PAUL McCARTNEY ONE ON ONE JAPAN TOUR 2017 東京ドーム 2017.4.27

武道館公演から一日おいての東京ドーム初日。
ドームを満たす武道館をはるかに凌ぐお客さんを見渡すだけで興奮する。

pIMG_7462.jpg

すげぇ。

東京ドームに限らず、ドーム公演はその音の悪さや、
悪い意味でのスケールの大きさで、いまだに敬遠されることも多いと思うけれど、
逆に言えばドームでしか味わえない独特の雰囲気があるし、
僕なんかは何だかんだあっても自分の席に座れば盛り上がってしまう。
ましてポール・マッカートニーだ。
僕を邪魔するものは何もない。

PIMG_7458.jpg

後から知ったが、39曲が演奏され、時間は2時間半強だったようだが、
決して長くはないながらも、個人的に感じた密度はあまりにも高かった。

ビートルズ・ナンバーの演奏時間はそれこそ2~3分台がほとんどだろう。
しかし、この日の僕は、その短い時間のあいだの心の動きが半端ではなかった。
曲が演奏されるたびに、これまでの人生の様々な場面が順不同で目まぐるしく、
それでも確実なストーリーを持って展開するのだ。
思い返せば、オープニングの “ ジャーン! “ からポールが歌いだすまでの一瞬にさえ、
起承転結の物語が存在していたようにも思う。
さらに、そこには悲しい、寂しい、暗いなどのネガティヴな場面はまったく出てこない。
もちろんそれらのシーンにはポール・マッカートニーの音楽がこびりついているわけで、
こうした状態が2時間半のあいだで39回くり返されたのだから、
そりゃぁもう幸せな夜、幸せすぎる夜だった。

PIMG_7457.jpg

それにしても、歌われる言葉が単なる歌詞以上のメッセージとして響くのは、
今の僕はビートルズの赤盤を聴いていた中学生ではないからかもしれない。

とりわけ響いたのは「Let It Be」が歌われた後。
ポールが There will be an answer、Let it be と呟いたと思うんだけれど、
そのときにステージ横のスクリーンに同時通訳の日本語が出た。

 必ず答えはある

もう、何もかもすべてを肯定してくれたように思えた。

月並みだが、音楽が好きでよかった。
ポール・マッカートニーと出逢えてよかった。
心からそう思えた夜だった。

続きを読む

スポンサーサイト

PAUL McCARTNEY 日本武道館 2017.4.25

ポール・マッカートニーと日本武道館。
このふたつの単語は僕の体調に大きな変化を与えるに十分だった。
前日の4月24日まではわくわく感でいっぱいで、楽しみしかなかったが、
いざ当日の4月25日になったら強烈な緊張感に襲われた。
自分がステージに立つ側ならともかく、客席で楽しむ側である。
それなのに仕事中からドキドキが始まり、武道館へ近づくに従いそれは大きくなる。

きもちわる…。

前回の武道館を体験しているのに、どうしたんだ…いや、違うな。
きっと体験しているからこそなのだ。
あれを知っているからこそ、僕の全細胞が反応したのだと思う。
喜びや期待が僕のキャパを上回った結果だったのだろう。

pIMG_7427.jpg

しかし、ココロが満たされれば身体は正直だ。
武道館に入り、客席からステージを確認し、天井の日の丸を見上げ、
客席をぐるっと眺め、開演前のBGMを聴き始めたら、あっという間に全快だ。
さぁ、ポール・マッカートニー、2017年JAPAN TOURの初日だ!

pIMG_7428.jpg

セット・リストは武道館用の短縮版だったとはいえ、メドレーを含めて31曲。
ビートルズとウイングスが交互に演奏された印象の前半は圧巻で、
聴きすぎて、知りすぎている曲なのに…いや、それだからこそ盛り上がる。
当たり前である。
ポール・マッカートニーがヘフナーを弾いてビートルズを歌う。
ポール・マッカートニーがリッケンバッカーを弾かなかったけどウイングスを歌う。
しかも場所は日本武道館。
ビートルズとウイングスを目の前で歌っているのはポール・マッカートニーなのだ。

