SUMMER TOUR '83 渋谷公会堂 KING OF LIVE COMPLETE / RCサクセション -2016-

ビートルズの『ファースト U.S.ヴィジット』。


日本で初映像ソフト化されたのは90年代アタマだったと思います。
当時の僕は公式音源を聴いて楽しむだけでなく、
活字や写真と言った資料からブートレグ音源に至るまで、
ビートルズに深くマニアックにのめり込んでいました。
その時点で身についていた知識にもそれなりに自負があったし、
音や映像で驚くような出会いは滅多にないと思っていた僕でしたが、
モニターの中で動くジョンとポール、ジョージ、リンゴには興奮しました。
思い切り知っているはずのバンドが、まるで初めて観るバンドでした。
まさに新しいビートルズ体験。
初体験の衝撃は1回とは限らないことをその時に知りました。

著者 :
ユニバーサル ミュージック
発売日 : 2016-03-30

83年のツアー映像が存在しているだけで驚きでしたが、
それが発表されると聞いたときは、自分の気持ちが反応しませんでした。
あまりにものニュースの大きさに、どういうことなのかが理解できなかったのでしょう。
ただただ、冷静にその日を待ち続ける日々でした。

オリジナルの『THE KING OF LIVE』はそれこそ穴のあくほど聴いてきたし、
音から想像する僕だけの映像もアタマの中に存在していましたが、
本当に動くKING OF LIVEの5人を自分の部屋で体験できるのです。

事前に公開されたトレーラー映像から感じたのは、
ビートルズの『ファースト U.S.ヴィジット』を観たときと同じような興奮でした。
知っているバンドなのに、知りすぎているバンドなのに、
まるで初めて観るバンド…かつ重要な出会いのような快感。
あの頃がよみがえる…とか、あの頃を思い出す…とかではなく、
何だか新しいRCサクセションとして触れられそうだなぁ…とそんな気がしました。

はたして…。

RCサクセション初体験!
未発表映像なので当たり前ですが、もちろんそれを指しているわけではありません。
RCを知っていれば知っているほど、RCというバンドを初体験できる作品ではないか。
観終えた今、そんな風に思っています。
記憶の中にあった映像がよみがえることでこうなるのではなく、
あの頃の僕が、あの頃のRCに夢中になっていたのを思い出すのではなく、
83年のRCサクセションに今の僕が興奮し、感動するのです。

それにしても何の目的で撮影されたのでしょうか。
ラフに数台のカメラで5人を捉えたものですが、実に不思議な映像となっています。
渋谷公会堂のステージなのに、何故だか大きな会場に感じられます。
武道館だよ…と言われても、何も知らなければ信じてしまいそうです。
83年のRCサクセションの存在感は渋谷公会堂のキャパを超えていたのでしょうか。

しかし「ブルドッグ」がヤバイ。
これまで音だけで想像していたこの曲を歌いギターを弾くチャボは、
その想像をはるかに超えていました。
何故、当時の僕が仲井戸麗市に夢中になったのかがわかります。
映像のチャボより20も年齢を重ねた今の僕でも、このギタリストにはシビれます。
単にギターを弾く人というのではなく、ギ・タ・リ・ス・トとしか言いようのない佇まい。
カッコイイという形容詞しかないことを残念に思うほどカッコイイです。

こうした映像作品が出る際の常套句である " 発見された " 。
いつも思うのですが、探していて見つかったのか。
それとも偶然に見つかったのか。
この点がハッキリしませんが、どちらでもいいので、是非、発見していただきたい。
初体験できるRCサクセションの映像。
間違いなく、まだあるでしょう。
スポンサーサイト

PLEASE ROCK ME OUT at 日比谷野外音楽堂 1981.5.30/5.31/ RCサクセション -2016-

このCDの発売前後を振り返れば、
マニアックなファンでなくても「普通じゃないなぁ…」と感じたはずです。
それどころか、今でもその気持ちは残ります…が、
「よォーこそ」を聴けばそんな気持ちは吹き飛びます。
だって1981年のRCサクセションなのです。
しかも日比谷野音の。

複雑な思いを2016年の僕が抱くのは勝手ですが、
1981年のRCはそのときの、そのままであり、収められた演奏は嘘をつきません。
一瞬であっても当時に帰り、
当時がよみがえり、
当時に想いを馳せ…。
気分は野音ベイベーな高校生です。
暮れてゆくステージの鮮やかな照明の中でロックするRCが目に浮かびます。

