。

清志郎自身の力強いメッセージはあったが、僕は地獄のような二日間を過ごした。
やっと落ち着くことができたのは、チャボのメッセージを見てからだ。

それからは普段どおりの気持ちで生活できていたのだが…。

清志郎の公式サイト 『地味変』 にて既に新作のニュースが掲載されていたが、
8月のある日、突如収録曲の中の1曲が試聴できるようになる。

たった30秒ばかりであったが、そこで清志郎はこう歌っていた。

  Oh 何度でも 夢を見せてやる
  Oh あの夏の 陽焼けしたままの夢
  RCサクセションがきこえる
  RCサクセションが流れてる

RCサクセションを聴いていた僕は、大袈裟でなく気が狂うかと思った。
嬉しくて。

ジョン・レノンは「夢は終わった」としなければ、次へ行けなかったのだろう。
清志郎は「夢を見せてやる」と歌い、次へ行こうとしていたのかもしれない。
その次とは何か?
KING、GODからDREAMERになったその次は…?

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Fuck You/忌野清志郎&2・3'S from 『Music From POWERHOUSE』 -1993-

月見家さんが危機感を抱いているようなので、ちょっと助け舟(笑)を出そうかと…。

改めてになるが、僕は数少ない2・3'S肯定派だ。
何がどうなってなのか、清志郎のファンからも総スカンを食っているバンドだ。
例えば、RCの時だってその演奏力に対しての声なんてほとんどあがらなかったのに、
何故か2・3'Sに対してはあがった。アマチュアとバンドを組むな…ということだ。
当時そう言った人や思った人は、もちろんアルバム『GOD』に対しても言ったんだろうな。
「清志郎のドラムは最低だ。ちゃんとしたプロのドラマーを入れろ」と。
意地悪だと思うけど、そうでなきゃおかしいよ。

 アルバムとしては『GO GO 2・3'S』(92)が1stである。
しかし、2・3's名義ではシングル「パパの手の歌」が初だった(と思う)。
ちなみに93年の忌野清志郎名義で発表された『abcd』も、ほとんど2・3'sの作品だ。

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僕が当時『GO GO 2・3'S』を聴いて感じた事は何だと思いますか?
おそらく僕と同じように感じた人はほとんどいないだろう。
何と僕は、RCサクセションの『PLEASE』みたいだな…と思ったのだ。
音の質感…その色々な意味でのPOPさがまさに『PLEASE』を彷彿させたのだ。

実際に、清志郎のPOPな魅力が爆発した名曲が並んでいると思う。
ただし、中曽根章友作の「芸術家」と山川のりを作の「ハッピーバースデー」。
大島賢治がヴォーカルを取る「素敵なエンドーさん」の三曲は、今回は別にする。

最大で最悪の評判であったギャグをかます「現場処理の男」。
これ以外の曲は、すべて名曲である…と言い切ってしまいたい。
少なくとも、僕は一連の『~の十字架』シリーズやラフィータフィーよりも、
2・3'Sのほうが曲は確実に良いと思っている。いや、確信している。
「あの娘の神様」「NEWSを知りたい」なんて最高だと思うんだけどな。

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92年のGO GO 2・3'S TOURは良かった。中野サンプラザを観たのだが、
ほとんど予定の開演時間ピッタリにオープニングの「Let's Go(IKOHZE)」でスタート。
チャボ程では無いが、なかなかの長時間ライヴだったと記憶している。
クライマックスでは「プライベート」を既に演奏しており、
それは全盛期のRCサクセション「指輪をはめたい」のような感動的な演奏だった。

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その「プライベート」を2・3'Sで再演したヴァージョンを収めた2ndを93年に発表する。

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2ndにしてラスト・アルバムとなった『Music From POWERHOUSE』だ。
POPさは薄れたが、逆にロック的な魅力がパワー・アップした。

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発表された93年のツアーは余裕が感じられたし、クリスマスには武道館公演を行っている。
僕は運良くこのライヴをほとんど最前列ど真ん中で観る事ができた。
2・3'Sは堂々と武道館で演奏するに相応しいバンドであった。

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1stアルバムの冒頭は「Let's Go」だったが、2ndアルバムは「Fuck You」である。
93年のツアーのテーマ(?)も、Fuck Youだったはずだ。
そうなのだ。Fuck Youなのだ。
2・3'Sを清志郎の音楽活動の中から抹殺しようとするものには、
心をこめて、見た事もないFuck You(笑)!

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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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