それにしてもオープニング。
ブルーのジャケットにヘフナーを背負った立ち姿の何というカッコよさ。
演奏前なのに満足感が生まれるライヴはそうそう無い。

pIMG_7429.jpg

ところで武道館をライヴハウスに例えることはこれまでもあったが、
あくまでもそれらは比喩であり、僕自身が実感したことはない。
RCサクセションであっても、ローリング・ストーンズであっても、
そして2015年のポール・マッカートニーであっても。
でも、この日は違った。
観客からの声に応えるなど、客席とのやり取りが本当に多かったし、
「BlackBird」でのミスをやり直すシーンと、
その演奏後に例のリフを “ あれ?こうだったよな “ というように、
愛嬌ある仕草をしてお茶目な面を見せてくれるなど、
人としてのポールを身近に感じることができた。
間違いなく、これまででいちばんポールと観客との距離が近いライヴだったと思う。
まさにライヴハウス武道館。
おかげで盛り上がりながらも、僕はリラックスして名曲たちを存分に楽しめた。
こうして冷静に聴くことができた面があったためか、
あらためてポールの多彩で豊かな音楽性も感じることになった。

あれだけの音楽性を見せられて圧巻圧倒だったけれど、
そうはいっても、なんてったってポールはロックン・ロールが最高だ。
「I Wanna Be Your Man」や「Back In The U.S.S.R.」は問答無用。

1966年に23歳だったポールが立った武道館に74歳のポールが立つ。
50年というとんでもない時間が経過している。
ビートルズとの出会いは小学校3年。
やはり50年近いとんでもない僕の中での時間経過。
しかし、この時間があっての共有できている武道館の場。
ポールの50年と僕の50年が重なることの幸福感。

  マタ アイマショウ!

この言葉は忘れない。

続きを読む

PAUL McCARTNEY 日本武道館 2015.4.28

武道館でポールを観るということがわかっていても、
実際にそれがどういうことなのかがよくわかりませんでしたが、
自分の席につき、
お客さんで埋めつくされていく武道館内の空気が、
もうハッキリと変わっていくのを感じていくにつれ、
これから体験することがどういうことなのかを理解できてきました。

CIMG8766_convert_20150429121152.jpg

ローリング・ストーンズの武道館公演とは、
僕が感じた開演前の雰囲気は大きく違いました。
期待がいつのまにか緊張感に変わっていき、空気がパンパンに張って、
まるで武道館が爆発しそうに感じたのがストーンズ。
期待が喜びと楽しさと混ざり合って、観る前から自然と笑顔がこぼれ、
武道館がひとつになって幸福感に満たされていくように感じたのがポール。
これはいつからか、ストーンズとポールに対しての僕のスタンスのままです。

開場時の不手際や、開演までの長さは、今、冷静に振り返ってみても、
一瞬たりとも辛いと感じなかったように思います。
それはファンだから…なのかもしれませんが、
僕にとってポールを武道館で観ることは、そういうことなのでしょう。

客電が消え、ステージにポール・マッカートニーが現れた瞬間を、
僕は絶対に忘れられないと思います。いや、忘れられるわけがありません。
肉眼で姿をキャッチできてもおぼろげな印象であったことが否めないドーム公演。
しかしここは武道館。
たとえアリーナ前列でなくても、ポールをすぐそばに感じることができるのです。
そのように感じた気がする…のではありません。
本当にそばに感じられたのです。
僕はポール・マッカートニーと二人で同じ場所で同じ時間を過ごしたのです。

CIMG8772_convert_20150429121212.jpg

1曲目の「Can’t Buy Me Love」は、
おそらくこれまでの人生で僕の五感が初めてふれたものでした。
知らない感覚、新しい体験、初めての快感…言葉にすればそんなものですが、
今の地球上には無いものだったように思います。

前日のドームのセット・リストに沿ってはいましたが、
所々で曲の入れ替えがあり、しかもロックン・ロールだったのが最高でした。
武道館のみで披露されたビートルズ・ナンバーのロックン・ロールは4曲。
「One After 909」「Another Girl」「Got to Get You into My Life」「Birthday」。
こう書いてしまえば、単なる楽曲のタイトルでしかありません。
でも、この曲を目の前で歌っているのはポール・マッカートニーなのです。
ポール・マッカートニーがビートルズを歌うのです。
しかも日本武道館で。
あのヴァイオリン・ベースを弾いて。

夢のようですが、現実でした。
何と言う体験だったでしょうか。

201504282.jpg

事前に客席に用意されていたリストバンド・ライト。
ポールには内緒の演出だったそうですが、それを僕は舐めていました。
それは本編も終盤、「Let It Be」が歌いだされた瞬間でした。
お客さんが腕にはめたライトが一気に点灯しました。

