泣きのギター、仲井戸麗市

そんなに頻繁にチャボが取りあげられたりはしないのだが、
それでも、いざ掲載されたときには、
なかなか雑誌の特集などで満足できない僕も納得する記事が多いのが、ギター・マガジン誌。
そりゃぁインタヴューが短くて欲求不満になることはあるけれど、
その内容自体に不満を持った事は、ほとんど無い。
印象に残っている記事はいくつかあるけれど、
2005年の麗蘭が二人の出会い~1stセッションについて語っている記事には、
まるで短編小説を読んだような感動を受けてしまったこともある(下記参照)。

・今はすごくバンドがやりたいんだ
・Guitar magazine 2008 JUL. ホワイト・アルバムの光と影
・チャボを表紙に!
・ギター・マガジン 2005 DEC.

さて、そんなギター・マガジンが運営するwebサイトがある。
※ギター・マガジン・オンライン

楽器としてのギターや、ギタリストの機材やテクニックに興味が無い人は見ないだろうけれど、
ほとんどのコンテンツを僕は愛読している。
ひとつ紹介すると、例えば細川真平さんという方のコラム。
タイトルは 『GENTLY WEEPS ギターとアルバムを巡る物語』
取りあげられるネタが僕の好みというのもあるが、できるだけ簡素に、かつわかりやすく、
しかも短い文章で綴られるそのマニアックではあるけれどロックの基本とも言える内容は、
ギターに詳しくなくても楽しく読めるだろう。

さて、ここで紹介したいのは、
このギター・マガジン・オンラインで一昨年の11月から始まった「泣きのギター研究会」。

所謂、日本人好みでもあるだろう " 泣き " のギターについて語られるのだが、
これまでの海外の錚々たるギタリストの中で、
昨年末に、突然一人の日本人ギタリストが取りあげられた。
これが誰あろう、仲井戸麗市なのである。

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俺のギター達、今頃どこにいるんだろう?

今日の帰宅途中、近所で停車している黒っぽいハイエースを見かけた。
夜だし暗がりなので、見たところはブルーなのかブラックなのかはわからない。
怪しいと決め付けたわけでは無いけれど、もちろんじっくりと観察させてもらった。
残念ながら盗難車である特徴が見られず、該当車では無かったが、
あの日以来、ハイエースを気にしない日は無い。

   チャボの盗難楽器発見にご協力下さい

CHABO web Bookの「CHABOさんへ」に、チャボ自身のコメントが載った。
サムズアップでも、その悔しさや辛さが十分に伝わってきたが、
あらためてチャボの気持ちは心中、察して余りある。
辛い。

先日の大阪でのライヴ
チャボはギブソン・チェット・アトキンス不在の重さを痛感したんだそうだ…。

チャボ、あの場にいたファンは全員それを思っていたんだよ。
皆がそれを感じていたんだよ。
ただ、僕は何も無かったふりをしていただけなんだよ。

あきらめないぜ。

盗難楽器の発見にご協力下さい! 情報追加

HAGAさんのところ経由で知りました。
はなびさんという方が自身のブログで盗難車の画像情報をアップされています。
とても参考になりますので、是非ご覧になってください。

※盗難車発見のポイント


盗難楽器の発見にご協力下さい!

このブログに遊びに来てくれている全員の方にお願いがあります。
仲井戸麗市、チャボさんの楽器などが積まれていた機材車の車両盗難が発生しました。
チャボさんのFCギャラリーでは情報提供などを呼びかけています。
詳細は CHABO web Book のTOPページ で確認してください。
説明するまでもなく、ミュージシャンにとっては命とも言える楽器、機材です。
心当たりが有る方は是非ご連絡、ご協力をお願いいたします。

お気に入りのスライド・ギター

いつからか、チャボのギター・プレイと言えばスライドとなっている(と、思っている)。

  " この曲でスライドを弾いています。気に入っているんだ "

