ぼくはロックで大人になった 忌野清志郎が描いた500枚の絵画 -2012-

映像作品として発表された 『ぼくはロックで大人になった』 を観た。


以前、TV番組として観たときに感じた印象。
" 絵 " テーマにしているが、清志郎を追った優れたドキュメンタリー。
今回あらためて観ても、そのときの印象とそんなに変わらなかった。
もちろんそれは良い意味で。

所々で感じる切なさだけは2年前に観たときとは違う。
今は切なさを感じるが、悲しみはそこに含まれていないように思う。
逆に、ぼくにとっての清志郎に久しぶりに出会えた…といった気持ちがある。
ホッとさせてくれる…という感覚に近いかもしれない。

焦点は音楽ではないけれど、観終えてアタマやココロに残るのは、
やはり忌野清志郎の音楽である。
今のぼくにとって、音楽は演奏や歌や曲や楽器だけでは無い。

そして特典映像として収録された 『忌野清志郎、ゴッホを見に行く』 。
これがまた素敵だ。
時間は30分にも満たないが、物凄い見応えだ。
特典映像と言う断りは失礼だと思うよ。

 ガーンときたね
 凄い
 へぇー

これらを呟く清志郎は、
ステージや音楽誌で見慣れた表情では無い。
その表情から清志郎のココロの内を想像するのも楽しい。
そして、ぼくも一緒に絵を観ているような気分にさせてくれる。

「いきなり凄い」
「絵をこえちゃってるような感じ」
「人々に力を与えているような」
「観る人に勇気を与えるようなパワー」
「永遠のロック・スター」
「アイドル、憧れ」

清志郎が発したゴッホとミレーに対してのこれらの言葉。
これはぼくが忌野清志郎に対して感じたそのままでもある。

最後になって清志郎がゴッホをジミ・ヘンドリックスと呼ぶシーンがある。
過去にはチャボもまったく同じことを言っている。
二人の発言時期の後先云々ではなく、
同じ人に同じ人のことを同じように感じているというのが興味深い。
しかもその二人が忌野清志郎と仲井戸麗市というのは…。

清志郎とチャボは、二人でゴッホについて話したことはあるのだろうか。
あるのならば、どんなことを話したのか知りたいなぁ。

『ぼくはロックで大人になった』 。
そして 『忌野清志郎、ゴッホを見に行く』 。
あらためて、素晴らしい作品だと思う。


P.S.
丁寧に作られた特典のブックレットも嬉しい。
演出を手掛けた佐藤健さんの文章は、映像を観た後に読むと更に味わいが深くなる。

P.S.2
清志郎の個展の後に友だちと話したことを思い出した。
家族以外にも身近な人や親しい人の絵を多く描いている清志郎だが、
僕が知らないだけかもしれないし、
発表されていないだけかもしれないし、
見つかっていないだけかもしれないし、
実際に描いていないのかもしれない。

仲井戸麗市を描いた絵は、ない。
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sings soul ballads / 忌野清志郎 -2011-

事前に発表されていた内容をまとめればこのアルバムは、
清志郎自身が残していたバラード・アルバムの選曲リストを再現したものになる。

忌野清志郎
EMIミュージックジャパン
発売日:2011-11-23

例えば、これと同じタイトルで編集盤を作るとする。
10人いれば10枚の、100人いれば100枚の内容が違うアルバムができるはずだ。
所謂ベスト盤に代表される既発曲の編集盤はそんなものだ。
よって、ファンによってはこのアルバムに対しても " あの曲がないぞ " や、
" この曲は違うんじゃ… " という意見もあるだろうと思う。
僕自身もこのタイトルならと考えれば、清志郎のリストとは違う内容になる。

