RCサクセション『RHAPSODY』リリース36周年記念 よぉ〜こそ!今夜この店で『RHAPSODY』のことを語ろう! ロフトプラスワン 2016.6.5

まずはオフィシャルのインフォメーション。

     **********

【出演】
今井智子(音楽評論家)
渡辺祐(エディター、ラジオパーソナリティー)
森川欣信(オフィスオーガスタ代表取締役、元RCサクセション ディレクター)
他、豪華ゲスト登壇予定!

RCサクセションの『RHAPSODY』の発売からちょうど36周年を迎える日に、このRC屈指の名実況録音盤の魅力を語り尽くすトークライブ!
30年にわたりRC〜忌野清志郎を密着取材し、『Dreams to Remember 清志郎が教えてくれたこと』の著書もある今井智子(音楽評論家)の呼びかけのもと、梅津和時率いる生活向上委員会のマネージャーのアシスタントを務めたこともある渡辺祐(編集者)、キティレコード時代にRCのディレクターとしてブレイクに一役買った森川欣信(オフィスオーガスタ代表取締役)ら縁の深い面々が一堂に会し、RCエレキ化後のデビュー・アルバムとも言うべき『RHAPSODY』にまつわるあれこれ、復活&ブレイク期のRCについて語り合うロックン・ロール・(トーク)ショー!

     **********

あらかじめ発表されていた3名に、キティ時代のRCと言えばこの人…の、
宗像和男さんがゲストとして加わった4名で…。
あっと、もうひとり重要な人がいた。
ファンにはROCK ME BABYで有名な高橋さんもステージ横にスタンバイしていた。
その高橋さんの前説でトークショーがスタートした。

今井さんが進行役を務め、森川さんと宗像さんが制作サイドの話で応え、
そこに渡辺さんがファンの目線で絡むという流れが基本だった。
『RHAPSODY』がテーマだが、80年前後のRC周辺のエピソードが惜しみなく披露される。
今井さんが当時の貴重な資料を見せてくれたり、
渡辺さんが当時の宝島を持参して解説してくれたりと、
話題はあちこちに飛ぶけれど、何てったって中心になるのが80年前後のRCである。
そのとっ散らかりこそが話をふくらませる要因になったりしていて思い切り楽しめる。

シングル「ステップ!」と「雨あがりの夜空に」のレコーディングに纏わる話や、
アルバム『RHAPSODY』と『PLEASE』のボツになったジャケットの話など、
マニアックなエピソードが笑いを誘いながら披露される。
しかも、実際にその場にいた人の話であるからして、
ハッキリと当時の清志郎やRCのメンバーの姿が浮かんでくるのだからたまらない。
あっという間に第一部が終了した。

休憩を挟んでの第二部は、高橋さんも登壇して進行。
ここからが更に充実した時間となる。
スタッフとしての高橋さんが披露するエピソードは貴重で、
特に『Baby a Go Go』レコーディング時の話は切なくなったりもした。
しかし、何と言ってもファンとしての高橋さんの話であった。
これが加わることにより、更にトークの充実度があがった。
第一部とは色合いがガラッと変わったと思う。

特に70年代後半の屋根裏から久保講堂までのライヴ体験は臨場感抜群。
~のライヴを観たとか、~のテレビを観たという話に補足が付く程度なのだが、
前述したように当時の映像が浮かんでくるのである。
もう、羨ましいという気持ちを超えて圧倒されてしまう。
そして定番な話はもちろんだが、コアなファン目線の話がまた凄い。
例えば、5人の新生RC初期のチャボはまだエレキに慣れておらず、
エレキにアコギの弦をはっていたという話はマニアなファンには知られているだろう。
しかし、高橋さんはそこから先の話をする。
チャボが当時使用していたセミアコのボディにアコギの弦がぶつかる音が凄い…と。
こうした話される内容はもちろんだが、とにかくその深いファン目線に感動・共感した。
RCファンがRCの話をしているのをRCファンが聞くことの素晴らしさをあらためて知った。