矢野真紀に提供した「Good Time」をソロ・ライヴで演奏するときに、
チャボはこう言っている。
RC時代の「よォーこそ」や「つ・き・あ・い・た・い」でのカッ飛んだスライドも魅力だったが、
口ずさめるようなフレーズをイントロや間奏でかましたり、
その曲の胆となるフレーズのリフレインなどが、やはりチャボの特徴だと思う。
ということで、そんなチャボのスライド・プレイから、
個人的に好きなものを順不同で5つ選んでみました。

●Good Time/矢野真紀
サム・クックな曲調の中で実にチャボらしく切ないBメロが効いている名曲で、
イントロから一発でチャボとわかるウォームでメロディアスなフレーズが爆発する。
間奏のアタマでも繰り返されるそのフレーズは、
一度聴いたらアタマにこびりつく抜群のメロディだ。
白眉は、その間奏の後半以降のプレイ。
ヴォーカルのバックでのアドリヴも含め、全編をスライドで決めているカッコよさ。
以前来日したジョン・ハイアットのバックで、
ソニー・ランドレスがほぼ全曲をスライド・ワークで決めたのを観て感動した…、
というチャボの発言があるが、
僕が「Good Time」を聴いて思い出したのが、まさにこの話だ。

●クリスマスの夜/三宅伸治
96年に三宅伸治&ザ・トランプ名義で発表された3曲入りCDに収録されたバラード。
チャボはエンディングで素晴らしいスライドを披露している。
そのサウンド、メロディ共に、とてもクリスマス・ソングっぽいと思う。
惜しむらくは演奏が短いこと。これから…というところで終わってしまうのだなぁ。
もっともっと暖かいソロを聴かせて欲しいと思ってしまう名演。
曲としても、僕的には三宅伸治のバラードではMOJO時代の「So-So」と並ぶ名曲だと思います。

●はぐれた遠い子供達へ/仲井戸麗市
93年の『DADA』収録曲。
誰がどこから聴いてもジョージ・ハリスン・ライクなフレーズ(笑)。
スタッカート気味になるスライドもチャボの特徴だと思うが、
そんなプレイがこの曲の間奏ではたっぷりと聴くことができるんじゃないかな。

●R&R Tonight/麗蘭
ひとつのフレーズのリフレインとしては、僕的にはこの曲が最高峰。
曲のエンディング。
蘭丸が弾くフレーズに突然チャボのスライドが絡んでくるところは、
いつ、何度、どこで聴いても感動的。
2004年『SOSが鳴ってる』収録の、麗蘭の代表曲。

●おいてきぼり/仲井戸麗市
『works』(2000)に収録された古井戸のセルフ・カヴァー。
イントロ、間奏、後奏で聴けるスライドのおかげで、
オリジナルとは違ってPOPな仕上がりとなっている。
実にチャボ的なスライド・プレイはもちろん、このヴァージョンはとても好きです。

他にも「My R&R」や「天の川サーフ」、
「あこがれのSouthern Man」など印象的なスライドが聴ける曲があるし、
RCや古井戸まで加えればまだまだお気に入りもあるけれど、
現時点でパッと思い浮かぶのはこの5曲。

きっと今後も素敵なスライドを聴かせてくれることだろう。

P.S.
玲葉奈の「オレンジ」(99)でのスライドを発展させたのが「Good Time」と言える…かも。

ギター、俺はギターなんだ/RCサクセション写真集『I Feel Good』プロフィールより

先日の麗蘭FC合同Eventで、チャボが重要なことを話していた。
ストラトキャスターがもう一本欲しくて、蘭丸に相談したりして探していたが、
それを止め、今、自分が持っているギターを改めてしっかりと使うことにした…
と言うような話だ。

チャボが所有しているギターはたくさんあるが、
ライヴやレコーディングで使用する、明らかなメイン・ギターとなれば数本に限られるだろう。
僕達が普段ライヴで多く目にしている以外のギターがこれから登場するとなったら、本当に楽しみだ。
チャボには色々なギターを、是非ステージで使用して欲しい。

