仲井戸CHABO麗市 with 片山広明 + たつのすけ monthly CHABO vol.3 「SUMMER IN THE CITY」南青山MANDALA 2008.8.10

このライヴを観ることができて本当に良かった

僕と同じように、こう思ったファンは多いんじゃないだろうか…と帰宅した今、強く感じているが、
演奏云々、メニュー云々といったものを超えた、実にいいライヴだった。

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今回のmonthly CHABOでの恒例となった新曲の披露。
チャボ自身もMCで " 最近は俺にしては曲が生まれているんだ " と話していたし、
実際に過去の2回では数曲が演奏されたのだが、今回は「俺のGet Rhythm 」という1曲のみ。
全体的には過去に発表された…しかも古めの曲の印象が強かったこともあり、
特に本編は80年代中盤…ハッキリ言えばRCサクセション色が強いメニューになっていたように思う。
やっぱり片山広明が共演者というのも、そう思ってしまった理由だろう。
※ちなみに「「俺のGet Rhythm 」もイカシタ新曲でした。新作が本当に楽しみです!

オープニングの「SWEET HOME 南青山MANDALA」で会場を暖めた後、片山さんを呼ぶ。
まず二人で演奏されたのが「カビ」だ。
あまり演奏されない『BOOK』収録曲の中でも、ライヴでは取り上げられる機会がある曲だが、
今回はSAXが加わったということもあってか、実に渋くカッコイイ仕上がりになっていた。
二人だけの演奏だったけれど、まるで目の前でNAKAIDO REICHI BANDが演奏しているかのようだ。

この1曲だけで、今日は凄いライヴが観られそうだぞと期待が高まったが…。
それはその通りになったのである。

たつのすけが加わり演奏された課題曲(笑)の「BLUE MOON」も、いつもとは違った色が着いていた。
前回の早川さんとの共演では、ベースがあるとチャボのギターが活きるなぁと思ったものだが、
結局、上モノはギターひとつになるので、良い悪いで無く、厚味やカラフルさはそんなに強くない。
しかし今回はボトムをたつのすけのキーボードが受け持ち、
そこにチャボのギターと片山さんのSAXが乗っかるので、音の厚みや迫力が出たわけだ。
先にも書いたけれど、バンド並みの音を出していたんじゃないかと思う。

さて、" 片山と演るとエレキを持ちたくなる " とチャボは言っていたのだけれど、
それとこの曲は結びつかなかったなぁ。
まさかこの曲が飛び出すとはなぁ。

何を演ったかというと…

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theme : ライヴレポ・感想
genre : 音楽

仲井戸CHABO麗市 with 早川岳晴 monthly CHABO vol.2 南青山MANDALA 2008.7.11

個人的には、本当に久々に観る二人一緒のステージ。

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この二人の共演ということで、麗蘭やCHABO BAND的な雰囲気…
しかも音が外に向かった、ややアッパー気味(笑)の派手目なライヴを期待していたのだが、
蓋を開けてみればじっくりと聴かせる…とまでは行かないにせよ、実に渋めのメニューだった。

     **********

オープニングはチャボのみで「Everyday I Have The Blues」。
" どーせ「Blues Is Alright」だと思ってただろう " とチャボは言っていた(笑)。
実は直前に行われた船橋のライヴも急遽早川さんとの共演になったようなのだが、
そのときのオープニングは「Blues Is Alright」だったらしいのだ。
こういった変化のつけ方はチャボらしいなぁと思った。

先月同様、一曲目で場を一気に盛り上げて、二曲目からと・も・だ・ちをステージに呼ぶ。
ここからは最後まで二人での演奏となる。

ところで、僕は今回のmonthly CHABOにはとても期待していることがある。
ライヴ自体はもちろんなのだけれど、いくつかの新曲が披露されていることにより、
これが久々のチャボ名義のアルバム制作に繋がって欲しい…ということだ。
過去にも書いたことがあるけれど、SWEET HOME SHINJUKUから『My R&R』が、
密室から『PRESENT#1』が生まれたように、monthly CHABOからも…。

     **********

「BLUE MOON」や「GIBSON(アンプラグド)」のように比較的お馴染みの曲も演奏されたが、
早川さんの完璧なコーラス(笑)が入る古井戸の「Wisky Romance」、
2ndアルバム『絵』から何と「ジャングル」!、
そして『GREAT SPIRIT』から「君にNight and Day」と「LULLABY」のようにレアな曲も披露された。
他にも「ホーボーへ」や「さまざまな自由」なども嬉しい選曲だった。