森川さんと宗像さんは、まだRCがブレイクする前に、毎晩のように飲んでいたという。
どうして売れないんだろう、どうしてダメなんだろうと、こればかりだったそうだ。
しかし、その時のお二人は知らなかっただろうが、RCをキャッチしていた人は間違いなくいた。
当時の高橋さんや僕、そして日本全国の何人かには確実に届いていた。
飲み屋での二人の思いや想いをキャッチできた人が、あの日の久保講堂に集まったのだ。

当時の制作サイドでRCをブレイクさせるために四苦八苦していた人と、
たとえ少人数であったとしても当時のRCをキャッチした…キャッチできた人が、
36年後に同じ場所で同じ話題で同じ時間を過ごしたのである。
誰も1980年には思い描けなかったことだろう。
そしてそれは素敵なことでもあると思う。
いや、素敵なことだと確信する。

今夜この店でRCサクセションを語った。
素晴らしい一夜だった。
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NHK BSプレミアム 名盤ドキュメント RCサクセション「シングル・マン」

この手のプログラムが大好きな僕としては、
数あるこれまでの清志郎に関わる特番の中でも期待していたものでした。
限られた時間でどれだけマニアックに、かつ分かりやすく伝えられるかも大事だし、
コアでマニアックなファンにも納得させられるようなものでなければならない。
番組は、観る前のこんな自分の思いや想いを十分に満たしてくれる内容でした。

普段なら意見の違いがあれば鼻につくことも少なくないゲストのコメントも、
各自が持つ『シングル・マン』をリアルに語っていて、聞きごたえがありました。
特に曽我部恵一とワタナベイビーによる解説や演奏は、
ひとつ間違えば番組を壊しかねないような要素もあったと思いますが、
あれはマニアックな方向だけに流れないためには必要であり、
『シングル・マン』の名盤度を分かりやすく伝えていたように感じます。
仲井戸麗市、竹中直人、角田光代、サンプラザ中野くんのコメントも、
それぞれの色が出ていて、色々な角度から『シングル・マン』に光を当てていました。

個人的に唸ったのは、最終的なトラックダウンで削られたという、
「甲州街道はもう秋なのさ」のストリングスです。
この事実は初めて知りました。
実際にストリングス・ヴァージョンを聴いていた間は、思わず息が止まりました。
プログレッシヴ・ロック云々と言う話の流れでしたし、
具体的にキング・クリムゾンの名も挙がっていましたが、
確かに『シングル・マン』で聴かれるドラムは、クリムゾンの1stっぽいです。

ところで、アレンジの星さんの考えるこのカタチが、
最終的にはRCサクセションに受け入れられなかったことに対して、
2015年の今、思うことや言いたいことはあるのでしょうか。
そこは曖昧にされていたので不明ですが、僕が想像するに、
星さん自身、最終的にはRCのメンバーに任せていたように思います。
誤解を承知で言えば、良い意味で投げた部分があったかもしれません。

「スローバラード」でタワー・オブ・パワーを起用したくだりも興味深かったです。

 このレコードは世界的なスタジオ・ミュージシャンを豊富に使用しております。
 安心してご利用下さい。

裏ジャケットに書かれていた有名なこの文章。
僕自身、これを当時から肯定的に捉えていたので、
その意味では、番組で語られた話に照らし合わせてみれば、
プロデューサーの多賀さんの意向に近いわけです。
しかしRCのメンバーは " 自分たちのものじゃない " との意見だった。
多賀さんは多賀さんで正しく、RCはRCで正しいわけで、
そのせめぎ合いがこの名盤を生んだ…と結論付けられれば美しいのですが、
そうはいかなかったのは、今となってはこのアルバムの運命だったのでしょう。
でも、だからこそ、今も「スローバラード」と『シングル・マン』は美しいのかな。

ミキサーの茂木さんが、RCを恩人のように語るのも感動的でした。
彼らの優しさがあったからこそ、今の自分がいるというのは本心でしょう。
この話が代表的な例ですが、アルバム『シングル・マン』は、
それを聴いた人や関わった人が語りたくなる作品だと、番組を観て思った次第です。