その美しさは、きっとあの場にいなければわかりません。
視覚的な美しさはもちろんですが、耳から入る美しさ、心に響く美しさ、
その時点で自分が考え得るすべての美しさを感じることができました。
中学生の僕が必死で聴いていた『Let It Be』のアルバム。
部屋に貼ってあったビートルズのポスター。
そこから今日までの約40年というとてつもない時間。
涙があふれました。
幸せでした。
ビートルズを好きで、ポールを好きでよかった。
音楽を好きでよかった。
本当に幸せな時間でした。

201504281.jpg

後から2時間のコンサートだったと知りましたが、
終わった瞬間はドームと同様に3時間に感じたほどです。
僕にはそれだけ密度が濃い時間だったのでしょう。

来て良かった。
来れて良かった。
ポールと過ごし、お客さんと過ごした、
素晴らしいという言葉をいくつ重ねても伝えきることができない時間でした。
僕は日本武道館でポール・マッカートニーを観たんだ。

PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR 2015 東京ドーム 2015.4.27

ポール・マッカートニーのライヴです。
ということは、僕にとってはウイングス、そしてビートルズのライヴでもあります。
この日を迎えるまでに、前回の中止になった国立競技場のこともありますし、
個人的にも大事な日でもあることが重なったため、
客席で待つあいだ、 緊張と興奮と嬉しさで満たされ、
開演前なのに喉がカラカラになり、どうにかなりそうでした。

201504271.jpg

事前にセット・リストを中心にして様々な期待、希望、願望、夢想、予想が溢れますが、
どんな内容であっても僕にとって満足できないことは無いと保障されています。
今回もそれは同じで、「マジカル・ミステリー・ツアー」が始まった途端、
直前まで思っていたことのすべてが吹き飛びます。

ドーム小さなライヴハウスに変えてしまったようなアコギ弾き語りの説得力。
バンドでぶちかまされるロックン・ロール。
そして、甘いだけでなく切なさが見えるバラード。
ラストの「ゴールデン・スランバー」からのメドレーまで、至福の3時間でした。

何がリストから落ちて、何が増えたか…なんてのは終わってから知ることで、
曲によっては悔しく思うこともありますが、それも楽しみのひとつであると思うのです。
今回は「あの娘におせっかい」と「夢の人」を聴けたことが嬉しく、
特に後者はオリジナルのビートルズはもちろん、
ウイングスのライヴ・ヴァージョンにも思い入れがあるので、
あのイントロが始まった瞬間から大感激でした。
本当に夢のようでした。

CIMG8750_convert_20150429121114.jpg

日本語のMCも楽しく、フレーズが増えていました。
" イージャン " とか " ゼッコウチョー " とか、サイコーでチョースバラシイです。
そのMCで " イッショニ ウタオウヨ " と言われりゃ、クールに構えてなんかいられません。
「オブ・ラ・ディ, オブ・ラ・ダ」をポールと歌う楽しさは格別でしたが、
後半のピアノのフレーズも忘れられずに付け加えられていましたから、
この曲から僕が感じる切なさもそこにはあって…ビートルズなのでした。

ポールのライヴ前と後に、たくさんの関連ツイートを読みましたが、
とにかくその共有感が半端なく、東京ドームにいた全員と友達になれたような、
そんな幸福感を与えてくれる存在であり、ライヴだったと、あらためて思いました。
ポール、ありがとう!

三十三年目の十二月八日に

今年、2013年。
2月にリンゴ・スターが来日し、
11月にポール・マッカートニーが来日した。
凄いだろう、やはり、これは。

22年前、1991年。
エリック・クラプトン・バンドを従えたジョージ・ハリスンの来日公演を観た。
ビートルズの来日公演未体験の僕であっても、
ポール、ジョージ、リンゴそれぞれの来日公演を観ることができたことになる。
凄いよね、やはり、これは。

33年前、1980年。
あの日がなければ…いや、少しだけでも違っていれば、
ビートルズの来日公演未体験の僕であっても、
ジョン・レノンの来日公演を観ていたに違いない。
凄かっただろうなぁ、きっと、それは。

もう33年なんだ。

PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR 東京ドーム 2013.11.19

何しろポール・マッカートニーである。
それなりに来日公演のニュースを追えば、最低限のセット・リストはわかってしまう。
たとえニュースを追わなくても、セット・リストは想像できてしまうかもしれない。
更に、その想像したセット・リストは、それなりに当たってしまうかもしれない。
何しろポール・マッカートニーなのだから。