驚いたのは一連の麗蘭ナンバーを演らなかった…こと。
例えば「ミュージック」や「今夜R&Bを…」を期待していたファンも多かったと思うし、
僕自身も聴きたかったのだが…。
まぁ、チャボ自身が今はそんなモードなのだろう。

     **********

新曲は、編成が違うこともあるだろうけれど、前回よりも固まっていたように思う。
特に「ハミング」というタイトル(?)の曲は、チャボのPOPさが久々に爆発したメロディで、
これは絶対に作品化して欲しい曲のひとつだ。
麗蘭の「あこがれのSouthern Man」の兄弟SONG(笑)である「気分はJ.J.CALE」。
今回はベースとの共演なので、ド派手にぶちかまされるかと思っていたのだけれど、
実は前回よりも派手な感じを受けることがなかった…というのが正直なところ。
このように、前回に続いて披露された新曲については、
今回は二回目ということか、曲としてしっかりと聴かせよう的な演奏になっていたように思った。

さて、白眉は「クエスチョン」という曲。
チャボには珍しいマイナーな曲調で、僕はスプリングスティーン的な疾走感さえ感じてしまった。
とってもカッコイイ曲だ。

     **********

中盤でビートルズの「While My Guitar Genyry Weeps」が演奏された。
チャボはジョージ・ハリスンの曲で…と紹介していたが、
もちろん盗難にあったギターを歌った、なかなか沁みるカヴァーだった。

早川岳晴によるウッド・ベースの独奏であるソロ・ナンバー「エソロジー」という曲をバックに、
チャボが「読書する人」というポエトリー・リーディングを聴かせたものも印象的だった。
ある意味でいちばんチャボらしい部分と早川岳晴的な部分をぶつけ合ったこのパートは、
今回のコラボを象徴するシーンだったかもしれない。

     **********

それにしても音楽は…ロックはボトムがあるか無いかではまったく違うな。
ベースが入ると、本当にチャボのギターとヴォーカルが活きてくる。
" 早川のベースが欲しくて、絶対に他のバンドに渡したくないと思った " と、
麗蘭結成時の話をしていたが、手に入れた今では、その気持ちは更に強固になっているだろう。
チャボのギターに早川岳晴のベースの1セットで仲井戸麗市のサウンド…と言っては大袈裟か。

いいライヴだった。

     **********

アンコールで演奏されたインストとロックン・ロールを聴いていたら、
4人での麗蘭はもちろん、CHABO BANDでのステージを観たくなり、聴きたくなったなぁ。

theme : ライヴレポ・感想
genre : 音楽

と・も・だ・ち

Monthly CHABOと題して、6月から9月までチャボは南青山MANDALAでライヴを行う。
これは鎌倉で行われていたふたり会や、THE Duetとタイトルされた一連のライヴに似ている。

ふたり会は、音楽以外の分野のアーティストも含めての興味深いコラボだったし、
THE Duetはチェロペダルスティールギターマリンバといった楽器との共演だった。
これらは観ている僕にとっても刺激的なライヴだったし、もちろんチャボにとってもそうだったろう。
特に2005年10月に行われたTHE Duetの集大成的なライヴは、
僕が観たチャボのライヴの中でも強く印象に残っているもののひとつになっている。

Monthly CHABOは、9月はそのTHE Duetの新谷祥子さん再び!であるが、
これ以外はチャボに近い人達との共演となっている。

6月はミニ・アルバム『Poetry』発売記念として、たつのすけとのライヴ
これは共演というよりもユニットと言っていい内容だったが、素晴らしいライヴだった。

そして、8月はBLUE DAY HORNSの片山広明との共演。
過去には同じステージに立つのを何度も観てきたが、再びたつのすけも加わるとは言え、
本格的な二人のコラボは初なんじゃないかな?
RCサクセション『the TEARS OF a CLOWN』で観られるように、「打破」を演ってくれないかなぁ…。

さて、何故か7月の共演者だけが決まっていなかったのだが、with早川岳晴と発表された。
麗蘭・CHABO BANDでお馴染みだけれど、これまた二人だけの本格的なコラボは初…だよねぇ。
過去にあった…かなぁ?
確か密室ライヴにゲスト共演はあったが、今回はそんなもんじゃないだろうなぁ。
だって、早川さんのブログ、7/2のエントリーにはこんなことが書いてあるんだもん。