そういえばFC合同Eventでのライヴで、チャボはオープン・チューニングで演奏していた曲があった。
「CHABO Jumps again」は確実にオープンだったと思う。
あともう一曲くらいあったような…蘭丸が歌った曲かな?
昔からオープンで弾いていた曲もあったのかもしれないし、僕が知らないだけかもしれないが、
RC時代にライヴで観た記憶は無いし、91年以降、麗蘭~ソロでも、ほとんど観たことは無い。
ハッキリと憶えているのは、2004年の麗蘭『ROCK馬鹿と知的ヒッピーを元気にするTOUR』だ。
ここで演奏された、確か「Woodstock」だったと思うが、
チャボはテレキャスター・カスタムをオープンにしてプレイしていた。
同ツアーを収録したDVDでも、ほんの一部だがそのシーンを観ることができる。
ギターの種類だけでなく、今後は演奏も新しいスタイルを見せてくれるかもしれない。

さて、その合同Event前のDJ TIME蘭丸コーナーを参考にして、
チャボの主な使用ギターの音が聴ける曲をいくつか取り上げてみたい。
ただしここでは、蘭丸のように、そのギターを鳴らし切っている曲ということではなく、
僕自身が好きな音というニュアンスです。

●Fender U.S.A. STRATCASTER E.C.MODEL
間違いなくエレキではチャボのメイン・ギター。
よって、購入後のアルバムやライヴのほとんどでその音が聴けるが、
やはりこのギターを入手した直後にレコーディングされた『DADA』が僕としてはお薦め。
「向日葵 10.9」や「ランタン」のバッキングなどが好きだが、
「BABY LOVE」のライン録りっぽいサウンドもたまらない。
あと、クレジットは無いけれど『PRESENT#4』の「You are the sunshine(of my life)」も、
おそらくこのギター(違ってたらごめんなさい)で、これまた最高の音だと思う。

●Gibson ES-340
ライヴではあまり使用しないけれど、レコーディングでは大活躍しているようだ。
把握できるクレジットだけ見ても、ほとんどのアルバムで使われているようだし。
個人的には麗蘭の『SOSが鳴ってる』での「あこがれのSouthern Man」を挙げたい。
ナチュラルな歪みがとても気持ち良い。
曲としても、チャボらしい湿ったスライドと乾燥(笑)した蘭丸のプレイの対比が最高だ。
ちなみに、同じアルバムの「天の川サーフ」でのスライドはSTRATCASTERによるプレイだ。
聴き比べるのも面白い。

●Fender TELECASTER THINLINE
決して使うことは多くないが、使用するたびにインパクトを残すのがこのギター。
キンキンした、まさにテレキャス・サウンド。
この音を聴くならライヴということで、
『CHABO BAND LIVE 1998』の「陽気にやろうぜ」を挙げます。
実際にこの曲で弾いていたのを僕が観たので間違いない。
『SOSが鳴ってる』の「Simple Love Song」でもこのギターを使用しているのだが、
これがまたバッキングにマッチした最高の音なのだ。
こういったプレイにこのギターはピッタリ合うのではないだろうか。

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チャボのギターを聴いてくれ その3

今回は80~83年RC時代のチャボのギターを自分なりに振り返ったわけだが、
当然CDを聴きなおすだけでなく、実際にギターも手にした。
指が動かなくてつりそうになった(笑)が、それでも身体はおぼえているものだ。
曲によってはスラスラと弾けてしまうものもあって、我ながらびっくりした。

高校時代、短いあいだだったけれど僕はRCのコピー・バンドをやっていた。
編成は5人。これは小川銀次在籍時のRCに倣っていた。
そしてライヴでは特別ゲストでキーボードを入れるという、
まさに80年当時のRCを演っていたわけだ。
もちろん僕のパートは仲井戸麗市である。

