THE ROLLING STONES LADIES AND GENTLEMEN Film Live at Budokan

その作品が 『LADIES AND GENTLEMEN』 であったとしても、
10月にDVD化され発売となるわけだから、
ストーンズに思い入れの無い人からしたら、
何も映画館で観なくても、DVDを待てばいいじゃない…と感じる人がいると思うけれど、
今回は映画館だけじゃなく、日本武道館で上映されるのだ。
武道館で72年のストーンズのライヴを観る…ということには、
どうしたって惹かれてしまうわけで、雨の秋分の日になったが、行ってきた。

※画像右のポスターは来場者全員にプレゼントされたもの
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映画が始まり、スクリーンにテロップで " 二分前 " の文字が出た後から、
メンバーがステージに現れて1曲目の「Brown Sugar」が始まるまでの時間。
ここは実際に観たストーンズ武道館公演の開演前に似た感覚を、僕は個人的に味わっていた。

本当にストーンズが武道館のステージに出てくるような錯覚。
思い入れだと言われればそれまでなのだけれど、そんな事は関係ない。
興奮した。

そして「Brown Sugar」が始まってからの約90分は、いったい何と言えばいいのか…。
ミックに合わせて身体が動き、一緒に手拍子をしてしまう。
もちろん曲が終われば拍手をしてしまう。
いやいやこれは映画じゃないかという冷静さも一瞬過ぎったが、
あの時間に体験した、所々に感じるリアルさは何だったのだろう。

観ていて目が潤んだシーンは二つ。
「Dead Flowers」をミックとキースがワン・マイクで歌うシーンと「Jumpin Jack Flash」。

ミックが、キースが、ローリング・ストーンズが美し過ぎる。
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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライトを観る その2

二度目ということで前回よりも冷静に観ようと臨みました…が、
「Jumpin' Jack Flash」が始まった途端にどうでも良くなりました(笑)。

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今回の映画館は新宿の武蔵野館。
前回観た日劇PLEXと比べると、ここは4分の1くらいの広さかなぁ。
日劇PLEXで観た時の音は、キースやロニーのギターが大きくなると、
その部分がクッキリハッキリとして、実に生々しい感じで聴こえました。
音響に優れている会場だったと思います。

逆に武蔵野館は、全体の音がひとつのカタマリのように聴こえる映画館でしたので、
同じギターの音が大きくなる場面でも、そんなにハッキリとしない…といった感覚です。
これは音が良くないということではありません。
ギターが単に目立つのではなく、すべての楽器の中央にドカーンと居座るような感じというか、
ストーンズが出している音全体のパワーが上がるといった音でした。
何だか音のバランスが非常に良いブートレグを聴いているような感じ…と言えば良いでしょうか。
音の迫力は、日劇PLEXよりも武蔵野館のほうが上だと感じます。
※僕は三列目中央の席で観ました

いずれにせよ、ライヴと同じく、
映画館も会場によって音が違うんだなと言う当たり前のことを再認識しました。
この映画を何度か観る予定の人は、会場を変えるとそんなことも楽しめると思います。

さて、各メンバーの表情がアップになると言っても、
さすがに細かいところまではDVD作品になってからのほうが確認できると思います。
ですから、じっくりと詳細に作品を楽しむにはDVDになってからになるでしょうが、
それでもこれは映画館で観るべきかと思います。
とにかくストーンズの、決して言葉にできない訳のわからない凄さがスクリーンから伝わってきます。

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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライトを観る その1

最近どういう風の吹き回しか、仕事を終えて帰宅する途中で電車を降り、
夜の街を散歩する…なんてことをするようになった。
特に今の時期はクリスマス模様なので、そんな景色を観るのも楽しい。
良く行くのが有楽町から銀座あたりだ。
新宿や渋谷とは雰囲気が違うので、歩くだけでも新鮮。

で、今夜もそんな気分で歩いていたら、
何と有楽町の映画館で『シャイン・ア・ライト』がレイトショー公開されているではないか!