  さてさて、昨日仲井戸君と久々の再開、二人で8時間のリハ、なっげぇ〜!!
  しかし楽しかった。今日もこれからスタジオへ。明後日もです。本番が楽しみ。

二人で8時間のリハだって(笑)。
これはライヴも長そうだなぁ…。平日だけど、金曜日で良かった(笑)。

サブ・タイトルに『と・も・だ・ち』と付けられているのも期待が膨らむぞ。
いったいどんなメニューになるんだろう?
早川さん同様、僕も本番が楽しみ!

仲井戸CHABO麗市 monthly CHABO vol.1 ミニアルバム「Poetry」発売記念LIVE 南青山MANDALA 2008.6.10

開演前のステージ上には、ギブソン・チェット・アトキンスSSTが用意されていた。
盗難にあったものとは違うモデルだったが、間違いなくチェット・アトキンス。
新たに手に入れたのだろうか…。
いずれにせよ、今日のライヴでチャボがチェットを弾くのだ。
これだけで一気にライヴへの期待が高まった。

     **********

こんなにチャボらしいソロ・ライヴを堪能したのは久しぶりのような気がする。

  また一言も喋んないで演るかもしれないけど(笑)

ライヴ前にチャボのこんな発言を聞いていたので、
これはヘヴィなライヴになるのかなぁ…って、実は不安はあった(笑)。
ところが、一曲目からいきなり「Blues Is Alright」でぶっ飛ばした後は、
喋らないどころか、ライヴを通して喋りっぱなしだった(笑)。
また、意識してのことではなく偶然なのだろうが、
MCでは清志郎を始め、泉谷しげるやチャボ・バンドのメンバーであるカースケや早川岳晴、
土屋公平にMr.Childrenの桜井などの固有名詞がたくさん出てきて楽しかったです。

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さて、前半はソロの定番曲や懐かしいものまで、新旧取り混ぜたメニューで進む。
久々の曲では「慕情」が嬉しかった。
中盤ではストラトとグレコのチャボ・モデルを手にし、
バンド的な音で「Gibson(CHABO’S BLUES)」と「遠い叫び」をぶちかます。
こんな狭い場所でギンギンにこの二曲を聴けることの幸せ。カッコイイなぁ。

後半は『Poetry』全曲をアルバム収録順に披露してくれた。
このパートも特に重くなることなく進行したので、ちょっと拍子抜けするくらいだったんだけど(笑)。
でも、初めて聴く人もいただろうから、
そんな人達にはニュートラルな状態で聴けたことは結果的に良かったと思うな。
僕自身にも、『Poetry』収録ナンバーは純粋に曲として届いたので、
聴き入ったし、その曲の良さにあらためて感動したし。

ちなみに「久遠」はアルバム・ヴァージョンで演奏されたが、
「9月の素描」は間奏が長い『今日 歌いたい唄』のヴァージョンだった。

     **********

アンコール前の宣伝コーナーでは、『Poetry』はもちろん『猫の時間』も大プロモーション!
ここは曲並みに会場が盛り上がることとなった(笑)。

結局はアンコールが終了し、サッチモが流れてライヴが終わったのは11時。
ライヴの本編が終了したとき、既に時計は10時をまわっていたんだけどね(笑)。
実に3時間半にわたる長時間ライヴ…。
いつもの事とはいえ、平日の火曜日だぞ(笑)。
皆さん、ちゃんと家に帰れたでしょうか(笑)。

     **********

さて、冒頭に書いたチェット・アトキンスだが、実はこのギターも含めて、
エフェクターなど今回のライヴで使用した機材は、借り物もたくさんあったようだ。
そんなこともMCで包み隠さず話してくれたのだが、
だからこそチャボの無念さがあらためて伝わっても来た…。

     **********

ところで今回のライヴ。
特筆すべきことがあったので、最後に書きます。
実は、新曲がたくさん披露されたのです。

個人的に印象に残ったのは、
麗蘭の「あこがれのSouthern Man」のような曲を演りたかった…
ということで演奏された「気分はJ.J Cale」。
雰囲気も構成も何から何まで「あこがれの〜」にソックリなのだが、これが良かった(笑)。
カッコイイし、楽しいし、実にチャボらしいアッパーでライヴ映えする曲だ。

更にライヴ本編、そしてアンコールのラストそれぞれで演奏されたのも新曲だったのだ!
まずは様々な洋楽の邦題が歌い込まれた夏賛歌…といった感じの曲が本編ラストを飾り、
そして、今のチャボの心情なのだろう「ねぇ神様」(?)という曲が、ライヴのラストに歌われた。

今月から毎月マンスリーでライヴを行うわけだから、
以前のSWEET HOME SHINJUKUが『My R&R』を生んだように、
この新曲連発は、何だかアルバム制作を予感させるぞ〜!