逆に制作側…RCサクセション、忌野清志郎が、
『シングル・マン』を深く語るのを聞いたことがないように思います。
語るべきであるはずとは言いませんが、吉見佑子さんが、
再発運動について清志郎からいまだに何も言われていないというのも、
語られない理由がハッキリとあるように想像してしまいます。
ただし、これは名盤と呼ばれる作品の、重要な要素のひとつかもしれません。
作者が語るのではなく、聴いた人に語られてこそ名盤である…のかもしれません。

それにしても、つくづくRCサクセションの、
そして忌野清志郎の音楽活動の中で、独特かつ孤高で唯一無二の作品であるなぁ。

ボスにきらわれる曲…RCサクセションの謎

先日、ある方がツイッターでつぶやいていた中に、
個人的に注目すべき内容のものを見つけた。

 「ボスしけてるぜ」が有線で放送中止になったって有名な逸話、
 実は宣伝の話題作りのウソなんだそう(キティディレクター宗像氏談)

この宗像さんの発言は、フジTVの衛星有料放送「NEXT」で、
RCサクセションと清志郎の映像を5月3日の夕方から28時間に渡って流した際、
4日の0時から8時まで、その副音声のために行われた生の座談会でのもの…とのことだ。

「ボスしけてるぜ」の放送禁止については、
ずっとRCサクセションの歴史の中でも語られてきたし、
実際に知っているファンも多いエピソードだろう。
僕自身、80年6月に晴海で行われたオールナイトロックショーにおいて、
このことについて清志郎がMCしたのを実際に聴いているし、
かの『愛しあってるかい』にも、80年8月3日付の毎日新聞の記事が載っている。

CIMG4826_20130507213356.jpg

もちろん、たとえそれがウソだったとしても、
よく言えば戦略的なものだったのだろうし、
さらに当時のRC的おふざけに近かったそれのように思う。
それは『愛しあってるかい』を読めばわかるように、
何が何だかよくわからない80年代初めのRC周辺のムードを思えば理解できる。
そんなおふざけが社会的な現象にまでなってしまう勢いがRCにはあったのだろう。
だって、このことだって、例えば清志郎がライヴのMCで言っただけならともかく、
実際に当時の三大紙の記事になっているのだし。

CIMG4827.jpg

そして、関わっているのが宗像さんというのも、
作り話だということの真実味があるよなぁ。
何てったって " 赤わに続々 " の人だからねぇ(笑)。
ちなみに『愛しあってるかい』の90ページは、こんな書き出しだ。

 世の中に嘘ツキの多いのは、ほんとうに困ったもんだ。

わははー(笑)。

CIMG4828_20130507213352.jpg

実際のことはわからないが、
このことを思えば、RCにまつわる伝説、定説、逸話の類には、
もしかしたら他にも?があるかもしれないなぁ。
あれは真実だけど、これは作り話だよ…ってね。
そんなものをチェックしてくのも面白いかもしれない。

宗像さんの教え

昨日、唐突にネット上に発表され、
特にRCファンのあいだで一気に広まったであろう、ある人物のインタヴュー。

 目利きや!8 第1回 宗像和男氏

そのプロフィールを見れば唸るしかない経歴であり、
日本の音楽業界に残してきた仕事は誰もが認めるものでは無いかと思う。
ただ、80年代のRCサクセションにイカレた僕にとっては、
そんなことはどうでもいいのだ(笑)。
キティでRCを担当した人のひとり…ということだけでじゅうぶんだ。

実際に宗像さんの名前がRCのレコードに記されたのは、
おそらく「トランジスタ・ラジオ」のシングルが初だと思う。
もちろん記されていないから云々…というのは無いけれど、

インタヴューではRCとの出会いから、その当時の周辺事情が語られている。
これはもう読んでもらうしかないが、とにかくハイである(笑)。
でも、たぶん80年前後にRCサクセションにかかわった人たちは、
おそらく皆が同じような感じだったのではないか。