忌野清志郎の新作 『sings soul ballads』 は、
清志郎本人のセレクトという点が最大のウリであり魅力だ。
その1点だけで価値がある。

実際に聴いていく。
1曲目の「世界中の人に自慢したいよ」から「JOKE」の流れ。
もう発表された当時の名義なんて関係ないよ。
ここで聴ける「JOKE」は、『復活!! THE TIMERS』 で聴ける「JOKE」では無いもの。
そして「ギビツミ」に繋がるのだけれど、このアタマの3曲で決まってしまった。
後は最後まで一気だ。
珠玉のスウィート・ソウル・バラード集なんて形容はダサいと思っていたが、
このアルバムに対しては、素直にそれを受け付けることができそうだ。
それどころか、このタイトルの清志郎の編集盤は、もうこの選曲でしかあり得なくなった。

リマスターも効いていて音の分離も良く、
「NEWSを知りたい」なんて最初は別ヴァージョンかと思い、
2・3'sのシングルを引っ張り出し、聴き比べてしまったほどだ。
おかげですべての曲が新鮮で、とても気持ちよく聴ける。

清志郎は素晴らしい。
そんなことをあらためて世界中に自慢したくなる作品だ。

     **********

「ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います」を聴き終えたところで、
僕はCDプレーヤーのSTOPボタンを押した。
このアルバムはここまで。
15曲で終りだからだ。

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IMAWANOKIYOSHIROARCHIVEBOX / 忌野清志郎 -2011-

3月5日の午後、ZeppTokyoへ向かうために家を出る、その30分前に届いた。
いったい何ていうタイミングなんだ。
聴けないじゃないか、読めないじゃないか…でも、
気分良く、気持ち良く、嬉しく、そしてちょっぴり切ない気分でお台場へ。
玄関のドアを閉める直前、" チャボによろしく " と清志郎が言った気がした。

CIMG9062.jpg CIMG9063.jpg CIMG9064.jpg

本にまとめられたものは既出だと思うので、CDのみに触れる。
CDはFM802の音源から選ばれたレアなライヴ・コンピレーションだが、
曲自体は、ほとんどがRC時代を含む清志郎クラシックスだ。
よって、悪いわけが無い。
実際、素晴らしい。

とりわけ個人的に痺れたのが93年の2・3'sだ。
クレジットによれば8/25の大阪城音楽堂での、
ACOUSTIC REVOLUTIONでのライヴだ。
実はこの時期、僕は8/17に渋谷公会堂で行われた、
同じくACOUSTIC REVOLUTIONを観ている。
これはBO GUMBOSと近藤房之助との共演。
当時はまだまだ2・3'sは続くと思っていたものだが…。

2・3'sの代表曲「プライベート」もいいが、
それ以上に「さんざんなめにあっても!」がとても良かった。

「雨あがりの夜空に」や「スローバラード」が、
いつもの聴きなれたバンド編成では無いヴァージョンなのも貴重。
好きか嫌いかはこの際別にしよう。
聴きものであるのは間違いないのだから。

年代も89年から08年までと幅広いのだが、
不思議なことに何も違和感を感じずに一気に聴けてしまった。
その理由はきっと色々とあるのだろうが、
清志郎なのだから…としか、僕は言い様が無い。
だって、本当にそうなんだ。

CDの最後、「Baby何もかも」が終わった後に、そこで切らず、
「雨あがりの夜空に」のイントロを残したのは意図的なことなのかな…。

最後に、僕の大好きなライヴでの清志郎がこのCDには収録されているので、
それを記してこのエントリーを終わりたい。

忌野清志郎&2・3'sの「プライベート」。
この曲のエンディングはキメのフレーズが延々と繰り返される感動的なアレンジなのだが、
ここに被さる清志郎の " どうもありがとう! 愛してます! " が、
僕は両手いっぱいに広げても足りないくらい大好きだ。
必殺の曲での必殺のフレーズだと思う。

CIMG9065.jpg

清志郎、どうもありがとう。愛してます。

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キセキのキヨシロー / 野口トオル -2010-

その曲のドラムスを新井田耕造が担当。
仲井戸麗市、梅津和時、三宅伸治、金子マリがメッセージを寄せ、
ジャケットは久原大河氏が手掛けた…というリリース予定のCDシングルがあります。