そしてそしてもうひとつ! 特筆すべきことがあったんだよ。

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共鳴野郎スペシャルLIVE “ FIRST FINALE ” なんばHatch 2008.4.4

佐橋佳幸(G)、Dr.kyOn(Key)、山本拓夫(Sax)、Spam Kasugai(Per)。
この共鳴野郎バンドをバックに、ゲスト4組が順番にセッションで共鳴するという構成。
演奏の合間には、番組出演時のダイジェストも流され、
更に、それぞれのゲスト同士の共鳴も1〜2曲用意されていた。
出演順はバンバンバザール、平原綾香、岸田繁、そして仲井戸麗市だった。

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トップのバンバンバザールは、演奏はもちろんMCも楽しく、
Eventの幕開けとしては最適だったと思う。
続く平原綾香は、僕自身は始めて聞く名前だし、どんなシンガーかも知らなかった。
何やら佐橋佳幸も参加したカヴァー・アルバムを出しているようで、
この日もそのアルバムからであろう「いとしのエリー」を歌っていた。
ただ、この曲が流行っていた当時、彼女はまだ生まれていなかったそうだが…(笑)。
そして岸田繁。
一曲目に番組でも歌ったローザ・ルクセンブルグの名曲「橋の下」を演った。
どんとの声ではないが、久しぶりにこの曲を聴いてグッときたよ。
ちょっとギターを持って歌いたくなったな。

さて、お待ちかねの仲井戸麗市の登場だ。

ステージには岸田繁が残る。
彼と二人でセッションするのは明らかだが、いったい何を演るのか…。

チャボによるとkyOnのリクエストだったそうだが、
” 19歳のときの作品です ” といって始まったのが、驚きの「何とかなれ」だった。
以前、チャボのソロでこの曲を聴いたことがあったけれど、
古井戸を彷彿させる二人のデュオで聴くこの曲はやはり格別であり、
特に最後の ” なぁぁ〜ん〜とかぁ〜なれぇ〜♪ ” とチャボが歌うパートは、
まるで古井戸の『ラスト・ステージ』そのまんま。
凄い迫力で圧倒された。
このセッションだけでも観に来た甲斐があったな。

続くはバンバンバザールのウッド・ベースを加えて、これまた久しぶりの「テニス」。
kyOnのアコーデオンが効果的な曲だが、二人の絡みを観て、
また一緒にバンドをやってくれんかな…と思った。

そしてバンバンバザールのヴォーカルと「ティーンエイジャー」をセッション。
今では『THE仲井戸麗市BOOK』のアレンジでは演奏されない曲となってしまったが、

  ねぇ ボーイフレンドに戻らせて
  ねぇ ガールフレンドに戻ってよ

このリフレインは、どんなアレンジであっても僕にとって永遠のエヴァーグリーンだ。

最後は番組でもセッションされたTHE BANDの「Twilight」
このチャボによる日本語詞のヴァージョンは本当に好カヴァーだと思う。
感動した。

以上、チャボのパートはたった4曲であったが、
普段はあまり聴くことができないメニューであり、かなりレアな内容だったと思う。

チャボの後は出演者全員による共鳴野郎のテーマ曲(なのかな?)のセッションだった。
ここではそれぞれ順番にソロを廻していくというものだったのだが、そこでのチャボが白眉。
スライドのソロも良かったのだけれど、バッキングのギターがとても良かった。
決して派手なプレイでは無かったが、随所におおっ!というフレーズが満載で、
あれだけの人数であったが、チャボが弾くストラトの自己主張がバッチリだった。
まぁ、僕の耳がチャボの音だけを捉えていたとも言えるけれど(笑)。
それにしてもカッコ良かったなぁ。