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うーん、今日は前売りのチケットは持っていないぞー。
でも、今日はいい気分だしなぁ。
そして、おそらくここでのレイトショーならガラガラだろうから、ゆったりした気分で観られそう…。

ってなわけで、当初の計画ではなかったけれど、観てきました。
劇場は日劇PLEXというところ。案の定ガラガラでしたが、かなり大きな映画館でした。
チケット売場の女の子が、何だか慣れていないようで戸惑ったりしていましたが、
笑顔が可愛い、ちょっと僕的にいい感じの子(笑)だったので、更に気分が良くなりました。

さぁ、いったいどんなストーンズなんだろう…ということで、
映画が始まりました。

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20世紀少年

『20世紀少年』を観てきました。

コミックにして全22巻。
『21世紀少年』の上下巻を加えれば24巻にもなる、浦沢直樹による大長編が原作。
しかも、映画化にあたってはその原作を忠実に再現…ということだったので、
この点でも楽しみにしていました。

とにかく凄いのは主要な登場人物以外も含めてのキャストです。
ちょっとした役でも、知らない人は出演していないと言っていいほど豪華です。
こんな風なので所々で笑いが起こっていましたが、僕も駄菓子屋のジジババには笑いました(笑)。

主要な人物も、それぞれをあまりにも有名な俳優が扮しているため、
観る前はその記名性が邪魔になるかな…なんて思っていましたが…。

浦沢直樹本人も絡んでいるだけあって、脚本はさすがです。
そのストーリーが強力なので、豪華なキャスト云々を思うことなくスクリーンに引き込まれました。
原作を知っていることもあり、いや、知っているからこそ楽しめました。
二時間を越える大作なのですが、時間を忘れました。最高に面白かったです。

ジャンルで括ればSFになるんでしょうが、僕にとっては青春映画と言ってもいいくらいです。
友情なんていう、今では自分の生活の中には決して出てこない単語を久々に思い出しました。

ポイントで出てくるロックなテイストも僕のような者には嬉しいことで、
それはラジオからディランの「Like A Rolling Stone」が流れていたり、
校内でかかるT・レックスの「20th Century Boy」のレコードが東芝音工エヴァークリーンの赤盤だったり、
ケンヂがマルオの家でテレキャスターを弾くシーンのアンプが、
フェンダーの銀パネのTWIN REVERB(?)だったり…といったシーンです。


映画は最初から三部作として制作されており、第二章は来年の1月に公開予定です。
今から楽しみです。
これを機会に、原作も最初から通して読み返してみようと思います。

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テーマ : 20世紀少年
ジャンル : 映画

アクロス・ザ・ユニバース

『アクロス・ザ・ユニバース』を観てきました。

この映画は、舞台版『ライオンキング』の演出を手掛け、
映画『フリーダ』の監督をしたジュリー・テイモアが、
ビートルズの曲を使用したミュージカルをやりたい…ということから生まれたそうです。
僕はその監督も知らなかったし、舞台も映画も観ていないので、
単にビートルズというキーワードのみで足を運びました。

リヴァプールから父親を探しにアメリカへ来た青年ジュード。
そこで知り合ったマックス。
そしてマックスの妹ルーシーとの恋。
大まかにまとめちゃえば、この三人を中心にした物語が、
60年代後半のニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジ周辺で描かれます。
もちろん当時ですからヴェトナム戦争の影響があり、
マックス自身、兵役でヴェトナムに行くし、ルーシーは反戦活動にのめり込んでいきます。

こういったストーリー全編にビートルズ・ナンバーが絡むのです。
その選曲や絡ませ具合がまた絶妙で、観て、聴いて楽しいし、思わずニヤリとしてしまいます。
特に、ジュードとルーシーがお互いに恋心を抱くシーンでは、
それぞれ「I’ve Just Seen A Face」と「If I Fell」が使われていて、ここの選曲は最高でした。

それと、一度観ただけでも、
細かいビートルズ・ネタが画面やセリフに散りばめられているのに何度か気が付きます。
これは他にも気付かないだけで、きっとたくさんあるんだろうなぁ。
こういった点を探すのも楽しみの一つかもしれません。今からDVD化が楽しみです。

また、仲間のミュージシャンがジャニス・ジョプリンとジミ・ヘンドリックスをモチーフに描かれているし、
U2のボノがドクター・ロバート役で出演して「I Am The Walrus」を歌ったりと、
ロック・ファンはビートルズ以外のネタでも楽しめます。
そうそう、地下鉄のエスカレーター下で「Come Together」を歌っているのはジョー・コッカーです。

これまでもこういった企画や、実際に映画もあったと思うけれど、
僕はそれらをすべて観ているわけではないので比べて云々と語ることはできません。
でも、この映画はオススメです。
これは、いいです。

ストーリーだけ挙げれば何てことのない話なのですが、
ビートルズの曲が加わって、かなりの見応えのある作品になっています。
これは監督をはじめ、制作側のビートルズに対する愛情や知識の深さによることが大きいと思います。
誰がやってもこうなるとは限りません。