当時の事を語った文章やインタヴュー映像を今の目で見れば、
恥ずかしくなったり違和感を感じたり…みたいなことがあるような気がする。
たとえばファン・ペーパーの軽罪新聞や、宝島からの『愛しあってるかい』。
あのセンスでは、絶対に今の時代では作れないだろうし(笑)。

でも、それこそが当時のRCサクセションであり、
それだからこそ、あの訳がわからないパワーだったのだと思う。
そんな宗像さんのような人たちが周りにいたからこそのRCだったのだろう。

そういう素敵な人が担当した素晴らしいバンドなのに、
現在はその音楽についてしっかりと管理されているとは残念ながら言えない。
90年代以降、何度も繰り返された再発と乱発されたベスト・アルバム。
それぞれが丁寧で愛情がある仕事だったらまだよかったのだが、
決してそうではなかった。
難しい問題があるのだろうが、今も聴けない音源や作品があるのも解せない。

清志郎が亡くなってから、その辺が整理されていくのかと思ったが、
そんな気配もないし、もしかしたらこのままなのかも…という恐ろしい気持ちもある。
やっぱりスタッフの力は重要なのだろう…というのが、
率直な今回のインタヴューを読んでの感想だ。
時代も変わったし、音楽業界も変わった。
もちろんそれにあわせていかないと生き残れないだろうこともわかる。
でも自分が夢中になったバンドに対しての愛情はかわらないと思うのだ。
そして、それが仕事に活かせれば最高なのだろう。
まぁ、単なる個人の勝手な思いだけれど、ファンとしてはもどかしい。

RCサクセションという偉大なバンドの仕事。
キチンとした形でカタログが整理され、
いつでもファンが手にすることができ、
後世に語り継がれていくことを願いたい。

それにしても、宗像さんがその辺をやってくれないかなぁ…。
こんなことも思ってしまったよ。

昭和40年男 2012 February vol.11

RCサクセションの特集…しかも巻頭8ページ。
更に仲井戸麗市インタヴューとなれば、購入を迷うことは無い。

この号を実際に手にしてみると、連載特集として昭和55年が取り上げられていた。
昭和55年がどんな年だったかというと、1月にポール・マッカートニーが成田で逮捕され、
12月にジョン・レノンがニューヨークで射殺された年だ。
要するに、1980年ということである。
ということは、僕がRCサクセションのライヴを初めて観た年になる。
1980年4月5日の久保講堂で。

RCサクセションの特集は、特に変化球が投げ込まれることはなく、
ストレートでファン目線の内容だった。
チャボのインタヴューも、僕自身は新たな発言や発見もなく、
通して淡々と読み進められたけれど、
おおくぼさん撮影による82~83年のステージ写真をバックにしたそれは、
やはり知っている話であってもグッとくる。
特に14ページの清志郎とチャボのツーショットの美しさったら…。
これを10代の僕は特別に感じず、普通に観ていたわけである。
どう見ても特別…いや、当時のRC風に書けばト・ク・ベ・ツになるのかな…だろう。

今は止まっているだけのバンドであるが、もう二度と動くことは無いだろう。
でも、自分が多感な時期に心から夢中になり、今もそこから影響を受け続け、
これからもそれが続くであろうバンドでもある。
そのメンバーの口から今出るのは、当事者ならではの言葉でもあるけれど、
僕たちを…少なくとも僕を代弁してくれている言葉でもある。

1980年。
忌野清志郎、小林和生、仲井戸麗市、新井田耕造、ゴンタ2号。
RCサクセションは全員20代。
そして僕は16歳だった。
グローリーデイズ、そしてゴールデンデイズ。
RCと過ごしたこの後の10年間は、まさにこの言葉通りだった。

※オマケ
僕の昭和55年 → 1980年 RCについての個人的メモリー

それだけで-RCサクセション。

  いったいどんな雑誌だったんだろう?