IMG_4689_convert_20160215230146.jpg

野音の客席でしょうか。
乱暴に録音されたその音は生々しく響き、
本当に野音で聴いているような錯覚を起こしさえします。
そして凄まじく早いテンポで演奏される数々の名曲。
今の目で見ればこのとんでもないセット・リストも、
『PLEASE』と『BLUE』のあいだの時期であることを考えれば、
そこにあった曲をチョイスしただけでしょう。
しかし、このままベスト・アルバムが作れてしまう選曲なのも事実。
いやはや、あらためて凄かったんだなぁとため息。

IMG_4691_convert_20160215230204.jpg

僕が観たのは5月31日
記憶の彼方だったその日を引っ張り出してくれたというよりも、
もういちど体験させてくれたという感覚。
懐かしさなんて微塵もありません。

常々僕が思っていた " 81年のRCがいちばん凄かったんだよ " 。
少なくとも僕の中ではこれを証明できたこと。
そして、実際にこの場にいたんだという幸せ。
4枚のCDが収められたパッケージに僕の想いが加わった、
世界でひとつだけの宝物です。

KING OF BEST / RCサクセション -2015-

デビュー45周年のキャリア総決算オールタイム・ベストという位置づけですが、
映画『ラブ&ピース』に「スローバラード」が使われ、
さらにTBS系ドラマ『おかしの家』に「空がまた暗くなる」が使われ…と、
こうしたことも重なってのリリースでもあるようです。

タイトルは、少なくとも僕には深く検討した痕跡が感じられませんし、
ジャケットのデザインも、お世辞にも良いとは言えません。
僕自身、ニュースを聞いたときは、過去の乱発されたベスト・アルバムを思い浮かべ、
正直 " またか… " という気持ちでした。
しかも収録曲は身体と心に浸透しまくって細胞の一部と化しているわけです。
けれども、やはり、RCサクセションの新作というフレーズには心が動きます。
複雑な思いながらも入手するのは、RCサクセションのアルバムだからです。

著者 :
ユニバーサル ミュージック
発売日 : 2015-11-24

全19曲。
基本的には発表された順に並べられています。
『RHAPSODY』やライヴを除くオリジナル・アルバムから、
すべてではないけれど万遍なくチョイスされた
変化球はないまったくの直球セレクトも好感が持てます。
1枚のCDで編集するベストとしてはこれしかない内容であり、
これまで発表された何枚ものベスト・アルバムと比べても決定版と言えます。
これからRCを聴きたいという人には最適なアイテムだと思います。
アナログ盤『EPLP』の帯コピーだった " RC入門の道しるべ " を使いたくなります。

リマスタリングされたSHM-CDの音は分離がよく、僕が聴いた限りの印象では、
特に「雨あがりの夜空に」の各楽器パートがくっきりし、別ヴァージョンのようでした。
「ぼくの好きな先生」の左チャンネル、破廉ケンチと思われるギターも、
これまでよりもハッキリして迫力が増しました。
『BEAT POPS』や『FEEL SO BAD』収録曲のようにひとつの塊として迫ってきた音も、
各楽器が聴き取りやすくなったことで印象はかなり変わって聴こえます。

結果としては、新鮮な気持ちでRCサクセションの名曲たちを楽しめたことになりました。
このレベルのまま、全オリジナル・アルバムのリマスタリングを望みたいと思います。

さて、最後に、個人の勝手な希望と思いを記しておきましょう。

僕ならば収録曲を2曲、入れ替えます。
デビュー曲ということでは重要ですが、
こうしたベスト盤に収録すべきかどうかは?…である「宝くじは買わない」。
僕ならばこの曲ではなく「ロックン・ロール・ショー」を選びます。

そして…まぁ…『COVERS』は外せないでしょうね。
でも、洋楽の日本語カヴァーをRCの曲として2曲収録するより、
僕ならば別のカヴァー曲を選びます。
無理やりではありません。
だって最適な曲があるからです。
もちろん日本の有名なロックン・ロール。
「サマータイム・ブルース」を「上を向いて歩こう」にします。

RCサクセション関連の映像作品、Blu-ray化

9/25、RCサクセション関連の映像4作品が特典映像付でBlu-ray化される。
このことは、まずは喜ばしいニュースだ。
アップコンバートされた映像作品云々はともかく、
僕としてはやはり特典映像に期待が膨らんでいたが、
おそらく多くのファンも同じ思いを持っていたと想像する。