麗と蘭 1+1 Acoustical tour One plus One 磔磔 2007.12.30

オープニングの「ミッドナイト ブギ」のイントロを蘭丸が弾いた瞬間、すげぇと思った。
僕が観た10月の新潟と、11月の東京とは音が違う。
約3ヶ月にわたるツアーで固まった音と年末の磔磔、
しかも最終日という要素が加わることによるマジック。
年末に磔磔で観る麗蘭は、いつだって1+1+1+1=4以上だったが、
今年は1+1=4以上になっていた。

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蘭丸の激しいギター・ストロークが曲を引っ張っていき、
そこにチャボのギターが色を付ける…というのが今ツアーのパターン。
もちろんアレンジがバンド・ヴァージョンとは異なるので、
個人的な好き嫌いは曲によってはあるが、リズム隊不在を感じさせないグルーヴは唸るしかない。

何よりもチャボがとんでもなかった。
完全にツアー最終日の集大成モードになっていたと思う。
演奏、ヴォーカル、ツアーで話してきたものを全て出す(笑)と言っていたMCなど、
とにかく絶好調だったのではないか。

曲を演奏する前に、ツアーを振り返るように語るチャボ。
おかげでライヴ全体を通してはもちろん、一曲ずつがいちいち身体に沁み込んできたように思う。

ライヴを観ていて、曲によっては何故だか過去のチャボがフラッシュ・バックする。
「マンボのボーイフレンド」では新宿パワ−ステーションが。
そして蘭丸がヴォーカルをとる曲では、どうしてか82年の日本武道館が。
まったく個人的な不思議な感覚。
何なんだろうか、これは。

「GET BACK」の演奏前に語られるビートルズ来日。
この日は磔磔最終日だけのものだったのか、
チャボはここを実際に原稿を読み、ポエトリー・リーディングのように放っていた。
きっとこの先も何百回、何千回聞いても僕は感動してしまう話なんだろう。

年末の磔磔でこれを聴かないと終わらない「Hello Good-bye」。
この曲を歌う前に、チャボは一年の締めくくりとしてスタッフ紹介をし、最後は感極まっていた。

その「Hello Good-bye」では今年一年の出来事が僕のアタマに、目に浮かぶ。
個人的なそれ。
社会的なそれ。
そしてチャボと清志郎の一年。

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あと三年で蘭丸は五十歳、チャボは六十歳。麗蘭は二十歳。
” チャボさん、お互いに元気ならいつまでもやりましょう… ” と蘭丸。
もちろん、やり続けるなら僕はいつまでも観に来るぞ。

“ 麗蘭は一夜限りのはずが、もう十七年経った ” のだ。

  救いの神様 それはミュージック

僕がチャボと出会って、もう二十七年なんだ。

麗と蘭 1+1 Acoustical tour One plus One 南青山MANDALA 2007.11.3

大阪2daysと新潟、札幌とツアー前半が終了し、
東京3daysまでのあいだにチャボと蘭丸、そしてスタッフで何らかの確認はあったはずである。
そこで「ツアーはこれでいこう」となったのだろう。
そして「これでいける」とも確信したのだと思う。
そんなライヴだった。

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アルバム『1+1』を聴き込んだ後なので、
収録曲のライヴ・ヴァージョンは新潟で聴いたのとは段違いだった。
当然、曲を知ったうえで観るわけだから、その形がクッキリとわかるので当たり前なのだが、
やはりアルバム発表→ツアーというのはいいものだなぁと再確認した。

会場のMANDALAはステージと客席がほぼ同じフロア内にあるような感じなので、
麗と蘭が視覚的にも音的にも身近に感じられたのも良かった。
開演前に、「どうしてこの会場を選んだのかな?」と思っていたが、
チャボ自身が希望したらしい。MCでも話していたが、客で来たときに気に入ったようだ。

音のバランスは、会場の特徴でそう聴こえたのかもしれないが、
蘭丸とチャボの音量はほぼ均等になっていたようだ。
ただ、逆に蘭丸の激しいストロークが強烈だったことによる曲によっての迫力は半減していたけれど、
二人のギターがバランス良く聴こえるのは、やはり格別なものですね。
おかげで新曲だけでなく、
過去の曲のアコースティックなアレンジ、アンサンブルをバッチリ楽しむことができた。

さて、メニューは新潟で観たときと同じだろう。
構成やアレンジにはこれと言って大きな違いは無かった。
ただ、僕が明らかに変化を感じたことがある。
それはチャボに対してだ。