船橋にあるライヴ・ハウス、月。
この " 月 " のマスターであり、今年の3月に急逝された野口徹さんが作った、
忌野清志郎へのトリビュート・ソングがその曲です。

タイトルは「キセキのキヨシロー」。

KiyoshiroCDcov.jpg

清志郎ファンが企画した " キセキのキヨシロー#1 " というEventが、
今年の4月2日に " 月 " で行われました。
「キセキのキヨシロー」は、野口さんによってここで歌われる予定だった曲です。
一緒に演奏するはずだったメンバーが曲を完成させ、
4/2のEvent当日にステージで披露したそうですが、
更に、ここに関わった人や人たちの想いがこの曲のCDを生みました。

曲の一部を聴きました。

  新井田氏のビートの効いたドラムが、
  そして清志郎のシャウトが聞こえてくるようなご機嫌なロックンロール!

見せて頂いたCDの資料にあったこの文章そのままの曲です。
この曲の歌詞はRCの楽曲のフレーズがふんだんに織り込まれていて、
ファンが聴けば、野口さんの清志郎への想いが一発でわかります。

実は、野口さんと僕はまったくの同世代。
そして、僕も昔(20年前!)、野口さんと同じような手法で曲を作ったことがあるのです。
僕も歌詞はすべてRCの曲のフレーズを組み合わせて作り、
タイトルは「ティーンエイジャーだった頃」と付けました。
一人で自宅録音した音源も残っています。
ですから、この曲の歌詞を見て曲を聴いて、とてもとても共感しました。

ライヴにもレコーディングにも参加したコーちゃんが、
CDにこのようなコメント(抜粋)を寄せています。

  キヨシローくんの曲とうたが好きだった、野口徹さん。
   (中略)
  そして、ついに野口さんはキヨシローくんをトリビュートする曲をつくった。
  でも、その曲をバンドで、ライヴで、発表する直前に、彼は突然亡くなってしまった…。

  だからみんなで、「キセキのキヨシロー」をレコーディングした。

僕も早く手にとって、フルで聴いてみたいCDです。

     **********

ここで急なお知らせになります。

9月20日(月・祝)に、このCD完成記念ライヴが " 月 " で行われます。
コーちゃんのドラムで、RCの曲をたくさん演奏するそうです。
しかも、コーちゃんも歌うらしい!

バンドのメンバーである吉森さんのHPから参考までにご紹介。

●9月20日(月・祝)キセキのキヨシロー発売目前ライヴ@船橋 無国籍料理 月

■出演:新井田耕造/吉森信/上村秀右/清水アキオ/門井一/楠知憲/原田真一郎
■場所:船橋 無国籍料理 月
■時間:19時開演
■チャージ:2000円
■お問合せ:船橋 無国籍料理 月

☆コメント:このお店のマスターの野口さんが、急逝されて約半年。
      そのマスターが生前、やろうとしていた
      キセキのキヨシローというイベントが、今年の4月、
      その意思を尊重する人達の手によって、なんとか行われて、
      その記念に、そして、これからの、月、というお店のために、
      そのマスターが遺した曲を録音して、
      CDシングルを発売することになりました。
      僕も、ご縁があって、1曲、録音に参加させてもらいました。
      本来、この日が発売ライヴの予定だったのですが、
      よくある話で、この日に間に合わなくなってしまって、
      この日は、発売目前ライヴ、ということになったそうですが、
      みなさま、どうぞ、今後とも月を応援してあげてください。

     **********

最後に、今回の情報を提供して頂いたKさん、ありがとうございました。

Baby#1 / 忌野清志郎 -2010-

1曲目の「I Like You」。
このとてつもなくハッピーなヴァージョンは、いったい何なのだろうか?