地味変にて正式に発表された特典映像を中心に、
今回の再発について思うことを記してみます。

     **********

★RCサクセション 『スペードのエース』
 特典映像 → 「NAUGHTY BOY」「あふれる熱い涙」「I LIKE YOU」

特典の3曲共にPVとのこと。
これにより、特典を含めればRCサクセションのPV集的作品となるわけだが、
残念ながら、僕には肝心のPV自体の魅力が今ひとつなので、
やはり何とも中途半端な思いがある。
ありえない希望と願望になってしまうけれど、
たとえば『スペードのエース』のメイキング映像を収録してもらいたかったなぁ。
ただ、映像となると素材を探したり、新たに編集が必要になるので、
それなりに大変だろうから、音声特典として川崎徹のコメンタリーというのも面白かったと思う。
撮影時のエピソード(チャボが逃げた時のことなど)を語ってもらえたら、
そして可能ならチャボやコーちゃん、泉谷しげるや三浦友和のインタヴューも、
映像じゃなくて読み物としてでも加えてもらえたら、
単なるPVを観て聴くだけでなく、見応え聴きごたえ抜群になっただろうし、
当時のRCサクセション像も立体的に浮かび上がったと思うのだが…。


★RCサクセション 『the TEARS OF a CLOWN』
 特典映像 → 「スローバラード」「腰をふれ!」

元々が4日間の野音を編集した作品なので、
処分されていなければ未発表映像は眠りまくっているはずだ。
それどころか、収録された曲以外も編集済みのものがあると思われるし、
もしかしたら完成版以外のロング編集ヴァージョンもあったかもしれない。
いずれにせよ、素材はたくさんあるに違いない。
その中からこの2曲が選ばれたというのは、それなりの理由があるのだろう。
しかし、やはり、あえて希望と願望を言えば、他に観たい聴きたい曲がある。
いまだにCD化されていない「サマー・ロマンス」の貴重なライヴ。
噂でしか伝わっていない「君はそのうち死ぬだろう」の初日テイク。
ノーカット編集のオープニング「ロックン・ロール・ショー'86~IN THE MIDNIGHT HOUR」。
これまた編集されていない片山広明のSAX入りテイクの「打破」。
このあたりが観たかったなぁ。
でも、もちろん「スローバラード」と「腰をふれ!」も楽しみ!


★RCサクセション 『ミラクル』
 特典映像 → 「ねむれないTonight」「空がまた暗くなる」

こちらも 『the TEARS OF a CLOWN』と同じく素材はたくさんあると思われる。
オープニングの楽屋からステージ裏の映像など、ライヴ以外も眠っている可能性が高いので、
あらためて1990年のRCサクセション・ドキュメントとして編集しなおしてもらいたい…。
まぁ、こんなことを思ってしまったわけであります。
特典映像に選ばれた曲は、まずは「ねむれないTonight」。
これは…やはり?だなぁ。
何故この曲なのかの理由によっては納得するけれども…。
しかし、次の「空がまた暗くなる」は観たい。
実際のライヴではチャーリー・チャールズに捧げる演奏になっており、感動的だった。
曲の前の清志郎のMCも収録されていたら嬉しい。
他に観たかったのは、何と言っても「エミちゃんおめでとう」。
リンコVoのこれを入れないでどうするのよ。
チャボの「慕情」も観たかった。
そして「夜の散歩をしないかね」。
後にライヴのラストを〆る定番になっていくわけだが、
RCサクセション・ヴァージョンを映像に残してほしい、いや、残すべきだと思う。
1990年の演奏…しかも日比谷野音だから尚更だ。


★忌野清志郎&仲井戸麗市 『GLAD ALL OVER』
 特典映像 → 「宝くじは買わない」「上を向いて歩こう」
 ※北海道美瑛町にて収録、
  1994年8月放送「EVERYDAY WE HAVE THE BLUES-生きる-」より

この作品について書くのはとても簡単だ。
『GLAD ALL OVER』を完全版にする。
『EVERYDAY WE HAVE THE BLUES-生きる-』をフルで作品化する。
これだけでいい。