こんな雑誌が良く押入れの奥から出てくる。
今夜、たまたま出てきたのが、講談社から出版されていた 『月刊ビッグミュージック』 。
凄いタイトルだな(笑)。
サブタイトルには " スター総登場の音楽一番マガジン " とある。
凄いコピーだな(笑)。

確かに取り上げられているアーティストが見事にバラバラだが、
それだからこそ、今の時代に見るととても面白い。
そして、これが偶然にも12月号なのだ。
しかも82年の。

表紙を見たら、スーパー特集と銘打った二つの特集があり、うちひとつは甲斐バンド。
そしてもうひとつの特集が、巻頭カラーのキヨシロー+チャボ写真館。
RCサクセションである。
もちろん、これが目的で82年の僕は買ったのだろうが。

CIMG8893.jpg

清志郎の撮影は井出情児。インタヴューは吉見佑子。
チャボの撮影は、もちろんおおくぼひさこ。こちらの取材は今井智子。
このラインナップによる特集である。

二人の写真は82年という派手な時期だし、
しかもステージ写真じゃないので、とても新鮮に見える。
ただ、ここでの清志郎は、僕にとっての全盛期のイメージにいちばん近い。
まさにこれが当時の忌野清志郎だった。
チャボは若いな。でも、やっぱり当時から渋かったな。

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新譜のレコードを紹介するページを見たら、
TOPに挙げられているのが 『BEAT POPS』 だった。

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82年当時の感覚がビンビンによみがえってくる。
それは写真を見て、記事を読んで…はもちろんなのだけれど、
清志郎の特集のトップ・ページにある、
おそらく吉見さんによるリード・コピーが、そのいちばんの理由だ。

  「なんでビートポップスなのって、それはね、ウーン、ビートなポップスだからさ」
  うなずいた私の目に涙があふれる。
  それだけで-RCサクセション。

ウーン、このコピーは実にRCサクセションだよなぁ。
共感してくれる人は多いと思うんだけれど。

Merry X'mas!
皆さん、素敵なクリスマスを!

水清ければ、魚住む。

これまでもそうだったのだけれど、桃未さんから頂くコメントは、
何だかいつも僕の中にあるRCサクセションのスイッチを押す作用があるようで…。

RCサクセション
EMIミュージック・ジャパン
発売日:2005-11-23

今日、僕は、「考え」をめぐらせていた。
僕はいつでもめぐらせている、どんな時でも…ということでは無いけれど、
桃未さんのコメントのおかげで 『MARVY』 のグッズについてめぐらせていたのだ。
それはどういうことかというと、
確か 『MARVY』 のグッズが紹介されていた雑誌があったような…というものだ。
一度思ってしまうと気になって仕方がなく、今日は仕事もうわの空という場面が何度もあったよ。

アルバム 『MARVY』 については、かなり前にここでも触れている
アナログで2枚組の仕様は、CDでは決して味わう事ができない不滅の魅力がある。

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ちなみに僕は、そのレコードについて当時の雑誌に載ったインタヴュー等の記事を、
ジャケットに入れていることが多いのだけれど、『MARVY』 もその例外では無い。
これはPLAYER誌の清志郎インタヴューだと思う。

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さて、帰宅して早速、部屋の中をチェックする。
それは苦労せずに見つかった。
僕がめぐらせていた「考え」は間違いでは無かったのだ。

その雑誌の名前は、別冊宝島 『ROCK FILE』 である。
1988年発行のVol.2だ。
ここに、バンド・グッズ徹底研究という特集が載っているのだが、
そこでRCサクセションも取り上げられていたのである。

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88年ということは 『MARVY』 を引っさげてのツアーのときだから、
掲載されているグッズは、正にそれなのである。
僕の記憶は正しかった。
仕事中に「考え」をめぐらせていたかいがあったものだ(笑)。

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軽罪新聞

もしかして: 経済新聞

ネットで検索すると逆にこう聞かれる有り様で、ほとんどヒットしません…。
別にいいんだけどさ。

軽罪新聞。
言わずと知れた(?)RCサクセションのファン・ペーパーです。
ちなみに79年創刊の初代と81年創刊のと2種類が存在するのですが、
この辺の経緯について詳しいことはわかりません。