タッペイのコーラスもチャボのギターもホーンもストリングスも、
当然もちろん後から被せたものなのだけれど、
この弾み方は、どう聴いても僕にはそうは思えない。

清志郎によるキモちのEアコギに続き、
チャボによるチャボのチャボにしか弾けないあのスライドが聴こえた瞬間から、
感動的なリフレインのエンディングまで、まさに至福の5分間だ。

そして何よりも本当にとにかく驚くのは、
まるで清志郎と一緒にレコーディングしたみたいだ…ではなく、
一緒にレコーディングしているのだ…としか言いようが無い、その音だ。

だってスタジオにいる清志郎とチャボが僕には見えるのだ。
打ち合わせをするBlue Day Hornsと金子マリが僕の目に浮かぶのだ。

" まぁまぁ、冷静になれよ " と言われるのはわかっているつもりだが、
こんなとんでもない作品を聴いて落ち着いていられる清志郎ファンはいるのか。

繰り返すけれど、すべての楽器が清志郎の歌と一体化して登りつめていくような終盤のリフレイン。
ここの感動的なことと言ったら…。
レコーディングが終わってタッペイとチャボが抱き合って喜んだというのが、
これを聴けばわかりすぎるほどわかる。

忌野清志郎
EMIミュージックジャパン
発売日:2010-03-05

もちろんとんでもないのは「I Like You」だけではない。

RCヴァージョンよりもラフでふざけ気味なヴォーカルが実に清志郎らしい「ヒロイン」。
ホーンと金子マリのサポートも効果的で、2・3'sヴァージョンよりも突き抜けた明るさの「恩赦」。
作品としては初出のタイトル・ナンバー「Baby#1」の、浮遊感あふれた泣きたくなる清志郎のPOP。
そりゃHISは大好きだけれど、「ヤングBee」よりは「Young Blue」だな…な清志郎のBLUES。
アレンジを少し変えるだけで曲の表情がこんなにも変わるのか…な名曲「ニュースを知りたい」。
ジュリーのヴァージョンよりもルーズなギターがカッコイイじゃねぇか…の「KI・MA・GU・RE」。
歌いだしの瞬間から視界がぼやけた。金子マリと並んで歌う清志郎がすぐそこにいる。
今となっては号泣ソングだが、これぞ忌野清志郎!なヴォーカルを聴かせてくれる「Like a Dream」。
このまま 『Memphis』 に入れても違和感ゼロじゃん…の「ラッキーボーイ」。
意外とサラッと聴かせるが、オリジナル・ヴァージョンから十分にヘヴィ…の「メルトダウン」。

以上10曲で約45分。
素晴らしい。

  奇跡のニューアルバム、ここに完成!

いつもならこんなコピーはチンケで安っぽく思うものだが、
このアルバムに限っては、頷いてしまう自分がいる。

とにかく今は、思考を邪魔する様々な要素はアタマの中からすべて消し、
しばらくは、この89年の…いや、2010年の忌野清志郎を、
ずーっとずーっと聴いていたい、そして聴き続けたい。


p.s.
それにしても「I Like You」のスライド・ギター。
もう、今ここに入れるのはこれしかないっていうフレーズ。
チャボ、最高だぜ!

忌野清志郎 LIVE at SPACE SHOWER TV ~THE KING OF ROCK'N ROLL SHOW~ -2010-

1曲目の「アイドル」が始まった瞬間から、既にこのDVDのハイライトだ。
しかも次の曲が「プライベート」ときたら、もうクライマックスである。
まだ2曲目なのに。

" この愛は変わらない " と歌う清志郎を観ていたら泣けてきた。
悲しくてじゃないよ。
この清志郎は、あまりにも美しいじゃないか…ということだ。
忌野清志郎&2・3’s。
山川のりをはギタリストとして抜群にカッコイイし、
リズム隊も、これで何の文句があるのだろう。

この、93年9月の日比谷野音における2・3’sのライヴをここで初めて観た人は、
何故このバンドが清志郎の歴史から消えようとしているのかが理解できないと思う。
たった3曲じゃまったく物足りないし、今更だよなぁ…でもあるけれど、
ただ、少しでもバンドの素晴らしさが伝わることになったというのは、
素直に良かったと心から思う。