悲しいことばっかり(オフィシャル・ブートレグ / RCサクセション -2013-

店頭に並んだ5月2日に入手し、
武道館のロックン・ロール・ショーの余韻が残ったまま、夜中に聴いた。
約1時間半があっという間に過ぎた。
この作品について、さて、いったい何を書こうか…と思っても、
太田和彦氏のライナーがすべてを語ってくれているようで…。
そうはいっても自分の気持ちを、リアルな気持ちを何とか残しておきたくて、
その日はたった140字にだけ詰め込んだ。


 RCサクセション『悲しいことばっかり』を聴く。
 レア音源が主役なのはもちろんだが清志郎直筆の歌詞、写真、ジャケット、ラベル、
 帯、解説、そして太田和彦氏のライナーすべてを含めての作品だろう。
 RCサクセションがきこえるようにしなければならないと太田さんは書く。
 素晴らしい。ありがとう。

**********

80年代の僕が知っているRCではなく、
これまでは、ほとんど文字でしか知ることができなかった時代のRCである。
1972年から73年の渋谷ジァンジァンや青い森(!)でのライヴが、
3人のオリジナルRCサクセションのライヴが、
もう二度と聴くことができないライヴが、
これからは何度も聴くことができるのだ。
これでいつでも聴けるようになったのだ。

**********

未発表曲集として、楽しむことができる。
貴重な記録として、楽しむこともできる。
当時の迫力の演奏を、存分に楽しむことができる。
初期の清志郎のヴォーカルに圧倒され、
思い切りアタマとココロを使って音の向こうの3人を想像し、
その一音も聴き逃さないように耳をスピーカーに集中する。
80年代以降発表された既発ヴァージョンとオリジナルを聴き比べる楽しみ方もある。
逆に、オリジナルが時を経てどうアレンジされたのかをあらためて聴き返したくもなる。
清志郎の曲が普遍的なことに、今さらながら驚き、感動する。

清志郎のヴォーカルや、3人の演奏や、その音や、
歴史的背景や、資料的価値などが凄いのはもちろん理解したうえで、
いちばん僕が感動したのは、収録曲のほとんどがラヴ・ソングだということだ。
だって、僕にとっての清志郎はラヴ・ソングなのだから。

**********

清志郎自身による歌詞のノート。
最終曲の「まり子」という文字がなんだか切ない。
「マリコ」ではなく「まり子」。

**********

これは紛れもないRCサクセションの作品である。
同時に、太田和彦氏のファンとしての想いが結実した作品でもある。
忌野清志郎の、オリジナルRCサクセションの音楽に圧倒されながらも、
また別のところで太田さんの想いに感動させられてしまう。

『十年ゴム消し』があった。
だから僕らはキザクラの青年を知っていた。
『ロック画報』もあった。
だから僕らは初期のRCサクセションに少しだけふれることができた。
そして今は『悲しいことばっかり』がある。
だから僕らには “ RCサクセションがきこえる “ のだ。

**********

太田さんのライナーを何度も読み返す。
相澤さんから特大ピンク文字のメールが来るところは涙腺が緩む。

そして太田和彦さん、そのご友人の松井慎介さん、宗像和男さん。
この3人と清志郎、リンコ、ケンチが僕には重なってみえた。

続きを読む

キング・オブ・ライブ / RCサクセション・アット・武道館 DVD -2011-

1983年の武道館ライヴのDVD再発については、以前ここにも書いた。
その際にも少し触れたが、この83年武道館をもとにした映像作品には、
ハピネット・ピクチャーズ盤のDVDというのも存在する。
これは音や編集、内容が違っているので、マニアなら触手を動かされるアイテムだった。
ただ、短所というか欠点というのか、やはりどうしてもオフィシャルな匂いが希薄であり、
そこが気になっているファンも少なくないだろう。
しかし、今の時代、ネットを見れば、
それこそRCどころか清志郎に関するアンオフィシャルな音源や映像が溢れているので、
特に気にすることは無いと、個人的には思う。
あっちはOKでこっちはNGという線引きの基準は、ファンによってまったく違うだろうから。

さて、そのハピネット・ヴァージョンまでが新装再発となったのだが、
その発表された内容を知り、僕は驚いた。

その理由はジャケットが変わったことだけでなく、特典映像が加えられていたからだ。
しかも、バックステージ映像やら本編には未発表の映像やら…である。
これはさすがに観たいと思い、入手。
本編はすっ飛ばし、早速、特典映像を確認する。

結果は…観て、本当に驚いた。

まず、バックステージというのは、
武道館へ会場入りする清志郎と、リハの映像だった。
特にこれといった映像でもなく、淡々と観ていたのだが、途中で…?となる。
当然、83年の武道館のバックステージという先入観で観ていたのだが、
リハの映像を観るとどうも違う。
チャボは黒いレスポールを弾いているし、何てったってステージ・セットが違う。
その後、楽屋へ向かうメンバーとスタッフをカメラが追いかけるのだが、
スタッフが着ている上着の背には、何とハッキリと BEAT POPS の文字が!