物語がハッピー・エンドというのもとても良く、
ラスト・シーンでの「All You Need Is Love」には感動してしまいました。

それにしてもビートルズの曲の素晴らしさ!
何千回目のそれでしょうか、あらためて強く強く思いました。
久々にココロの栄養になるような、いい映画を観たなぁ。

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『怪談/中田秀夫』を観る

中田秀夫。
10年前に観た『女優霊』でその名を知り、98年の『リング』が決定的となり、
それ以来僕のフェイヴァリット監督となった。

/ バンダイビジュアル(1996/07/25)
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本人はホラーに拘っているつもりは無いそうだが、一連の『リング』シリーズはやはり強烈なので、
日本のホラー映画を撮る代表的な監督の一人と言えるだろう。
ちなみに、僕は『リング』をまったくの白紙状態で観たので、
例のTVから貞子が出てくるシーンは本当に恐怖だった
過去に観たホラー映画で心の底から驚いたのはこのシーンしか無い。
これは今後も変わらない可能性が高い。


/ 角川映画(2005/03/02)
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もちろん彼の監督作ともなれば無条件に足を運んでしまうので、
お盆にはピッタリな新作の『怪談』を観に行った。
女優に『仄暗い水の底から』で組んだ黒木瞳と『ラストシーン』で組んだ麻生久美子を配し、
日本の古典とも言える原作『真景累ヶ淵』の映画化だ。
僕は落語には詳しくないので、原作云々よりも、単に中田監督の新作というスタンス。
だから、単純なストーリーしかアタマに入れずに観た。


/ バップ(2002/07/01)
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/ パイオニアLDC(2003/04/25)
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これはホラーを題材にした、何人かの女性達による様々な愛の形を表現した映画だ。
時代劇であり、落語の古典が原作であり、女性の怨みがテーマであり…
とくれば、誰だってドロドロとしたものを想像すると思う。まして僕の大好きな監督だし。
更に、黒木瞳がどのような演技をしているのかも楽しみだった。
結果としては、かなりスタイリッシュに作られた作品という印象だ。
例えば雨のシーン。
まさに時代劇のホラー映画らしい雰囲気を出すには最適なシチュエーションだと思うし、
この映画にも重要な場面として出てくる。
例を挙げるのに相応しくないかもしれないけれど、
僕が子供の頃に観た60年代の大映『妖怪百物語』や『妖怪大戦争』のような、
それこそ日本の怪談にありがちなイメージを、中田監督が現代にどう持ってくるのかな…
なんて勝手に想像していたのだが、まったく違った(笑)。
僕がスクリーンから感じた印象は洗練されたそれであり、息が詰まるようなものでは無かった。
これは映画全編から感じた印象なので、
もしかしたら、この辺はハリウッドでの経験が出ているのかもしれない。
人によって好き嫌いは分かれそうだが、僕はこの映画では正解だと思う。

黒木瞳は主演ではあるが、他の女優の描き分け方も素敵で、
井上真央、麻生久美子、瀬戸朝香、そして木村多江の5人の女性すべてがとても良かった。

『ゾディアック』のときに予告を観たのだけれど、その時はかなり怖そうな印象を持った。
でも、ホラーというよりも人間ドラマ色が強いので、ホラー映画として期待する人には、
もしかしたら物足りないかもしれないなぁ。

予告にもあったが、橋の下で雨を避けているときに、
その橋を何かが追ってくるギーッ、ギーッという足音は中田監督らしい。
こういう怖さはいい。僕は好きなシーンだ。
もちろん急に何かが飛び出してきたり、突然の大きな音で驚かされるといった、
所謂ホラーの常套手段もあるにはある。
でも、そういった意味での恐怖という点は、そんなに大きくはないと思う。
ただし、ラスト・シーンはゾッとしました。
観ようによってはキレイなのかもしれないけれど、僕はかなり背中に悪寒が走りました。

さて、ホラーと言えば清水崇の『呪怨パンデミック』も公開されたぞ。
『呪怨』シリーズはヴィデオ版がいちばん怖いと思うし、
映画化されてからは " やり過ぎ " のような気がするけれど、
あれは伽椰子と俊雄というキャラクターの性質上、仕方が無いんだろうな。
僕はあの路線を指示するけれど(笑)。

『ゾディアック/デヴィッド・フィンチャー』を観る

監督の名前だけで、その映画を観たいと思わせるのがデヴィッド・フィンチャーだ。
彼の映像を意識したのはローリング・ストーンズの「Love Is Strong」のPV。
あの、ストーンズのメンバーが怪獣(笑)のようにでかくなっているヴィデオだ。
人によってはギャグにもなりそうな内容だろうが、
僕はとても感性を揺さぶられた作品だった。