スペースシャワーで放送された93年~05年ライヴから、40曲が時系列に並ぶ。
視覚的にもサウンド的にも、清志郎の音楽の変化がわかるのでありがたい。
冷静に振り返ってみると、その中でも95年から99年の特にLITTLE SCREAMING REVUE。
このヘヴィな音…特にリズム隊…で歌われるRCナンバーが興味深い。
「トランジスタ・ラジオ」など、僕には清志郎がとても歌いにくそうに感じるし、
ハードな「空がまた暗くなる」は、まるで別の曲のようだ。
逆に「メロメロ」や「裏切り者のテーマ」なんかはバッチリで、
この辺を今聴き比べると、実に面白い。
他にもお馴染みの曲がオリジナルとは違うアレンジで演奏されまくるので、
その意味でも貴重な作品になっているだろう。

そうそう、ライヴのあいだに挟まる映像がいちいち良くて、
特に下北沢を宣伝車で回った後のゲリラ・ライヴでの「メロメロ」が最高だった。

さて、こんなDVDを観せられてしまったら、
2・3’sとタイマーズの当時のライヴをたくさん観たくなってしまったよ。
今回はネタがスペースシャワーモノに限られるのだから仕方が無いけれど、
いつかは…特に2・3’sがしっかりとしたカタチでまとめられることを願っていたいと思う。

それにしても、忌野清志郎は日比谷野音が似合う男である。
あらためてそれを強く思った。
特に僕が好きなのは、野音のステージ後方や斜め後ろから撮られた…要するに、
客席をバックにステージで歌う清志郎を捉えたシーンになるのだが、
これはどのライヴのものでも大好きである。
野音の客席と清志郎というのは、画像的にとてもマッチしていると思う。

編集や内容や収録曲に個人的な希望を当てはめて、
こうして欲しいという不満を言ったらキリが無い。
でも、これを観たファンの数だけ、そんな思いは確実に出てくるだろうと思う。
それだけの希望や不満が出てくる価値のある、素晴らしい作品なのだ。

忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー 2009・5・9 オリジナルサウンドトラック

触れないままにしようかと思ったけれど、
どんなものであれ忌野清志郎の新作なので、やはりエントリーすることにした。


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発売前には、このアルバムについて本当にたくさんの意見をコメントと投票で頂きました。
あらためて感謝いたします。ありがとうございました。

さて、このアルバムに対しての僕の興味はただひとつ。
ZAKによるリマスターだ。

可能な限りの大音量でひと通り聴いた印象は、
RCサクセション…特に80年代初期の音源のリマスターが素晴らしいと思った。
『PLEASE』 『EPLP』 『BLUE』の収録曲がそれで、
特に「君が僕を知ってる」と「いい事ばかりはありゃしない」は、僕の耳には感動的に響いた。
あくまでも僕の印象ですよ…と断りを入れるけれど、
これまで聴いたRCサクセションすべてのCDの中でも、間違いなく最高だと思います。

タイトルやコンセプトが違っていれば…と書いても意味はまったく無いけれど、
それでも、それを書きたくなるCDである。

すべての歌は同じさ。

このあいだ、kumukumuさんから以前書いたタイマーズの記事にコメントを頂いた
1stアルバム 『TIMERS』 のプロモ盤というのを僕は見たことが無いが、
どうやらそれに若林健次さんの漫画があり、
当時の予定では憂歌団をバックにLPを制作するはずだった…と書いてあるらしい。

コメントを読んだ時点では " おー、そうだったのかー " なんて思ったけれど、
何だかその漫画は記憶にあるぞ…とだんだん思い出してきたので、
いつものようにマイ・コレクションを探してみたら、あった。

僕が持っているこれはプロモ盤では無く、
当時、東芝EMIが販促用に作ったブックレットだと思う。

CIMG7535.jpg CIMG7534.jpg CIMG7533.jpg

このブックレットは、何故だか漫画のストーリーとは別に、
タイマーズの結成からデビューまでのHISTORYがキャプションで書かれているという構成。
そのHISTORYは、
これが本当かどうかわからないけれど面白いエピソードが結構あり、なかなか貴重だ。
例えばゼリーと名乗る前はジュレーだったとか、
トッピがギターに故・宮城宗典の写真を貼ってステージに出ていたとか、
アルバムを江戸屋レーベルから発表しようと考えていたとか…。