  おおっ! これはもしかしたら82年の武道館かよ!

と思ったが、続いて出てきたのは83年武道館の未発表&未収録ライヴ映像だった。
多少ガッカリしたが、個人的には「チャンスは今夜」の収録が盛り上がる。
チャボ、カッコイイなぁ。
更に、ダイジェストだが「おはようダーリン」というレア曲の収録も嬉しい。

さて、特典映像の最後はCM素材という良くわからないもの。
期待云々以前に、何だかわからなかったので、カラッポのアタマで待つ。

そんな気軽に待つ僕の目の前に現れたのは、
これまで何度も観たことがある姿の5人+2人のRCサクセションによる、
これまでおそらく観たことも無いライヴ映像であった。

何だ、これは。

冷静になり、映像を分析。
やはり最初のバックステージ映像を考えれば…いや、考えなくても、
これは1982年の武道館ライヴでのRCサクセションである。
間違いなく、そうだと思う。

ダイジェストではあるが「つ・き・あ・い・た・い」はフルで収録されている。
これは実に貴重な映像だ。
続いては「君が僕を知ってる」の終盤のリフレイン。
レスポールで「君ぼく」をプレイするチャボのカッコ良さったら無い。
当時のオープニング・ナンバー「ステップ!」とエンディングの「Sweet Soul Music」。
これらが一部ではあるが、バッチリと収録されているのである。

この特典映像だけで、RCサクセションのファンはDVDを手に入れる価値があると思う。
82年の美しく、最強の忌野清志郎、仲井戸麗市、小林和生、
そして新井田耕造、Gee2woのRCサクセションを観ることができるのだ。

これで82年武道館の映像の存在がわかった。
もちろんこの日の他に演奏された曲も撮影されているだろうし、
同じような状態で残されている可能性は高い。
ということは「ナイ-ナイ」や「ハイウェイのお月様」の映像もあるわけだ!
すげぇ観たい!

『THE KING OF LIVE AT BUDOHKAN 1983』 2011.05.04 RELEASE

  1984年にVHSで販売された 『THE KING OF LIVE』 をDVDにて再発!
  RCサクセション、1983年絶頂期の日本武道館ライヴ映像を収録!
  特典として、ライヴ音源をリマスタリングしたCD付!

というアイテムが、ユニヴァーサル・ミュージックからリリースされる。
81年の最初の武道館公演のDVDもEMIミュージック・ジャパンから再発されるので、
公式に発売されていたRCの武道館ライヴ映像が、今年の5月に出揃うことになる。

その 『THE KING OF LIVE』 だけれど、僕が所有しているのはVHSではなくレーザーディスクだ。

CIMG9131.jpg CIMG9132.jpg CIMG9133.jpg

この作品は98年に、あの久保講堂ライヴとのカップリングでDVD化されている。
タイトルは 『ザ・ロックン・ロール・ショー 80/83』 。

手軽にRCの主要映像を観られるのでお得なDVDだったけれど、
ジャケットが(おそらく)81年の野音だったり、
ライナーやパッケージ全体のデザインも含めて、個人的満足度は今ひとつだった。

CIMG9134.jpg CIMG9135.jpg CIMG9136.jpg

その後、どういう経緯だったのか不明だが、
2004年にハピネット・ピクチャーズから編集違いのDVDが突然リリースされた。
タイトルは 『キング・オブ・ライヴ/RCサクセション・アット・武道館』 。

実は、映像の編集だけでなく音もかなり違っていて、
マニア的にはなかなか興味深いDVDではあったのだが、決定的な欠点があった。
それは「いい事ばかりはありゃしない」が未収録だったことだ。
よって、ハピネット・ヴァージョンではこのようなシビレるシーンを観ることができない。