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麗と蘭 1+1 Acoustical tour One plus One 新潟LOTS 2007.10.20

ツアーが始まって既に三日目だが、僕にとっては初日だ。
新潟に行ってきました。

10月24日発売のミニ・アルバム同様、チャボと蘭丸だけでのアコースティカル・ツアー。
観る前に想像していたことは、FC合同Eventで何度か行われたミニ・ライヴだった。
実際、この時のライヴは素晴らしかったのだ。
バンドでぶちかましていた曲を二人だけのアコギでアレンジ直しただけでなく、
ドラムとベースは無いけれど、そこには確かにグルーヴがあったと思う。
このライヴに二人は手ごたえを感じていたのだろう。
実際に昨年のツアーは前半がアコースティック・セットのメニューだった。
このことでも、これは間違いないだろうと思う。
そして、結局これがミニ・アルバム制作とツアーにまで繋がっていったんじゃないかな。

さて、アルバムは発売前なので新曲の雰囲気は掴めていない。
もちろん新曲も楽しみだけれど、過去の曲をどんなアレンジで聴かせてくれるのか…。
今回チョイスされる曲は何なのかも含めて、僕の関心は正直こちらのほうが高かった。

席に着き、友達と色々と話していたらあっという間に時間が経過していたらしい。
突然「波路はるかに」が流れた。スイッチがカチッと入る。
この曲を聴くと、あぁ、麗蘭だぁ…と自然に身体が反応してしまう。
ステージの照明が変化したのを合図にしてステージに現れたのは…。

麗蘭ではなく、麗と蘭であった。
期待と物足りなさが入り混じって、僕はその光景を見つめる。
オープニングは、ここのところライヴのリストから外されていたが、
やはりこれっきゃないだろうというあの曲だった。

     **********

ところで、今回はチャボのギター・プレイをバッチリ確認できる位置だった。
ほとんどの曲でギターを持ち替える。使用したのは全部で7本かな?
そんな中、自身でも手に入れたこともあるため、
CHET ATKINS CE
を弾くときは改めてじっくりと凝視させて頂いた。
結果、ほぼチャボと同じモデルだろうということが確認できたので満足。
ちなみに、チャボはヴォリュームとトーンのコントロール部分にテプラ?かなんかを貼っており、
それをわかるようにしているのだが、もちろん僕も真似させてもらっています(笑)。

CIMG6450.jpg

久々にチャボのギターを堪能させてもらいました。
以前は、アコギを持つとギターを語らせる、またはギターに語ってもらうようなスタイルが主だったと思うが、
最近はプリミティヴな演奏になってきているような感じだなぁ。
ただ、特にブルース・スタイルのスライドなどでの、一見してかなりラフに見えるプレイも、
実はカッチリとしたフレーズを弾いているんだよね。そんなところはチャボっぽいなぁと思う。

特に蘭丸がヴォーカルを取る曲でギターを弾くチャボは最高でした。
今更だけど、ギタリストとして本当にカッコイイのだ。

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ラジオ・スターの夜劇 777 仲井戸CHABO麗市 大阪Shangri-La 2007.7.7

大阪のチームCHABO777という方々が、どうしたら腰の重いチャボを呼べるだろうか…
ということで企画したという『ラジオ・スターの夜劇 777』に行ってきた。
一部が公開ディスクジョッキー、二部がライヴという変則的な内容。
定期的に横浜サムズアップで開催しているDJ Eventのコンパクト・サイズが一部で、
二部はソロ・ライヴだったのだが、終わってみれば10時半を過ぎており、
結果としていつもの…いや、いつも以上の長時間に感じられるライヴとなりました。
そして実に感動的で幸せな時間を過ごさせてもらいました。
大阪まで来て良かった。

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2007年7月7日ということで777だったのだが、
チャボが登場するときのBGMにウルトラセブンを流すなど、徹底的に7に拘っていた。
しかし、ウルトラセブンとチャボというのは想像すらできないマッチングだ(笑)。
チャボは " 今日のDJは1時間くらいかな… " と言っていたが、
1時間は軽く越えていたのではないだろうか(笑)。
では一部から、特にココロに残ったものをピックアップしてみます。