そして、確かにここには " 当初の予定では、インディーズから12インチ・シングルでデビューし、
憂歌団をバックにLPを制作するというものだった " と書かれている。
だいたいタイマーズ結成のきっかけが某FMでの内田勘太郎とゼリーの共演なのである。

ところで、1stアルバムのCDもレコードもピクチャー・ディスクだったし、
2枚切られたシングルもアナログ盤が出ていたし、ステッカーやブックレットもあるし、
シングル・カセットなど、見ているだけでも楽しいアイテムが多いのであるこの時のタイマーズ。

CIMG7532.jpg CIMG7536.jpg CIMG7537.jpg

そして、当時の宣伝コピー(ブックレットにはゼリーによる企画主旨と紹介されている)。
これが何とも深い一言でイカシていた。

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告別式のサウンドトラック

前代未聞だと思う。
告別式をロックン・ロール・ショーとしたこともそうだが、
そこで流された曲をサウンドトラック盤として制作し、発表してしまうというのである。

報道されている内容によれば、関係者は " 単なるベスト盤は出したくなかった " という。
" 青山は12時間のロック・ショーとしていたので、その全曲をアルバムにした " らしい。

これはファンのあいだでも購入の有無は別にして、様々な意見があるだろう。
個人的にもとても興味があるので、
発売前日(7月28日) 発売日一ヶ月前(6/29)までの期間限定で投票…
というかアンケートになるけれど、
僕のブログを見てくれている人の素直な気持ちを聞いてみたいと思います。
よろしければお願い致します。

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ロックの生まれた日 -1990-

20日の土曜日、清志郎ファンの皆さんにバーベキューに誘われました。
知り合ってそんなに時間が経っているわけでは無いのですが、
超が百個も付くインドア派中のインドア派である僕が出て行けるのも、
とてもいい感じの人たちであるのはもちろん、
そこではお互いフラットに清志郎やチャボやRCの話ができることが大きいかなぁ。
これは僕の感じ方ではあるけれど、意外とできるようで、できないんです。

さて、野外でご飯を食べて、ウクレレとギターで清志郎やRCの曲を歌って…など、
清志郎の話を一日中して過ごすという日。
晴れたことはもちろん、気持ちいい風なんかも吹いて楽しい時間でした。
日が暮れてからは、主催してくれた方の自宅へお邪魔して二次会。
そこでは懐かしい映像を色々と観せてもらいました。
そんな中に 『ロックの生まれた日』 でのSMIがあって、これがとても良かったので、
久しぶりに僕も引っ張り出してみました。

CIMG7498.jpg

この画像はロッキング・オン・ジャパン90年3月号に載った広告です。
90年4月に大阪と東京、両方の野音で開催されました。
東芝EMIの企画なので、出演も所属ミュージシャンとなります。
内容は単なるカヴァー大会と言えばそれまでなのですが、
僕なんかにはSMIが出演しているだけで価値があると思うライヴです。
HISが誕生するきっかけであることはもちろんですが、
それが無かったとしても、ここでのSMIは面白い。

後にCDと映像両方の作品として発表されました。
映像は14曲、CDは19曲収録ですし、お互いでしか聞けない曲もあるので、
できれば両方を所有できれば良いと思いますが、今では入手困難かな?

CIMG7492.jpg CIMG7493.jpg CIMG7494.jpg

時代を感じるレーザー・ディスクですが(笑)、リンコさんがいることで、
今となってはこのユニットが実に貴重なものだったことがわかります。

CIMG7495.jpg CIMG7496.jpg CIMG7497.jpg

両方買わないともらえなかったのか…は忘れてしまいましたが、
POST-CARD BOOKが特典でした。
ラストの1枚。清志郎とリンコさんが写ったこの写真はメチャクチャ最高です。

ヴォーカルのほとんどは坂本冬美ですが、
それでも、映像作品で観ればわかるように清志郎の存在感は圧倒的。
ガクラン姿もカッコイイんだ、また。

そうそう、特筆すべきはCDにも映像にも収録されていない「デイドリーム・ビリーバー」。
TVではOAされましたが、清志郎がコーラスをつける貴重なヴァージョンです。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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