仲井戸CHABO麗市×新谷祥子 春に奏でるDuet。 南青山MANDALA 2017.4.1~4.2

新谷さんとは1年に1回は再会したいね…とチャボは決めているそうである。
麗蘭やCHABO BANDのメンバーは別にして、
チャボにとって他にそんなミュージシャンはいるだろうか?
さらに言えば、出会いのきっかけは林英哲さんのコンサートだったとはいえ、
チャボが自ら声をかけたミュージシャンである。
僕が知る限りのことで他に似たようなケースを含めて考えてみたが、
おそらくそれは、古井戸結成に至った加奈崎芳太郎以来のことではないだろうか。
チャボにとっての新谷祥子とは、そんな存在なのである。

これまで積みあげてきたものと、その場で交わされるもの。
二人の音楽家としての力量と経験。
お互いの持つバックグラウンド。
これらがぶつかってもすべてが良い方向に出る。
そんな風に思わされてしまうのが、僕にとってのこの二人の共演だ。

例えば仲井戸麗市、共演の定番曲である「BLUE MOON」。
これまでも様々なミュージシャンとセッションしてきた曲だが、
僕のファンとしての思いと好みという気持ちを差し引いても、
新谷祥子との演奏がダントツである。
どんなに好きな人の好きな曲であっても、ライヴの度に演奏されると、
さすがに " またかよ " と感じてしまうケースは少なくない。
しかも同じ人との共演なら尚更である。
しかし、二人の「BLUE MOON」だけは違う。
毎回の演奏が違う、演るたびに音が固まってくるなどテクニック的な理由ではない。
これならば他のミュージシャンでも当てはまる。

いったい何だろう?

いちばんの理由を一言で表すと " よろこび " であろうか。
ステージ上で演奏することのよろこびと、それを受けて返すよろこび。
感情を音として放って表すよろこびと、交わるよろこび。
そんなステージ上をリアルにその場で感じることができるよろこび。
こうしたことによる音楽の素晴らしさと、素晴らしい音楽を共有できるよろこびだ。
二人の音楽は聴いて、見て、観て、感じるだけでなく、わかるのである。
音楽による様々なプラス要因…イコールよろこび…が、わかるのだ。
僕には、わかる。
だから魅力的であり、何度も体験したくなる。

IMG_7277.jpg

新谷祥子のソロ・パートは、相変わらず新曲ばかりという展開。
どんな場であっても、今の自分を聴いてもらいたいという姿勢は一貫している。
今回はどちらかというとじっくりと聴かせるタイプの曲を並べていた。
彼女にはリズミカルな力強さを兼ね備えた曲という面の魅力もあるが、
この日はそれを見られることは無かった。
しかし、そこは仲井戸麗市との共演である。
しっかりとチャボのパート内でその面を存分に披露してくれたので大満足だった。

IMG_7282.jpg

チャボのパート。
新谷さんとのセッションは「祝祭」「うぐいす」「春たけなわ」「ま、いずれにせよ」。
あらためて昨年も演った「ま、いずれにせよ」はギターとマリンバに似合う曲だと再認識。
思えば2005年の共演では、こんな二人のセッションを3時間通していたわけだ。
今は完全にパートがわかれてしまっていて、セッションが少なくなっているのは残念。
何とかリハに時間を取って、再びライヴを通してのセッションを体験したい。

さて、今回は「花」と「今日の日はさようなら」が歌われている。
いつからかこの手の曲をライヴでチャボは歌うようになった。
昔は無視していた曲だが今になって出会いその良さを思って…が理由のようだ。
でも、思うことはいいけれど、それをライヴで歌われることとは別だ。
それに、実際ファンがチャボに求めているものなのだろうか僕自身は疑問。
代わりにオリジナルを演ってくれというのが本音。
特に今回は久しぶりの「プリテンダー」が演奏されたので、
僕にとっての名曲度の差があまりにもハッキリくっきりしたため、特にそう感じた次第だ。
もっともっと自身のオリジナル曲を披露してほしい。

IMG_7283.jpg

MCで2005年に行われたDuetの集大成的ライヴ、
CHABO GO! GO! [THE Duet]の話が出た際に、
さりげなく " また演りましょう " といった会話が出ていた。
実現を心から祈りたい。
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今弾きたい曲

セゴビアの曲も弾いたりして(良かったですネ♪)
(昔は?)「こんな曲もちゃんと聴いたりしてた」というような事を言ってたし

「花」だったり「今日の日はさようなら」だったり「ふるさと」だったり

たぶん、チャボ自身が本当に弾きたい曲だったのではないかなぁ

数年前にご両親が亡くなったりしてむしろそんな状況で
かえってそういう唱歌を素直にギターで弾いたり歌ったり
出来るようになったのかもしれないな、なんて考えました。

「プリテンダー」や「BLUE MOON」こそ確かにお客さん向けという感じのような気もするし…^^

持ち曲もたくさん聴きたいのはもちろんだけど
チャボの今弾きたい曲にお付き合いするのも素敵だなぁなんて思います。

Re: tamaさん

> 「花」だったり「今日の日はさようなら」だったり「ふるさと」だったり
>
> たぶん、チャボ自身が本当に弾きたい曲だったのではないかなぁ
>
> 数年前にご両親が亡くなったりしてむしろそんな状況で
> かえってそういう唱歌を素直にギターで弾いたり歌ったり
> 出来るようになったのかもしれないな、なんて考えました。

私は心が狭いのか、なかなかそのように思えないですね。
演るならば、チャボの演奏だからこその出来にして披露してほしいです。
あぁ、あれがこんな風になるんだ…みたいな。

> 持ち曲もたくさん聴きたいのはもちろんだけど
> チャボの今弾きたい曲にお付き合いするのも素敵だなぁなんて思います。

確かにそうした楽しみ方もありますね。
でもやっぱり曲によるなぁ。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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