先日、一本のカセット・テープを引っ張り出してみた。
僕達のバンドが某楽器屋のホールを借りて行ったライヴを収録したものだ。
日付は1981年10月3日。アルバム『BLUE』が発表される直前。
聴くのがとても恥ずかしかったが、思い切って聴いた。確実に20年以上振りだ。

セット・リスト。

 1.よォーこそ!
 2.上を向いて歩こう
 3.SWEET SOUL MUSIC
 4.いい事ばかりはありゃしない
 5.ブン・ブン・ブン
 6.トランジスタ・ラジオ
 7.スローバラード
 8.雨あがりの夜空に
 9.キモちE
10.ステップ!

聴く前は不安だったが、自分で言うのも何だけど演奏はかなり良かった(笑)。
もちろん拙いけれど、思っていたよりもカッコ良くて安心した。
とにかく「よォーこそ!」でいきなり盛り上がる。
僕は " ギター弾くしか能のないヤツ " と紹介され、チャボばりのスライドを決めているのだ。
全然 " ばり " じゃないんだけどさ(笑)。思わずにやけてしまったなぁ。
「雨あがりの夜空に」のイントロは、ちょっとギターが歪みすぎだ…。

でも面白かった。めちゃくちゃ楽しかった。
聴いている時間、僕は思わず16、17の頃に戻ってしまった。
探せばまだ似たようなテープがあるはず。それらを勇気を出して(笑)聴いてみたいと思う。

ちなみにこのときのメンバーだが、ドラムとは10年間バンドを一緒にやった。
解散後、そいつはいくつか別バンドをやった後に某バンドでメジャー・デヴューした。
今でも活動中だ。陰ながら応援している。
ギターとベースはまったく音信不通で何をやっているかは知らない。
ヴォーカルはこのライヴの一年後に事故で死んでしまった。

さて、前フリが長くなってしまったが、この企画も最終回…って言ってもたった3回だったけど。
あくまでもチャボのギター・プレイに対しての、わたくしBlue基準の特徴と評価はこちら参照。

 ※チャボのギターを聴いてくれ その1

最後は83年に発表された傑作アルバムです。

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20年前の「My R&R」

チャボの代表曲のひとつである「My R&R」
この曲の終盤で聴かれる延々と続くスライド・ギター。
とてもチャボらしいメロディで、実に1分半にもわたってプレイされる。
「My R&R」自体は8分を超える長さだが、曲はフェイド・アウトしない。
「最後のギターはフェイド・アウトしないで最後まで入れてくれとスタッフに頼んだ」
とチャボ自身の発言もある。
その理由は「ギターのひとつのスタイルの何か学んできたものとして入れたかった」とのことらしい。
ここまでの話ならばそんなに特別なこととは思えなかったのだが、
このスライド・ギターには次のような秘密(笑)があったのだ。

チャボは古井戸時代にこれのきっかけとなる演奏をしており、
それを膨らませてのプレイ…が「My R&R」のスライドらしいのだ。
このことを知った僕は、そのきっかけとなる演奏をしている曲は何なのだー!
…と探しまくったのは言うまでも無い。
きっと同じようにディープな仲井戸マニアも大勢いらっしゃることだろうから、
とっくに見つけ出している方々も多いだろう。

その曲は「20才になったら」。
チャボは曲名を具体的に挙げてはいないのだが、きっと間違いないだろうと思う。
実はこの曲、オリジナル・アルバムには残念ながら未収録なのだ。
77年に発表されたシングル「ローリング・ストーンズが鳴ってた」のB面に収録されている。
一応CD化されているのだが、おそらく入手困難だろう。
ただ、この曲は解散コンサートで演奏されており、
その模様を収めたライヴ盤『ラスト・ステージ』にも収録されている。
どちらかと言えばこちらのCDのほうが入手しやすいと思うし、
アナログ盤は今ではかなり暴落しているので、ちょっと探せば安価で購入できるんじゃないかな。