CIMG9138.jpg CIMG9139.jpg

やはり、これはアウトでしょ。
ということで、84年のオリジナル・ヴァージョンでのDVD化になるので、
ファンとしては嬉しいことなのだが、何故だか音源のみがCDになって特典として付くらしい。
これは微妙な…。

映像とまったく同じならば、ハッキリ言ってCDには魅力は無いと思う。
どうせなら、映像には未収録の「おはようダーリン」や「2時間35分」のようなレア曲。
そしてGee 2woの「New Song」なども含めた完全版なら手放しで喜ぶのになぁ。

1981年11月21日

少し前に、FMでオンエアされたRCのライヴについて書いたことがきっかけで、
久しぶりに当時の気分がよみがえってきている今日この頃。
次は80年6月に行われた晴海でのオールナイト・ライヴについて書こうと思っているので、
その時の記憶をできるだけ鮮明に思いだすために、サウンドストリートのテープに加え、
何かあるたびに引っ張り出すことが多くなった、当時の日記も読み返してみた。
そのライヴのことは、当時としては意外と多めに記されていたことに驚いたが、
おかげであらためてハッキリと思い出すことまでもがあったのは収穫だった。

FMネタだけでなく、RCのシングルの投票についてのエントリーの影響もあり、
最近は 『EPLP』 と 『BLUE』 を聴きかえす日々。
実は、今も 『BLUE』 を聴いていた最中なのだが、
何故だか突然、このレコードの発売日の日記を読んでみようと思いついた。

その日は1981年、昭和56年の11月21日だ。

  11月21日(土)
  RCの武道館のチケット来日。アリーナのSブロック。
  それにNEWアルバム「BLUE」買ったぜ!
  曲が少ないのがなんだけど、いい曲が多いぜ。
  「まぼろし」は名曲だ!

何と、この年のクリスマスに行われた初の武道館単独公演のチケットが届いたのが、
アルバム 『BLUE』 の発売日だったのか…。

     **********

人生を変えたアルバムは 『RHAPSODY』 だと思う。
でも、人生が決まったアルバムは 『BLUE』 だ。

RCサクセション
USMジャパン
発売日:2008-12-17

当時の僕が日記にも書いたように、
収録曲はトータル・タイムが40分にも満たない8曲だけである。
しかし、そんなたった8曲は、何という8曲だろうか。

「ロックン・ロール・ショー」の後は「Johnny Blue」でなくてはならないし、
「多摩蘭坂」に続くのは「ガ・ガ・ガ・ガ・ガ」以外には無い。
盤をひっくり返してのB面1曲目は「まぼろし」しか考えられないし、
「チャンスは今夜」が次に来ることは当たり前である。
遠くから聴こえてくる「よそ者」のイントロは、まるでライヴのアンコールのよう。
アルバムを締めくくるのは、退屈なこの国に届いた「あの娘のレター」。

スーツ姿の5人。
挑戦的な表情の清志郎。
やはり 『BLUE』 で決まってしまったなぁ。

遺伝子の黄昏 / Gee2wo with $asuke -1989-

懐かしいものを引っ張り出しているのは相変らず。
そんな中、今日はRCサクセションのFC会報 『BAD』 のバックナンバーを手にし、熟読。
どうせ知っていることばかりなので、単に暇つぶしで終わっちゃうかなぁ…と思ったら、
これが意外と発見があったりして面白かった。

さて、その 『BAD』 Vol.26。
89年の秋に発行されているようで、中身はタイマーズだ。
例の「FM東京」事件直後の時期みたいで、そんな記事も載っている。

で、この当時はGee2woがソロ・アルバムを発表しているため、
見開き2ページでインタヴューが掲載されていた。

CIMG7686.jpg CIMG7687.jpg

このソロ・アルバムというのは、トランジスター・レコードから出た 『遺伝子の黄昏』 だ。
もちろん僕は入手したのだが、当時の自分がこの音楽を理解したかと言えばNOだ(笑)。
本格的に音楽、ロックを聴き始めて15年程が経っていたとは言え、
この、(おそらく)超個人的趣味を全開にした打ち込み音楽は、
89年の僕のアタマや身体は、受け止めることがまだまだできなかったのだ。

Gee Two with Sasuke
トランジスターレコード
発売日:2009-02-10

そうは言っても、天下のRCサクセション・メンバーのソロ・アルバムである。
当然、売り飛ばしたり、誰かに譲ったりなどせず、
今日までCDラックの中にひっそりとしまわれていた(笑)。