前回のサムズアップでは『雨の曲特集』ができなかったということで、まずは『プチ雨の曲特集』。
トム・ウェイツの「レイン・ドッグス」(今、これを聴きながら書いています)や、
チャーリー・パットンの洪水を歌った曲(タイトル失念)がかかる。
必ずやってくれる朗読は、今回は何と二篇。
まずは大阪にちなみチョイスされたという、
エッセイ『一枚のレコードから』より「ララバイ・ア・コレクション」の章。
その朗読と共に話してくれた、
天井桟敷大阪公演のバックを古井戸で務めたときのエピソードもとても興味深く、
個人的にもここはハイライトだった。
曲は、そのときに演奏したアレンジに近い(?)というジョーン・バエズの「朝日のあたる家」。
そしてもう一篇はリトル・フィート「ザ・ラスト・レコード・アルバム」の章だった。

7月7日はリンゴ・スターの誕生日ということで、
「ユア・シックスティーン」が飛び出したのも楽しかった(BGMを今、リンゴに変えました)。
ちなみにこの曲でマウス・サックスを担当しているのはポール・マッカートニーです。
チャボのことだからその話も出るかなって思ったんだけど…。

これまた定番となっている意外な曲シリーズはサンタナだった。
チャボ自身は " あまり意外じゃ無いかな " と言っていたが、
実は、僕は前日の夜にサンタナをガンガン聴いていたのだ。
その意味では意外…というか驚いたけど。

最後はジョニ・ミッチェルの「ウッドストック」と、ジーン・ケリーの「雨に歌えば」。
特に後者はチャボとおおくぼさんの結婚にまつわる話も交えての、
何ともほんわかとしたムードでした。

これで一部が終了。
「ウッドストック」の途中でチャボは退場したのだが、
二部も「雨に歌えば」の後半でステージに登場した。
そのまま「雨に歌えば」のサビを引き継ぎ、しばらく歌った後にライヴが始まったのだが、
オープニングが意表をつく曲だったのだ。

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仲井戸CHABO麗市 MY WAY2007 LIVE HOUSE OF marquee 江古田マーキー 2007.5.20

江古田マーキーでライヴを観るのは初めて。
中に入り、横に長い会場を見た第一印象は「渋谷の屋根裏みたい」だった。
もちろんRCサクセションが出演していた頃の屋根裏だ。
まずはそんなことで気分が盛り上がる。

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最初に、この日にチャボが使用したギターの話。
ソロ・ライヴではいつもメインである二本のギブソン・チェット・アトキンスはもちろんだが、
グレコのセミアコにギルドのフルアコ。クラプトン・モデルのストラトも二本。
そしてゴダンと、エレキも存分に弾いてくれた。
小さな会場だったこともあり、エレキの音がとても良かった。
ナチュラルに歪んだグレコのセミアコでのブルース。
これまたナチュラル・ディストーションのストラト・ハーフ・トーン。
ゴダンでプレイしたキンキー・サウンド。
そしてギルドのフルアコを歪ませてのスライド・ギター。
チャボ自身はどう思ったかはわからないけれど、剥き出しの生の音って感じで僕は最高だった。
最近はギタリスト・チャボという感覚が僕の中で大きくなっていたので、その意味でも嬉しかった。
僕の記憶では、今日のチャボは八本のギターを使用していたと思う。

さて、会場のBGMはレゲエが鳴っており、
何だかいつものチャボのライヴ前とはちょっと違う雰囲気の中で開演を待つ。
立見も含めてお客さんは満員だ。だんだんと熱を帯びてくる。
定刻を10分ほど押して、いよいよチャボが登場。
ライヴは「SWEET HOME 江古田マーキー」で始まった。

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     向日葵の舟に揺られて

Blue

Author:Blue
仲井戸麗市と忌野清志郎。この二人にはその音楽だけでなく、全てにおいて大きく影響を受けています。
僕の十代は1980年4月5日の久保講堂から始まりました。

Information
●お知らせ(7/17)●

テンプレートを変更しました(7/17)。

★あなたが選ぶRCサクセションのオリジナル・アルバム BEST-1 は?★

定番の項目ですが継続して投票受付中。投票は60票にもなりました。ありがとうございます。遊びに来てくださった方はお気軽に参加をして頂ければと思います。あなたのアルバムへの思いも是非コメントしてください。

★受けてわかる仲井戸麗市雑学/仲井戸麗市検定★

おかげさまで受験をして頂いた方が380人を超えました。ありがとうございます。今後もテーマを絞って追加する予定です。

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今後とも『Blueの雑記帳』をよろしくお願い致します。


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