僕自身は、オープニングとエンディングはチェック。
本編の定番曲と新作からのナンバーもチェック。
あとは日替わりで多少の差し替えがあるようだったので、特に詳細な調査はせずに臨んだ。
結果としては、事前に把握しようがしまいが、僕にとっては関係なかった。
何てったってポールマッカートニーなのである。
そんなことで何とかなるようなものではなかったのだ。

CIMG6609.jpg

特に演出もなく、客電が消えてメンバーがステージに現れ、演奏が始まる。
この点は少し肩透かしをくらった感があったけれど、
ライヴがいざ始まってしまえば、こんな気持ちはあっという間に過去になる。
だって1曲目に歌われるのは「Eight Days a Week」なのだから。

     **********

日本語のMCも、そこまでサービスしなくてもいいのに…とは思うけれど、
実際に聞くと微笑ましいし、実に楽しい。
これはポール・マッカートニーの魅力のひとつだと思う。

     **********

新作『NEW』からは4曲が選ばれていたのだけれど、
これがまたビートルズやウイングス、ソロの名曲群と並べても違和感なく聴けた。
それどころか「New」と「Everybody Out There」はライヴに映えた。
特に後者はポールのソロには必ず入るタイプの佳曲で個人的に気に入っていたので、
ライヴで聴くのを楽しみにしていたし、その通りに聴きごたえがあったので嬉しかった。

     **********

「Let It Be」や「Hey Jude」「Yesterday」などの超定番や、
お馴染み「All My Loving」に「The Long And Winding Road」、
そしてエンディングのアビイ・ロードのメドレーは、わかっていても生で聴くと感動してしまう。
だってビートルズをポール・マッカートニーが歌っているのである。
わかっていても感動してしまう。

     **********

「Things We Said Today」から始まるアコースティック・テイストなパートは、
かなりの聴きごたえがある中盤だった。
「We Can Work It Out」「Another Day」「And I Love Her」の瑞々しさ。
そしてソロで弾き語る「Blackbird」」と「Here Today」の美しさ。
とんでもない名曲を書いてきた人なのだということをあらためて知る。

     **********

「Something」はウクレレの弾き語りで始め、途中でバンド・アレンジとなる。
これがスクリーンに映し出されるジョージの姿と相まって感動的だった。
この曲の途中から涙があふれてきた。
ジョージがいない悲しさや切なさもあるが、楽曲が持つ魅力と力に感動したのだ。
この後に演奏された「Ob-La-Di, Ob-La-Da」も、本来ならば一緒に楽しく歌うはずの曲だが、
僕にとっては切なさを感じる代表的なビートルズ・ナンバーであるからして、
やはり涙をボロボロ流しながら聴き、歌った。
もう顔も声も傍から見たらめちゃくちゃであっただろうが、構わない。
続く「Band On The Run」も同じ。涙ボロボロ。
「Back In The U.S.S.R.」でやっと涙が乾くという有様だったけれど、
本当に気持ちの良い涙を流すことができた。

感動すること…特に音楽で感動するということは、
音楽でだけでしか体験できない感動的なことである。

     **********

最後にポールがスタッフに感謝の気持ちを述べたのは清々しく気持ちのよいシーンだった。
ライヴの演出は確かに凄くて、その魅力を何倍にもしていたから、ポール自身も誇らしいのだろう。
「世界一のクルーだ!」と言っていたし。

     **********

〆の言葉は " また会いましょう " 。
もしかしたら今回が最後かもしれない…と思っていた僕に、ポールはこう言った。
嬉しい、とっても。
僕はもちろん、その気になったファンは何万人もいるはずだ。

また会えることを信じたい…いや、信じます。
頼むぜポール!
また、会いましょう。

ポールは本当に来るのか?

いきなり入ってきたポール・マッカートニー来日の噂。
本当だとしたら、本当に嬉しい。本当だよ。

思えば、以前も来日にかけてここでも書いたんだけど、それは2010年のこと
あれから3年経って、やっと実現する…のかな?