映画監督としてのデヴュー作は『エイリアン3』(92)。


(2005-02-18)
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僕が初めて観た彼の映画は『SE7EN』(95)だが、
その後に観た『ゲーム』(97)が決定的となる。
映画自体の面白さはもちろんだが、『SE7EN』の影響か、
何故だか雨のシーンが印象に残る独特な暗めの映像も僕を捉えた。


(2000-12-21)
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他の監督作は『ファイト・クラブ』(99)、『パニック・ルーム』(02)。
特にジョディ・フォスターと組んだ『パニック・ルーム』は期待しまくったのだが、
その期待があまりにも大きすぎたためか、実際に観たときは肩透かしだった。
今、冷静に観ると、サスペンスとしては手堅くできた映画で十分に楽しめると思うのだが、
僕がフィンチャーに期待していたのは単なる良くできた映画ではなく、
次が想像つかない息を呑む展開とあっと驚かされるクライマックスだったのだ。


(2001-10-26)
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(2004-09-08)
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ということで、彼が有名な未解決事件であるゾディアックを扱うというニュースを聞いたときは、
やはり期待感でいっぱいになった。
同時に「ドキュメンタリー的に撮るのかな。それならフィンチャーじゃなくてもいいんじゃないか…」
という思いもあった。
まぁ、何にしても観に行くわけであるけれど。

さて、事前の情報はほとんど仕入れずに観たのだが、
まさか2時間半以上もあるとは思わなかった(笑)。
そして、僕の予想は当ってしまった。
これは映画というよりもドキュメンタリーである。
事件を知るには最適だと思うが、2時間半は厳しいのではないか。
彼らしい演出もあるにはあるが、やはりエンターテインメントとしてのそれではないので、
フィンチャー映画としての評価は賛否に分かれそうである。

1日は映画サービス・デーなので1,000円で観ることができた。
この料金ならばお釣りは十分にくる映画だったけれど。

フェスティバル・エクスプレス

銀座でレイト・ショーで上映されているこの映画を観に行ってきた。
1970年、ミュージシャンを乗せてカナダを列車で横断したツアーのドキュメンタリー。
車中のセッションや行く先々でのコンサートを記録した、何ともわくわくする映画だ。

前半のハイライトはいきなりやってくる。
THE BAND。
曲は「SLIPPIN' AND SLIDIN'」だ。JOHN LENNONのカバーでも有名なこのロックン・ロール。
彼らのことをまだ " 渋い " という認識しか持っていない人は、腰を抜かすこと間違いなし。
JOHN LENNONに勝るとも劣らない堂々たるカヴァー、そして演奏だ。カッコイイの一言!

そして中盤にTHE BANDがもう一発。曲は初期の代表曲である「THE WEIGHT」。
この曲は何となく " 聴かせる " と言うイメージだったが、ここではなかなかハードな演奏だ。
メンバー5人が絶好調である。アンサンブルも申し分ない。

そしてこの映画の最大のハイライトだろうJANIS JOPLINの「CRY BABY」が続く。
出演しながらも映画とサントラ盤では外されていたウッドストックの映像。
これをを後年観たときもぶっ飛んだが、ここでの姿は完全にそれを超えてしまった。
このシーンを観ていたら、突然涙がボロボロ出てきた。
悲しみでは無く、感動したのだ。
曲が終わったら拍手しそうになった。そのくらい引き込まれていた。
JANISのアップ・シーンが多く、
もう少しステージ全体を映してほしいなど細かい注文はつけたいのだが、
とにかく圧倒される。物凄い。
彼女の全身で歌うという姿はもちろんなのだが、
そのヴォーカル、とりわけアドリブのうまさが素晴らしい。
バック・バンドとの息もピッタリである。
彼女以降にも優れた女性ロック・ヴォーカリストはたくさんいるが、
これを観たら誰も彼女を超えられないと確信してしまった。
まさに不世出のヴォーカリストであろう。

後半も、THE BANDとJANISである。
まずTHE BANDの「I SHALL BE RELEASED」。
リチャード・マニュエルがリード・ヴォーカルを取るわけだが、当然、今では涙モノである。
そしてJANISの「TELL MAMA」。
ここでも彼女は最高のアドリブを聴かせてくれる。本当に素晴らしい。
僕はJANISの印象がこの映画で完全に変わってしまった。