『BAD』 のインタヴューを読んだのを機に " ちょっと聴いてみようかな " と思い立った。
いったい何年振りだろう。
ディスク君も久々に外気に触れただけでなく、
CDプレイヤーにセットされて、さぞ驚いたことだろう(笑)。

CIMG7688.jpg CIMG7689.jpg

あれから僕の耳や身体や感性は、20年間ものあいだ、様々な音楽を聴いて鍛えられていたようだ。
20年も前のGee2woの音楽が、実に心地よく部屋に響いた。
それどころか、カッコイイ!とさえ感じている僕がいるのだ。
しかも、僕のイメージでは、それこそ前衛的な感じも持っていたのだが、
いやいや、こんなにPOPな音楽だったとは!

その音について、インタヴューから抜粋してみる。

  ギターの音色が「遺伝子が抜かれるみたいな音だ」って言った人がいてね
  (タイトル曲は)クルト・ワイルの秘密を探るような感じで作った
  
これじゃ全然わからないと思うけど(笑)。

それにしても、これは意外だった…と言ったらGee2woに失礼だな。
ただ、あらためて…だけれど、ここに来て新たな出会いとなったのは事実だ。
さすがRCの鍵盤男である。

RCサクセション 紙ジャケットCD 収納BOX

11月中の予定でしたが、かなり遅れての到着となりました。
RCサクセション紙ジャケットCD、全18タイトル購入特典の収納BOXです。

まずはCDに付いていた応募券。
ユニバーサル・ミュージックのほうはアルバム別に色分けされており、
応募券部分にもアルバム・タイトルが記載されていました。

CIMG7082.jpg CIMG7083.jpg CIMG7081.jpg

一方、EMIミュージック・ジャパンはすべてモノクロで、
応募券部分は企画番号となっていました。

CIMG7084.jpg CIMG7085.jpg

この辺りはレコード会社の違いが出ていて興味深いものがあります。
個人的には、当然ユニバーサル側に愛情が感じられます。
逆に、帯のクレジット・ミス等の件もあるし、どうもEMIにはやる気が無さそうな気がします。

肝心の収納BOXのデザインについては、甲斐バンドの紙ジャケの時にも書きましたが、
やはりメンバー写真のジャケットを予想していました。
この場合、『RHAPSODY』や『BLUE』のモノクロームはカッコ良さそうだし、
『PLEASE』と『EPLP』も箱になると良さそうだし、
メンバー写真じゃなければ『OK』か『シングル・マン』がいいなぁ…なんて思っていました。
ただし、個人的には『the TEARS OF a CLOWN』だけは勘弁してほしいと(笑)。

CIMG7208.jpg CIMG7209.jpg

さて、いったいどんなデザインなんだろう…。

続きを読む

Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Information
- Information -

★非公開コメント、承認前コメントは非表示としています。よってコメントを頂いてもしばらくは何も表示されませんが、ちゃんと届きますのでご安心ください

テンプレート変更(12/18)

ツイッターをブログに表示(12/11)

「ツイートを毎日まとめて記事にする」を追加(5/14)

Blueの本棚ブログパーツ設置(2/20)

[ツイートする][Facebook]ボタンを設置

ブログ拍手へのたくさんの拍手を頂き、どうもありがとうございます。
ブログ拍手からは私Blue宛コメントもできますが、コメントは非公開設定にしているため返事をすることができません。拍手コメントを頂いた方には、あらためてこの場でお礼を申し上げます。どうもありがとうございました

★コメント、トラックバックについて

当Blogはコメントとトラックバックを承認後の表示とさせて頂いています。反映されるまで時間がかかりますが、ご了承ください。

基本的にはすべて承認していますが、明らかに悪意のあるコメント、または不快で不適切なコメント、コメントの度に名前を詐称する別人のなりすましや意味不明のコメントなど、管理者が承認できないコメントとトラックバックは予告無しに削除、及びその後のコメントを拒否させて頂きます。その後、書き込みとアクセス拒否の対応をさせて頂く事もあります。承認するか否か、または拒否の判断は管理者に権限がありますのでご了承ください

今後とも『Blueの雑記帳』をよろしくお願い致します


-- E N D --
.
.
Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Entry Ranking
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue Day Horns
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
The Beatles
My R&R
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Contact

名前:
メール:
件名:
本文:

Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