現在はOUT THERE! TOURの真っ最中で、ヨーロッパを廻っているようだ。
そこでSET LISTをチェックしてみた。

1.Eight Days a Week
2.Junior's Farm
3.All My Loving
4.Listen to What the Man Said
5.Let Me Roll It
6.Paperback Writer
7.My Valentine
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five
9.The Long and Winding Road
10.Maybe I'm Amazed
11.I've Just Seen a Face
12.We Can Work It Out
13.Another Day
14.And I Love Her
15.Blackbird
16.Here Today
17.Your Mother Should Know
18.Lady Madonna
19.All Together Now
20.Lovely Rita
21.Mrs. Vandebilt
22.Eleanor Rigby
23.Being for the Benefit of Mr. Kite!
24.Something
25.Ob-La-Di, Ob-La-Da
26.Band on the Run
27.Back in the U.S.S.R.
28.Let It Be
29.Live and Let Die
30.Hey Jude

Encore:
31.Day Tripper
32.Hi, Hi, Hi
33.Get Back

Encore 2:
34.Yesterday
35.Helter Skelter
36.Golden Slumbers
37.Carry That Weight
38.The End

うーん、これはかなり好みかも…。
欲を言えばオープニングは時期的にも、
「Venus and Mars/Rock Show」から「Jet」にしてほしいけれど、
それは贅沢だろうなぁ。

とにかく噂が噂で終わらないことを祈りたい。

RINGO STARR & HIS ALL STARR BAND JAPAN TOUR 2013 Zepp Tokyo 2013.2.26

元ビートルズのメンバーの来日公演は、もう最後かもしれない。
ポールはもちろんジョージの来日も体験した…が、リンゴは見逃している。
ということで観ない理由はない。

今回はZeppクラスのライヴ・ハウス公演だ。
東京公演の2日目に足を運んだ。

CIMG4046.jpg

過去のオール・スター・バンドは毎回それなりに楽しいメンバーであるが、
個人的には第1期がお気に入り。
特にジョー・ウォルシュとニルス・ロフグレンに痺れたものだ。



今回のメンバーではトッド・ラングレンとスティーヴ・ルカサーに注目。
他のメンバーは詳しくないが、この二人を観られるだけでもじゅうぶん。
実際にトッド・ラングレンの存在は大きく、
リンゴのバックでも自身のパートでも、その活躍ぶりは素晴らしかった。

スティーヴ・ルカサーは、何だか一人で張り切っていた印象(笑)。
思い出すのは軽井沢でのジェフ・ベックとカルロス・サンタナとの共演。
あの時もはしゃいでいる様子のルカサーが微笑ましかったが、
今回も同じような感じだったのではないか。
「ブラック・マジック・ウーマン」を弾くのは楽しかったに違いない。

さて、肝心のリンゴ・スターだが、登場シーンから笑えてしまう(笑)。
両手でピース・サイン…所謂Vサインを出しながら出てくるのだが、
ハッキリ言ってダサイ(笑)。でも、そのダサさが魅力なのである。
世界一Vサインが似合う男なのではないだろうか。

ビートルズでヴォーカルをとっていた曲は、
オリジナルもカヴァーも主なものは演った。
スペシャルで「グッドナイト」や「オクトパス・ガーデン」も0.0001%くらい期待したが、
やはり無理だった。でも、何故この2曲を演奏しないのだろう。

客席と一緒に大合唱となった「イエロー・サブマリン」には感動してしまった。

♪ Sky of blue
♪ sea of green
♪ In our yellow submarine

特にここの掛け合いは、
このときのために作られたんじゃないかと思うほどはまっていたように感じた。
素晴らしい!

観ている自分がこれだけ自然と笑顔になるライヴなんて、
そうあるもんじゃないよなぁ。
楽しかったし、嬉しかったし、感動したよ。
リンゴ、ありがとう。

三十二年目の十二月八日に

当時は今ほど思い入れをもって聴いたり接したりしていなかったけれど、
1980年のその日は、やはりショックだった。
射殺…というその理由が、それに輪をかけていたと思う。

CIMG3252.jpg

日本でニュースが流れた翌日、学校に行くと、
まったく音楽に縁がない同級生がスポーツ新聞を買ってきて騒いでいた。
それを見て怒りが込み上げてきたかというとそうではなく、
そんな奴らさえも話題にするほどの人物だったんだなぁと思っただけだった。

ラジオで追悼番組をいくつか聴いた。
あまりにも昔の事なので記憶が薄れているし、
もしかしたら正しくないかもしれないけれど、
僕が覚えているのは吉田拓郎の番組と加奈埼芳太郎の番組である。
確か拓郎の番組には小室等ゲストで出ていた。
途中で二人が泣きながら話していたことをうっすらと覚えている。