さて、このツアーを企画したスタッフにステージ上でプレゼントを贈るシーンがあるのだが、
そのシーンの最後に「また列車パーティがあったら呼んで」とJANISがスタッフに言う。
このすぐ後に彼女が亡くなることを思うと、とても切ないシーンである。

列車内のセッション・シーンも見物。
中でもベロベロなRICK DANKOとJANISが、
JERRY GARCIAとBOB WEIRのギターで歌うシーン。
映画を観た人のほとんどが印象的なシーンとして挙げると思うが、
本当にそうなんだから仕方が無い。
そして、あえて記載しませんがここでのJERRYのセリフも泣かせます。

酒だけでなく当然ドラッグもキメていたのだろうが、
不思議とステージでの演奏シーンからはその香りがしない。
特に、いちばんそのイメージがあったGRATEFUL DEADから匂わないのが不思議であった。
THE BANDのほうがドラッグ的なくらいだ。これも映画を観て感じたことだ。

もちろんGRATEFUL DEADとBUDDY GUYも印象に残ったが、個人的にはBANDとJANISであった。
もう完全にこの2組につきる。

インタビュー・シーンでも印象に残るセリフがたくさんあったが、とにかく演奏シーンが必見であろう。
90分は短すぎる。

P.S.
精神的にちょっとまいっているので、本当は映画なんか観るような気分ではなかったのだけれど、
助けてくれるのは音楽しか無いような気がして、思い切って観に行った。
観に行って、良かった。

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ライトニング・イン・ア・ボトル

ブルース…といっても、僕はまったく詳しくは無い。
好きなロック・ミュージシャンでブルースに影響を受けている人は多いし、
事実、昔はブルースをそのまんま演っていた人もいる。
チャボもブルース好きだしね。
僕自身は本物のブルースよりも、それらに影響を受けた音、
所謂ホワイト・ブルース、
ブルース・ロック(下火…)のミュージシャンのほうが聴きやすいし好きである。
ジャズとブルースを掛け合わせ、ロックで味付けをしたエリック・クラプトンのクリーム。
ギンギンにギターをドライヴさせて弾きまくるロッキン・ブルースのジョニー・ウインター。
正統派な中にハードさと器用さを備えていたスティーヴィー・レイ・ヴォーン。
スト-ンズ時代のミック・テイラーの流れるような素晴らしいプレイの数々。
そして、圧倒的な存在であるロック界唯一の天才ジミ・ヘンドリックス。
これらのブルースをベースにしたギタリスト達は今でも大好きだ。

さて、「ライトニング・イン・ア・ボトル」である。ブログを通して知った映画だ。
yukoさんやYさんが記事にしていて、
コメントをつけている人達も絶賛なのでこりゃ観てみたいと思い、
会社を定時にあがって渋谷はシネマライズへ向かう。

この映画は、
ブルース生誕100年を記念してニューヨークで行われたコンサートの模様を伝えるものだ。
総勢50名のミュージシャンが集結した大規模なイベントである。
ブルース・ミュージシャンだけでなく、ロック畑からの参加も多い。
しかもすべて有名どころだ。

エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリー。
出ているオーラが違う。抜群だった。
C.C.R.のジョン・フォガティ。渋い。曲もお得意の「ミッドナイト・スペシャル」をぶちかましていた。
女性ブルース・ロッカーのボニー・レイット。
最高なロックおばさん(失礼!)でした。文句なしにカッコイイ!
そして何とデヴィッド・ヨハンセン! これがいちばんびっくりしたかな。
今でも存在感は健在でした。

若かりし頃のバディ・ガイの映像に、
そのステージを観ている様なジミヘンの姿が映し出されるが、
これは実際のものなのか、それとも編集したものなのか…。
どちらにしても、バディにジミヘンが憧れたということは納得できる。
凄いギタリストだったんだなぁ。
でも、ジミヘンもまさか21世紀に行われたブルース生誕100年のイベントに自作曲が取り上げられ、
しかもバディ・ガイに演奏されるとは思ってもみなかっただろう。いい話である。

ゲイトマウス・ブラウンは、ファイヤーバードの9フレットあたりにカポタストをつけてのプレイが渋い。
ギターを弾く姿が美しい。そして力強い。こんなオヤジがいるのが信じられない。
89年のストーンズのライヴでのジョン・リー・フッカーにもびっくりしたが、
ブルース・ミュージシャンは凄いな。

ソロモン・バークはソウルそのものだった。間違いなくハイライトのひとつだろう。
そしてトリのB.B.キング。愛器ルシールを弾く姿は貫禄を通り越していた…。

感動的な音楽映画であった。


/ 日活(2005/09/09)
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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