スタジオかライヴかだけで、この二つのヴァージョンに大きな違いは無い。
やはり曲の終盤で、まさに「My R&R」を彷彿させる…というか、
「My R&R」に出てくるフレーズを聴くことができる。
チャボのファンは必聴だと思う。

それにしてもこれを初めて聴いたときの感動!
確実に「My R&R」と「20才になったら」の間には20年以上の時間があるのだが、
そんなこともあってなのか、僕の感動の深さは物凄いものだった。
しかも、この77年のチャボのギターには、
「My R&R」で聴くことができ、感じることができる何かがすでにあるのだ。

少なくとも僕にはそう思えたし、今でもそう思う。

チャボのギターを聴いてくれ その2

あくまでもチャボのギター・プレイに対しての、わたくしBlue基準の特徴と評価。

 A チャボならではの指グセによる記名性がハッキリとしたフレージング
 B タメて爆発させるワイルドなダブル・チョーキング
 C 感情一発でつい持ち上げてしまう一音半チョーキング
 D ソロの最後をルーズに流す
 E ソロの締めをチョーキングでぶった切る
 F タイム感が独特なスライド・ギター
 G ワウを使ったプレイ
 H 早弾きじゃないのにやたらとスピードを感じるツッコミのプレイ
 I 所謂「泣き」や「歌っている」ギター・ソロ
 J 似たような、または同じフレーズのリフレイン
 K 所謂「起承転結」ではなく「起承転転」「起承転転結」に聴こえるソロの組み立て
 L バッチリとコンパクトにまとめたキャッチーなソロ
 M バッキングに徹した不動のリズム・ギター、または単なるバックのみ

 い これこそ仲井戸麗市!必ず聴いてください。
 ろ 聴く価値あります。
 は 満足できます。
 に これもチャボ。ファンなら聴くべき。
 ほ こんなチャボも聴いてみよう。マニア向け。
 へ チャボが弾いていることを思えば損した気にはならないかな(笑)。
 と 聴かなくても支障はありません。

『BEAT POPS』(82)
●つ・き・あ・い・た・い(A、F、H 、L / は)
間奏は所謂ロックン・ロール・スタイルで突っ走るキャッチーなソロ。
終盤は実にこの時期のチャボらしいスライド・ギター。
こういった早めな8ビートに乗っかるチャボのスライドはとても魅力的で僕は大好きだ。
おそらくライヴ(スタジオ・ライヴ)録音と思われるが、この曲もライヴ以上にライヴな演奏だと思う。
特に清志郎による「エーッ!チャボ、エーッ!」からなだれ込むスライドはゾクゾクする。

●トラブル(A、L / に)
こういった重たいリフで引っ張っていく曲はRCには少ないので、それだけで珍しいと思う。
また、この時期にはそんなに見られないので特長にはあえて挙げなかったが、
意図的かそうでないかのピッキング・ハーモニクスがある。
これは『THE仲井戸麗市BOOK』以降にお馴染みになるが、
この曲のソロでは既にその『BOOK』っぽさが垣間見えるのが興味深い。

●こんなんなっちゃった(M / と)
完全にバッキングのみ。

●恐るべきジェネレーションの違い(Oh,Ya!)(M / と)
これまたバッキングのみ。何だかもったいない気がする。

●エリーゼのために(A、H、K / ろ)
グラムなリフもカッコイイし、何と言ってもギター・ソロが最高。
「よそ者」のロング・ヴァージョンといった感じのプレイだが、盛り上がったところで一回落とし、
その後はルーズに流して締めるという組み立ても実に仲井戸麗市。

●SUMMER TOUR(A / へ)
終盤にチャボらしいソロが聴けるが、盛り上がる割にはプレイ自体が平凡。
せっかくライヴ・ヴァージョンなのにな。

●あの夏のGo Go(M / と)
バッキングのみ。

●ナイ-ナイ(F / へ)
バッキングからソロまで全編でらしいスライドが聴ける。
ルーズなノリで押しまくるうえ、音の処理が独特なので、
弾いている割には派手に聴こえないのが残念。