そして加奈埼の番組には、たぶんチャボがゲストで出ていた…ように思う。
これはまったくの記憶違いかもしれないが、自分の中ではそのようになっている。
だからこれからもこの記憶のままでいることにする。

1980年12月25日。渋谷公会堂。
いつものオープニングMCに、ある一言が付け加えられていた。

  今夜のコンサートを、ジョン・レノンに捧げます

このシーンはハッキリと覚えているので、間違いはないだろう。
RCサクセションのコンサートでの、仲井戸麗市のセリフだ。

もう32年なんだ。

バンドは荒野をめざす

  ウイングスの良さ、もしくは最大の特徴はリンダの存在だ

これはレコード・コレクターズ誌12月号、萩原健太による電話インタヴューでの、
" 今のバンドにはないウイングスならではの良さについて " という質問への、
ポール・マッカートニーからの、明確な答えだ。

感動してしまった。

迂闊だった。
僕自身、リンダの存在を忘れたことは無いにしても、
最近はポールやウイングスを聴いても、意識することはほとんどなくなっていた。
リンダ・マッカートニーの存在…。
まさに、その通りだと思った。

『バンド・オン・ザ・ラン』。
既に語り尽くされている名盤であり、マッカートニー・マニアではない僕でさえ、
レコスケくんに描かれているように、過去に出た数枚を所有しているという代表作だが、
いつ聴いても引き込まれるし、まったく飽きることが無い。

ポール・マッカートニー&ウィングス
ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2010-11-17

今回は 2CD+1DVD のデラックス・エディションを購入。
余計な情報を目にする前に、まずはCDから素直に聴いてみた。
これまでと同じように、バッチリ楽しめた。

続いてDVDを観る。
ブートレグで目にしていた映像だが、『ワン・ハンド・クラッピング』 のオフィシャル化は、
さすがに嬉しいし、観ていて興奮する。
「ソイリー」がカッコイイ!
こちらは文句なく楽しめた。

はるか昔、まだRCサクセションにのめり込む前の洋楽少年だった頃。
もちろん1980年のウイングス来日を心待ちにしていた。
結局は例の大麻持込みによる逮捕で、初来日公演は幻と消えた。
 ※ちなみに、この時のウイングスのチケットを手に入れる際に知り合い仲良くなったのが、
  後にRCサクセションの久保講堂を初めとして、しばらく交流が続く3人の大学生だった。

その後、時間はかなりかかったし、ウイングスではなかったけれど、ポールは来日してくれた。
もちろんリンダも一緒だった。
今にして思えば、リンダがいるバンドを観ることができて良かったと思う。

2010年、ポール・マッカートニーはいまだにバリバリの現役である。
そして、それはまだまだ続くだろう。

バンドは荒野をめざす。
再び日本に来てくれることを願いたい。
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Information
- Information -

★非公開コメント、承認前コメントは非表示としています。よってコメントを頂いてもしばらくは何も表示されませんが、ちゃんと届きますのでご安心ください

テンプレート変更(12/18)

ツイッターをブログに表示(12/11)

「ツイートを毎日まとめて記事にする」を追加(5/14)

Blueの本棚ブログパーツ設置(2/20)

[ツイートする][Facebook]ボタンを設置

ブログ拍手へのたくさんの拍手を頂き、どうもありがとうございます。
ブログ拍手からは私Blue宛コメントもできますが、コメントは非公開設定にしているため返事をすることができません。拍手コメントを頂いた方には、あらためてこの場でお礼を申し上げます。どうもありがとうございました

★コメント、トラックバックについて

当Blogはコメントとトラックバックを承認後の表示とさせて頂いています。反映されるまで時間がかかりますが、ご了承ください。

基本的にはすべて承認していますが、明らかに悪意のあるコメント、または不快で不適切なコメント、コメントの度に名前を詐称する別人のなりすましや意味不明のコメントなど、管理者が承認できないコメントとトラックバックは予告無しに削除、及びその後のコメントを拒否させて頂きます。その後、書き込みとアクセス拒否の対応をさせて頂く事もあります。承認するか否か、または拒否の判断は管理者に権限がありますのでご了承ください

今後とも『Blueの雑記帳』をよろしくお願い致します


-- E N D --
.
.
Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Entry Ranking
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue Day Horns
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
The Beatles
My R&R
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Contact

名前:
メール:
件名:
本文:

Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