僕が所有しているのは初代版のいくつかで、確か当時のライヴ会場で購入しました。
すべてを入手できたわけではないのが今となっては悔しいのですが、
それでも当時の勢いや独自のセンスなど、とてもRCらしい内容です。
かの名著 『愛しあってるかい』 に通じるものがあるとも思うし、とても楽しめます。

CIMG7828.jpg CIMG7829.jpg

さて、唐突に軽罪新聞を取り上げたのには理由があるのです。
何とチャボとひさこさんの結婚式(披露宴?)の写真が載っている号がある…
というのを知ってしまったからなのです!
" それは絶対に見たい! " ということで、
その記事が掲載された号を含めた何部かを、友人にお借りしました。
お目当ての記事が掲載されているのは81年版創刊号でした。

CIMG7826.jpg CIMG7827.jpg CIMG7823.jpg

その写真を…見ました!
これは凄いお宝!

ここで紹介するには問題が色々とありそうなので控えますが、
チャボのファンは必見なので、何とか探し出して見てもらいたいと思います。
同時掲載の仲井戸夫妻ロング・インタヴューもファン必読です。

軽罪新聞で僕が好きなのは、普通の新聞を真似た案内欄とTV番組欄です。
案内欄のライヴ告知に " 土曜の夜だぜさわごうぜ !! " とあったり、
" 夜のヒットさせようスタジオ " や " トンでもないカップル " という番組があったり、
" ROCK SHOW'81「プリーズ・ロック・ミー・アウト」RCサクセション " というライヴが、
国立競技場より生中継(笑)になっていたり、
そしてドラマの出演者にある山田三郎や加藤秀明など、
こういったところのセンスが実にRCサクセションで大好きなのです。

チャボによるエッセイ風味の記事もいくつかありました。
中でもMY FAVORITE RECORDSは素晴らしかったです。
こういったティーンエイジャー時代のMUSICについてチャボが書く文章は、
いつ何を読んでも感動します。

CIMG7824.jpg CIMG7825.jpg CIMG7822.jpg

さて、これはBADになっても続いたのですが、
メンバー自筆のメッセージを見ることができるのも嬉しいことでした。
おかげで僕はかなり早い段階から清志郎とチャボの筆跡を覚えてしまったものです。
※ただし、これについてはビックリハウスに連載していたフリーハンドメッセージの影響も大きいのですが。

最後は、そんな清志郎とチャボの自筆メッセージから抜粋。

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こんな夜に…

土曜日に仲井戸麗市と梅津和時。
そして日曜日には仲井戸麗市と片山広明。
要するにチャボとBLUE DAY HORNSとの共演を、
京都の磔磔で観た。

その翌日、清志郎の写真展を観た。
大阪で待ち合わせをした友達が、
コーちゃんにしてもらったというサイン色紙をくれた。

会場に入り、壁に書かれていた最初のコメントを読み、左側へ振り返る。
そこに飾られていたモノクロの写真。
この写真展の1枚目を観た瞬間、僕は声をあげたと思う。
何かが頭の中をぐるぐるしていたが、物凄く冷静でいたような気もする。

会場のBGMは、まるで僕の気持ちをわかっていたかのように、
アルバム 『the TEARS OF a CLOWN』 の「打破」がかかった。
これは何なのだろう。

会場を進み、ある写真の前で、
" これは「トランジスタ・ラジオ」を演っていると思うよ " と、僕。
BGMは「トランジスタ・ラジオ」になった。
これは何なのだろう。

有賀さんの写真展は、僕の予想していたものとは違っていた。
そして、素晴らしかった。
予想とは違っていたのに僕が素晴らしいと思ったということは、
つまり、そういう写真展だったのだ。