●君を呼んだのに(M / ほ)
チャボのギターに限れば面白くも何ともないが、
アレンジの一部として他の楽器とのからみ具合で聴けば、それなりに聴きものと言えるかもしれない。

●ハイウェイのお月様(M / と)
バッキングのみ。

チャボのギターが目立つアルバムでは無いのだけれど、「つ・き・あ・い・た・い」や「トラブル」、
「エリーゼのために」の印象が強いので、結構ギターが耳に残るんじゃないかな。
それぞれの楽器を聴くというよりも、五人が叩き出すRCサクセション・サウンド。
その勢いが一番凄いのがこの『BEAT POPS』だと思う。
チャボのギターの比重は30%かなぁ。


RCサクセション, 忌野清志郎, G2, 仲井戸麗市 / 東芝EMI(2005/11/23)
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チャボのギターを聴いてくれ その1

『札幌市民会館 最後の日』で「いい事ばかりはありゃしない」の終盤のギター・ソロを聴き、
久しぶりに " ギタリスト仲井戸麗市 " を目の当たりにした気がする。

さて、僕は高校時代にチャボのギターをひたすらコピーしまくっていたのだ。
前からやってみたかったのだが今回が良い機会だ。
独断でチャボのギター・プレイを勝手にまとめてみます。
ただ、古井戸からのキャリアを全て網羅するとなるととんでもない数になるので、
ここは時期を限定します。
その時期については賛否あることを承知の上で、次のような定義にさせて頂きます。

  清志郎の横でギターを弾いている自分で成立してた

RCサクセション活動休止後の、このチャボの発言を基本とします。
まずは「清志郎の横で」ということ。
これはチャボがRCサクセションのメンバーだった時代に限定していいでしょう。
次に「ギターを弾いている自分で成立してた」ということ。
「成立してた」ということは、途中から「それだけでは成立しなくなった」ということです。
これも僕なりに決めさせてもらうと、まずRCは84年に事務所独立問題が持ち上がります。
そして翌85年にチャボは1stソロ・アルバム『THE仲井戸麗市BOOK』を発表することから、
84年が「それだけでは成立しなくなった」時期と推測します。
よって80年~83年のRCサクセションでのチャボのプレイに限定します。

最初に、この時期のチャボのプレイには主な特徴があるのですが、
これまた独断でいくつか挙げてみます。

 A チャボならではの指グセによる記名性がハッキリとしたフレージング
 B タメて爆発させるワイルドなダブル・チョーキング
 C 感情一発でつい持ち上げてしまう一音半チョーキング
 D ソロの最後をルーズに流す
 E ソロの締めをチョーキングでぶった切る
 F タイム感が独特なスライド・ギター
 G ワウを使ったプレイ
 H 早弾きじゃないのにやたらとスピードを感じるツッコミのプレイ
 I 所謂「泣き」や「歌っている」ギター・ソロ
 J 似たような、または同じフレーズのリフレイン
 K 所謂「起承転結」ではなく「起承転転」「起承転転結」に聴こえるソロの組み立て
 L バッチリとコンパクトにまとめたキャッチーなソロ
 M バッキングに徹した不動のリズム・ギター、または単なるバックのみ

次に、あくまでもチャボのギター・プレイに対しての、わたくしBlue基準の評価です。

 い これこそ仲井戸麗市!必ず聴いてください。
 ろ 聴く価値あります。
 は 満足できます。
 に これもチャボ。ファンなら聴くべき。
 ほ こんなチャボも聴いてみよう。マニア向け。
 へ チャボが弾いていることを思えば損した気にはならないかな(笑)。
 と 聴かなくても支障はありません。

それでは80年~81年からいってみます。

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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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