途中で気付いた。
今日が4月5日だったことを。
そうか、4月5日か。
これは何なのだろう。

この日、ここにいることは、
もしかしたら30年前から決まっていたのかもしれない。

自分が素直に思ったり感じたことは、
どんなことがあっても、誰が何を言ったって、
やはり思ったことだし感じたことだからね。
もう、それだけでいいよ、それだけで。
そんな自分だし。
本当にそれで、いいよ。

CIMG7817.jpg

今夜、聞きたいことがあるんだ。

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1980

先週末の僕は1980年だった。
だから 『RHAPSODY』 を聴いた。
『RHAPSODY NAKED』 じゃなく 『RHAPSODY』 だ。

ギンギンに聴いた。
チャボの “ OK カモン、リンコ・ワッショ! “ から間髪入れずに、
リンコのフレット・レス・ベースがうなる。
カッコイイイ。

コーちゃんとのタイトなリズム・セクションに乗せて、
銀次とチャボのギターがじらしにじらした後で、歪んだGのコードが思い切り鳴る。
カッコイイ。

単なるメンバー紹介曲なのに、この「よォーこそ」の完成度と瑞々しさはどうだ。
いつ聴いても何度聴いてもどこで聴いてもココロの底からわくわくする。

もちろん、未発表曲も含まれた 『RHAPSODY NAKED』 は最高だ。
でも、あくまでも僕にとってはオリジナル 『RHAPSODY』 である。
いつでもこれを聴けば何かを確かめられる。
自分は間違っていないと確信させてもらえる。
A面1曲目の「よォーこそ」は、新生RCサクセションにとっても、
僕にとっても、永遠のスタート地点なのである。

今では伝説になっているこのライヴの場に、実際に居られたという幸せ。
それをかみしめることができる幸せ。
これは幸せだ。

もちろん音だけでなく映像も…ということでセットしたのは、
1980年のRCサクセションのライヴを確認できる、これだ。

RCサクセション
デジタルサイト
発売日:2003-11-27


ファイティング80’sについてはこれまでに何度か書いているので、ここでは省く。
このDVDに収録されているのは3回のO.Aからの抜粋で、
特に久保講堂ライヴ前後の2回分が凄い。

薄いメイクのチャボとリンコの色気にいきなり興奮する。
今観ても異様なゴンタ2号と、当時から普通の銀次とコーちゃんとの対比。
そんな空間の中央に忌野清志郎が飛び出してくるのである。
美しいじゃないか…と色々な意味で思う。

それにしても、このハードな音のRCが短い期間しか存在しなかったのは本当に惜しい。
もし、このメンバーでの本格的なスタジオ録音作があったら、
いったいどんなものになっていたのだろう?

ライヴは、最後の「雨あがりの夜空に」が始まるまでお客さんは座っているのだが、
※「雨あがり~」前のバス・ドラムによるカウントが入っても座っている
清志郎が曲を紹介し、チャボがイントロを弾いた途端に総立ちになる。
ここだけでなく、いちいち映る客席のファンを観るとグッとくるものがある。
“ 愛しあってるかい? “ に笑顔でYeah!と答え、清志郎のジョークに笑い、
ステージを見つめながら曲を口ずさみ、手拍子をし続ける。
言うまでも無く、それは僕自身とも重なるからだ。

同じ80年でも、銀次が抜けた後のRCのライヴは、客席の雰囲気がガラッと変わっている。
盛り上がりがまったく違うことがTV収録のショボイ音でも確認できる。

この熱狂だよ、これだよこれ、これがRCサクセションだよ。

“ バリバリ新発売のシングル “ と清志郎がMCした後、
コーちゃんのカウントを待って一気に爆発したようにチャボがイントロを弾く。
この「トランジスタ・ラジオ」が始まる瞬間は最高で最強だ。

好きなものについて語るということは、
それに影響された自分を語るということと同じだ。
そして、その好きなものが自分の人生を決めてしまったであろうものだとしたら、
それを語る自分やそれを思う自分が揺らぐことは絶対に無い。
だって、もうここまで来てしまったのである。

RCなんだ。
RCサクセションなんだよ。
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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